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第六章 マインドセットの達人

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マインドセットの達人

世の中にはマインドセットの達人がいます。彼らは、意識レベルの限界が来た! とわかると、直ぐにマインドセットをしていきます。

そして、他が追いつかないスピードで成功を収めていきます。彼らがどのようにしてマインドセットをしているのか? マインドセットの達人にインタビューしました。

有名コンサルタントの尋常でない変容の秘密(経営コンサルタント:石原明氏)

私がこれまで出会ったビジネスパーソンの中で、素晴らしいマインドセットを実践されている方がおります。

カリスマ経営コンサルタントとして有名な、石原明氏です。そんな石原氏のマインドセットの秘密を探るべくインタビューをしました。

石原先生は、どのくらいの速度で変容しているのでしょうか?ある時、自分を振り返ったら、二年に一回自分が大きく変わるって気づいて。

それを知った時、ちょっと待って! 僕は、二年に一回しか変わらないの? あれ? って思って、それから毎年変わるようにして、半年、三ヶ月、毎月、と変容の速度を速くしていき…。

最近では毎週、毎日のように自分が変わっていくかな ~♪二年に一度、自分が大きく変容することに気づき、それでは「遅い」と感じたんですね。

そして、自ら変容のスピードを上げて、今では毎週、毎日のように自分が変わっていくことを自分に課しているようです。

「変容」を次から次に起こしていく石原先生。

そんな石原先生のコア・バリューはなんでしょうか?

人間は何のために生きているかっていうと、物事を達成するために生きているわけじゃなくていかに成長するかっていう感じ。

そうやって考えた時、完成することだけに向かっている人って、物事が完成した時になんか年取りますよね。達成は通過点で、やっぱり自分が成長し続けることの方が興味がある。僕は、一つのことが完成することにあまり価値を置いていないんです。

石原先生のコア・バリューはずばり【成長】です。

そして石原先生にとって「達成」「完成」に焦点を置いているのではなく、自分が成長していくことに重きを置いています。

仕事って、楽(ラク)にやりたい。というか、楽しくやりたいじゃないですか。まどろこっしい人とやるのが苦手だなぁ。新しいことが起きないじゃん。

人生は有限だから、知らない所、新しいページを開きに行きたいわけで、「うわぁ、そんなことやっているの!」という人や新しいしくみを捕まえにいきたいわけです。

【楽しい】【未知の扉を開く】【新たなページを切り開く】という価値観も石原先生のコア・バリューになっているのがよくわかります。

では、石原先生は、どのようにマインドセットを行っているのでしょうか?基本的には、偶然というよりも自分を意図的に変えますよね。

変えていくタイミングの一つは「習慣化による違和感」を感じた時かな。僕は、違和感って凄い重要だと思っていて。自分は習慣化し始めると、本来はいいはずなのに「嫌」って思い始める…。

「ザワザワ」「もやもや」って感じ。違和感は常に意識してるよね。

それとね、物事は完成に向けて動いていくんだけど、完成が見えた瞬間にもうずらし始めないとって思っている。それをしないと成長がないよね。

「習慣化による違和感」や「完成が見えた」時が石原先生の変容のタイミングなんですね。

では、具体的にはどのように変容させていくのでしょうか?あえて興味を持って、今していることを「ずらす」。意味不明に関係ないことをやってみる。すっごい変なところに玉を投げるっていうずらし方。その「ずらす」のをいくつもつくるんですよ。するといくつもの点ができる。

一直線じゃなくて点・点・点が。そして、あれ、ここつながった、ここつながったで面になっちゃう。そして全部を包括的にわかる。そういうような感じで今にいたってますよ(笑)。

それとね、なるべく質が高い人に多く出会うようにしている。そういう方向に自分を進ませる。

そこでそのような人と出会う時に起きる自分の化学変化をどう受け止めるのか? っていうこと。これしか考えていない。

どうもそうすると、漠然と生産性が高い自分ができる。そして、成長の速度が異常に速くなる。ギアの入れ方が変わっちゃうだろうからね。

石原先生のマインドセットの方法は、「意味不明に関係ないことをやってみる」「質が高い人に出会う」。

つまり、今まで感じたことのない刺激を自分に入れることで、自分を活性化させているようです。人間の持つメカニズムとして、新しい刺激が入ると今までとは違った神経シナプスの経路が生まれます。

つまり、脳の中に新しい回線ルートが作られていくのです。そのために、意識的に石原先生、本人も想像していない角度から自分に刺激を入れていくのですね。

そんな石原先生はどんなコア・ビリーフを持っているのでしょうか?

人間は、習慣を使いながら効率化させていく。でも〝効率化は停滞〟という側面もあると思う。ビジネスモデルでもマーケティングでも自分の生き方でも、習慣化させると無意識にできるようになる。

つまり、成果が上がりますよね。ビジネスはそれでもいい。効率的になるから。

でも、自分の成長ってなった時に習慣化はヤバい。成長が停滞する。だから僕は自分をどんどん変えていくんです。僕〝停滞すると死ぬ〟と思っているから。守りはダメでしょ。

同じ繰り返しでは意味がないじゃないんですか?それと、さっきも言ったけど、〝人は自分に新たな刺激を与えると化学変化が起きる〟。

そして、〝化学変化の受け止め方のレベルが自分の成長のレベルを決定する〟っていうことも信じていることかな。

本来、習慣化というのは自分をつくる土台になると考えられています。

しかし、石原先生は、「習慣化は自己成長においては停滞を招く」というコア・ビリーフがあるようです。

そのコア・ビリーフがあるから、自分をどんどん変容させていくことに躊躇しないのでしょうね。

そして、石原先生は人の成長において「刺激を受けると化学変化が起きる」「化学変化の受け止め方によって成長のレベルが決まる」これも石原先生のコア・ビリーフになっていますね。

覚えていますか? その人が持つビリーフが、自分の行動をうっかり起こしたり、うっかり止めている。まさにこのコア・コア・ビリーフが石原先生の変容をうっかり加速させているのですね。

石原先生は自己変容と共に、どのようにコア・ロールを設定していったのでしょうか?営業マン時代は、超普通だった。

みんなと同じようにやればいいと思ってたな ~。なんとなく営業をすればいいって。楽しくやればいい、モテたい、くらいには考えていたかな。

自分は飽きっぽいし、一つのところにいられないし、企業に縛られたくない、ということがわかってきて、そのうち、将来は事業会社を作りたいと思うようになっていた。

そういう目で経営をみたら、会社を作って成功する人は「交渉力」のある人だ、とわかってきた。だから、経営者相手にハードルの高いもの(高価格)を売ることを通して交渉力を磨こうとしたね。どうやったら売れる? をありとあらゆる人に聞いて、それを自分なりのやり方にしていった。

トップセールスマンに聞くの、「どうやってやっているの?」って。そして、それを鵜吞みにしないで、自分にあっているものを見分け、それを進化させていく。そしたら凄い売れた。

人生の目的は目標達成でなく、「成長」だと思っているから。成長のためには「吸収」だと思っているところがあったかな。

そして、コンサルをやろうと思い会社を始めた。

自信があるのは「モノを売ること」。だから、モノを売る方法を教えた。そのうちしくみで売る方法とかを社長さんに教えた。

当然、クライアントさんがいい結果をたくさん出す。だから、自分の会社の売り上げがとっても上がった。そこからがビックリ。

僕自身、会社って、事業を起こして売り上げを作ったら終わりかなって思ってた。実は違って、経営って売り上げを作ったらスタート。

そこからいろんなことが始まってしまうという経験をした。最初は採用なんて考えていなかった。

だけど、お客さんの数増えちゃったら採用の必要が生まれちゃうし、人を入れたら、ひどい奴だと大騒ぎになるし、採用した人が優秀な奴なのかそうでないかで天と地の差が出たり…。

それから、なるべく優秀な奴を採用しても、とりあえず赤字になるんだな、とか。入社した奴が、最初から黒字化するのと、三ヶ月後に成長するのとは、企業の成長速度が違うんだな、とか。

会社の成長速度とは、人増やしていった時どれだけ早く戦力化するか、とか、いろんなことがわかってきた。

この辺は手探りですよ。でも人より圧倒的に速い手探り(笑)。それで、僕がわかったのに、周りの社長さん達はそこに気づかず、めちゃめちゃ平和に生きている。

それに違和感があって、「大丈夫? 大丈夫?」って心配になった(笑)。そこで、これは僕が代表して読み解かなくっちゃって、そして皆に教えた方がよろしかろう、と思ったんだよね。

自分の中に蓄積されているデータが自分ごとよりも世の中に役に立つとわかったから、これは吐き出さなくてはいけない。

それを体系化したら皆に役に立つということもわかってきたからね。今も僕は変容し続けているかな。今なんだろうな? 世の中に対しては、大きな視点で言うとビジネス・プロデューサーかな。

コンサルは人の会社がやっていることをサポートする、っていうことでしょ。僕は今、自分が主体でビジネスをデザインしている。そのために会社を分社化して、事業投資している。コンサルでなく実際実務やっている方が面白い。

そして、自分一人でやんなくていいとわかった。何社かをつなぎ合わせてあげればいい、というのがわかってきた。これは凄い面白い。企業と企業をつなげる。ビジネスのプランを何社かで作ればいいんだ。

自分が考えたことがどうもまとも、というのがわかっちゃった。それをわかりやすく皆に伝えたい。こんだけ気づいちゃったので残さんと申し訳ない。

今は、自分の欲はない。人はね、日常で変わっていくと思うよ。刺激によって人間って凄く変わる。変わった自分に惚れ惚れしているのではなく、変化した瞬間に自分をニュートラルにしちゃう。プラス・マイナイスゼロ。そうするとまずは変容しやすくなる。その方が楽しい。

最近は、僕みたいになって欲しいと思って人に接しているんだよね。

最初は、一つの企業に縛られたくないという思いから起業した石原先生。

ところが、事業が拡大していくたびに、自分のステージを上げ、自分のコア・ロールを変容させていったのがよくわかりますね。

石原先生の変容はどうやらまだまだ続くようです。そして、石原先生はこんなことも話してくれました。

ビジネスはね、商品やサービスが変わるよりも経営者が変わる方が百倍速い。だから、僕も経営者にブレイクスルーを起こさせるためにいろんな刺激を与えるんだよ。

石原先生も、「まずは社長に変容を起こすことがビジネスを加速させる」とおっしゃっていました。やはり、皆さんが自分の変容を起こすことが組織の成長にダイレクトにつながるということを覚えておいてください。

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