久しぶりに会った人の顔が思い出せない理由あなたには、「街中でいきなりまったく知らない人に声をかけられた」という経験はありませんか。
「久しぶり!」そう声をかけられたものの、まったく見覚えがありません。
それなのに、「〇〇、元気だった?」と、自分の名前まで知っていて、気さくに話しかけてきます。
誰だかわからずキョトンとしていると、「△△だよ、忘れちゃったの?」と言うではありませんか。
確かにその名前はよく知っています。
高校の同級生です。
そう言えば、聞き覚えのある声をしています。
卒業してからすでに十数年……。
いくら加齢による変化があったとは言え、あのころの△△とは別人です。
「本当にあの△△なの?」あなたはまだ疑いがぬぐえません。
それでも相手がよく二人でした遊びや一緒に行った場所などの昔の思い出を語ると、つい懐かしさが込み上げます。
よく見ると、当時の面影がそこかしこに残っています。
「やっぱり△△だな。
でも、別人のように変わってしまった。
こんなことってあるのだろうか?」最後まで疑いが消えませんでしたが、連絡先を交換して、近いうちに同級生を交えて飲む約束をします。
「そうすれば、△△が本人かどうか確認できるし、久しぶりにいろいろな人と会えて一石二鳥だ」などと思いながら……。
ここではやや誇張した例にしていますが、昔からの知り合いの顔があまりにも変わっていて驚いたことは、誰にでもあることでしょう。
顔は変わるものですから、それも当然です。
もし昔は目尻が下がっていたのに、今は逆に上がっているとすれば、目の前にいる人は、意志が強くスキを与えない人に変わったのです。
おそらく△△さんは、昔は割合にほんわかとしていた人だったので、別人だと思うのも無理はありません。
あるいは、昔は顔の肉づきが豊かだったのに、今は薄いとすれば、目の前にいる人は、以前より環境や他者からの刺激に敏感で、やや神経質な心情にあります。
以前の△△さんは、たぶん大らかな人だったので、本人だと気づかない可能性が高くなったのです。
環境で顔は変わるなぜ顔が変わるのか──。
それは、加齢と言うよりも環境による影響です。
環境が変化することで、顔が変わっていきます。
十数年ぶりに会った同級生が誰だかわからなかったのは、相手の環境が大きく変化したからでしょう。
この環境による変化は、加齢による影響よりも大きいものです。
環境は、人間の顔が変化する一番大きな要因です。
環境の変化とは、住環境の場合もあれば、人間関係や行動パターンが変わる場合も含まれます。
しかも環境が変わることで、数カ月とか半年という比較的短期間で顔に変化を及ぼすこともあります。
たとえば、一年とか二年転勤していた同僚が本社に戻ってきたら、すっかり顔が変わっていたとすれば、それは赴任先の環境による影響を受けたからです。
環境が顔に与える影響はそれほど大きいのです。
そもそも顔には、顔面神経が分布した三十種類以上の筋肉があり、それらが相互に作用して複雑な表情をつくり出します。
たとえば、笑顔になるには、大頰骨筋、笑筋が使われています。
筋肉は使えば使うほど発達しますが、逆に使わなければ、どんどん退化していきます。
笑顔が多い人は、大頰骨筋、笑筋を発達させることになり、それが他人から見ても魅力的な顔となっていきます。
まったく笑わない人は、大頰骨筋、笑筋を使っていないことになりますから、これらが退化する一方です。
その影響はこれだけにとどまらず、ほかの器官や部位にも影響を及ぼし、肉づきの張りがなくなったり、口角が下がったりすることにつながります。
表情も乏しいので、会う人にはどこか暗い印象を与えてしまいます。
もしこの人が一日で何十回も笑うような生活を送るようになったら、大頰骨筋、笑筋が発達します。
肉づきの張りが出たり、口角が上がったりして、会う人に明るくさわやかな印象を与えることでしょう。
表情をつくるのは、筋肉です。
その表情に影響を与えるのが、感情、つまり、自分の内面(精神)です。
表情の変化によって顔が変わっていくのは、自分の内面(精神)が変わっているからです。
顔が変わることには、表情のもととなる内面がどうなるかが、大きくかかわってきます。
これが、顔が内面によって決まるといわれるゆえんです。
顔が変われば、人生が変わる!これからお話しするのは、「内面が変わると、顔が変わる」という実例です。
日本でセミナーを開催するようになって、ある受講生の変化を目の当たりにしたことで、相貌心理学の持つ力を改めて実感しました。
その受講生は、エステティシャンの方。
初めてお会いしたときは顔の肉づきに張りがなく、見るからに引っ込み思案。
自分に自信が持てない傾向がありました。
本人も今後の生き方に迷いがあったようです。
相貌心理学の講義を受けて三カ月。
その方の顔が、ガラリと変わったのです。
頰の肉づきがとても豊かになり、張りが出てきました。
今ではすっかり自信に満ちあふれ、お店のほうも予約のとれないエステサロンになっています。
たった三カ月ですが、別人のように生まれ変わっています。
相貌心理学で自分の性格や傾向を客観的に把握し、また自分を活かす方法を具体的に考えることで、行動が変わり結果を出せるようになっていったのです。
何より自信が持てるようになって、コミュニケーションも積極的になり、今では自分を前に出せるようになりました。
顔は内面の鏡。
このエステティシャンの方は、自分を正確に認知することで自分自身の内面を変え、その内面の変化が顔の各部位の変化につながっていきました。
内面が変わったから、人生が変わっていくのです。
顔が変わったのは、内面の変化に連動したものであって、結果論です。
あなたの顔は、あなたの人生そのもの。
その意味では、顔はやはり履歴書です。
履歴書には後からいくらでも経歴を追加できるように、どのようなことをその顔に刻みつけるかは、あなた自身の選択と行動にかかっています。
顔には、変わる部分と変わらない部分がある顔は、変わります。
同時に、顔は変わりません。
こんなふうに言うと、「矛盾したことを言っている!」という指摘を受けるかもしれませんが、正確に記述すると、こうなります。
顔には、変わる部分と変わらない部分がある。
変わる部分は加齢や環境による影響を受けやすい部分です。
変わらない部分は加齢や環境による影響を受けない部分です。
先ほど十数年ぶりに会った同級生が誰だかわからなかったという話をしました。
相手が△△さんだとわからなかったのは、ある部分が加齢や環境の変化を受けて大きく変化したからです。
その一方で、△△さんの顔が昔の面影を残していたのは、ある部分が加齢や環境による影響を受けなかったからです。
具体的に言うと、こうなります。
変わる部分とは、目、鼻、口、耳、肉づき。
変わらない部分とは、輪郭、額、頰骨、あご。
目、鼻、口、耳、肉づきといった部分は、環境の影響を受けやすいので、同じ人物でもよく変わります。
一部分が変わることもありますし、全部が変わることも
あります。
それに対して、額やあごといった骨格周りは、成長期を終えると大きく変わることはありません。
環境の影響を受けにくい部分なのです。
変わる部分と変わらない部分がある──。
この二つがあるからこそ、顔を見ることで、その人を正確に判断することができます。
変わる部分とは、言ってみれば、その人の現在の状況を反映しています。
変わらない部分とは、その人のベースとなる本質を表しています。
変わる部分に着目しながら、変わらない部分にも目を向けて、顔を通じて、その人を総合的に分析していく──。
それが、相貌心理学の手法です。
まずは「顔には、変わる部分と変わらない部分がある」ことを認識すること。
そのうえでそこから読み取れる情報からその人を分析して、相手にきめ細やかに対応していく。
そうすることで、コミュニケーションがうまくとれるようになっていきます。
顔には三つの見方がある相貌心理学者は、顔の器官・部位、顔のゾーンや顔の輪郭に表れる情報を総合的に分析して、「この人にはこういう性格・傾向がある」と理解していきます。
「顔を見れば、その人が99%わかる」というのは、本当のことです。
相貌心理学では、相手を分析するのに、三つの見方を組み合わせていきます。
さまざまな角度から顔を見て「この人にはこういう傾向がある」と分析した結果は、世界に一つだけのその人オリジナルなものになります。
もっとも、相手の顔を分析すると言っても、どこをどのように見ていったらいいのかと混乱するかもしれません。
見るポイントは、顔の器官・部位、顔のゾーン(顔の中で一番面積が大きい部分)、そして顔の輪郭(どっしりか細いか)。
この三つの情報を総合的にとらえて分析し、その人の顔特有の傾向を把握したうえで、適切な対応を心がけていけば、円滑にコミュニケーションができるようになります。
ちなみに、相貌心理学では、器官・部位からはその人のコミュニケーションスタイルなどを把握し、ゾーンでその人のベースとなる思考・感情・活動傾向を読み取り、輪郭からはエネルギー量を見ていきます。
もっとも、相貌心理学をマスターするには何年もかかることですので、本書では、読んだだけで「この人にはこういう傾向がある」「この人はこういう性格をしている」と、簡単に分析できるものからお伝えしましょう。
まずは器官・部位から説明します。
ゾーンについては第3章と第4章、輪郭については第5章で述べることにします。
また理解しやすいように、巻末に器官・部位、ゾーン、輪郭に特徴がある有名人リストをつくりました。
ご参照ください。
器官・部位には、その人のコミュニケーションスタイルが表れる器官・部位とは、目、鼻、口、耳、肉づき、額、あごなどを指します。
これらは初対面でもパッと見ることができるので、そこに表れる情報を読み取っていけば、「この人にはこういう傾向がある」と分析できます。
この器官・部位を見るのは、特に初対面の人の性格・傾向を理解するのに有効な方法です。
接客業であればお店に入ってきたお客様の顔で一番インパクトのあるのはどこかを見て、「この人にはこういう傾向がある」と分析してから、それに合った対応をしていけば、嫌がられることもありません。
器官・部位を見て、「新しいものが好きそうだ」「自分の好みにうるさそうだ」と判断することは可能です。
お客様と接する時間が少ない中で、売り上げを上げなければならないサービス業の人にとっては、顔の器官・部位を見て相手の情報を読み取っていくことで、効果的な接客ができるようになります。
一つ一つの器官・部位には、必ず意味があり、その人のコミュニケーションスタイルや行動がよく表れています。
「自分の唇が薄いということは、こんな傾向があるということだな」「目尻が上がっている人には、こんな対応をしよう」器官・部位を見ることで、自分自身の特徴も把握することができます。
もしかしたら、自分でも気づかなかった新たな一面を発見することになるかもしれません。
器官・部位から相手の特徴を理解していけば、事前に適切な接し方を把握できます。
ファーストアプローチにも余裕が生まれ、コミュニケーションがよりうまくいくようになります。
器官・部位は、自分を知る、または相手を知る入口です。
一つ、見方のコツを教えます。
たとえば、唇が厚いか薄いか。
もし「どちらでもない。
普通だな」と思ったら、その器官・部位の表出は考慮しなくても大丈夫です。
なぜなら、器官・部位のインパクトが強いほど、その傾向が強くなっていくので、中間であれば、つまりはバランスが取れている=大きな特徴はないということになるからです。
相貌心理学者はその小さな差異も考慮して分析するのですが、本書ではシンプルに考えていただいてけっこうです。
みなさんは自分の感じた第一印象を大事にしてください。
自分の目や耳、鼻がどうなっているか、あるいは上司や部下、家族などで気になる人の口や肉づき、あごがどうなっているか確かめながら見ていくと、理解が進むはずです。
それでは、器官・部位を一つ一つ説明していきましょう。
目尻が下がりすぎている人は、人の意見に流されやすい目は、知識・情報の取り入れ方を教えてくれます。
まずは目尻を見て、上がっているか下がっているかを見ていきましょう。
上がっている人は自分の興味が大事。
上がるほどに自分が見たいことだけを見、自分が聞きたいものだけを聞き、人の意見を受け入れない傾向があります。
こう書くと少し悪く聞こえるかもしれませんが、たとえば、何かの目標を達成しようとするとき、いちいち人の話を聞いていたら時間もかかるし決断も鈍るので、ときとして独断も必要です。
その場合、上がっている人の表出はプラスに働きます。
とは言え、気をつけないと視野が狭くなってしまうので注意は必要です。
目尻が下がっている人は、人の話をよく聞き、ものごとをしっかり見つめる力があることを示しています。
しかし下がりすぎてしまうと、受け入れすぎて人の意見に流されやすくなってきます。
自分で「割合下がっているかも……」と感じる人は、聞き上手もほどほどにしていくと、いいでしょう。
あなたの部下が自分の言うことを聞くかどうかは、目尻を見ればわかります。
部下の目尻が現在、上がっているなと思ったら、「自分の関心があること以外、言うことは聞かない」と理解して間違いありません。
「言うことを聞きなさい」と面と向かって言う前に、「どうすれば関心を持つか」を考えることが得策です。
反対に、部下の目尻が現在、下がりすぎているのであれば、「人の意見に流されやすい」と見ていいでしょう。
「上司の意見を聞く」と理解してもいいのですが、逆に言えば、優柔不断で、誰の意見でも聞く人とも言えます。
つり目・たれ目と目尻が上がっている・下がっているはよく間違えられやすいですが、明らかに異なります。
特に微笑んでいる顔を見て、目尻が下がっているという印象を持ちやすいので、注意が必要です。
正しく見極めるには、顔を正面にして、目頭からまっすぐ一直線に横にラインを引いていくイメージをします。
そのラインを基準にして目尻が上がっている・下がっているを判断します。
女性を見る際は目尻にメイクをしている場合も多いのでご注意ください。
目がパッチリ開いている人は、好奇心旺盛目の開き具合は、好奇心の旺盛さを表します。
パッチリ目が開いている人は、とても好奇心旺盛です。
逆に目が細くなればなるにつれて、情報を絞り込んで選択するようになります。
目がパッチリ開いている人は、いろいろな情報をたくさん知りたいという欲求を持っています。
反面、視覚からの情報に影響されやすいミーハーな側面があります。
逆に目が細い人は、ミーハーな情報には左右されず、量より質で自分にとって大切な情報だけを選択したいと思っている人です。
それでは、目が細い人は、好奇心がないのかと言うと、そんなことはありません。
目が細い人の好奇心旺盛さを知る方法があります。
それは、目と目の間の距離を測ること。
両目の間が目一個分よりも広い人は好奇心旺盛です。
ということは、目が細くて目と目の間が一個分以上広い人は、好奇心旺盛かつ、多くの情報の中から自分に必要な情報を選び取りたいということになります。
目がパッチリ開いていてかつ目と目の間が広い人は、好奇心や情報収集力はすぐれていますが、意識散漫で一つのことに集中できず、情報を一つ一つ精査する力には少し疑問符がつきます。
両目の間の広さと狭さについて、もう少し続けましょう。
目と目の間が狭い人は、一つのことをやらせるととてもよくできます。
しかし、二つ、三つのことを同時に進行することはできません。
部下に仕事を頼む場合、目と目の間がものすごく狭い人には一度にいろいろなことを頼むのは得策とは言えません。
「A、B、C、Dをやっておいて」という頼み方をすると、おそらくパニックになってしまうでしょう。
このタイプは、一つのことに集中する仕事のほうが向いているので、頼む場合は一つずつ。
複数案件の同時進行を頼むなら、目と目の間が広くて、かつ目の細いタイプの人が向いています。
こめかみが大きくへこんでいる人は、思考の堂々巡りをする次にこめかみ。
こめかみは、想像やアイデアを理論的・現実的思考に置き換える力があるかどうかを教えてくれます。
形状としては三パターンに分かれます。
まっすぐ、へこんでいる、大きくへこんでいる。
「大きくへこんでいる人なんていないよ」そう思う人もいるかもしれませんが、それは今までこめかみに着目して相手を見ていなかったがゆえです。
実際に注意して見てみると、あなたの周りにもおそらくいます。
それでは、こめかみについてそれぞれ説明していきましょう。
こめかみがまっすぐな人は、想像したことや浮かんだアイデアを理論的・現実的思考にきちんと置き換える力があります。
この力は、「問題が起こったときに乗り越える策を考える力」とも置き換えられます。
一種の問題解決力です。
こめかみがへこんでいる人も、思考力はあるのですが、「こうじゃなきゃいけない」という自分に対する理想がとても高く、また世の中の道徳や常識などにもとらわれやすいため、それがまっすぐな人に比べ、思考力を鈍らせる傾向があります。
こめかみが大きくへこんでいる人は、一つのことを「ああでもない、こうでもない」と、グルグル考えてしまう。
いわゆる「堂々巡り」タイプで、慎重すぎるという言い方ができます。
商談で初めての会社を訪れたとき、対応してくれた担当者のこめかみをよく見てみてください。
「この人は現実的な思考ができるな」「実現は遅れるかもな……」とわかります。
こめかみというのは、相手の実現力を教えてくれる一つの指針となります。
鼻の穴が見えない人は、秘密主義鼻の穴が見えるか見えないか。
鼻の穴が正面からはっきり見える人は、思ったことを率直に口に出します。
ときとして、「あ、言いすぎた」と思うこともあるくらいです。
それに対して、鼻の穴が見えない人は、秘密主義。
たとえ社交性に長けていたとしても、なかなか本心を言わない傾向があります。
アドバイスするとしたら、鼻の穴が見えている人には、「本心を言う前に少し空気を読んで」ということになり、鼻の穴が見えない人には、「建前を考えすぎずにもっとオープンに」ということになります。
仕事場で人と会ったときに、相手の鼻の穴を見ると、率直に言う人なのか、それとも秘密主義なのかがわかります。
「鼻の穴が見えないな。
この人は本心を言わないな」「鼻の穴が見えるから、思ったことをストレートに言うな」それがわかれば、相手に合わせたコミュニケーションができるようになります。
鼻筋の傾斜がある人は、言いたいことを的確に伝える鼻筋は、頭で考えたことを他者に伝える勢いを教えてくれます。
横から見て、鼻筋の傾斜があるかないかをチェックしてください。
鼻筋に角度があり、しっかりピュンと出ているのが、傾斜があるということ。
傾斜がある人は自分の考えや思いをしっかり相手に伝えることができます。
傾斜に角度がない、あまり勢いがない人は、自分の考えや思いを率直に伝えることが苦手で、オブラートに包んだ言い方をします。
鼻筋を見る際は、鼻の高い低いではなく、傾斜があるかないかを見てください。
高く見えても傾斜のない人はいます。
また、傾斜の有無を問わず、鼻筋が波打っている人は、気分の浮き沈みが激しいタイプです。
もし部下や同僚に鼻筋が波打っている人がいたら、相手は言葉一つですぐに気分を害してしまうタイプです。
声をかけるときは少し神経を使ったほうがいいでしょう。
耳が正面から見える人は、独立心旺盛耳は、独立心を表します。
正面から見えていると独立心旺盛、見えないと独立心はあまりないということになります。
見えれば見えるほど、その独立心は強くなっていきます。
見えない人に関しては、現状に満足しているのであれば安定を表していますが、そうでないなら現状への妥協を表しています。
いずれにしろ、仕事で独立を目指す人などは、自分の耳に着目してください。
興味深いことですが、著名なビジネスマンの場合、ほとんどと言っていいほど耳が正面から見えます。
肉づきが豊かな人は寛容、薄い人は神経質顔の肉づきは、社会生活に対する寛容性、順応性、社交性を教えてくれます。
肉づきが豊かになればなるほど、それらが発揮されやすくなっていきます。
肉づきが薄く、平らな面が多くなればなるほど、それらにはブレーキがかかります。
肉づきが豊かだと、誰とでもどんな場所でも寛容性、順応性、社交性を発揮することができ、コミュニケーション上手と言えます。
肉づきが薄い人は、自分が選んだ環境や相手に対してだけ、それらが発揮されます。
広く浅くではなく、狭く深いコミュニケーションを好みます。
ときに肉づきがボコボコしている人がいますが、とても気難しい傾向があります。
寛容性、順応性、社交性が発揮されるときと、そうでないときが極端に分かれます。
肉づきは、感受性を覆うカバーとも言えます。
肉づきが豊かになればなるほど感受性は鈍感になり、逆に薄くなればなるほど敏感になります。
肉づきが薄い人が神経質に見えるのは、そのためです。
また肉づきが豊かな人は環境の影響に染まりやすく、肉づきが薄い人は染まりづらい傾向があります。
こう言うと、さきほどのロジックとちょっと反するように見えますが、肉づきが豊かな人は、感受性が鈍感なのになぜ環境に影響されやすいのでしょうか?今ここに黄色の水が入った水風船があるとします。
肉づきがしっかりしているAさんにこの水風船を投げると、感受性が鈍感で飛んできたことに気がつきません。
水風船はパチッと当たって割れ、Aさんは黄色に染まってしまいます。
反対に、肉づきが薄い人は感受性が敏感ですから、水風船が飛んでくると、すぐに気づきます。
「うわ、飛んできた」と察知して避けるから色には染まりません。
影響を受けづらいということになります。
つまり、肉づきが豊かな人は誰とでもコミュニケーションを取れるが、鈍感で環境の影響を受けやすい。
肉づきが薄い人はコミュニケーションでは相手を選び、敏感で環境の影響を受けにくい。
ちなみに、顔の肉づきが豊かとは、「太っている」とイコールではありません。
正面から見たら肉づきがよさそうに見えても、横から見ると、ストンと平坦な人はかなり多く存在します。
そのような人は、コミュニケーションが自分の選んだ相手や環境に限られる、つまりは相手をはっきり選ぶというタイプです。
このように相貌心理学は平面ではなく立体で見るから正確性が上がるのです。
肉づきに張りがある人は、問題解決力が高い顔の肉づきについては、張りも見ていきます。
肉づきが豊かな人の中にも、張りがある人とない人に分かれます。
張りは、モチベーションの高さと問題に対する抵抗力を表します。
肉づきがプリッとしているのは、張りのある人。
肉づきがちょっとブヨブヨしているのは、張りのない人。
肉づきに張りがある人は、問題があったとき、それを乗り越えようとします。
反対に、肉づきが指で押したらムニュッと入ってしまうような人は、「ああ、ダメダメ。
ムリムリ」「疲れちゃう。
やめておこう」とあきらめてしまう傾向があります。
問題に対する抵抗力が弱く、楽な方向に流されがちです。
会社の中で、部下に問題を乗り越える力があるのかないのかを見極めるには、肉づきの張りを見ていけば確かです。
プリッとした肉づきであれば、問題が起きた場合でも、「アイツなら乗り越えられる」と任せても大丈夫です。
逆に、肉づきに張りがなければ、問題解決のためにフォローしていく必要があります。
唇が薄い人は、冷淡になりやすい口については、いくつかアプローチがあります。
まずは唇の肉づき。
唇が厚い人は、温厚で口調も穏やかな傾向があります。
相手をほめるのが上手だったり、やる気を引き出したりする言葉を使うのが上手です。
唇が薄い人は、ときとして言葉が冷淡。
言っていることは正しく的を射ているのですが、言葉が刃物になってしまう傾向があります。
言葉で相手をグサッと刺してしまうことがあるので、気をつけたいものです。
自己制御力が強いか弱いかは、口の引き締まり具合を見ればわかります。
口が普段からしっかり閉じている人は、自己制御力が強い人。
きちんと自制できるので仕事においてはよい傾向なのですが、あまりにもキュッと真一文字に結んでいるタイプの人は、自制が強すぎて、肝心なところで行動にストップがかかってしまうことがあります。
電車の中や横断歩道で信号待ちをしているとき、何気なく隣もしくは正面を見てみると、最近の若者に口が開いている人が多いことに気づきます。
電車の中でスマートフォンに夢中な人の口を見ると、やはり口が開いていたりします。
こういう人は、自己制御力が弱いと見ていいでしょう。
特にポカンと開いている人はやってはいけない場所でやってはいけない行為をしてしまったり、言ってはいけないことを言ってしまったりする傾向があります。
反面、口が少し開いている人は相手に寛容な印象を与えます。
グラビアでアイドルの口が半開きになっていることが多いのは、いい意味でスキをつくり、読者に受け入れられやすくしているからです。
口角が上がっている人は、ポジティブ口角が上がっているか下がっているか。
これは、心の動向を表します。
口角が上がっている人は、楽観的でポジティブ思考です。
口角が下がっている人は、悲観的でネガティブ思考です。
会社で「アイツの言うことは正論なんだけど、ストレートすぎるよな」と思う部下がいたら、唇の厚さ/薄さを見てみましょう。
おそらくその人の唇は薄いはずです。
あるいは「アイツ、いつもハメを外すんだよな」と思う部下がいたら、口の閉じ具合を見てみます。
おそらくその人の口は開いているはずです。
また「アイツ、大きな問題が起きても前向きだよな」と思う部下がいたら、口角を見てみます。
おそらくその人の口角は上がっているはずです。
額がまっすぐな人は、とても頑固次に変わらない部位についてお話ししましょう。
初めに額。
額の傾斜は、ズバリ思考の傾向を表します。
額の傾斜は前髪を上げ横顔を見ると、はっきり識別できます。
横から見て傾斜している。
横から見てまっすぐ。
あるいはイルカのように丸くなっている。
このいずれかに分けられます。
額の傾斜は、思考の速さを表します。
傾斜が強くなればなるほど、思考のスピードは速くなります。
速いのはよいことなのですが、その反面、思慮の浅さがあるとも言え、過度な傾斜は他者に対する配慮が欠如していることを表します。
額がまっすぐな人は、ものごとを深く掘り下げて考えることに重きを置いています。
その一方で思考のスピードは遅くなり、頑固さも表れます。
額がまっすぐに近いほど、頑固。
ゆえにときに行動まで遅くなる傾向が見られます。
イルカのようにぷっくりしている人は、想像力がものすごく豊か。
想像力が豊かすぎるがゆえに妄想気味になる場合もあります。
想像力の塊である幼児はイルカ型が多く、成長とともに傾斜かまっすぐか、そのままイルカ型かの傾向に分かれていきます。
成長期を終えると、その後の変化はほとんどありません。
額がぷっくりしている人は、時間をかけてものごとに取り組むあなたの部下に仕事を頼む場合、額が傾斜しているのかまっすぐなのかによって、どんな仕事を振るのが効率的か、どれくらいの時間を見積もればいいかがわかります。
額の傾斜がある部下に仕事を頼む場合、急ぎの仕事を短時間でやってもらうといいでしょう。
額がまっすぐな部下に仕事を頼む場合、深いテーマをある程度の時間をかけてじっくりとやってもらうのが効果的です。
額がぷっくりしている部下に仕事を頼む場合、ゼロから1を生むような創造的な仕事を、なるべく時間を気にせずにやってもらうのが向いています。
額の傾向を知らないと、自分がイライラすることになります。
額がまっすぐな部下に仕事を頼んだところ、なかなか上がってこないので、「アイツ遅いな」とイライラしても、本人はじっくり考えてその仕事に向き合っています。
時間が許されるのであれば、「アイツはしっかり考えている」と理解してあげるだけで、自分のイライラが減っていきます。
額がぷっくりしている部下に十分な時間を与えて仕事を頼んだのに、一向に完成しないとすれば、本人がもう夢想の世界に入っているのかもしれません。
どっぷりはまってしまっているので、ときに現実に引き戻すことも必要になります。
仕事が速いはずの額が傾斜している部下に仕事を頼んだのに、まったく仕上がってこないとすれば、これは問題です。
頼んだ仕事以外の何か別の問題があることが考えられます。
傾斜、まっすぐ、ぷっくり。
この三つによってこのように思考のスピードと傾向が違うことがわかります。
あごが前に出ている人は、野心を実現させやすい変わらない部位の次が、あごです。
見るのは、あご先。
あご先が細くとんがっているか、もしくはしっかり平らな面があるか。
あご先の形状は野心の大きさを表します。
あご先が平らでしっかりどっしりしている人は、野心があり、自分にも自信があるタイプ。
一方のあご先がとんがっている人は、あまり自分に自信がなく、野心もないという人がほとんどです。
自分に自信がないから、「スゴイことができる」と思っていないし、積極的な行動もしようとしません。
野心の大きさの次は、その実現力。
横顔からあごを見ていきます。
基準は眉頭よりあごが前に出ているか出ていないか。
あごが前に出ている人は、自分自身の力で野心を実現できる能力があります。
あごが引っ込んでいる人は、後ろから誰かが押してくれる、もしくは何かバックボーンがないと、一人だけで自分の野心を実現するのはなかなか難しいタイプです。
大事なことは、野心の「大きさ」と野心の「実現力」とでは別の問題であるということ。
それには前と横からあご先を見る必要があります。
頰骨が張っている人は、愛情深い額やあごが変わらないのは、骨格に類するからです。
骨格は成長期を過ぎると、環境の変化やストレスなどによって大きく変化することはありません。
変わらないゆえに、その人の本質が表れるし、読み取ることができる。
そう言っても過言ではありません。
顔の骨格で次に注目すべきなのは、頰骨。
頰骨が表すのは、社会的欲求、そして愛情欲求です。
頰骨が張っているタイプ、頰骨が張っていないタイプに分けると、あなたはどちらに当てはまるでしょうか。
頰骨が張っていれば張っているほど、社会的欲求、愛情欲求が強くなってきます。
その分愛情深いのですが、張っているほど相手にまでその欲求を押しつけがちになります。
満足を知らない頰骨と言えます。
逆に、頰骨が張っていないタイプは、社会的欲求、愛情欲求がそれほど強くはないということになります。
一例として、頰骨が張っている人は愛情の分かち合いを求め、慈善活動などにも積極的に参加します。
それは素晴らしい活動で、本人もよかれと思い行っていますが、実は慈善活動をしている自分に満足している傾向があり、相手が本当に幸せかどうかは二の次になってしまうときがあります。
自分の頰骨が張っていると思う人は、自分のやさしさが相手への押しつけになっていないか、相手の立場や状況を考慮してみてください。
寒暖差で顔は変わる顔の成形に大きな影響を与えるものに、前に述べたように環境が挙げられます。
まずは「家」を例にして考えてみましょう。
暖かい地域と寒い地域では、同じ家でもつくりがまったく違うものです。
暖かい地域では、家の窓は大きく開け放たれています。
建物の壁も温暖だから薄くなっています。
対照的に、寒い地域では、建物の壁が厚くつくられています。
窓も小さく、どことなく閉鎖的です。
この家の構造を、そのまま顔のつくりにそっくり当てはめることができます。
暖かい地域に住む人の顔は、目、鼻、口がパッと大きく開いています。
つまりは開放的。
ダイナミックで朗らかな感じです。
一方、寒い地域に住む人の顔は、目、鼻、口が外に対して閉じています。
どちらかと言うと、閉鎖的な傾向があり、近寄りがたさを感じさせます。
環境が顔に与える影響は、想像以上に大きいものです。
また同じ人間でも、どこで育つか、どこに住むかによってもかなり変わってきます。
環境とひと口に言っても漠然としすぎていますが、相貌心理学的には大まかに二つに分けることができます。
一つは、文字どおりの住環境。
もう一つは、人間関係。
前者については家のつくりのところで説明したので、後者についてもう少し詳しくお話しします。
外部刺激が顔の変化をもたらす人は毎日、たくさんの人とコミュニケーションをしています。
そのかかわりの中でお互いに影響を与えたり、また与えられたりしています。
成果を出している人を目の当たりにして、「あの人のように頑張ろう」と大いに刺激を受けたり感化されたりすると、内面が変わります。
その外部刺激による内面の変化が、顔の器官・部位に影響を及ぼします。
たとえば、口角が上がったり、目尻が上がったり、耳が正面から見えるようになったり、肉づきが豊かになったりしてきます。
「変わる部分は目・鼻・口・耳・肉づき」と言いましたが、外部刺激によってこうしたところが変わっていきます。
極端な例で説明してみましょう。
「言われたとおりに動けばいい」このように上司のコントロールが強い職場にいれば、部下は必然的に指示待ちになります。
やる気も独立心も旺盛だったとしても、「あの人の言うことに従っていればいいんだ」と、次第に仕事に対して消極的になります。
その内面の変化が、「正面から見えていた耳が隠れる」「目尻が下がる」という外形の変化に収斂されるようになります。
「責任は私が持つ。
自分で考えて行動しなさい」逆に、上司が自主性を重んじるスタンスを貫くとしたら、当然ながら、部下の内面も変わっていきます。
指示待ちだった部下も、どうしたらうまくいくか試行錯誤したり、難しいことにもチャレンジしたりするようになります。
その内面の変化が、「細かった目がパッチリ開く」「肉づきに張りが出る」という外形の変化に結びついていきます。
生まれたときの環境は、選ぶことはできません。
しかしながら、大人になってからは自分自身で選ぶことができます。
住環境、人間関係の両方ともです。
その環境が内面に影響を及ぼし、顔の目・鼻・口・耳・肉づきといったところを変えていきます。
ちなみに、大人以上に環境による顔の変化が生じやすいのが、子どもです。
子どもの場合、身体的成長によって顔が変わっていくと思われがちですが、むしろ環境による影響のほうが大きいと言えます。
幼少期の子どもは、親や先生といった大人の言うことをよく聞きます。
このときの大人のコミュニケーションスタイル(子どもにとっての外部刺激)によって、子どもの顔が大きく変わっていってしまうのです。
大人が指示や命令を出してばかりいれば、子どもの耳が正面から見えなくなります。
反対に、自主性を重んじるようにしていれば、子どもの耳が正面からしっかり見えるようになってきます。
環境によって、顔は変わる──。
このことはもっと認識してもらいたいことです。
整形しただけでは人生は変わらない「顔が変わると、人生が変わる」そんなふうに言うと、「整形すればいいのか?」という疑問を持つ人がいるかもしれません。
相貌心理学者として、整形を勧めているのでないことは、あらかじめ強調しておきます。
整形をすれば、顔は変わります。
今は技術が進化していますから、顔のお直しは簡単にできてしまいます。
もっとも、それはあくまでも顔の外形が変わったにすぎません。
整形手術で顔を直した人のその後は、おおむね次の二つに分けられます。
外形が変わったことで「きれいになったわね」と周りから言われて、自分に自信が持てるようになった人は、積極的に行動するようになります。
そういう人は、「顔が変わった自分=本当の自分」と思えるようになるでしょう。
以前の自分とは心も顔も見違えるように変化していきます。
その一方で、本人が望んだとおりの顔にしてもらって、せっかく周りから「きれいになったわね」と言われたにもかかわらず、「本当かな?」と疑心暗鬼になってしまう人もいます。
顔は変わっても、自信を持てず心は変わらないまま。
それでは以前の自分と同じ人生を続けていくことになります。
そのことを指摘したのが、アメリカの整形外科医マクスウェル・マルツ博士です。
マルツ博士は、第二次大戦後、たくさんの女性に整形手術を行います。
術後の反応は、大きく二つに分かれました。
前述したように、自信を持ち人生を好転させていった人と、自信を持てずに人生を変えられなかった人。
数々の臨床の結果、マルツ博士はこのように結論づけます。
それは、「どんなに顔を変えても、内面が変わらない限り人は変わらない」と。
整形したことで人生が変わった人は、外見の変化よりもむしろ内面の変化による影響が大きいと言えます。
内面が変わったことで対人関係という環境が変わり、自分の人生を変えていけるのです。
逆に、整形しても人生が変わらない人は、外見は変わっても「顔が変わった自分は本当の自分ではない」というネガティブな気持ちが大きく、術前の「こんな顔は嫌だ」と思っていたころと比べて、内面の変化がありません。
これでは環境も変えられないし、ひいては人生を変えることもできません。
私自身は「整形がよくない」と言うつもりはありません。
するもしないも、個人の自由です。
ただ整形によって顔を変えることが人生を変えるという単純な話ではないことを指摘したいだけです。
内面が変わるから、顔が変わります。
また人生も変わっていきます。
これが、「相貌心理学の大原則」なのです。
器官・部位に表れる特徴を統合するこの章のおさらいも兼ねて、ここで次に載せたA、B、Cに関する二つの質問とその答えが、どうして導かれたのかを考えてみましょう。
まずはトラブルを起こしやすいと判定したAについてです。
この人の自己主張の強さは、頰骨の突出でわかります。
環境や他者への寛容性、順応性が低いのは、輪郭の細さと、肉づきの平坦さから見て取れます。
自己の野望を実現させるために周りに過度な要求をすることは、過度な頰骨の突出が示します。
これらの分析により、Aがトラブルを起こしやすいと判断しました。
もちろん、プラス面もあります。
どっしりとしたあご先が示す豊富な野心、過度な頰骨の突出が示す貪欲さが相まって、大きな契約を取ってくる、あるいは権威ある賞を獲得するといった、周りがビックリするようなことを成し遂げる力も持っています。
トラブルを起こすかもしれないけど、大きなこともやる……。
そんな諸刃の剣的なところがあるのが、Aです。
次はBについてです。
意志の強さと問題を乗り越える能力や責任感があることが目尻の上がりと肉づきの張りと豊かさから見て取れます。
好奇心旺盛なのは、目と目の間が開いていることから、アイデアを現実的思考に置き換える力は、こめかみがまっすぐなところから判明します。
こうした分析により、チームをまとめ上げる力を持っていて、安心して仕事を任せられるのはBだと結論づけられます。
ときに責任感が強すぎるあまり、思っていることを率直に言ってしまうこともあります。
そのことは、鼻の穴が見えることからうかがい知れます。
もっとも、唇の締まりが自制力の高さ、また唇の肉づきの豊かさが相手を包み込むような言葉を発することを示します。
言われたほうが傷つくような言い方はしないタイプです。
A、Bと比べると、やや個性が薄いのがCです。
肉づきの平坦さから、Cはコミュニケーション欲求があるものの、限られた少数の相手と付き合うタイプだと分析できます。
あご先がどっしりしていることから、野心は豊富。
こめかみが真っすぐなところからアイデアを現実的思考に置き換える力も持っています。
とは言え、目尻の上がり、肉づきの平坦さが自分の興味があることにしか食指を伸ばさない傾向があることを示します。
決して仕事ができないということではなく、マイペース型と言えるかもしれません。
このように個別の器官・部位に表れる特徴を統合していくと、その人の傾向やコミュニケーションスタイルが見えてきます。
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