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第二章願望を実現する11の法則

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科学の世界の原理原則

私は高校時代、父の転勤によりイギリスのアメリカンスクールに通っていました。この学校で運命的ともいえる恩師との出会いがありました。

その恩師はインド人なのですが、イスラム先生という名前の物理学の先生です。イギリスのアメリカンスクールで出会ったインド人のイスラム先生と聞くと、少しというかかなりややこしいですね(笑)。

イスラム先生の物理学の授業は非常に面白く、私は自然の法則を学ぶことに魅了され、1日14時間の勉学を約2年間続けることができました。

その結果、高校では物理学と数学の成績はトップとなり、国際規格の教育カリキュラムである国際バカロレアの試験でディプロマを取得して、ロンドン大学のインペリアルカレッジの物理学科にも筆記試験免除で合格することができました。

なぜ、ここまで勉強することができたのか──。それは、自然の法則を学べる物理学があまりにも楽しいものだったからです。

さらになぜ、私はこれほどまでに物理学に夢中になり、ワクワクしながら学ぶことができたのかというと、私が受けた海外の教育が日本の教育とは大きく違う特徴を持っていたからではないかと思います。

現代の日本では理科離れが問題になっていますが、これは日本が知識を覚えるという知識偏重であり、先生が生徒たちに答えのすべてを教える傾向にあるのが理由です。

例えば、日本の教育における理科の実験では、教科書に実験手順や実験結果が書かれており、それらを理解したうえで実験を行うことが多いのではないでしょうか。

しかし、これでは、なかなか実験の面白さやその意義が生徒たちには伝わりません。一方で私がイギリスで受けた物理学の実験では、イスラム先生が以下のような質問を生徒たちに投げかけます。

「3階のマンションから生卵を落とします。これを割れないようにしてください。さあ、実験です」

あなたは、3階のマンションから生卵を落として割れないようにするためにどうしたらよいと思いますか?よくある答えは、やわらかいクッションを地面に置くというものでしょう。

同じような質問を生徒たちにすると、

  • 卵を発泡スチロールの箱のなかに入れる
  • 卵を新聞紙で包む
  • 卵にパラシュートをつけて落とす
  • 卵のまわりにばねをつける
  • ゆで卵にしてから落とす
  • 卵のまわりをセメントで固める

など、実にさまざまなアイデアが出てきます。

そして、先生は答えを生徒たちに一切教えません。実際に私も未だに答えを知りません(笑)。これが本当の理科の実験なのです。

科学の世界では、まず仮説や理論をつくります。そして、その仮説や理論が正しいかどうかを検証し、実験を行います。

仮説と検証、理論構築と実験を繰り返し行って、検証した結果、仮説や理論と同じ結果が得られたらその仮説や理論は正しいと主張できるのです。

ここで大事なポイントは、科学の世界は再現性があるということです。再現性があるということは、誰がやってもどこでやっても何度やっても同じ結果を得られるということです。

例えば、イギリス物理学者アイザック・ニュートンが発見した法則に、かの有名な万有引力の法則があります。

ニュートンはリンゴが落ちるという現象を見て、なぜリンゴが地面に落ちるのだろうと考えました。

そして、「もし、リンゴを地面と平行に投げたらどうなるだろうか?」と考えたのです。もちろん、放物線を描いて地面に落ちることを想像できますよね。

さらにニュートンは、「もし、リンゴを地面と平行に地球の周りを一周するくらいの勢いで投げたらどうなるだろうか?」と考えた結果、あることに気づいたのです。

それは、リンゴを地球のまわりを一周するくらいの勢いで投げたら、それは地球のまわりを公転する月と同じように動くのではないかと仮定したのです。

そして、ニュートンはリンゴと地球の間に働く力と月と地球の間に働く力が同じであることに気づき、すべての物質にはお互いに引っ張り合う力があり、この力が地球に落ちるという現象を引き起こしているという万有引力の法則を見つけたのです。

万有ということは、すべての物質に働く法則です。卵もリンゴも誰がやってもどこでやっても何度やっても重力で地面に落ちますよね。

リンゴを落としたけれど、なぜだか宙に舞い上がったという人はまさかいませんよね?(笑)場所が日本でも中国でもアメリカでも落ちますし、江戸時代でも平安時代でも弥生時代でも時代が変わっても落ちるのです。

つまり、万有引力の法則は再現性があり、普遍的な自然の法則なのです。

物理学は英語でPhysicsといいますが、この語源は、「自然」を意味するギリシャ語の「ピュシス」です。

物理学はこのような再現性のある自然の法則を探究する学問だといえるでしょう。

そして、この人生においても物理学と同じように何かしらの法則が働いていると思いませんか?実際に、世の中には、何をやってもうまくいく人と何をやってもうまくいかない人がいます。

成功する人は次々と願望を実現して、理想の人生を手に入れます。しかし、一方で人生がうまくいかない人は何をやってもうまくいきません。

つまり、次々と願望を実現する人や何度も成功を手に入れる人は、万有引力の法則と同じように、宇宙を支配する法則に従って生きているので何をやってもうまくいくのです。

人生をゲームだと考えたら、人生ゲームを攻略するルールがあって、それに従って生きていけば人生は思いのままになるのではないでしょうか。

私は量子力学を学ぶ一方で、たくさんの経営者や成功者に共通する成功するための考え方に触れるうちに、この宇宙を支配する、人生を攻略するための法則は11個に分類できるというところにたどり着きました。

この章では、人生を攻略する法則や、願望を実現するための宇宙の法則を分かりやすくお伝えしながら、量子力学という科学的な理論をアナロジーとして解説していきます。

本書を通してあなたも人生ゲームを攻略し、次々と願望を実現し、理想の人生を手に入れることを願います。

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