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第6章 動―運の始まりは「動く」こと

第6章動運の始まりは「動く」こと

「風使い」になるために心がけたい7つのポイント

「今のままでいい」はNG。

代表的な香りとその風水的効能

即効で運気を上げたいなら、「旅行」が最強!

正しい方位の測り方旅行は「始まり」で運気が決まります知っておきたい旅行風水「4・7・10・13の法則」運のために旅行するなら「温泉」「パワースポット」はマスト!ほしい運だけに固執せず、いろいろな土地の気を吸収して各方位の運気とおすすめの開運行動北方位各方位の運気とおすすめの開運行動南西方位各方位の運気とおすすめの開運行動東方位各方位の運気とおすすめの開運行動東南方位各方位の運気とおすすめの開運行動北西方位各方位の運気とおすすめの開運行動西方位各方位の運気とおすすめの開運行動北東方位各方位の運気とおすすめの開運行動南方位旅行に行けない……そんなときは「水」と「米」をお取り寄せして金運のいい人ってどんな人?金運を上げたいなら、まず「枠」を作りましょう「貯める」のではなく「余らせる」のがお金を増やすコツお金を増やす使い方、お金を失う使い方生活が苦しい人ほど「ゆとり」を大切に

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目次

毎日の行動、人間関係、会話……心や体を動かすことはすべて「動」

この章では、衣食住動の「動」についてお話ししていきます。

「動」というと、具体的にイメージしづらいかもしれませんが、どこかに出かける、誰かと会う、話す、考える、選ぶ、買い物をする、恋愛や結婚をする、仕事をする……というように、人が「動く」ことはすべて「動」の気に属します。

もちろん、「食べる」「服を着る」「インテリアのテイストを決める」などもすべて「動」の気。体を動かすことだけでなく、心を動かすこともすべて「動」の気に含まれると考えてください。

風水では、体や心を動かすことで運の代謝が起こり、悪いものが流れて、いいものが増えていくと考えます。運をよくしたいと思うなら、「動」の気は常に鍛えておかなくてはならないのです。

本書では、「動」に含まれる要素のうち、言霊や考え方については2章で、衣食住それぞれについては3〜5章でふれていますので、この章ではおもに人間関係や出会い、旅行、お金についてお話ししていこうと思います。

特に「出会い」は、「動」のなかでは最も重要な運気です。

「出会い」というと恋愛につながる関係を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、ここで言う「出会い」は、恋愛だけでなく、あらゆる人、モノ、事柄との出会いを意味しています。

私たちの毎日は、何かと「出会う」ことで成り立っています。つまり、どんなものと出会うかによって、運は大きく変わってくるのです。

自分にとって有益な何かをもたらしてくれる人やモノ、事柄との出会いを引き寄せることができるかどうか、それが運のいい人とそうでない人の違いだと言ってもいいでしょう。

そういう「最強の出会い運をもった人」のことを、風水では「風使い」と呼びます。「風」の気を操れるようになると、人間関係だけでなく、仕事やお金など、あらゆるものとの出会いに恵まれるようになるので、どんな運も思いのまま。

もちろん、ほしい運がある人はその運とも出会いやすくなります。そういう意味で「風使い」は最強の運気をもつのです。出会いを呼び込む「風」の気は、動くことによって起こり、鍛えれば鍛えるほど強くなります。

次のページで風使いになるためのポイントをご紹介していますので、ぜひ皆さんも実践してみてくださいね。

風に乗るためには、心も体も軽やかに

風が運べるのは軽いものだけ。心や体、考え方が重たい人は風に乗ることができません。

最近いいことがない、自分が望む縁に出会えない、という人は、もしかしたら自分の環境のどこかに「重さ」があるのかもしれません。

インテリアや身につけるものなどを見直し、態度や考え方もできるだけ軽くするように心がけてみましょう。インテリア、収納着ない服や使わない家電、期限切れの食品などは処分し、家の中をすっきりさせましょう。

インテリアにダークトーンを多用するのもやめ、明るくライトな雰囲気に。ファッション、持ち物分厚いニットやぞろりと長いロングスカートなどは、見る人に「重たい」印象を与えます。

できるだけ軽やかに見えるような素材、色を身につけるようにしましょう。バッグもなるべく軽いものを選んで。

化粧直し用のコスメは会社のロッカーに入れておく、折りたたみ傘はコンパクトで軽いものを選ぶなど、中身も軽量化を。

髪型、メイクストレートのロングヘア、厚い前髪などは、重たく見えるので避けて。長い髪の人は明るめのブラウンカラーにする、毛先を巻くなどして、軽みを出しましょう。

メイクもあまりガッツリ作り込むより、ナチュラルメイクで軽やかに。

態度、考え方「また今度」「今はいいや」などと先延ばしにせず、何事も思いついたらすぐにやってみるくらいの腰の軽さを身につけましょう。

ネガティブなことばかり考えるのもNG。常に上を向き、ポジティブに物事をとらえるように心がけて。

また、「どうしても〇〇でなくちゃ」「絶対無理」というような頑なな心も、運にとっては重荷になります。固定観念にとらわれない、フレキシブルな考え方を身につけましょう。

婚活中の人は、結婚にこだわりすぎないこと。「初めまして、結婚してください」という態度では、相手の重荷になり、かえって敬遠されてしまいます。

「今のままでいい」はNG。常に新しいものにチャレンジを

風というのは、常に動いているもの。ですから、動かない人、変化を嫌う人のもとには風は生じません。たとえ今がどんなに幸せであっても、「変わりたくない」「今のままでいいや」などと考えるのはやめましょう。

今の環境が心地よいなら、それをさらによくするにはどうすればいいかを考えて。常に動き続け、変化し続けることが風を止めない秘訣です。

また、常に新しいもの、未知のものに対する好奇心をもち、それを自分の中に取り込んでいく努力を怠らないようにしましょう。

「新しいものは難しくてわからない」「今のままで困っていないからいいわ」という「現状維持」のマインドでは、新しい風は吹いてきません。

新しい習い事を始める、スマホを新しい機種にする、行ったことのない場所や入ったことのない店に行ってみる、食べたことのない料理を食べてみるなど、どんなことでもいいのです。

新しいことにひとつふれるたびに、重たい気が払われ、新しい風が吹き始めますよ。新しいものや未知のものに対する好奇心をもつことは、自分の運の土壌を広げることにもつながります。

風水では運のベースは「土」であり、自在に伸縮すると考えられています。今の自分の領土に縮こまって生きるのではなく、どんどん領土を広げ、未知のものを取り込んでいくことで、運も可能性もどんどん広がっていくのです。

知らない場所や外国に出かけるのもいいのですが、気軽に旅行に出かけられないときは、ネット配信で外国のニュースやテレビ番組を見てみる、なじみのない国の映画を見てみるなど、家の中でできることがおすすめ。

珍しい外国料理を食べてみたり、自分で作ってみたりするのもいいですし、オンラインで外国語レッスンを受けたりするのも◎。「出かけられないから無理」とあきらめるのではなく、今の環境で自分にできることをひとつでもやってみましょう。

人間関係を変えたいなら、まず自分が変わりましょう

今の人間関係に不満がある人は、まず自分自身を振り返ってみましょう。自分の周りにはつまらない人しかいない、一緒にいても楽しくない人ばかり、と思うなら、それはあなた自身がそういう人間だからです。

人には「同質結集」という性質があり、同じ性質をもった人同士が親しくなりやすいという傾向があります。もし、素敵な人に出会いたいとか、信頼できる友人がほしいと願っているなら、まず自分自身が誰かからそう思われる存在になりましょう。

あなた自身が「素敵な人」になれば、自然に周囲にも素敵な人が集まってくるようになります。

そもそも、人間関係はお互いに与えたり与えられたりすることで成り立つもの。どちらかが与えるだけ、もう片方はそれをもらうだけ、という一方通行の関係は、長くは続きません。

人間関係に恵まれる人というのは、相手からもらうだけでなく、自分も相手に与える何かをもっている人です。いい人間関係を作りたいなら、相手に幸せにしてもらおう、あるいは相手に楽しませてもらおうと考えるのではなく、どうすれば自分が相手を幸せにできるのか、どうすれば相手が楽しんでくれるのかを考えましょう。

また、ひとつの関係に固執しないことも大切です。職場での人間関係、子どもがらみの付き合いなどは、いわば一時的な関係。もし、「この人とは合わない」と感じたら、無理に親しくしようとせず、一定の距離を置いて付き合えばいいのです。

たとえうまくいかない相手がいたとしても、今の関係が一生続くわけではありません。自分や相手が異動したり、子どもが成長して進級したり進学したりすれば会わなくなるのですから。

今の関係に行き詰まっているなら、新たな出会いを見つけましょう。

そのためにも風は止めないこと。常に上を向き、新しいもの、新しいことを積極的に取り込むように心がけていれば、必ず次の出会いがあるはずです。

あなたの人間関係を形づくっているのは、ほかでもないあなた自身。自分の価値をしっかりと見定め、それをより高める努力をしつつ、誠実に人と向き合っていれば、きっとそれにふさわしい人間関係が築けますよ。

香りは出会いを呼ぶ強力な開運ツール

本書の234〜235ページ(「風使い」になるために心がけたい7つのポイント)でもお話ししていますが、出会いを呼び込むために欠かせないのが香りです。

風に乗って広がる香りは、いわば縁を招き寄せるための「エサ」。いい縁がほしかったら、常にいい香りを身にまとうようにしましょう。

香りはできるだけ天然のものを。化学的な香りは悪い「風の気」を呼び込みます。

香りは大地の気と共に吸収することで、香りのもつ運気がより定着しやすくなるので、足首やスカートの裾など地面に近い場所につけるとより効果的。

即効で運気を得たいときは、ほんの少量髪につけるのもおすすめです。

香水だけではなく、香り付きのネイルオイルを指先につける、好みの香りのハンドクリームをこまめに塗るなど、香りを発するものならどんなものでもかまいません。

ただし、レストランやお寿司屋さんで食事をするときなど、香りを身につけることがマナー違反になる場合もあります。

また、満員電車のようにほかの人との密着度が高い場所で強い香水をつけるのも考えもの。

たとえ自分では気に入っている香りであっても、他人にとっては不快に感じられることもあります。

香りの強さは運の強さと比例するわけではないので、つけすぎにはくれぐれも注意し、TPOをわきまえて身につけるようにしてください。

また、いい香りはいい縁を呼び込んでくれますが、その逆もまたしかり。つまり、悪臭を漂わせていると、悪い縁が寄ってきてしまうのです。

口臭や汗、タバコの臭いなど、他人を不快にさせるようなにおいにはくれぐれも注意しましょう。自分が身につける香りだけでなく、家の中のにおいも同様です。

生ゴミやペットのにおい、かび臭さなど、家の中に不快なにおいが漂っていると、その家に住む人全員の運気が落ちてしまいます。

ゴミ箱はふた付きのものにしてこまめに捨てる、トイレやペットスペースの消臭をしっかり行うなどして、悪臭が発生しないように気を配りましょう。

即効で運気を上げたいなら、「」

「動」のなかで、最強の開運方法といえば、何といっても旅行。旅行=レジャーと思われがちですが、じつはこれこそ、数ある開運術のなかで、最も確実に効果が実感できる開運方法なのです。

旅行風水の基本は、よその土地、つまり自分が住んでいるエリア外の土地に出かけ、その土地の気を自分の中に取り込むこと。

遠くに行けば行くほど、またその土地で過ごす時間が長ければ長いほど、開運効果がアップします。また、定期的に旅行に出かけると、運の新陳代謝もよくなるため、より運が上がりやすい体質になります。

旅行風水のいいところは、効果がスピーディーに表れるという点。旅行は「時間」をつかさどる「木」の気に属しているので、インテリア風水などと比べると格段に早く効果が表れるのです。

それだけでなく、効果の出方も時間で予測できるので、「この時期に運を上げたい」というときにも使えます。

ただし、やみくもにどこかに出かければいいというものではありません。自分にとって吉方位にあたる場所に出かけること、そして目的地が自分の家から35km以上離れていること。旅行で運気を上げるためには、その二点が必須条件です。

吉方位とは、自分にとってよい運気をもたらしてくれる方位のこと。吉方位に出かけるのは、たとえるならゴールに向かって追い風に背中を押されながらスイスイ進むようなもの。

逆に凶方位に出かけるのは向かい風に逆らって歩き続けるようなものです。どうせお金と時間をかけるなら、吉方位に出かけたほうがいいに決まっていますよね。

吉方位は毎月変わるので、旅行の計画を立てるときは必ず自分の九星を確認のうえ、吉方位表(289〜300ページ)をチェックする習慣をつけて。

もし行きたい場所が吉方位ではない場合は、その場所はそのときのあなたにとってラッキーな場所ではないのだと解釈し、次に吉方位がめぐってくるチャンスを待ちましょう。

旅行は「始まり」で運気が決まります

風水では、「始まり」の運気を最も重視します。物事が始まるときに生じた運気が、その後も継続すると考えられているからです。従って、旅行に出かける場合も、いちばん大切なのは出発するとき。

たとえば、月の変わり目に旅行すると、出発するときは吉方位だった場所が、翌月には凶方位になることがありますが、そういうときは出発時の方位を優先してください。

たとえ途中で凶方位になったとしても、出発する日が吉方位なら、吉方位に旅行したことになるので、凶意を受けることはありません。

また、旅行風水で欠かせない開運行動として、各方位のもつ運気に合う色やテイストの服(260〜275ページ参照)を身につけるというものがあります。これも出発日に実践するのが断然効果的。

よく「旅先ではずっとその色や服装でなければなりませんか?」と聞かれるのですが、決してそんなことはありません。

もちろん、日帰り旅行や一泊旅行なら、旅行中ずっと方位に合った色、服を身につけていたほうがいいですが、長期の旅行の場合は出発日だけでOK。「始まり」のときに方位の気を吸収しておけば、あとは違う服装をしたとしても運気の吸収率は変わりません。

なお、旅行風水にはファッションのほかにも多くの開運行動があります(260〜275ページ参照)が、1回の旅行であれもこれもやろうと欲張らないこと。

予定を詰め込みすぎると「せっかく旅行に行ったのに、開運行動に追われっぱなしで何だか疲れちゃった」ということになりかねません。旅行はあくまでも楽しみのために行くものだということを忘れずに。

知っておきたい旅行風水

「1013」吉方位旅行に出かけると、その効果は4・7・10・13カ月目、もしくはそれ以降に必ず表れます。

これを「4・7・10・13の法則」といいます。

なお、「4・7・10・13の法則」は、「月」だけでなく、「日」「年」でも適用されます。

つまり、旅行から4・7・10・13日目、4・7・10・13年後にも効果が表れます。

ただし、「日」の場合は「日盤」と呼ばれる方位盤を見て、よい日を選んで出かけなくてはならず、効果の出方も小さいので、あまり気にしなくてもいいでしょう。

一方、「年」の場合は、効果が出るまでの時間が長い分、大きな効果が得られます。

「そんなに長くは待てない」という人は、「月」の吉方位と「年」の吉方位が重なっているとき(292〜300ページの吉方位表の◎印)を選んで出かけましょう。

そうすれば、「月」のパワーを実感しつつ、「年」の効果が出るのを楽しみに待つことができますよ。

運のために旅行するなら「」「」

旅行で運気を上げたい、そう思っているなら、ぜひ旅行中に一度は「温泉」と「パワースポット」を訪れてください。

風水では、温泉に入ることは「木・火・土・金・水」の五行の気を一度に吸収できる開運行動だとされています。

温泉とは、大地の鉱物や金属成分(「金」の気)を含んだ水(「水」の気)が、地熱(「火」の気)によって温められ、地中(「土」の気)から湧き出たもの。

それに入浴する(「木」の気)ことで、五行のもつすべての気を一気に吸収できるというわけです。

自分にとっての吉方位にある温泉に入ると、悪い気が体にたまりにくくなるだけでなく、五行のすべての気が鍛えられるため、自然に開運体質になっていきます。

吉方位に出かけるだけでももちろん開運効果はありますが、温泉に入ればその効果はおよそ10倍にアップ。これは利用しない手はありません。

ただし、凶方位にあたる場所で温泉に入ると凶意も10倍になってしまうので、注意してくださいね。

温泉に加えて、吉方位に出かけたらぜひ立ち寄ってほしいのがパワースポット。

パワースポットは、大地の生気が凝縮し、噴水のように気が噴き上がっている、いわば大地のツボのような場所です。

風水では、大地の気の流れを龍にたとえて表現します。その気が集結している場所を「龍穴(=龍の住処)」と呼ぶのですが、パワースポットとは、その「龍穴」のことです。

パワースポットが与えてくれる生気と運気は温泉をはるかにしのぐもので、ときには人生を変えるほどの大きな運を与えてくれることもあります。それが吉方位であればなおのこと。

ですから、もし旅行に出かけた場所の近くにパワースポットがあったら、ぜひ旅程に組み込んでください。それだけで、通常の何十倍もの運気を持ち帰ることができますよ。

なお、パワースポットは聖なる場所ですから、運気を上げたいからといって人を押しのけたり、植物や建物を傷つけたりといったマナー違反は厳禁。誰も見ていなくても「天が見ている」と考え、いつも以上に行動や態度には気を配りましょう。

ほしい運だけに固執せず、いろいろな土地の気を吸収して方位にはそれぞれ異なる運気がある(260〜275ページ参照)ので、ほしい運がある人は、その運気をもつ方位に出かけるのが基本。

ただし、特定の方位に固執するのはよくありません。というのも、方位のもつ力はお互いに引っ張り合うことでバランスを保っているので、特定の方位にしか出かけないと、そのバランスが崩れ、かえって運気が上がりにくくなってしまうのです。

ですから、ほしい運気があるなら、その運気をもつ方位に重点を置きつつ、ほかの方位にもバランスよく出かけるようにしましょう。特に方位の気は対角に引き合う性質があります。

たとえば、東南に出かけたら次回北西に向かうなど、対角に動くことで運気が引き合い増幅して、より多くの運気を吸収することができるのです。

また、旅行風水ではほしい運を意識することで運の吸収率がアップしますが、「ほしいのは出会い運だけ。ほかの運はいらない」「金運以外の運はどうでもいい」などと考えるのは運気ダウンのもと。

特定の運に執着すると、運の土台が狭まり、その方位で得られたはずのほかの運が吸収できなくなってしまいます。

ほかの運を吸収したからといって、自分がほしい運が得られなくなるわけではないのですから、ひとつの運だけにこだわらず、さまざまな運を幅広く吸収するようにしましょう。

旅行に行けない……そんなときは「水」と「米」をお取り寄せして

旅行風水は、吉方位の土地に出かけ、その土地の運気を持ち帰る開運法なので、出かけられない人は実践できないものと思われがちですが、じつは、遠出しなくても方位の気を取り入れることはできるのです。

それが「水」と「米」。なかでも、普段飲んでいる水を自分の吉方位で採水されたものにするのは、簡単にできるうえに効果が高い開運法。なかなか旅行に行けないときこそ、ぜひ実践してみてほしいと思います。

人間の体は、約70%が水分でできています。水を替えるということは、自分の体の細胞を入れ替えるのと同じこと。

今は国内、国外を問わずさまざまな場所のミネラルウォーターが売られていますので、探せば必ず自分の吉方位の水が見つかるはずです。

なお、家族で旅行に行く場合は主人の吉方位に合わせるのが旅行風水の基本ですが、水の場合は自分自身の吉方位でなければ意味がありません。家族で実践する場合は、それぞれ自分の吉方位の水を飲むようにしてください。

また、日本人にとってベースである「米」も、方位の気を受けやすい食材のひとつ。自分の吉方位でとれたお米を食べるのも、方位の気を吸収することにつながりますよ。

金運のいい人ってどんな人?

金運のいい人というと、「お金をたくさん持っている人=お金持ち」をイメージするかもしれませんが、高収入だから金運がいい、あるいは貯金がたくさんあるから金運がいい、というわけではありません。

人がうらやむほどの高い収入を得ていても、老後が不安でたまらず、収入のほとんどを貯蓄につぎ込み、それでもまだ「足りなくなったらどうしよう」と思いながら暮らしている人もいますし、貯金がたくさんあっても、そのお金には手をつけず、毎日コンビニ弁当やファストフードで食事を済ませ、旅行も外食もしない、という人もいます。

そういう人は、お金持ちかもしれませんが、金運のいい人ではないのです。風水でいう「金運」とは、「豊かさ」のこと。

もちろんそのなかには金銭的な豊かさも含まれますが、どんなにたくさんお金を持っていたとしても、心が満たされていなければ、「豊かな人」とは呼べません。

収入の多い、少ないにかかわらず、自分の手持ちのお金で充実した生活を送ることができ、お金に関する不安を抱くことなく暮らしていける、それが「豊かさ」であり、そういう暮らしをしている人が「金運のいい人」なのです。

そういう人になるためには、まずお金に対する根拠のない不安を取り除くことが大切です。

もちろん、お金がなければ現実的に困るわけですから、そうならないように対処する必要はありますし、実際に経済的に苦しいなら、その状態を脱するためにどうすればいいか、考えなくてはなりません。

でも、根拠のない不安は百害あって一利なし。できるだけ早く手放しましょう。

もしあなたが、「お金をこんなに使っちゃった。どうしよう」「老後にお金が足りなくなったらどうしよう」といった不安にかられているなら、その根拠を明確にして。

根拠がないことがわかれば不安は消えますし、根拠があるならその不安を解消するための手立てを考えればいいだけのこと。

今、手元にお金があってもなくても、あなたの心から不安が消え、「大丈夫」と思えるようになれば、お金は必ずあなたのもとに戻ってきますよ。

金運を上げたいなら、まず「枠」を作りましょう金運は、ふわっとしていてつかみどころがないもの。

そのうえひとつのところに留まらずにあちこち動き回っているので、ただ「金運を上げたいな」「お金がほしいな」と思っているだけでは、集まってきてはくれません。

金運を上げたいと思うなら、実際にどれくらいのお金が手に入れば自分は満足できるのか、どんな暮らしを実現できれば充足感を得られるのかを、具体的にイメージしてみましょう。

そのイメージが、金運をつかまえる「枠」になるのです。

具体的な金額がパッと思い浮かばない場合は、自分に今足りないものを手に入れるためには、現状プラスいくらのお金が必要なのか考えてみるといいでしょう。

「月々、服やバッグにかけるお金をあと2万円増やしたい」でもいいですし、「今より広い部屋で暮らしていけるだけの収入がほしい」でもOKです。

大切なのは、「〇万円ほしい」だけではなく、そのお金で何を買いたいのか、どういうことをしたいのかというところまで、具体的に思い描くこと。

お金はただ「持っている」だけでは「モノ」と同じ。自分の幸せのために使うことで、初めてお金としての価値が生まれるのです。

枠の大きさはひとりひとり違いますから、大きければいいというものではありません。

また、最初は「5万円ほしい」と思っていても、「それでは足りない。やっぱり10万円くらいほしい」と気持ちが変わることもあるでしょう。

そうなったら、もっと枠を大きくすればOK。大事なのは、自分の枠をきちんともつこと。それができれば、お金の流れが変わり、より確実に金運が上がるようになりますよ。

「貯める」のではなく「」

「がんばって貯金しても、なぜかお金が貯まらない」「無駄遣いせずに貯金しているのに、お金が増えない」……そんな経験はありませんか?じつは、お金というのは「貯めよう」と思えば思うほど、逃げていくものなのです。

お金は、いつも自由気ままに動き回っていることが好きなので、拘束されるのが大嫌い。

「どこにも行かないで。ずっとここにいて」と言われれば言われるほど、「自由になりたい」「逃げ出したい」と思い、隙あらば逃げだそうとします。

また、お金は自分のところにまっしぐらに向かってこられるのが苦手。「お金を貯めたい、増やしたい」と思い、そのことばかり考えていると、お金はその気配を察してどんどん後ずさりしていきます。

それだけではなく、新しくやってきたお金も「こんなところには長居したくない」と、さっさと出ていくという悪循環に。これではお金が増えないのも当たり前です。

では、手元にあるお金をもっと増やすためには、どうすればいいのでしょうか。答えは「貯める」ではなく、「余らせる」。

大金を余らせる必要はありません。500円でも100円でもいいのです。大切なのは、「余る」ことそのもの。

「余る」というのは、十分に満ち足りたうえに+αがあるという豊かな状態を意味します。常に「お金を余らせよう」という意識をもって暮らしている人には、+αのゆとりが生まれます。

そのゆとりがお金を生み出していくのです。

たとえば、思いがけない臨時収入があったり、ボーナスが出たりしたときに、「使わずに貯めておこう」と考える人は、お金を増やせない人。

お金を増やせる人というのは、そういう「ゆとりのお金」をおいしいものを食べる、旅行に行くなど、自分や家族の楽しみごとのために使える人です。

もしお金を貯めたいなら、そうやって使ったあとで余ったお金を貯蓄に回せばいいのです。「使わないで貯める」ほうが一見よさそうですが、そこに豊かさはありません。

大切なのは「お金を楽しく使った!しかも余った!」という感覚。それが新たなお金を生み出す原動力になります。

お金を増やす使い方、お金を失う使い方

お金の使い方には2通りあります。自分が楽しいと思えること、自分にとって有益なことのために使うお金は「生き金」、そうでないことに使うお金は「死に金」です。

生き金は、お金と引き替えに運を生み出す使い方。生き金として使われたお金は、よい循環でめぐる間にほかのお金を呼び寄せ、やがて大きなお金となって戻ってきます。

つまり生き金を使うとお金はどんどん増えていくのです。

一方の死に金は、言ってみれば「無駄金」。「あと1品買えば送料無料になるから」「友だちに一緒に買おうと誘われたから」などといった理由で、特にほしくもないものを何となく買ってしまった経験は誰にでもあると思いますが、これらこそ、典型的な死に金。

気の進まない飲み会に付き合いで参加したり、「ポイントがつくから」と必要のないものまで買ってしまったりするのも死に金です。

死に金は決して戻ってこないばかりか、ほかのお金も引き連れて出ていってしまうので、使えば使うほど金運が目減りしていきます。

お金を増やしたい、金運のいい人になりたいと思うなら、「死に金はできるだけ使わず、使うお金をすべて生き金にする」つもりで生活していきましょう。

そのためには、何かを買うときに、「これは自分にとって価値があるかどうか」をじっくり吟味する習慣をつけることが大切。「何となく」「安いからいいや」などといったいい加減な気持ちで出したお金は「死に金」になりやすいので要注意です。

また、うっかり死に金を使ってしまったら、それを生き金に変えられないかどうか考えてみることも大事。「楽しみにしていた映画がおもしろくなかった」というときは、「好きな俳優が見られてよかった」と考えてみる、あるいは「楽しいと思って参加した飲み会がつまらなかった」なら、「つまらなかったけど、料理はおいしかった」というように、よかった点を探し出してみるのです。

そうやって「すべてを生き金にする」習慣をつけると、「しまった!」と思うことが減りますし、次にお金を使うときはもっと吟味するようになるので、死に金は確実に減っていきますよ。

生活が苦しい人ほど「ゆとりがない」

金運というのは「ゆとり」から生じるもの。

ですから、「生活が苦しくてゆとりなんてない」という人ほど、意識的に「ゆとり」を作るようにしてほしいのです。

たとえば、コンビニでおいしいスイーツを買って食べる、紅茶をていねいに淹れてお気に入りのカップで飲む、花を1輪買って玄関に飾るなど、ちょっとしたことでいいのです。たとえ外食や旅行などにかけるお金がなくても、毎日の生活のなかでそういった楽しみを見つけ、心豊かに暮らしている人は、「ゆとり」のある人。

そういう生活を続けていけば、今は苦しくても、そのうち必ず金運に恵まれるようになっていきます。

逆に、どんなにお金持ちでも、旅行や食事にかけるお金をケチったり、「花なんて、どうせ枯れるものにお金をかけるのは無駄」「お茶もコーヒーも同じカップで飲めばいい」などと言ったりする人は、「ゆとり」のない人。こういった生活をしていると、どんどん金運がやせ細ってしまいます。

また、お金は運の土壌が広ければ広いほど増えやすくなります。

「お金がもったいないから」とどこへも行かず、新しいことにもチャレンジせずに、自分の土地に閉じこもっている人は、この先もずっとお金を生み出すことができない貧乏体質のまま。

今からでも遅くはありません。

気になっていた料理を食べてみる、好きなアーティストのライブに行ってみるなど、「楽しい」と思えることをたくさん体験して、豊かさのベースを広げましょう。

さまざまな方向にベースを広げ、土を耕しておけば、いつかそこから大きな実りを得られるときがやってきますよ。

[著者]李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。

「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。

女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。

現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。

風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。

主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる!金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。

オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。

李家幽竹オフィシャルウェブサイトhttps://yuchiku.com一般社団法人李家幽竹空間学会オフィシャルウェブサイトhttps://www.kukanfengshui.comInstagramhttps://www.instagram.com/yuchikurinoieTwitterhttps://twitter.com/rinoieyuchikuどんな運も、思いのまま!李家幽竹の風水大全2021年10月5日プリント版第1刷発行2021年10月5日電子版発行著者——李家幽竹発行所——ダイヤモンド社〒150‐8409東京都渋谷区神宮前6‐12‐17http://www.diamond.co.jp/電話/03・5778・7233(編集)03・5778・7263(製作)編集協力———————————————木村涼子イラスト———————————————大塚砂織装丁・本文デザイン・本文DTP——新井大輔、中島里夏(装幀新井)校正—————————————————鷗来堂製作進行———————————————ダイヤモンド・グラフィック社編集担当———————————————中村直子

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