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Chapter4最高の人間関係を築くために「意識するべき」こと

やってはいけない3つのコミュニケーションAction自慢しない、否定しない、マウントをとらない

コミュニケーションは、無理にしゃべらない(それよりも聞く)ほうがうまくいくと述べましたが、さらに言うと、次の3つは絶対にやらないでください。

この3つをやらないだけで、人とのコミュニケーションは確実に前進します。

①自慢はしない退屈な授業と人の自慢話ほど、意識が飛びそうになるものはありません。

知っておいてほしいのは、人は、その人の自慢話より、その人の失敗した話のほうが好きだということです。

自慢話は盛り上がらず、失敗話ほど盛り上がります。

ヒットを連発しているある映画会社は、まず主人公がどこまで失敗するか(どん底を経験するか)を決めてからストーリーをつくるそうです。

どん底からの這い上がりの振れ幅が、人々のもっとも興味あるポイントだからです。

自慢ではなく失敗を語ることで、コミュニケーションも盛り上がるのです。

②否定しない相手の話につい「いや」「でもさ」「だってさ」と否定から入ってしまっていませんか?これは、もっとも嫌われるコミュニケーションなので覚えておきましょう。

そもそも、否定ばかりする人と、一緒に話したいと思いますか?否定する人からは、必ず人が離れていきます。

否定したくなっても、いったん受け入れる、それから質問をしましょう。

「いや、私はこう思う」と、相手を頭から否定するコミュニケーションは絶対にやめるべきです。

③優位に立とうとしない俗にいう「マウントをとる」というやつです。

マウントをとる人は、次のような人です。

・負けず嫌い・承認欲求が強い・じつは恐れている・空気の読めない勘違いどうですか?いいことがありません。

本物の成功者は、決してこのようなことはしません。

逆に「ごめんね」や「すごいね」「もっと教えて」などの言葉が、臆面もなく言えるのです。

コミュニケーション上手の人は、傾聴したり質問をする以外に、「褒める」「驚く」「面白がる」というのが非常にうまいのです。

そして、この3つ以外にも私の大事にしていることが、「身近で大切にしたい人ほど、ほどよい距離感を保つ」ということです。

人間関係は、近すぎるとどうしても、その人の粗が見えてしまいます。

どんなに人に憧れられていて、人当たりもよく、ニコニコしている人でも、家では洗濯物もたたまずに寝起きは不機嫌かもしれません。

私の運営している起業塾でも、付き合っているカップルが同棲するというときに、必ず私がアドバイスすることは、「お互いに裸や下着姿を見せすぎないようにしてね」ということです。

近すぎて、ドキドキ感がなくなると、恋愛もうまくいかないからです。

人は完璧ではないのが当たり前です。

本当に大切で失いたくない人とは、ほどよい距離感を保っているほうが、つねに美化できて長く関係が続くのです。

コミュニケーションにも「ソーシャルディスタンス」があるということを、覚えておきましょう。

人と会って、あえてプレッシャーを受けようAction自己開示をして、フィードバックをもらう

「ダイヤモンドはダイヤモンドで磨かれるように、人は人で磨かれる」という言葉があります。

ダイヤモンドの結晶は、もともと単なる炭素です。

イメージは鉛筆の芯だと思ってください。

地下100キロメートルという深い地中で、高温・高圧の力(プレッシャー)によって結合が強くなり、綺麗な結晶となることから、あのような透明で美しい姿になります。

もともとは炭素なので、最初から私たちが知っているダイヤモンドのように、キラキラ光っているわけではありません。

ダイヤモンドはプレッシャーによってピカピカに磨かれ、自然界でもっとも美しく、硬い鉱物となったのです。

これは、人も同じことがいえます。

人は、人と会うことによってプレッシャーを感じ、自分の意見(意思・尊厳)が固まっていきます。

では、人と会うことによって得られるプレッシャーとは何なのか。

大きく2つあります。

それは「自己開示」と「フィードバック」です。

もともとのあなたの能力に、この2つのプレッシャーが加わることで、人としての幅が広がり、未知の可能性が開かれるのです。

たくさんの人と会うことで自分のコアがはっきりわかってきて、「自分とは何者か」「自分の目的・存在理由」が明らかになります。

すると、どんどん自分をオープンに無防備に、さらけ出すことができるようになってきます。

これが自己開示です。

そして、自己開示をすると、人からのフィードバックをもらいます。

フィードバックがあることで、まだ自分自身でも気づいていない領域に気づくことができるようになってきます。

たとえば厳しいフィードバックをもらったときは、「自分のこのひと言が余計だったかな」「ちょっとあせりすぎたかな」と、必ずあなたの成長につながる、あなたがまだ気づいていないメッセージがあるものです。

この自己開示とフィードバックを繰り返すことで、どんどんあなたの人としての幅は広がり、人として成長していくのです。

そうやって成長した自分で人に関われば、人間関係の悩みも解消されていきます。

人は人で磨かれることを意識して、怖がらず積極的に人と会っていきましょう。

結局「スジ」を通す人が、可愛がられるAction「ありがとう」を口ぐせにして、義理人情を大切にしよう

「ありがとう」の5文字には、魅力的で強いパワーが秘められています。

「ありがとう」の言葉をもらうと嬉しくなりますし、他人に「ありがとう」と言うと、こちらの幸せも深まります。

「ありがとう」は円滑な人間関係を築くうえで、最強ワードのひとつです。

本来「ありがとう」という言葉は「有り難い=有ることが難しい」という意味で、「滅多にない」ことを言います。

病気になったときに健康であることのありがたさがわかるように、普段から忙しくしていると、なかなか「有ることが難しい」ことに気づきにくくなります。

・健康でいられるありがたさ・ご飯が食べられるありがたさ・仲間がいるありがたさ・仕事が順調であるありがたさ・いまの自分がここまで来ることができたありがたさ「ありがとう」の反対は「当たり前」です。

ですので、「ありがとう」とは、当たり前ではないこと、普段では気づきにくいことに気づくために、自分に向けて言う言葉なのです。

さらに、当たり前でないことに気づくだけでなく、義理人情を大切にする人は、よりよい人間関係を構築できます。

お世話になった人が亡くなったときに涙を流すことは「人情」です。

しかし「義理」とは、実際に香典を持って葬式に行くことです。

どちらも大事ですが、家でずっと泣いている暇があったら、すぐに葬式に行きましょう。

それがスジというものです。

お世話になった人、助けてもらった人、教えてもらった人に対して、「感謝している(=人情)」というだけでなく、「世話になったから葬式に行く。

その人のお店に行く。

その人から買う(=義理)」というように、行動まで伴わせてスジを通すのです。

たいてい、そういうお世話をしてくれた人・助けてくれた人・教えてくれた人というのは人格者なので、「別に気持ちだけでいいよ」などと言ってくれます。

でも、それにあまんじて、その人から買わない、その人の店に行かない、というのは本当にセンスがないと思います。

スジを通しましょう。

そういう人が、心の底から可愛がられ、応援されます。

「ありがとう」と言えて、義理人情を大切にする人こそ、円滑な人間関係を築くことができるのです。

「障害はチャンス」なんて思えないときは、こうしなさいAction「いま、この障害はココに効いているんだ」と意識して〝悩みの筋繊維〟を太くしよう

ビジネス書やセミナーで学んでいる人は、よく「障害はチャンス」という言葉を耳にすることでしょう。

私も経験ありますが、「障害はチャンス」と教えてもらうと、そのときは「うん、うん」と何の抵抗もなく理解できます。

しかし、実際に目の前に障害が訪れたらどうでしょうか。

会社との衝突、ビジネスパートナーからの拒絶、彼氏彼女との別れ、クライアントからの叱責……など、人間関係にまつわる障害なんて日常茶飯事に起こります。

そのときに、最初から「あ、障害はチャンスだ!」と思える人は少ないはずです。

そんな状況下で、心中穏やかにいられる人なんかいません。

シンプルに「障害は障害」にしか見えないのです。

ここで大事なポイントは、障害をどう乗り切るかです。

私は筋トレが日課なのですが、筋トレで最初にやることは、筋繊維を通すことからだと言われています。

大胸筋を鍛えたくても、筋繊維が通っていないうちは違うところに力が入り、腕が筋肉痛になったり、首筋が痛くなったりするのです。

私のパーソナルトレーナーは、大胸筋のトレーニングをしているときには、「1(イチ、ドン・ドン)、2(ニ、ドン・ドン)、3(サン、ドン・ドン)」と数を数えながら、私の大胸筋をドンドンと叩いてきます。

「いまココに効いているんだぞ」と筋肉に教えているのです。

そうすると筋繊維が通りはじめ、大胸筋がパンプアップされ、筋肉がちぎれるので、大胸筋が大きくなります。

「筋肉がちぎれる→元に戻ろうとする」これで筋肉が大きくなるのです。

要するに、障害が障害にしか思えないときに大事なことは、最初に障害に対する筋繊維を通すことなのです。

初めてぶつかった壁ですから、まだ障害の筋繊維が通っていないのは当たり前です。

そのときに、メンターを見つけて「いまココに効いてるぞ!」と教えてくれる存在がいることが大きいですし、そういうときこそメンターの経験を借りるべきです。

いちど筋繊維が通ってしまえば、2回目以降からは、もしかしたら「障害はチャンス!」と思えるかもしれません。

身体とは、変化(痛み)を起こさないと、大きくなりません。

成長痛によって身長が伸び、筋肉痛によって筋肉が大きくなり、メンタル痛になって障害に対する筋繊維が太くなるのです。

だから、痛みを喜んでください。

喜ぶからこそ、人間関係の悩みから脱却できるのです。

残念ながら、学んでいるだけでは筋繊維は通らないし、心の筋肉はちぎれません。

行動です。

行動のあと、筋肉が破壊されて大きくなるように、心が破壊されて大きくなるのです。

さあ、行動しましょう。

末期がんのスーパースターが、控室で言った衝撃のひと言Action約束を守ろう

私のメンターが、ある大尊敬していた経営者の方を、イベントのゲストにお呼びしたことがあります。

そのゲストはある業界のとんでもない大スターで、そばで話を聞くだけでもやっとなほどの人気ぶりでした。

そんな方に奇跡的にアポが取れて、ゲストでスピーチしていただけるという大チャンスが訪れました。

ただ、そのときにわかったことがありました。

じつは、その方は末期ガンになってしまっていたということでした。

メンターは、そのゲストの末期ガンという事実を知り、「来られるはずだったが、体調も悪化されてるし、これは仕方ない」と、あきらめていたそうです。

ですが、なんと当日、その大スターの経営者が会場にお越しになったのです。

息をぜーぜーと言わせながら、這うように会場に来られ、控え室の椅子に倒れ込むように座っているのがやっとの状態で、とてもスピーチなんてできる状態ではありませんでした。

しかし、講演中はさすがプロ。

完璧なスピーチをされ、体調の悪さをまったく感じさせませんでした。

講演が終わり、控え室に戻ると、また椅子に倒れ込んでしまい、ぐったりされていたようです。

メンターが、「本日は体調がすぐれないなか、本当に、本当にありがとうございました。

正直、来てくださるとは思いもしませんでした。

本当に感謝してます」と伝えると、その経営者はひと言、声を絞って言ったそうです。

「約束したから」この話を聞いたとき、心が震えました。

約束とは、コミットメントです。

コミットメントとは命がけで達成することです。

言葉では知ってはいたものの、私はこの話を聞いて以来、コミットメントの言葉の重さを噛みしめました。

あなたは大事な人と、どんな約束をしましたか?どんなに状況が変わっても、その約束を果たそうとしていますか?都合が悪くなっても、必死で自分を変えようと努力していますか?約束は力づけです。

この経営者がすばらしい人間関係にめぐまれていることは、言うまでもありません。

円滑な人間関係をつくるために、約束を守る人間になりましょう。

コミュニケーションの潤滑油は、「無駄なバイアスからの解放」であるAction「なぜ」「そもそも」「本当に」を使おう

人から相談を受ける、ということもありますよね。

私も「がんばっているのに、なかなか結果が出ないんです」という相談をよく受けることがあります(そもそも、成果になっていないということは、がんばっていないということなのですが……)。

そういう方に私がよく伝えることが、「優先順位が間違っているんじゃないですか?」ということです。

私からすると、優先順位が違うというのは、無駄なことやっている時間が多いということになります。

人は日常において、バイアス(思い込み)により、無駄を省けていないことが多いのです。

たとえば1日8時間仕事をしている人に、「1日7時間で、いまと同じ成果をつくってくれないか」と言っても、バイアスには気づきません。

しかし、「どうしたら2時間でいまと同じ成果をつくれると思う?」と投げかけると、抜本的にいまの仕事の仕方を見直す必要があるので、無駄なバイアスに気づきはじめます。

・朝の会議はいらない・見積もり作成は自分じゃなくてもできる・そもそも出勤する移動時間も無駄・出勤しないで済むと、急な電話対応や上司との雑談の時間もなくなる・すべて対面でなくても、オンラインでできる会議もあるこのように、思い込みで「やらなきゃ」と思っていたことが、じつは不要なことであると気づきはじめます。

このことは、会社のなかという閉鎖環境にいてもなかなか気づきにくいことです。

社外の専門家(コンサルタント)に相談してみたり、別の会社・業界で働いている友人と話してみたり、パートナーや子どもと話してみると、ハッとする解決策が見つかったという人も多いと聞きます。

「その人が1日中考えていることが、その人である」という言葉があります。

あなたはどんなことに24時間、思考を使っていますか。

その優先順位が成果を決めます。

相談されたら、バイアスを取り除いてあげるひと言をかけてあげましょう。

そのときに役に立つのが、「なぜ」「そもそも」「本当に」という言葉です。

「気になるあの人が、振り向いてくれないんです」「なぜ、あの人に振り向いてほしいんですか?」「がんばっているのに、なかなか結果が出ないんです」「そもそも、優先順位が間違っているのでは?」「言われたとおりにやっているのに、毎回失敗してしまうんです」「本当に言われたとおりにできていますか?」すると、相手は抜本的に無駄を削るために、視野を広げて、社外の人や身近な人の意見を聞くなどの行動を起こし、簡単に解決することも多いのです。

無駄なバイアスからの解放。

意識してみてください。

オンラインのテキスト上で揉めたら、4往復以内で切り上げるAction無駄を省きつつ、アナログな部分も大事にしよう

いまや、スラックやチャットワークなどのコミュニケーションツールを使っていない会社のほうが少ない時代になってきました。

これらのチャットツールにおいて、大事にするべきことがあります。

それは、チャット上ではネガティブな議論をしないということです。

テキストだと顔が見えない分、文章が短絡的になってしまいます。

また、相手の意見の裏側にある価値観なんかも見えにくいです。

そうなると、お互いの言葉が強く、そしてきつく感じられて、つい感情的な衝突も起こりやすくなります。

もし、少しやりとりして、4往復以上の議論になりそうな場合は、もうそこでやめておいて、別日に直接会うミーティングを設定したほうが効果的です。

「健全な意見の対立から生まれる対話」は、成果をつくるうえで効率的であり、大事なことです。

しかし、チャット上だと、そもそも人間が持ち備えている重要な「五感」という要素がふんだんに使えません。

そういうときは、対面で「五感」をふんだんに使って話し合ったほうが伝わることが多くなります。

有名な「メラビアンの法則」というものがありますが、人は言語情報から7%、聴覚情報から38%、視覚情報から55%も影響を受け取ります。

情報が与える影響というのは、言葉以外が93%なのです。

つまり、意見が対立しているのに、聴覚と視覚が使えないチャット上で、議論が成立するのはきわめてハードルが高いということが言えます。

五感を使ってコミュニケーションを取るほうが、結局はロスが少なくなるのです。

そして、何よりも良質で効率的な人間関係の構築は、ランチに行ったり、仕事後に飲みに行ったり、アナログな機会をつくることが一番です。

人間はプログラムで動く機械ではありません。

機械のように働くよりも、雑談したり、社外で交流するほうが、仕事の生産性が高まることが、さまざまな研究結果から見ても明らかになっています。

なぜ雑談や交流によって生産性が上がるのかというと、それは情報の流通度が上がるからです。

雑談が適度な休みとなって、リフレッシュになるのです。

ですので、仕事ができる人ほど社内でのコミュニケーションを大事にしています。

無駄に見えるようなことにすごく価値があるのです。

アナログなコミュニケーションを大切にして、一貫した自分で勝負しましょう。

Column4これからの人間関係構築のカギこれから必要なものは「チームビルディング」だ私は、メンターに「先にチームをつくってから、商売をはじめなさい。

大事なことから、先にやりなさい」と教わってきました。

先に仲間を集めてチームビルディングをしていたおかげで、飲食店を開店した瞬間、自転車操業でやりくりしないといけない状況ではなく、いつも満席状態の予約待ちで商売がスタートできました。

チームビルディングは、「集客」とも少し違います。

集客はメリットデメリットで動くので、よく「雨の日はお客さんが入らない」というような状態が起こります。

これが「チームビルディング」だと、義理人情に近いところがあるので、「どうせ外で1000円の外食をするなら、権藤さんのお店で食べよう」と、積極的に来店してくれます。

ある種の「コミュニティ」化するのです。

都会よりも田舎のほうが、コミュニティ色が根強く残っている、とよく言います。

この「コミュニティ」ということについて深く考えさせられた話があったので、ご紹介します。

石川県で、オーガニック野菜をつくって販売している知り合いのAさんという方がいます。

Aさんのもとへ、東京の方から電話がかかってきました。

時期はちょうど、東日本大震災の復興真っただ中というところです。

その東京の方は、以前、福島県の自然栽培の野菜セットを購入していたそうです。

「福島があんなことになって、あそこのものはもう買えないから、おたくの野菜を買わせろ。

みんなの値段の倍を払ってやるから、売れ」Aさんは「何様だ」と怒り、「あなた、なんでそんなに偉いんですか?」と言い返したそうです。

そのときAさんはこう思ったとか。

日頃から野菜の値段が暴落したときも買い続けてくれるお客さんたち、支えてくれるお客さんたちがいるんだ。

そちらを優先するのが当たり前だろう、と。

「倍どころか10倍出されても、あなたには売りません」と言って、電話を切ったそうです。

コミュニケーションにおける強い共感というのは、お互いを尊重、リスペクトする関係性から生まれています。

いいコミュニティというのは、所属する全員のロイヤリティが高く、「チームは自分で、自分はチーム」という考え方のもと、成り立つのです。

漁師なら「海は自分で、自分は海」です。

農家なら「田んぼは自分で、自分は田んぼ」です。

会社組織とは違って、「ここまでは自分の責任だが、ここからはあなたたち」というような分離の考えはないのです。

全員が「チームは自分」だと思っている分業なのです。

アフリカの、とある小さな村の話。

ある子どもは毎日、川に水を汲みに行って、みんなに配り、ある子のお父さんは毎朝パンのようなものを焼いて、村人に食べさせていたそうです。

そこを訪れた日本人に、村人がこう聞いたそうです。

「あなたの役割はなんですか?」その日本人は、答えることができなかったとか。

コミュニティにおいては、自分がどんな役割を果たし、奉仕しているのかが大事になってきます。

それぞれが自分の長所を発揮して、チームとして勝っていくことこそ、チームビルディングの醍醐味なのです。

もちろん、チームビルディングは容易いものではありません。

信用はどれだけ積み重ねても一瞬で崩れるので、信用の上で成り立つコミュニティは、ちょっとした気の緩みも許されず、自分を律し続けなければなりません。

人と向き合い、果敢に失敗し、フィードバックを受けながら、自分にベクトルを向けて改善するような人であり、達成する人でないと、人はついてきません。

成長を通じて、成功するというプロセスが味わえる、まさに人生そのものがチームビルディングの醍醐味なのです。

「みんなが参加しやすい仕組みをまずはつくって、それから、テクノロジーがサポートする」と教えてもらったことがあります。

まずは、コミュニティありきで、そこからテクノロジーと融合できる社会が求められているのです。

チームビルディングこそが、これからの時代の人間関係の構築やビジネスモデルのカギとなることは間違いありません。

口ベタでも信頼を構築できるコミュニケーションをするうえで、「不要な考え方」というものもあります。

最終章では、この「捨てるべきこと」を見ていきましょう。

最高の人間関係を築くために「捨てるべき」ことChapter5

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