第2章あなたのトークはなぜウケないのか?
あなたのトークがウケないのには理由がある!あなたの周りにも、芸人さんのように「面白いトークができる人」や「トークで場を盛り上げる人」がいると思います。その一方で、「面白いトークができない人」や「あまりトークが得意ではない人」もたくさんいることでしょう。もしかしたら、今のあなたはこちらの人間かもしれません。冒頭からいきなり、「あなたのトークがウケない!」と決め付けるのは、大変失礼かもしれませんが、この本を手に取っているということは、少なくとも、今の自分のしゃべりに満足はしていないのだと思います。自分はトークが苦手だという意識を抱えたまま、話をして傷付いたり、またそのせいで話すことを恐れたりしていませんか?トークがウケない苦しみは、芸人さんじゃなくてもつらいものです。でも、ご安心ください。トークがウケないのには理由があるんです!その理由を改善していけば、ウケないトークからウケるトークへと変身することが可能です。トークがウケない理由は、大きく次の4つに分けることができます。自分の気持ちに原因がある話の内容に原因がある話の組み立てに原因がある話の伝え方に原因があるこの章では、私が講師を勤めている、東京アナウンス学院・芸能バラエティ科の生徒(芸人志望の学生たち)に話してもらったエピソードトークをもとに、読者のあなたにも起こりうるウケない理由について分析していきます。自分に当てはまるところがないか、例を見ながら確かめてみてください。
ウケない理由「自分の気持ちに原因がある」【トーク例】「コンビニの店長」「えっと、あの、ぼぼ、僕は、今コンビニで、バ、バイトをしていて……、あの~、ホント1週間前に、というか、正確には5日前なんですけど、そこで、はた、働き始めたば、ばっかりなんですけど……。それで、えっと、そこの、あの、テ、店長が、あー、店長って言っても、年齢は僕とそんなに違わなくて、えっと、あの、まぁそんな店長が、すごくあの、ま、間抜けで、でも、見た目は、け、結構イカツくて、あれ?ちょっとあの……あれ?あのその間抜けな店長が……。えっと、スミマセン。え~それで、僕のバイト先のコンビニの、あの、話なんですけど、えっと……」【ウケない理由】緊張して頭が真っ白になってしまう人前で話すことに慣れていないと、緊張からスムーズに言葉が出なくなります。そして、「ヤバイ!」と思い、一生懸命にその場を取り繕ろうとすると、余計に緊張してしまい、「えっと、あの」といった言葉しか出て来ず、頭の中が真っ白になってしまうのです。こうなると、もうお手上げです。何を話そうとしたのか?どこが面白かったのか?話し手自身が混乱して分からなくなり、全く話せなくなります。緊張しない方法は第3章で詳しく説明しますが、この例のように、もし緊張してしまったら、「緊張して何を話しているのか分からなくなった」と正直に言ってしまいましょう。まさかのぶっちゃけ発言に不本意な笑いが起こるでしょうが、あなたのその正直な態度に、聞き手は笑いつつも好感を持ってくれるはずです。明らかに緊張しているのに、それを隠して聞き手に心の中で失笑されるより、言ってしまった方がこちらの気も楽です!そうして、またイチから立て直すと良いでしょう。一度失敗しているためプレッシャーも少なく、今度はちゃんと話せるはずです。緊張しないで話すことが一番ですが、それでも緊張したら、開き直る!それでいいんです。【トーク例】「外人の観光客」「ちょっと聞いてくれよ!超面白い話があってさ~!この前、渋谷に買い物に行ったら、観光客の外人らしき集団がいてさ。みんなカメラ持ってハチ公の銅像とかスクランブル交差点とかをパシャパシャ写真撮ってるんだよ。で、その集団を何気なく見てたら、その中の1人が着ているTシャツがすっごく面白くてさ!そいつのTシャツには超ウケる日本語が書いてあったんだけどさ。何て書かれてたと思う?何とそのTシャツには、『おこしやす京都』って書いてあったんだよ!いやいや、ここ京都じゃねーよ。渋谷だろ!って俺、心の中でさ、思いっきりその外人につっこんでやったよ!いやぁ~本当にウケるよね~!」【ウケない理由】無意識に笑いのハードルを上げている相手をトークで笑わせたいと思っているときに、「面白い話があった!」という出だしは、非常に危険です!「面白い」基準というのは、人によって違いますよね?自分が面白いと思うことが、必ずしも他人にとって面白いこととは限りません。最初にこの言葉を付けてしまうと、笑いのハードルがかなり上がってしまい、だれもが大爆笑するような話じゃないと、笑いを取ることはできないでしょう。この出だしだと、そこそこ面白い程度では、「そんなに面白くない」という印象になってしまいます。聞き手を過度に期待させてはいけないのです!また、自分から「面白い話があった」と平気で言えるような人間は、相手に対しても「何か面白い話をしてよ」と平気でムチャぶりをしてきます。言った方は軽い気持ちかもしれませんが、話し手にはかなりのプレッシャーになっています。余談ですが、そういうときの返しとして、「例えば?」と聞き返す方法があります。そこで相手が、自分の中の「面白い話」を披露してきたら、あなたもそのレベルに合わせた話をすれば良いでしょう。もし相手が「俺は特にない」と言ってきたら、「そんなに面白い話なんてないよね」と同調しておけばいいんです。少し脱線してしまったので、話を元に戻します。この例では、「その中の1人が着てるTシャツがすっごく面白くてさ!」と、また無駄にハードルを上げてしまっています。最後の「いやぁ~本当にウケるよね~!」という言葉もNGです。自分で「面白い」とか「ウケた」とか言っても、聞き手には何も伝わりません。そんなことよりも、自分が体験した出来事や状況を、聞き手に適切に伝えることだけを心がけてください。ウケたかどうか、面白いかどうかを判断するのは、話し手ではなく、聞き手なんです。
【トーク例】「太った先生」「ウチの学校の先生、すんごい太ってて、フフッ。着てる服とかサイズないから、全部オーダーメイドらしいんだけど、いっつもいっつも『服がない、服がない』って言っててハハハ、その言い方もチョー相撲取りっぽくってギャハハハ。ウチら友達と裏で、『なら、まわし締めときゃいいじゃん!』って、言ってんだけどさアッハハハ。ある日、その先生が、フフフ、廊下に落ちてる、ハハハ、ゴミを拾おうと、ハハ、しゃがんだら、ハッ、デブだからお尻のところ、ズボンがやぶけちゃって、ギャハハハハハ、もうビリッて、ハハハ、音と同時にアハハハ、もう穴が開いてハハハハハハ……」【ウケない理由】笑いながら話してしまうウケるトークの目的は、自分が経験したおかしな出来事を、聞き手にきちんと伝えて、なおかつ笑わせることです。自分が笑ってしまっては、聞き手には上手く伝わりません。さらに、話し手である自分が大笑いすると、逆に聞き手のテンションは下がってしまいます。そもそも、芸人さんを見ていても分かる通り、笑いのプロたちはだれも笑いながらボケたり、ギャグを言ったりしないですよね?プロの世界では、「誘い笑い」という手法(話し手自身が笑うことにより、聞き手を笑いやすい状態にするテクニック)もありますが、一般的におかしなことを言うときには、真顔で話すのが基本です。とは言いながら、この行為は実は緊張の表れでもあります。聞き手の反応に対する不安から、無意識に笑いながら話す……そういう人は一種の防衛本能として、聞き手が笑っていなければいないほど、自分が笑ってしまうこともあるようです。気持ちは分からなくもないですが、相手の表情ばかりを気にしてトークをしていては、精神的に参ってしまいます。なので、そこは必要以上に意識せず、冷静に自分が体験した出来事を伝えられるように直していきましょう。【トーク例】「お年寄りと電車」「ある日、電車で座っていたら、僕の前にお年寄りがやってきたんですよ。そのお年寄りは荷物を僕の足元にドカッと置いて、『はぁ~、しんどい。疲れた~』って、こちらに聞こえるくらいの声で言ってきたんです。ははーん、これは席を替わって欲しいんだな?ってピンときて、僕はもう飛び切りのスマイルで『おじいさん、どうぞ』って言って席を立ったんですよ。そしたら、そのお年寄り、『わたしは、おばあさんだよ!』って……。まぁ、おじいさんだと思って席を譲ったら、おばあさんだったって、それだけの話なんですけど」【ウケない理由】自信がないためオチのキレが弱いこれは、最後のひと言がなければ、面白いエピソードだったと思います。しかし、本人の自信のなさから、自らウケない雰囲気にしてしまいました。話し始めは意気揚々としているのですが、聞き手の顔色や反応を伺うあまり、オチの段階で声が小さくなったり、オチの後にその説明をしてしまうといった蛇足的な言葉を付け加えたりしてしまう人がよくいます。いったん話し始めたら、結果がどうあれ、勢いよくゴールのテープを切るしかありません!自信がない話し方は、せっかくの面白い話をもつまらなくしてしまいますよ。それに、「面白いこと」を職業にしているお笑い芸人さんは別ですが、私たちが日常で会話をする場合、実際そんなに面白いトークを期待されていません。だからこそ、この本のテクニックを身に付けて、少しでもウケるトークができるようになれば、「かなり面白いやつ!」という印象を与えることができるんです。なので、「自分の話は面白くないんじゃないか?」と卑屈になる必要はありません。そもそも聞き手は、そんなに期待していませんから!でも、この例のようなトークをする性格の人は、自信過剰な人より断然いいと思います。こういう人は、より面白く伝えるためにどうしたら良いかを真剣に考える人だからです。★自分の気持ちに原因がある場合*緊張して頭が真っ白になってしまう*無意識に笑いのハードルを上げている*笑いながら話してしまう*自信がないためオチのキレが弱いというわけで、ここでは、「自分の気持ちに原因があって、話がウケない」場合を取り上げました。自分の気持ちに潜む、「緊張」「うぬぼれ」「劣等感」の3つが、トークがウケない理由を作り出しています。その中でも、多くの人に共通する「緊張」の克服については、第3章で詳しく紹介します。
ウケない理由「話の内容に原因がある」【トーク例】「料理下手な彼女」「俺の彼女、すんげぇ料理が下手なんだよ。だけど、本人はそれ自覚してなくて、たまに手料理の弁当を持ってくるわけ!フツー何回か作ってたら、ウマくなるはずじゃん?でもまぁ、たまにウマいときもあるんだけどね。それで、ある日のデートでも弁当作ってきてくれて、その中に玉子焼きが入ってたんだけど、なぜか甘い玉子焼きなんだよ。多分彼女さ、塩と砂糖を間違えて入れたんだよね。まぁ少し甘い程度だったから、食えないことはなかったけどさ。ほかにもさ、夏場に刺身を入れてきて、あれはヤバかった!デート中、お腹を壊して大変だったよ。本当につらかった」【ウケない理由】正直過ぎて話のネタが弱いこの例を話した人は、彼女にも優しく、正直な気持ちの持ち主なんでしょう。ただ、私たちはウケるトークをしたいのであって、取り調べを受けている被告人ではありません。見たまま、体験したままを、バカ正直に伝える必要はないんです。この例では、「料理下手な彼女が、塩と砂糖を間違えて、甘い玉子焼きを作ってきた」というところを聞き手に伝えたいのだと思うのですが、「少し甘い程度だったから食えないことはなかった」という発言が、何とも正直過ぎていただけないです。それに、実際に隠し味として砂糖を入れる甘い玉子焼きもあるので、一概に甘い玉子焼き=料理下手とはなりません。なので、そこはもっと大げさに、そして面白く脚色してしまいましょう!例えば、「めちゃめちゃ甘くて食べ切れずにコッソリ捨てたら、そこにアリが集まってきた」とか、「噛むたびに、口の中で砂糖がジャリジャリと音を立てて、それ以来トラウマで玉子焼きが食べられなくなった」とか、大げさに表現してほしいものです。また、彼女が見ている前で、甘い玉子焼きを全部食べなきゃいけないときの状況や心理を、トークの中で語ってあげるともっと面白くなるでしょう。ただそれ以前に、この話で聞き手が一番気になるのは、実は玉子焼きではなく、最後の方の「夏場に刺身を入れてきて、あれはヤバかった!」という発言のような気がします。夏場の刺身は、甘い玉子焼きの比にならないくらい危険です!「どうヤバかったのか?」「何が起こったのか?」を中心にトークを作った方が、面白くなるんじゃないでしょうか?どちらにしろ、ウケるトークにとって多少の脚色は、話を面白くするための調味料だと思ってください。【トーク例】「サッカーボール」「小学2年生のころ、僕、アホまっさかりでして、サッカーボールをパンダの卵だと思い込んでたんですよ。それで、休み時間にみんながサッカーやってるのを見て、こいつら動物虐待だなって、いっつもムカついてたんです。ある日、パンダが産まれたら蹴れないだろうと考えて、僕が卵を温めて産ませようと思ったんですね。それで、教室のストーブにサッカーボールを近付けたんです。するとボールが『バァァァーン!』って大きな音を立てて破裂したんです!それを見て、僕は自分が殺したというショックで泣いてしまいました。その音を聞いて先生が『どうした?』って走ってきたんです。それで僕、タマゴとかパンダとか泣きながら説明したんですよ。すると先生から真実を聞かされまして、あぁサッカーボールはパンダの卵じゃねぇんだなって思った話でした」【ウケない理由】話がウソっぽくて疑われてしまう多少の脚色は全然してもいいと言いましたが、作り話やウソはNGです。この話の真偽のほどは分かりませんが、聞き手からすると作り話のように聞こえてしまいます。アホまっさかりだからと言って、サッカーボールをパンダの卵と思うか?小学2年生が動物虐待とか考えるか?などなど、いくつかの疑問が生じてしまい、トークに集中できません。もしこの話が本当だったとしたら、まずは「サッカーボールをパンダの卵と間違えても仕方ないくらいのアホだった」ということを前置きで説明してあげる必要があります。例えば、「友達からチョークは砂糖の固まりと言われ食べていた」とか、「犬のメスが猫だと言われて信じていた」とか、周りからのウソを何でも信じてしまうほど、純粋(?)なアホだったという感じにした方が良いでしょう。そうすると、聞き手も、「そんな奴だったらサッカーボールをパンダの卵だと言われたら信じるかもな~」と、思ってくれるかもしれません。ウソや作り話は、どうしても細かい部分にリアルさがないため、すぐにバレてしまいます。さらに、聞き手が不信感を抱くため、話がすんなり入ってきません。芸人さんなどのプロは別として、私たちのような素人は、完全な作り話はしない方が良いでしょう。作り話だと分かると、笑わせる以前に、「ウソつき」のレッテルを貼られてしまいます。【トーク例】「3歳年上の姉」「僕には3歳上の姉がいるんですけど、この姉がとんでもない女なんです。子供のころから姉は僕を使いっ走りにしていて、それが今でも続いているんですよ。何かもう、姉と弟って関係じゃなくて、師匠と弟子みたいなんです。
でも、僕も一度だけ姉に反抗したことがあったんです。中学2年のときなんですけど、姉の命令に反発したんです。今まで一度も反抗したことがなかった家来のような弟から裏切られ、姉は謀反を起こされたみたいな気分だったんじゃないでしょうかね?(笑)でも、僕の謀反は姉からの言葉の暴力によって、あっという間にねじ伏せられました。身体つきは全然姉よりも大きい僕なんですが、口げんかになるともう全然勝てないんです。鋭い目で感情をむき出しに怒鳴り散らす姉を前にしたら、ヘビに睨まれたカエルのように何も言えなくなってしまうんです。ってまたこういう話をしたことがバレたら、姉にコテンパンにやられちゃうんですけどね……」【ウケない理由】話が抽象的で分かりにくい話し手は、自分では聞き手に姉のひどさを伝えたつもりでしょうが、話がどれも抽象的なので、全く伝わってきません。この場合、姉がどれだけひどいのか、具体的に話してあげる必要があります。まず、子供のころにどんな使いっ走りをさせられていたのか?最近ではどんなことがあったのか?を具体的に話す必要があります。そして、一度だけ反抗したことがあったなら、それはどんな状況や内容だったのか?さらに姉は感情をむき出しにして何と怒鳴ったのか?これらも具体的に話してあげるべきでしょう。この話し手は、例えにチカラを入れているみたいですが、抽象的な例えをした場合、聞き手は余計に混乱してしまいます。「ヘビに睨まれたカエル」と例えるよりも、自分が実際にどうなったのかを具体的に話した方が、相手は想像しやすいでしょう。さらに最初は、姉と弟の関係を「師匠と弟子」で例えていたのに、姉への反抗を謀反に例えたため、「殿と家来」に関係性が変わってしまっています。上手いことを言いたいがために抽象的な例えを使い過ぎると、聞き手は余計な情報に耳を奪われて、話の内容が全く入ってこなくなるのです。【トーク例】「やんちゃな中学時代」「俺こう見えて、若いころ、結構やんちゃしてたんです。中学時代が一番悪くて、不良グループで毎晩のように、つるんで遊んでたんですよ。もう今は時効ですけど、学校の壁にスプレーで落書きしたり、駅前の自転車を盗んだり、いろんな悪さをしましたね。一番すごかったのは、近所にあるコンビニに仲間8人で行って、棚の商品を手当たり次第に万引きしたことですね。それぞれ担当があって、俺の担当は雑誌だったんですけど、お菓子担当に比べて、万引きがバレやすいんですよ。コンビニの雑誌コーナーって窓側にあるじゃないですか?あそこって店員からよく見えるんですよね。俺が原因で結構バレちゃうんで、最後の方はもう堂々と盗むようになって、俺らのせいでそのコンビニ潰れたんです(笑)。コンビニを潰した少年って、日本でも珍しいんじゃないですかね?あっ、もちろん今は全然真面目ですけどね」【ウケない理由】話のネタが不適切この話は、大げさな作り話かもしれませんが、事実であれ作り話であれ、どちらにしても笑い話として不適切です。この話を聞いて笑う人は、その人格を疑われますし、まずそんな人はいないでしょう。話を聞いて、笑いよりもほかの感情が勝ってしまう場合は、ウケるトークに適していません。特に、怒りや悲しみや嫌悪などマイナスな感情の場合は、絶対にウケることがありません!この話の場合は、自分たちの手でコンビニを潰した、というのを笑ってほしかったのでしょうが、コンビニ店主の気持ちなどを考えると一切笑えません。もしもこれがコンビニを潰したという話じゃなかったとしても、そもそも昔自分がワルだったという話は、自慢話として聞こえてしまい、聞き手にとって気持ちの良いものではないのです。ウケるトークに自慢話や成功談は向いていません。むしろ失敗談の方が聞き手には喜ばれます。自分のドジな話だったり、失敗したエピソードだったりを明るく話すことで、聞き手はあなたを理解し、受け入れてくれるのです。自慢話や成功談以外に、不適切なネタは、他人の悪口や過度な下ネタ、政治、宗教、犯罪など、笑いよりも別の感情が入ってくる話題すべてです。聞き手を楽しまそうと思って話をしているのに、逆に不快な気持ちを与えてしまっては元も子もありません。ウケるトークでは、話題選びから気を付けましょう。★話の内容に原因がある場合*正直過ぎて話のネタが弱い*話がウソっぽくて疑われてしまう*話が抽象的で分かりにくい*話のネタが不適切以上、ここでは、「話の内容に原因があって、話がウケない」場合を取り上げました。話の内容を面白くするためには、話のネタを探して、そのネタを脚色する必要があります。話のネタを強くする媚薬については、第4章と第5章にて紹介していきます。
ウケない理由「話の組み立てに原因がある」【トーク例】「彼女のお父さん」「これは、僕が学生のころの話なんですけど、当時付き合っていた彼女の家に行くことになって、そこのお父さんがすごく厳しい人で、これは挨拶しといた方がいいかなって思ったんですけど、何かそういうのって照れくさいじゃないですか?だから、無視して部屋で2人で話してたんですよ。そしたら、いきなり彼女のお父さんが酔っ払った状態で部屋にやってきて、『お前も飲むか?』って言われて……いやいや、まだ昼だし!って思って、本当にビックリしましたよ。あとで彼女に聞いたら、そのお父さんも僕と話をするために、飲めないお酒を無理して飲んで、彼女の部屋にやってきたみたいなんですけどね」【ウケない理由】説明不足のため話がすんなり入ってこないこれは結構やりがちなミスです。自分の中では常識として分かっているので、相手に対しての説明が雑になってしまうというものです。自分の中の常識が必ずしも相手の常識とは限りません!この話の場合、まず「学生のころ」がいつなのかを具体的にしなければ、彼女との付き合いの深さや、お父さんとの気まずさが聞き手に伝わってこないのです。学生と言っても、中学生のころと大学生のころとでは、聞き手の印象が全然変わってきますよね。あと、「話し手と彼女の父親との関係」も説明しておきたいところです。この日が初対面なのか?それとも以前にも会ったことがあるのか?その関係性の違いで、緊張感はだいぶ違ってきます。さらに、この話のオチとして、「普段は厳しい彼女のお父さんが、娘の彼氏と仲良くなろうと無理をしてお酒を飲んでやってきた」というところを伝えたいなら、普段はどのくらい厳しいお父さんなのかというところも、軽く例を出すなどして説明しておきたいものです。詳しくは第4章で話しますが、トークをする際に心がけることとして、「いつ?どこで?だれが?何を?どうした?なぜ?どのように?」という文章の基本構造を押さえておくといいでしょう。【トーク例】「超ケチな彼氏」「私の彼氏って超ケチなんですけど、3年付き合ってまだ1回しかおごってもらったことがなくて、何なら私の方がおごらされてばっかりなんですよ~。その1回も、安いファーストフードだったりして。だから、この前の私の誕生日に、今日ばかりはご飯をおごってもらおうと思って、銀座の高級フレンチに行ったんですね。そこって、ランチでも5千円とかする超セレブなお店で、テレビとかにも出てる有名な坂口シェフのお店なんです!結構、芸能人のお客さんとかも多くて、私たちが食べてる席の隣りにも、最近コメディアンとの熱愛が発覚したアイドルのユミリーちゃんが女友達と食べに来ていて、ユミリーちゃんって顔ちっちゃいんですよ!」
【ウケない理由】詳細を語り過ぎて話が脱線しているこの例で言えば、最初は「彼氏がケチだ」という話をしていたはずです。しかし、最後の方は「ユミリーは小顔だ」と、全く別の話になってしまっています。これでは、聞き手は「一体、何の話だったんだ?」と首をかしげてしまいます。あなたの周りにも、こういう人いませんか?さて、どうしてこんな風になってしまうかというと、それは、自分の頭の中で話の筋道が立てられていないからでしょう。自分が伝えたいことの中でどれが重要でどれが不要かを整理できていないから、どんどん話が脇道に外れていってしまうんです。また、自分が目にしたことを時系列に忠実に話していかないと気が済まないという人もいるようです。でも、それでは聞き手としてはうんざりしてしまいます。話し手として大事なのは、聞き手に一番伝えたいことは何なのかを、常に意識してトークに臨むことです。この場合、話の入口から察するに、「彼氏がケチだ」ということを伝えたいのでしょうから、その話を中心に展開しなければなりません。「ユミリーが小顔だ」という話は、別の話としてもう1つ作れるはずです。余計なディテールは思い切って捨てましょう。【トーク例】「調子乗りの友達と厳しい先生」「これは自分が小学生のころの話です。当時の担任の先生がすごく厳しい人だったんですけど、小学校のときって遊びたい盛りじゃないですか?だから掃除の時間とかもサボって遊んでまして、その遊び仲間の1人の体をトイレットペーパーで巻いて遊んでたんですね。そいつもかなり調子乗りの友達だったんで、喜んで巻かれてて。それで、その格好した友達が掃除用具棚の中に隠れて、開けたやつを驚かそうって話になって。そしたら、そのときちょうど先生が来て、掃除しろって怒られまして、その先生が掃除用具棚を開けたんです。すると、その友達は生徒が開けたと思ってるので、勢いよく飛び出てきて!それを見た普段厳しい先生が、驚いて変な声を出したって話です」【ウケない理由】自分の感情が入っておらず、話にまとまりがない一読すると面白そうな話なのに、なぜか頭には入ってきません。それは、話し手が何を伝えたかったのかが明確ではないからです。このネタの主人公は、「お調子者の友達」なのか?それとも「普段は厳しい先生」なのか?それが聞き手には分からないから、どちらに感情移入や共感をしていいのかが分からないんです。なぜ、そうなってしまったのか?その理由の1つとして、この話には話し手の感情が入っていないからということが挙げられます。お調子者の友達が、生徒と間違って先生を驚かしてしまったことを笑いたいのか?普段は厳しい先生が変な声を出してしまったことを笑いたいのか?話し手の感情を聞き手に伝えてやる必要があります。もう1つの理由として、話にまとまりがないということが挙げられます。話をスムーズに進める構造として、「起承転結」に沿って話すという方法があるのですが、この話はそれができていません。特に「転」の部分の緊張感が全くありません。起承転結の構造については、第4章で詳しく説明します。【トーク例】「ニワトリが嫌いな親父」「僕の親父の話をします。親父は好き嫌いがほとんどないんですけど、唯一ニワトリが苦手なんです。その理由をこの前聞いたんですが、親父は、子供のころに実家でニワトリを飼っていたらしいんですね。そのニワトリをとても可愛がってて、毎日エサをあげたり一緒に遊んだりしてたんだそうです。そんなある日、親父が家に帰るとそのニワトリがいなかったんですって。『あれ、どうしたのかな?』って不思議に思って家の玄関を開けたら、家に、東京に住んでる従兄弟が来ていて、台所からカラ揚げのいいニオイがしてきたんだそうです。そうなんです。何と、その従兄弟のために、親父の飼ってたニワトリが、カラ揚げにされてたんです!そして、その従兄弟はカラ揚げをウマそうに食べていたんだそうです。それ以来、親父はニワトリが食べられなくなった、という悲しいお話でした~」【ウケない理由】話の途中でオチが読めてしまう「親父がニワトリを食べられない」理由を話そうとしているときに、話の途中で「ニワトリを飼って可愛がっていた」と出てきたら、その瞬間にもうオチが読めてしまいます。話し手としては、聞き手に話の展開を読まれてしまう状況は避けたいですよね。トークを一本調子にしてしまうと、このような状況が起きてしまいます。この場合、話の展開を読まれないために、いくつか直さないといけない部分があります。まずは、「親父はニワトリが食べられない。その理由は……」という出だしをやめるべきです。そして、「ニワトリが料理されたのは従兄弟が来たせい」ということであれば、「親父には唯一許せない従兄弟がいて」というように、出だしを変えた方が良いでしょう。まさか従兄弟とニワトリが結び付くなんて思わないので、オチが読まれる心配もありません。さらに、その従兄弟の特徴を、最初の方でもっと話しておくことも大事です。そうすることで、カラ揚げを美味しく食べる従兄弟に、悪意や嫌悪を抱く父親の姿を共感させることができます。このように、一本調子で話の展開やオチが読めてしまう場合は、違う切り口で語るなど、聞き手の注意を変えてやる必要があります。★話の組み立てに原因がある場合*説明不足のため話がすんなり入ってこない*詳細を語り過ぎて話が脱線している*自分の感情が入っておらず話にまとまりがない*話の途中でオチが読めてしまう
というわけで、ここでは、「話の組み立てに原因があって、話がウケない」場合を取り上げました。話の中に自分の感情を入れること、オチを読まれないようにすることが、ウケるトークに必要な話の組み立て方です。そのためには、「5W1H1D」や「起承転結」を意識した構成を行う必要があります。話を上手く組み立てるテクニックについては、第5章で紹介します。
ウケない理由「話の伝え方に原因がある」【トーク例】「浮気の結末」「私彼氏がいるのに一度だけ別の男の人とデートしたことがあるんですけどその人はバイト先の先輩だったんですけどすごく優しい人で何度も何度も『付き合おう』って言われてたんですよ。あまりにも『好きだ』って言われるので、1回だけデートしてみようかと思って、2人で映画を観に行ったんですけど、そこに彼氏もいたんです!彼氏を見つけた途端、もう頭の中が真っ白になって、そしたら彼氏も私たちに気付いて、『あっ!』ってなって、その瞬間、なぜかすぐに逃げようとしたんです。罪悪感ですかね?でも何と彼氏も女連れだったんですよ!しかも向こうは手をつないでたんです。私がそれを見つけた途端、彼氏は素早く手を離して、私の方に近付いて来たんですけど、もう悔しくて、悲しくて、私は泣きながら追いかけてくる彼氏から逃げました」【ウケない理由】話の間やテンポがおかしい面白い話をするには、表現の仕方も重要なポイントになります。話し方次第で、面白い話がつまらない話へと変化してしまうことも多々あるんです。この例の場合、出だしのトークのテンポが悪過ぎます。緊張もあるのかもしれませんが、「私~言われてたんですよ」まで、息継ぎなしで無理やりに話した感がありました(この例では、それをあえて文字で表現してみました)。どこかで句読点を入れて、息継ぎをしてあげた方が良いでしょう。例えば、「私、彼氏がいるのに一度だけ別の男の人とデートしたことがあるんです。その人はバイト先のすごく優しい先輩で、何度も何度も『付き合おう』って言われてたんですよ」と2つの文章に分けることができます。次の、「そこに彼氏もいたんです!」というところも、サラッと流れで話していますが、ちゃんと区切ってから、もっと溜めて話してあげる方が、聞き手も驚きがあるはずです。あと、「その瞬間、なぜかすぐに逃げようとしたんです」は、彼氏なのか私なのか、この言い方だと分かりにくいですね。その後に「罪悪感ですかね?」とあるので、私の方だと分かりますが、こういう誤解を生んでしまうのも間が悪いせいです。間の悪さが際立っているのは、最後の「私は泣きながら追いかけてくる彼氏から逃げました」という部分です。この「泣きながら」は、私なのか?それとも彼氏なのか?この状況では、言い方次第でどちらにも当てはまります。話し手は、聞き手が内容を理解しやすいテンポや、誤解を与えないような間を、意識して話をしましょう。【トーク例】「駐車場での恐怖」「つい最近、車の免許を取ったので、運転の練習がてら近くのファミレスに行ったんですね。そして、駐車場で車を入れようとしていたら、お店からいかにも怖いお兄さんたちが出てきたんですよ!よく見ると、僕が入れようしている隣りが黒塗りのベンツで、明らかにそのお兄さんたちの車なんですよ。ヤバイと思って、なるべく早く入れようともがいてたんですけど、初心者だから、なかなか上手くいかないんですよね。そのうち、1人がこっちに近付いてきて、僕の車の窓をドンドンドンって叩いてきたんです。恐る恐る窓を開けると、その怖いお兄さんが『何してんだ!』って怒鳴ってきたんです。それ聞いて余計震えてしまって、スミマセンって言いながら何回も駐車しようとしたんですけど、もう全然入れることができなくて……。仕方なくあきらめてそのまま出口へ出ちゃったんです」【ウケない理由】登場人物を演じ分けられていないこの話は、状況説明はよくできている方だと思います。運転初心者にとって難しい駐車に加えて、そこに怖いお兄さんたちのプレッシャーとなれば、聞き手にもドキドキ感は伝わってきます。あとは、登場人物のキャラを上手く演じ分けてやることで、よりリアルに状況を伝えることができます。例えば、黒塗りベンツを発見した後の、「ヤバイと思って」のところは、もっと自分の心情を大げさに見せて、「え~?マジで?ヤバイなぁ……と思って」などとしてあげた方が良いでしょう。さらに、「恐る恐る窓を開けると」の前にも、自分の感情を出して「うそぉ~?叩かれてるし……って、恐る恐る窓を開けると」のように、ヘタレな感じを出してあげましょう。このように自分の気持ちはもちろんですが、怖いお兄さんの言い方や感情もキャラクターになり切って伝えることが大事です。ここでは、「何してんだ!」と怒鳴ってきたとありますが、もう少し脚色して「オイコラ!何もたついてんだ!早くしろ!」くらいにしてあげてもいいかもしれません。漫才やコントではないので、1人で話すと、どうしても自分だけの単調な喋り口調になりがちです。しかし、プロはきちんと登場人物のキャラを使い分けて、面白おかしく表現しています。落語家さんなどはその良い例ですよね。ウケるトークをする際に、キャラの違いを出してあげると、聞き手にとってより状況が分かり、面白さが伝わるのです。【トーク例】「最初で最後の打席」「僕は高校3年間、野球部だったんですけど、ずっとベンチだったんです。ただ、3年最後の大会で、一度だけ打席に立つことができたんです。初めての打席ってことで、緊張して震えながら打席に向かったんですね。打席に立った途端、さらに緊張して吐き気がしてきたんです。頭も重たい、身体は震える、吐き気までする。もう最悪の状態ですよ。そこで、ピッチャーが第1球を投げようとしたとき、僕はこの状況を立て直そうと思って、『タイム!』って言ったんです。でも、喉が渇いてて言葉にならなくて、その瞬間、胃の中にある食べ物を全部ホームベースに吐いちゃったんです。それからのことは全然覚えてなくて、気付いたらベンチで横になってたんですけど。チームメイト全員、僕の近くにいなくて、監督も殺気立ってる感じで、何かその雰囲気が怖くて、試合が終わるまでずっと寝たふりしてました」
【ウケない理由】擬態法を上手く使えていないこの話も、内容としては状況をよくとらえていて面白いと思います。ただ、もう少し表現方法を変えると、より聞き手にとって臨場感のある話になるでしょう。そのために「擬態法」を使うことをオススメします。擬態法とは、擬音語(人や物が発する音を表したもの)や擬態語(状態や感情を音で表したもの)からなる表現方法で、これによって、インパクトのある語感を聞き手に伝えることが可能になります。この例で言うと、「緊張」を「心臓がドキドキ」、「震え」を「ガクガク」、「喉が渇く」を「喉がカラカラ」、「頭が重く」を「頭がフラフラ」と言い換えてみると、より面白くインパクトのある表現になるでしょう。「吐いた」というのも、「オロオロオロオロ~って吐いて」と吐いた時の擬音語を付けてやってもいいと思います。ただし、こういう不快な音は、聞き手によっては嫌悪感を示す場合があるので、やり過ぎには気を付けましょう。【トーク例】「接待ゴルフ」「社会って大変なんだな~と感じた話をします。僕は、今ゴルフ場でキャディのアルバイトをしているんですけど、この前、某企業の接待ゴルフの担当になったんです。接待ゴルフって、接待される方は気持ちいいかもしれませんが、する方はかなり気疲れしちゃいますよね。ティグラウンドでは、社長のショットには毎回必ず、『ナイスショット~』と声をかけなきゃいけないんです。ラフに入ってもですよ(笑)。しかもOBのとき、だれも『フォアーッ』って言わないんですよ。いやいや危ないだろ!って話ですよ。池ポチャしたら、見てみぬフリでノーカンになるし……。でも一番痛々しかったのは、そこまで恩恵に浴していながら、ダブルボギーを連発してる社長のひと言。『僕普段はシングルなんだよ』って、嘘付け!どこまで厚顔無恥なんだって話ですよ!」【ウケない理由】難しい表現が多くて伝わらない当たり前のことですが、聞き手が内容を理解しなければ、どんなに面白い話でもウケません。この例は、ゴルフ好きな人には面白い話なのでしょうが、ゴルフ未経験の人にはよく分からない言葉が結構出てきています。例えば、「ラフ」というものが何か分からないため、なぜ「ラフでナイスショット」と言ってはダメなのかが分かりません。「OB」と「フォアー」は何となく分かるのですが、「ダブルボギー連発」が悪いということや、「僕はシングル」発言が厚かましいことだというのも、「ダブルボギー」や「シングル」という用語が分からないため、話が伝わってきません。ゴルフの知識も経験も全くない人だったら、ほかにも「ティグラウンド」「池ポチャ」「ノーカン」といった用語や、そもそも「キャディ」が分からないという可能性もあります。このように、専門的な話をする場合は、聞き手がその分野に精通していれば問題ないのですが、詳しくない場合は、分かりやすく話をしてやる必要があります。専門用語をなるべく使わなくするとか、用語の説明を入れてあげるとか、聞き手に話が伝わるように工夫することが大切です。さらに、この例での難しい表現は、専門用語だけではありません。「恩恵に浴して」や「厚顔無恥」という言葉も、あまり聞きなれない表現です。書き言葉としてはこのままでも良いかもしれませんが、話し言葉としてはできるだけ耳に優しい言い回しに変えてあげた方が良いでしょう。文字にするのと違ってトークは耳だけなので、「オンケイニヨクシテ」とか「コーガンムチ」と言われると、一瞬理解するのに戸惑ってしまいます。そこで、「恩恵に浴して」は「大げさな接待をされて」や「えこひいきされて」などに、「厚顔無恥」は「厚かましい」や「恥知らず」などに変えてやると、聞き手にとって理解しやすくなるはずです。専門用語や書き言葉による表現はなるべく避けて、聞き手に伝わりやすい話し言葉を心がけましょう。★話の伝え方に原因がある場合*話の間やテンポがおかしい*登場人物を演じ分けられていない*擬態法を上手く使えていない*難しい表現が多くて伝わらない最後は、「話の伝え方に原因があって、話がウケない」場合を取り上げました。どんなに面白い内容でも、話し方が上手くないとウケません。逆に言えば、話し方次第で面白くすることも可能です。その方法については、第6章で紹介します。
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