幸・不幸を見分ける3つのサイン パーソノロジー的観点からすると、自分らしく生きている人が幸せな人です。
そして、「自分らしさ」は、顔に書いてあるのです。
自分の顔が教えてくれる性格や才能・適性をそのままに生きている人は幸せです。
逆に不幸な人というのは、自分を生きていない人です。
他人の人生を生きている人です。
顔が示す長所を生きずに短所だけが表に出ている人です。
第 4章で見ていただいた通り、すべての顔のパーツには、長所があり、その長所が短所ともなりうるのです。
顔から自分の傾向を見抜き、自分の長所を活かして、短所に気をつければ、人生は楽で楽しくなります。
また、他人のことも理解できるようになり、人間関係にストレスを感じなくても済むようになります。
しかし、誰が好き好んで自分らしくない生き方を望むでしょうか? 誰もが自分らしく生きて幸せな人生を生きたいと望んでいるのに、なぜ不幸な人生を送ることになる人が多いのでしょうか? そのメカニズムを知っておくと、わざわざ不幸を選択することは少なくなります。
その秘密は、顔の法則に隠されています。
例えば、あなたが「おしゃべりなタイプ」だとして、自分らしく毎日「おしゃべり」を楽しみ続けていることを想像したら、いかがでしょうか? 幸せな人生を生き続けることができるでしょうか? 残念ながら世の中には、「おしゃべり」を嫌う人が少なからずいて、さまざまな衝突や軋轢を経験することになります。
つまり「あなたの自分らしさは、必ず誰かに否定されることになる」運命にあるのです。
しかたがなく、周りの人に合わせようとすると、今度は自分らしさを失います。
「おしゃべり」をやめて、おとなしくしている方が、周りとはうまくいく気がします。
そこで、自分の生き方をやめて、他人の人生を生き始めるのです。
自分らしく生きてはトラブルが生じ、自分を生きなければ不幸になる──。
人生って難しいですね。
あなたがどんな顔をしていようと、あなたと全く別のタイプの人から、あこがれられたり、妬まれたり、反感を持たれたりすることになる運命なのです。
そういう環境にいて、本当に自分らしく生きるには、ある知恵が必要なのです。
「おしゃべり」の長所と短所をよく理解して、自分らしさを出す TPOを知ることが大切です。
いつどこで誰を相手に自分の「おしゃべりの長所」を活かすことができるかを学ぶことが大切なのです。
それには、相手の顔の特徴から、相手の性格や反応パターンを見抜き、それに応じて対応することが有効です。
幸せの形は、人それぞれです。
自分らしさを知って生きている人は幸せですが、自分が分からずに眼をきょろきょろさせて他人の価値観に合わせようとしている人は不幸です。
しかし、無意識にそうなってしまうので気をつけなければいけません。
無意識に口がしゃべったり、顎が頑固に抵抗したりして、気がついたら不幸になっているのです。
しかし自分の無意識パターンに気がつけば、誰もが今この瞬間に幸せになることができます。
これまでは、人相の科学が存在していなかったので、自分の個性・自分のパターンを客観的に知る方法がありませんでした。
だからどうしてよいのかが分からなかったのですが、パーソノロジー(人相科学)が登場しましたので、今後は簡単に自分らしさを知ることができます。
では、人間の幸・不幸は顔に表れるのでしょうか? もちろんです。
顔の輝きを見れば、その人がどれだけ幸せなのかを推測することができます。
逆に不幸な顔もなんとなく分かります。
しかし、自分でも気がつかずに不幸への道を進んでいることがあります。
以下に、幸・不幸を見分けるサインを3つ示しましたので参考にしてください。
もし、自分が不幸への道を突き進んでいるようなら、今すぐ方向転換を図ってください。
⑴ 口角 口角が上がっている人は、見るからに幸せそうです。
下がっている人は、不幸に見えます。
いわゆる笑顔の人は、幸せそうです。
さて、その科学的意味は、何でしょうか? パーソノロジー(人相科学)が、統計を取り確認できた正確な意味は、「未来に対して楽観的か悲観的か」です。
もちろん口角が上がっている人の方が楽観的です。
そして、多くの場合、「楽観」と「悲観」の違いは、過去の人生経験からやってきます。
過去 3ヶ月間以上いやなことが続くと、これからの未来もいやなことが続くのではないかと「悲観論」が渦巻き始め、口角が下がり始めます。
いいことが続くと、これからの未来もいいことが起こると期待できて「楽観論者」になり、口角が上がるのです。
たまたま宝くじで 1億円当たったら誰でも口角が上がるのではないでしょうか? 生まれたての胎児の口角は、全員下がっています。
お母さんの産道を通るのがとても苦しかったに違いありません。
地獄の苦しみを味わった赤ちゃんは、「悲観論」を持ち、人生をスタートさせるのです。
幸いにして、大部分の親が愛情を持って接するので、次第に「楽観論」を持つようになり、口角が上がってきます。
我が子の口角の上がり具合を見て、育て方の是非を判断していただくこともできます。
しかし、過去がしばらく不運続きだったからといって、お先真っ暗と決めつけるのは早計です。
次の瞬間何が起こるかは、誰も分からないのです。
未来が吉か凶かは誰にも分かりません。
少し、過去がうまくいかなかったからといって口角を下げて「悲観論」を持ってしまえば、目の前に訪れている輝かしいチャンスを逃すことになります。
これからは過去の不運の程度にかかわらず、将来に大きな希望を持って生きていただきたいものです。
まずは、口角を上げる習慣をつけましょう。
不思議にそれだけで明るい未来への希望が湧いてくるのです。
どの業界でも接客の基本として笑顔が推奨されるのには、大きな意味があるのです。
⑵ 顔の左右のアンバランス 顔の左右が大きく異なると、アンバランスで問題を抱えている人のように見えます。
本当はどういう意味なのでしょう。
実際顔の左右差がない人はいません。
子供のころ、左右差がなくバランスが取れていた人も、社会人になると左右差が出てきます。
なぜでしょう? 顔の左右差は、脳の機能の左右差からきます。
右脳の信号の大部分が顔の左に現れ、左脳の信号の大部分が顔の右に現れます。
右脳と左脳から送られてくる信号に違いがあると、顔の左右差となるのです。
一般的に、右脳はプライベートな生活で使う脳で、左脳は仕事上で使う脳です。
つまり顔の右半分に仕事上の自分が、左半分にプライベートな自分が表れるのです。
例えば、右の口角が上がっていて、左の口角が下がっていれば、仕事には明るい希望を抱いているけれども、家庭生活には暗い
影を落としていると読み取れます(もっとも、少数ながら、左右の脳の機能が逆転している人もいて、一概に左脳が仕事脳と決めつけることはできません。
もし正確に知りたければ、専門家にお尋ねください。
特に左利きの人や元々は左利きだった人は、確認が必要です)。
現代のストレス社会において、仕事上で大きなストレスを抱えたり、家庭で大きなストレスを抱えると、次第に左右差が大きくなるのです。
しかし、左右差が大きい人が、必ずしも不幸だというわけではありません。
右脳の「思考」「感情」「行動」パターンと左脳の「思考」「感情」「行動」パターンにずれが出てきて、 2種類以上の自分が存在するようになり、どちらが本当の自分なのか区別がつかなくて混乱する危険性もありますが、反面、多面的なものの見方や考え方ができるようにもなり、その特性を活かすことも可能です。
気をつけなければいけないのは、仕事の自分と私生活の自分の切り替えです。
2種類の自分が同在しているので、その2つを使い分ける必要があるのです。
その時々で自分の気分が変わりますが、それは病気ではありません。
もし自分を一貫させたいのであれば、仕事の自分と私生活の自分を一致させる努力が必要となります。
いずれにせよ、顔の左右差が大きい方は、仕事と私生活のアンバランスを見つめ直すいい機会としていただければ幸いです。
⑶ 三白眼 三白眼は、従来の人相学では「悪相」と評されてきました。
パーソノロジー(人相科学)では、すべての顔の相に善悪の評価を下しません。
もっと客観的に顔の相を科学します。
もし、あなたが今三白眼なら、休息を取ってください。
三白眼は、「ストレスの過剰状態」を示しています。
したくない仕事を長年続けたり、いやな人間関係を長年続けていたら、誰もが極度のストレス状態に陥り、最後には、三白眼になります。
どうか毎日顔を見て、自分がどの程度のストレスなのかをチェックしてください。
目を見れば、今どの段階にいるのかが分かります。
●[第 1段階のストレス] 目の充血 一時的にショックあるいは疲労困憊している状態です。
「許容限度を超えてハードワークを強いられている」と体が教えてくれているのです。
体内のアドレナリンが過剰に出ていて、自分に無理を課している証拠です。
ストレス下で冷静な思考ができずに、感情的に反応します。
余裕を持って応答することができずに、「戦うか逃げるか」の反応のみとなります。
この状態の人には、静かに接してあげてください。
話し合いでは解決しません。
どんな説教や問いただしも役に立たないのです。
お互いが感情的になるだけです。
まず休息をし、リラックスをして、自分を取り戻すことが大切です。
この状態では、間違った決断をする傾向にあります。
そのことを心に留めておき、ゆっくりと深呼吸をして、リラックスできるまでは、どのような決断も下さないことが大切です。
数分(できれば数時間)横になり、体の回復を待ちましょう。
水をたくさん飲んでください。
額に手を当てて数分すると楽になります。
どうしても動かなければならない人は、意識的に左右の手を振って、右脳と左脳のバランスが取れるように歩いてください。
●[第 2段階のストレス] 片目 三白眼
ある程度長期的に続いている体の緊張状態です。
この現象は、ストレスによりアドレナリン過多となり、左右の目の弱い方の眼筋をアドレナリンが収縮させることによって生じます。
左右の眼筋の構造に強弱差があり、アドレナリンの影響で弱い眼筋をより収縮させて、眼球を上に押し上げるのです。
この状態になると事故を起こしやすくなります。
左右の眼球が、異なった方向を向いているために、物事をありのままに見ることができないので、事故が起きるのは時間の問題となります。
ドアにぶつかったり、髭を剃っていて切れたり、「十分スペースがあったんだけどなあ」と言いながら駐車場で車体をこすったりするのです。
さらにひどくなると衝突事故までも起こします。
不慣れな仕事はもちろん、日常の仕事においても十分に気をつける必要があります。
しかし今気づくことができれば、大きな問題ではありません。
この状態は、身体的なものなので、たいていの場合は、一時的で簡単に改善されます。
8時間以上の睡眠を取って緊張から解放されてください。
水をたくさん飲むとアドレナリンの除去に役立ちます。
ですが、何よりも行動する時は、一挙一動に警戒をしてください。
事故が起こってからでは手遅れですから。
●[第 3段階のストレス] 両目 三白眼
かなり長期間にわたるストレス状態です。
内分泌腺が大混乱していて、鬱状態にあります。
ストレスの第 1段階では、ストレス下で冷静な思考ができず、感情的に反応してしまい、解決をあきらめて逃げ出すしかなかったけれども、その状態が続くと、どんな問題にも自分には解決能力がないかもと思い始めます。
ストレス状態に中毒し始めるのです。
時間とともに「その問題にはお手上げだ」と思い、そのことで頭がいっぱいになり、決して「自由」と感じられる時間を持てなくなります。
関心事は、解決できないその問題だけになり、周りの者は、この人を「鬱で暗くて楽しみのない奴だ」と見るようになります。
やるべきことは、とてもはっきりしていて、その課題に責任を持って取り組み、その瞬間できる努力に再度フォーカスを当てることですが、それができなくなるのです。
十分に休息を取り、心身共にリラックスさせてから、今できることを果たしてください。
元気が湧くものに自分の気持ちを向け、自分自身を取り戻して、気になっている問題に取り組んでください。
周りに三白眼の人がいたら、いたずらに忌み嫌うのではなく、休息を取ることを勧めてください。
温泉に行くなどの心身のリラックスに努めるように手助けしてあげてください。
心優しい人が、愛する人々の期待に添うように可能な限り頑張ったあげく、ストレスいっぱいになり、三白眼になっただけで、根は優しい人なのですから。
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