第 5章 達成計画の立案
目標達成には綿密な計画が不可欠 これまで目的を明確にし、目標を設定してきました。また、達成するための原理原則についても学んできました。いよいよ、綿密な達成の計画を立てるときです。目標を達成するための手順、方法、内容を具体的に定めましょう。 計画を立てるときは、まず自分の願望を書き出します。そして、具体的でしかも期限を限定した目標を設定します。次に、現状分析です。願望と現実のギャップを見据え、克服すべき問題点や課題を鮮明します。それに優先順位をつけて実行プランを時間軸に落としていくことが、計画化です。 計画を立てるときには、達成したらどんな成果があるかまでを描いて、実行のガイドラインを作成します。日々の行動を目的からズレにくくするためです。ただし、いまの行動が効果的か、より良い方法はないか、つねに改善点を模索することも重要です。より具体的な計画は「 5 W 2 H」で整理するとスムーズにできます。 WHEN(いつ) 課題をいつまでにクリアするのか、毎日の時間枠の中でどのような解決策を元に行動していくのか。また、会社までの通勤時間や休憩時間、休日に活用できる時間などを書き出してみましょう。「チリも積もれば山となる」「継続は力なり」がキーワードです。 WHERE(どこで) 課題を追求するための場所を考えます。「語学力を磨く」というとき、ラジオやテレビなどを利用して自宅で学習するのか、英会話教室でレッスンを受けるのか、どのスクールに通うのかなどをはっきりさせます。 WHO(だれが) どんな人物が目標を達成するために最適なパートナーなのかを考えます。候補が絞れたら、相手にとってのメリットは何か、どういうアプローチが必要で、自分の意思をきちんと伝えられるか、あらかじめロジックを組み立てておきます。 WHAT(なにを) 課題の解決策そのものを確認します。行動が具体的にイメージできるようにすることがポイントです。たとえば漠然と「能力開発セミナーにでも行くか」ではなく、「アチーブメントが開催する『頂点への道』講座に参加し、自分の方向性を明確にする」というように、すぐにでも行動できるような具体性が必要です。 W H Y(なぜ) 課題に取り組む根拠を明らかにします。根拠が明確になるとモチベーションが高揚し、課題解決のために取るべき行動の模索が始まります。 HOW(どのように) 課題をどのように達成するか、その解決策や克服法を具体的に考えます。効果の上がりそうな方法をいくつもアイデア・マネジメント・リストとして書き出しておくと、改善策が速やかに提示できるようになります。 HOW MUCH(いくらで) 課題を達成するためには費用の面でも十分な検討が必要です。最小の経費で最大の効果を上げることはもちろんですが、徹底した予算管理の元にすべてを進めることです。 良い計画の 10項目 いままで計画について色々と述べて来ましたが、実現しやすい、良い計画とはどのようなものなのかをまとめてみました。参考にして計画を立ててみてください。 1.アチーブメントゾーンに入っていること 現実的に達成できる目標を設定し、それが達成できたら次の目標にチャレンジする。目標達成を繰り返すうちに、達成できる領域はどんどん広がっていきます。さらにそれが広がれば広がるほど、大きな自信と強い信念がもてるようになっていきます。アチーブメントゾーンの概念は先に述べたので詳しい説明は省きますが、私たちは本来、適度な進歩発展を望んでいます。この適度な成長のために適度な難度を設定し、適度なチャレンジ項目を設定するのが、知恵です。人間は成長したがっている、チャレンジしたがっているということを知り、その上でコントロールできる自分づくりを進めていきましょう。 2.あなたの管理下にあること あなたが管理できる範囲で目標設定し、責任をもって達成しましょう。必然的に自分がコントロールできるところまで対象を絞るか、コントロール能力を高めるかのどちらかになります。別の表現をするなら、身の程を弁えた目標設定です。 3.プロセスを確認できるものであること 進捗度がわかるということ。または、わかるような工夫をして進めましょう。グラフに記入したり、表に書き込んだりして、進歩の様子を具体的に自分で把握できるようにします。それによって、毎日を積み重ねれば達成できると安心し、自信をもって前進できます。これは、力強い歩みにつながっていくでしょう。 4.即、取り組めるものであること「行動こそが状況を変える」「案ずるより生むが易し」。すぐに取り組めるもの、すぐにやれるものであることが大事です。とにかくやってみれば、思いのほか状況は好転していくもの。その意味でも、すぐ実行することで、状況を変え、気分も変えることができます。 5.長期計画と短期計画に一貫性があること アチーブメントピラミッドにしたがって、人生理念に始まり、長期・中期・短期、そして半期・四半期・毎月・毎週・毎日の目標が、一貫していることが最も好ましい計画です。心と計画に一貫性があれば、実行のベクトル(方向)はつねにゴールに向かっていきます。 6.習慣、習性となるもので、繰り返すものであること 習慣は予想以上の力をもってます。「簡単であること」「よいこと」「基本的に大事なこと」が習慣にすべき条件です。 7.到達点に焦点を合わせず、プロセスに焦点を合わせたものであること「正しい方法」「正しい手順」「正しい結果」であるべきです。原理原則に則った計画を練りましょう。次に過程中心の計画と結果(目標)中心の計画を挙げてみます。
8.何かを「やめる」プランではなく、何かを「する」プランであること マイナス発想・思考から生まれるプランは好ましくないということです。「創り出す」「建設的に進めていく」計画を立てましょう。たとえば「禁酒する」ではなく「お酒を飲まない健康志向の友人と毎日語らいの時間を作る」というものにすべきです。 9.社会正義に反しないものであること 私たちがほんとうの成功をめざすときに、社会正義に反していてはいけません。社会貢献を通じて成功する。そのための目標でなければ真に価値あるものとは言えません。 10.基本的欲求と願望を満たすものであること > 毎朝目的目標を確認し、その日 1日やるべきことを考え、基本的欲求を満たせるように計画を立てましょう。5つの基本的欲求と願望を満たす計画が継続のコツです。 以上の 10項目に照らし合わせて目標を見直した上で、巻末の記入例を参考にしながら中長期と年間の行動計画を立ててみましょう。
能力は努力の蓄積 目標を設定し、きちんと計画を立て、それを怠ることなく実践していく。そうはいっても「そんなことができるのは、特別で、すぐれた能力がある人だから」と決めつける人がいます。こういう人は、とかく「自分には能力がない」と思い込みがちです。 端的に、能力とは努力の積です。目標や計画に懸命に打ち込むことは誰にでもできることです。何もしないうちから「自分にはできない」と思い込んだり、言い訳を先行させる態度は、実りある人生には無用の長物。繰り返しますが、成功に必要なのは、なぜ、できないのかという理由ではなく、どうすればできるかという前向きの考え方であり真摯な生きざまです。その努力の結果が、やがて自信と誇りとなり、さらなる挑戦意欲を高める起爆剤になります。 目標を実際の行動に移してみても、必ずしも計画どおりにいかない場合があります。思ったように計画が進まないと、あきらめてしまいそうになります。これを事前に防ぐために 3ヵ月に 1回は目標を見直しましょう。計画は予定どおりに進んでいるのか、進んでいないとしたらどこに問題があるのか、スケジュールに無理はないか、課題は大きすぎないか、自分のやる気が不足しているのか。さまざまな角度から問題点をチェックしてみます。原則的に、最終ゴールには手を加えません。到達時間を延長するだけなら問題ありませんが、到達点そのものに変更を加えると目標自体が散漫になりがちです。「この 2年間で日常英会話をマスターする」という目標を掲げ、会社からの帰宅後、寝る前に勉強しようと計画していたのが、帰宅時間が不規則でうまくいかないことが原因だとすると、朝早めに起きて時間を活用するように変えてみます。もしくは、 1日の勉強量や時間を実行可能な範囲に工夫してみる。「 5 W 2 H」で検討しながら適宜、変更していきましょう。 当初は意欲的に取り組んでいたのに、やる気がなくなってしまったとしたら、計画をもっと細分化してみることをお勧めします。数字を小さくするだけでも、気持ちが楽になります。しかも到達点は同じです。 計画がうまくいかない場合のほとんどが、些細な理由にひっかかっていることが多いものです。少しばかり忙しい日が続いたために、日々やるべきことが溜まってしまった。それなら、最初から「スケジュールどおりにうまくいくものではない」と考え、やり残したことを解消する日を月に 2、 3日設けておくのもよいでしょう。仕事でも、たとえば月曜日から木曜日までは商談を優先し、金曜日はその週にやり残したこと、事務処理に集中する。なるべく翌週には持ち越さないようにします。あるいは今後の行動予定や顧客開拓を考えてもいいでしょう。 こうしたちょっとした工夫で日常の繁忙さに流されることが減り、自分の仕事を効率的にこなしてメリハリのある 1週間を過ごすことができるでしょう。 挫けそうになったときは? わたしも、過去においては何度も挫けそうになったことがあります。そんなときは、いい意味で他力本願になりました。つねに尊敬する人のポートレートを持ち歩いていたので、彼に向かって呼びかけたのです。「あなたならこんな場合、どうしますか?」 そして、この人ならどう乗りきるだろう、その人になりきったつもりで気持ちを奮い立たせたものです。 あるときは最寄りの書店に飛び込んで、成功者の本を求めました。不思議なものですが、心から真剣に求めるものは、強く求めたときにこそ得られるものです。いつも必要としているときに、必要としている言葉が目に飛び込んできたことを鮮明におぼえています。 自分で立てた計画がうまくいかないときや、どうしても落ち込んでしまいそうなときは、人生において繰り返し訪れるもの。自分で自分を鼓舞する方法を見つけておいてください。 今日やるべきことをメモする 今日という日は、目標達成の最小単位です。成功者は、つねに重要なことを最優先に行動しています。成すべきことを成すべきときに淡々とおこなっている。 生産性の低い人は、ほとんどがいますぐやらなくてもいいことに精を出しています。こうして、やるべきことをなす貴重な時間を失ってしまう。 いまの行動は、目標達成に役立つことですか? わたしはいつも、今日やるべきことを書き出し、目標達成に役立つものか検討しています。移動中やちょっとした空き時間に再確認しているのです。タスクの優先順位は、次のように分類しています。 A きわめて重要 B 重要 C 幾分価値あり 人に任せるものは、名前を記入しておきます。 1日を午前・午後・夜に 3分割し、いつその予定や行動を実行するのか、( A)から順番をつけていきます。そして、それぞれの予定や行動に費やした時間を必ず記録しておきます。 毎日の終わりには、セルフカウンセリングをして、自分は目標達成に役立つことをしているか自己評価しましょう。 仕事上手は段取り上手 計画とは「将来成すべきことを、いまの時点で決める行為」と定義することができます。デイ・タイマー社の創始者であり、タイムマネジメントのコンサルタントであるロバート・ドーニー氏は「計画に 1時間かければ、それを実行するために要する時間を 4時間短縮できる」と述べています。 1日は 24時間しかありません。時は流れたら帰ってこない。この貴重な時間の中でしか成果を出すことができません。だからこそ、人生には計画性が強く求められている。計画は達成のルートづくりなのですから。 見直し時間を作る 期限内に計画が終了しない場合もあります。あらかじめ週の中日あるいは週末に〝見直しタイム〟を設けておき、軌道修正を習慣とするのです。
あるトップセールスマンは、 1週間を水曜日を境に前半と後半に分けて営業活動に臨んでいると言います。この日だけは何もアポイントを入れず、営業戦略の練り直しなどをおこないます。また、前半にできなかった事務処理などもこの日に終わらせてしまうそうです。自分の仕事に、「月火・水・木金」というリズムをもたせることで、 1週間の仕事にメリハリをつけるようにしているわけです。そのことで、新たな気持ちで後半に臨むことができると言います。 個人差はありますが、集中力は、いつまでも高揚したまま長く持続させることができません。そのまま続けても、仕事の品質や効率は低下するだけです。 そういうときは、思いきって気分転換しましょう。前途した〝見直しタイム〟は、行動のチェックと反省の時間であると同時に、心身共にリフレッシュする時間でもあります。 誰にでも平等に与えられている時間を有効に使う 1日は誰にとっても 24時間。この 24時間をどういう価値観に基づいて使ったかによって、私たちの人生の質が決まります。 これまでどういうことに対して時間を費やしてきたのか、その「選択の質」がいまの自分であり、生活であり、人間関係であり、収入であるということです。次に示すのは、わたしの 1日を「価値観と基本的欲求の充足」をテーマに分類したものです。あくまでも目安ですが、これを参考に時間の使い方を振り返ってみてください。・家族との時……妻と子どもたちとの時、何者にも代え難い黄金の時、 1日約 3時間・働く時……自立と自己責任、成功、経済的価値と貢献を生み出す時、 1日約 8時間 ~ 10時間・健康づくりの時……適度な運動、規則正しい食事、 1日約 2 ~ 3時間・学びの時……毎日の読書、移動時の CD学習、その他セミナー参加、耳学問、 1日約 2時間・考える時……日々計画立案し、実行し、見直しをする計画と準備の時、 1日約 1時間・眠りの時……午前 0時 ~午前 5時 55分、 1日約 5 ~ 6時間・楽しみの時……個人的くつろぎの時間、 1日約 1時間 あなた自身がこの 1日をどう過ごすか、どんなことにどれだけの時間を費やすか。それは達成に効果的な選択なのか。慎重な考えに基づく行動を最優先にしましょう。 タイムマネジメントのアイデア ここでは、時間の使い方に関するアイデアをジャンル別に述べていきます。何度も何度も読み返し、貴重な時間を上手に管理していくためのノウハウを身につけてください。 時間を有効に使うための 33のアイデア「時は金なり、命なり」これからますます時間が貴重な資源になります。誰にでも平等で、誰もが貯めておくことができない時間を有効に使うためのアイデアをご紹介します。 1 物事をよく見て、正確に捉えて正しく判断 2 即実行 3 考えごとをするときは、手に筆記用具を持つ 4 「素早く考える」ことを定期的に思い出す 5 仕事に取り組むときは、始めにしっかり時間をかける 6 ボーッとする時間を減らす 7 活力を浪費させる原因を突き止める 8 自分が楽しめることを見つけて流れに逆らわない 9 バランスの取れた運動を予定に組み入れる 10 本はよく選んで求め、くだらない本は読まない 11 系統的な読書の習慣を身につける 12 本や新聞などを速く読めるようにする 13 一度に複数のことはやらない 14 空白の時間を作らない 15 つねに筆記用具を身につけ、話し相手には図やグラフで説明する 16 携帯電話やパソコン通信などの活用 17 手紙の下書きにはテープ・レコーダー(口述筆記用)を利用し、手書きをやめる 18 手紙の原稿は秘書に口述筆記させる代わりにテープ・レコーダー(口述筆記用)に録音する 19 通勤時間を短縮するために職場の近くに引っ越すか、家の近くに仕事を見つける 20 会議のためにほかの地域から 2 ~ 3名を招集するよりは、電子メールや TV会議を利用する 21 熟知していない事柄を説明する場合には要点を比較しながら説明し、相手の理解を得る 22 優先順位を決めて仕事をする 23 会議やアポイントの時間は守る 24 義理で付き合う飲み会には参加しない 25 長電話はしない 26 電話での用件は溜めておき、タイミングを見計らって電話を掛け、一度に済ませる 27 秘書がいる場合には、掛かってくる電話や突然の訪問客の選別をしてもらった上で対応する 28 訪問客の腰が重い場合には、同僚や秘書に「次の予定が始まる」とか「急用が入った」とか言ってもらうように、あらかじめ示し合わせておく 29 職務上の仕事と管理上の仕事との間に適度のバランスを取る 30 早寝・早起きの習慣をつける 31 毎晩必要な睡眠を取る。しかし、必要以上には取らない 32 他人の優先順位の高い事柄にも気を配る 33 物事を単純明快にする
コミュニケーションの 14のアイデア 達成の最も重要な要素は、人間関係であり、その人間関係を支えているのはコミュニケーションです。コミュニケーションについて、職場での交流も含めていくつかのアイデアをご紹介します。 1 伝達事項は正確に伝わるよう責任をもつ 2 効率のよい時間の使い方を他人にも聞く 3 自分の周りにいるすべての人が自信をもてるようにしてあげる 4 自分も自信がもてるように努力する 5 他人の自信を崩すようなことはしない 6 他人が怖じけづくような態度はとらない 7 好ましくないことをやっている人には穏やかに説明してやめさせる 8 部下は上司の信頼を得るようにする 9 みんなの生産性が向上するように動機付ける 10の下部でも結論を下せるようにする 12 ただ問題を持ち込んでくる代わりに問題の解決策を用意できるような部下を育てる 13 次の質問を自問自答しながら、自分の仕事を分析してみる ( a)自分はもちろんのことほかの人でも、やる必要のないことをしていないか? ( b)ほかの人ができることをしていないか? 14 部下に仕事を任せるときは、最初に相手がよく理解できるように説明する 上手な会議のための8つのアイデア 会議はビジネス情報の交換の場であり、組織的秩序に則った問題解決の場であり、全員の同意を得る意思決定の場であり、新たな創意工夫や切磋琢磨の確認の場です。ビジネスにおいて重要な会議を上手におこなうためのアイデアをご紹介します。 1 時間を節約するために簡単な打ち合わせは立ったままおこなう 2 会議の準備に時間をかけ、会議は早く終わらせる 3 会議の出席者は必要最低限にする 4 会議の開会も閉会も時間を厳守する 5 定例会議を廃止した場合、何か支障が出るか考えてみる 6 どんな会議でもあらかじめ議題を明確にする 7 会議の議題は焦点を絞り、参加者に確認しておく 8 会議に出席していて時間の無駄だと感じたら会議のリーダーに対し「これ以上自分が会議に出席し続ける必要がありますか?」と尋ねてみる オフィスワーク5つのアイデア 仕事には段取りがあります。商談や部内での打ち合わせにどんな資料を揃える必要があるのか。そのデータはどこから入手し、またいつまでに準備を終えればいいのか。また、いま必要ではないデータや資料をどう保管しておけばいいのか。常日頃の整理整頓が、安心感をもたらします。 1 自分の周辺はつねに整理整頓する 2 書類は重要度に応じ、 A、 B、 Cのランクで分類する 3 退社するときには必ず机の上を片付ける 4 机の周りには仕事に必要なもの以外は置かない 5 できるかぎり、書類の内容を一度に処理する デイリープランの7つのアイデア 1日を一生と同様の価値があるとして生き抜くことが、達成の秘訣です。「千里の道も 1歩から」というように、人生の長い道のりは、 1歩を積み重ねていくもの。ともかく毎朝 30分の計画のための時間を取り、毎夜 30分の反省の時間をもつことが肝要です。 1 毎日、系統立てて予定を組めるように時間を取る 2 毎日、「今日やるべきこと」欄に書き入れた 1日の活動予定に優先順位をつける(優先順位をつけるためのチェックリストを参考にする) 3 計画、記録、前後の参考のために手帳を完全に使いこなす 4 「 1日の活動リスト」を記入するときは、具体的な記述を心がける 5 慰めの言葉、友人・知人、景勝地、読みたい本、活動、身体によくないことがわかっていながらつい手が出てしまう食べ物リストを作成しておく 6 安逸な状態から抜け出すために毎日少なくとも3つのことをする 7 日常、人に会ったら「何かお手伝いできることはありませんか?」と尋ねて自発的に目標を求める 長期計画の 11のアイデア 長期計画は、往々にして忘れてしまったり、時間があると思っておざなりになって計画が延び延びになってしまうことがあります。そうしたことを回避するために長期計画における 11のアイデアをご紹介します。 1 予定を決めて、自己の人生理念を書き出し、推敲して、優先順位をつける。自分の行動を人生理念に照らしてチェックする。 2 あらかじめ決められた期間毎に会社及び事業部の使命と目標を吟味する 3 予定を決めて、会社に対する個人の目標を書き出し、推敲して、優先順位をつける 4 自分なりに目標達成の度合いを計るための基準を作り、その基準に照らして最高の結果が得られるように目標の見直しをする 5 書き出した長期目標の内容を見直して、できるだけ具体的かつ目標達成の度合いが計れるような表現にする 6 考えの及ぶできるだけ遠い将来に対して長期の目標を立てる 7 社会生活、趣味・精神生活、経済、家庭・仕事、能力開発、健康等の見地からバランスの取れた人生の目標を書き出し、推敲して、優先順位をつける 8 「自分で考えた人生の目標は必ず実現するべき」とつねに自分に問いかける 9 長期目標に連なる月間及び週間の目標を決め、さらに両方の目標に連なる毎日の活動リストを用意して目標の設定に一貫性をもたせる 10 1日 24時間の中で自分の活動がバランスの取れたものになっているかどうか定期的にチェックしてみる 11 時には社会生活上、趣味・精神生活上、経済上、家庭・仕事上、健康上で自分の生存に最も脅威を与えるものは何かを考えてみる 日常生活上のアイデア
やるべきことがわかっていても、なかなか実行に移せないものです。しかし、あるようでないのが時間です。空気は、いつもあるのが当然だと思っていますが、なくなると瞬時に命にかかわる重大事になってしまいます。時間の効率的な使い方は日常生活の見直しからも効果があります。 引き延ばしをなくす 15のアイデア 1 活動目標に期限を設ける 2 「今日なすべきこと」の欄に書き込まれた活動項目に、優先順位をつける 3 優先順位にしたがって仕事をする 4 最優先事項は必ずその日に実行する 5 最優先の仕事には邪魔が入らないように手を打つ 6 優先事項が高い仕事が片付くまでは、ほかの仕事に手を出さない 7 第 2象限の事柄を優先する習慣を身につける 8 難しい仕事でも重要なことは、まずその仕事に取り組む 9 突発事項が入っても対処できる時間をもっておく 10 その仕事をするのに最もふさわしい時間帯を選び、一気に片付ける 11 難しい仕事はゲームと考えて挑戦してみる 12 ダレてきたと感じたら、中断して気力の回復を待つ 13 計画は忠実に実行する 14 仕事に集中するためには周囲の人の手を借りる 15 静かに過ごせる時間をもつ 成果を獲得する/目標達成の3つのアイデア 1 世の中でどんなことをしても変えられないことがあるという事実を受け入れる 2 目標の追求に際しては、新しい習慣を身につけるために、「ウィリアム・ジェームズの4つのルール」を思い出す ( a)目標達成に向けて行動を起こす最初の機会を掴まえる ( b)できるかぎり強力な主導権を発揮し、目標達成に向けて邁進する ( c)目標達成のための活動を毎日おこなうことによって、努力する意欲をつねに持続させる ( d)目標達成に向けて邁進しているときは、例外を認めてはならない 3 目標の追求に際しては、目標の達成を確実なものにしてくれる「アチーブメントテクノロジー」にしたがう 時間の節約/瑣末な事柄を除く5つのアイデア 1 時間を無駄にする要因を見つけるため、独自の工夫で時間分析日誌をつける 2 依頼された事柄が重要でない場合は、「ノー」と言って断る 3 時間分析日誌を使って、慣行となっている日常業務で省くことのできるものはないか分析し、特定する 4 社交のための時間を減らす。問題の発見、その分析と検討のために時間分析日誌を使う 5 テレビを見るときは、ほんとうに見る価値のある番組だけにする ちょっとした時間も有効に使う工夫を どんなに忙しい毎日が続いても、起床から出かけるまで、通勤時間、仕事と仕事の合い間、仕事と食事の合い間、帰宅から就寝までのあいだには、ニッチタイム(すき間の時間)が点在しています。 ストレスや疲労回復だと思って、この時間をただボーッとして過ごしてしまう人もたくさんいます。しかし、こういった細ぎれの時間は、合計して 1日に 1時間くらいになると言われています。 1年にすれば、 365時間、およそ 15日分に相当するのです。目標達成のために、この時間を活用できないか考えてみましょう。 スクラップとして溜めておいた新聞記事を読み返す。企画や自己啓発に役立つものが見つかるかもしれません。疎遠になっていた友人に電話すると、ひょんなことから新しいビジネスチャンスが創出されるかもしれません。これまでにもらった名刺を見直してみると、いまのプロジェクトで何か新たな提案をしてくれそうな専門家を再発見する場合もあります。 これまで細ぎれと思っていたわずかな時間は、活用の仕方によっては人生やビジネスの宝庫となり得ます。 そこまで時間にこだわっていたら窮屈だという人もいるでしょう。ただし、それは時間に自分の行動がコントロールされているからそう感じるのです。時間管理に巧みな人は、毎日の行動を限られた時間軸の中に配分していくすべを心得ています。希望や楽しみを期待することはあっても、苦痛は感じないのです。 もちろん、頭を空にして思いにふける時間が必要な局面も多々ありますから、毎日の生活と照らし合わせながら、使い方を考えていくことが肝要です。 また、何かひとつのことに集中する時間をもつことと、いくつかの事柄を並行してこなすというふうに分けるのも、ひとつの処世術だと言えます。 前者は干渉されないので、重要な仕事を処理するときに能率も上がります。誰よりも早く会社に行って、他人にも電話にも邪魔されない時間にその日の重要な仕事を片付けてしまう人もいます。 一方、通勤電車で本や新聞を読む、車を運転しながら自己啓発の CDを聞くなど、同時並行して物事を進めるのも上手な時間のやりくりです。トイレにいるとき、お風呂に入っているときなども利用できそうです。 時間は誰にとっても有限ですが、捻出しようと思えばいくらでも捻出できます。自分の行動を、そして時間の使い方をもう一度見直してみてください。
コメント