MENU

第3章裏切りの笑い難易度★★★

第3章裏切りの笑い難易度★★★あなた(第1者)の言動で、人(第2者)の予想を裏切り、その様子を笑わせたい相手(第3者)に見せることで、優越感をもたせて笑いを生む技術(1)「裏切りの笑い」では、相手をどういう感情にさせることによって、どういう理屈で笑いを取れるのだろうか?「裏切り」とは何か?そもそも、この「裏切りの笑い」の「裏切り」とは何でしょうか?ここで言う「裏切り」とは、人の予想・想像を「裏切る」という意味の「裏切り」です。

「裏切りの笑い」は、あなたと笑わせたい相手の2者だけでは成り立ちません。

あなた(第1者)裏切られる人(第2者)笑わせたい相手(第3者)の3者が必要になります。

あなた(第1者)が、人(第2者)を裏切ることで、笑いは生まれるのです。

どうしてか?まずは、予想・想像を裏切られた人(第2者)の感情がどうなるかを考えてみましょう。

答えは簡単です。

驚きます。

怒ることもあります。

悲しくなることもあります。

嬉しくなることもあります。

困ることもあります。

予想・想像を裏切られた瞬間、人は感情が大きく揺さぶられるのです。

さらに、その人(第2者)を見ている第3者がいたとします。

では、その第3者の感情は、どうなるでしょう?あなた(第1者)に感情を大きく揺さぶられた人(第2者)を側から見た人(第3者)は、「お前(第2者)って、かわいそうだな」「お前(第2者)バカだな」「アイツ(第2者)じゃなくて良かった」「自分の方がマシかも」と思うでしょう。

この第3者の感情は、そうです、「自虐の笑い」でも、出てきた優越感です。

優越感を与えると、相手から笑いを取ることができるのは、「自虐の笑い」で述べた通りです。

そして、この笑いのことを、本書では「裏切りの笑い」と呼びます。

要は、笑わせたい相手に対し、自分を下に見せて、優越感を与える方法を「自虐の笑い」といい、他人を利用して相手に優越感を与える方法を「裏切りの笑い」というのです。

「自虐の笑い」は直接的、「裏切りの笑い」は間接的という違いです。

もう少し、この仕組みをわかりやすく説明しましょう。

A:裏切る人B:裏切られる人C:AとBを見ている人AによってBが裏切られた様子を見て、Cが優越感を覚えて笑う、という図式です。

〝ドッキリ〟「裏切りの笑い」の典型例として、〝ドッキリ〟があります。

あなたは、テレビのドッキリ番組で笑ったことはありませんか?その時あなたは、ドッキリをかけた人ではなく、「ドッキリをかけられた人」を見て笑っていたはずです。

先ほどの説明に当てはめると、A:仕掛人B:騙される人C:視聴者AにBが騙された様子を見てC(視聴者)が笑う、という図式です。

A:落とし穴を仕掛けるB:Aを信じて歩くA:裏切ってBを落とし穴に落とすB:驚く(のちに怒りや恥ずかしさなどのリアクションが生まれる)C:それを見て「バカだなぁ~(笑)」「自分じゃなくて良かった~(笑)」などと、優越感を覚えて笑う

漫才ドッキリの他に芸人さんの漫才なども、「裏切りの笑い」が使われることが多いです。

A:ボケ(予想・想像させて裏切る)B:ツッコミ(予想・想像を裏切られてリアクションする〈驚き・怒り・悲しみなど〉)C:観客(笑う)では、漫才の具体例を見てみましょう。

【例】A「どうも~」B「どうも~」A「僕、もっとお客さんとの距離を縮めたいな~と思っているんですよ」B「良いことですね。

でも、どうやって?」A「お客さんと距離を縮めるために、今日は電話番号を皆さんに発表したいと思います!」B「大丈夫?そんなことしたらイタズラ電話とかいっぱい来ちゃうんじゃない?」(Aは、Bに自分の電話番号を言うと予想させる)A「僕はお客さんを信じてるから」B「さすが相方ですわ」A「電話番号は、090‐○○○○‐△△△△」(予想を裏切ってBの電話番号を発表する)B「それ俺の番号じゃねーかよ!(予想を裏切られて驚く・慌てる・怒る)」C「(笑)」(それを見て笑う)

(2)「裏切りの笑い」は、どういう相手や場に適しているのだろうか?「裏切りの笑い」は、「裏切る人」「裏切られる人」「優越感を覚える人」の3者が必要なので、マンツーマンの場には基本的には適していません。

笑わせる相手は、「裏切られる人」を見て笑うので、初対面や、まだ人間関係ができあがっていない状態では、リスクが大きいと言えるでしょう。

なぜなら、裏切られた人に対して、「笑ったら申し訳ない」「あの人、本当に怒ってるんじゃないか」「かわいそう」などの気持ちが優越感よりも強く出てしまうため、笑いが押し殺される可能性が高いからです。

ですので、3人以上で、人間関係ができあがっている人たちに、「裏切りの笑い」は適していると言えるでしょう。

(3)「裏切りの笑い」を取る方法【例1】女子高生3人がファミレスでくっちゃべっている状況女子高生1「は~だり~」女子高生2「やば、スマホの充電全然ない。

充電器もってる人?」女子高生3「私もってない……」女子高生1「私あったかも(カバンを探す)。

あ、あった!」女子高生2「うわ~良かった~助かる~」女子高生1「(カバンからチロルチョコを出す)お腹すいちゃってさぁ(食べる)」女子高生2「充電器があったんじゃないの!?」女子高生3「(笑)」【例2】男子大学生3人が、駅に向かって話しながら歩いている状況大学生1「今日は合コン楽しむぞ~」大学生2「今日の合コンする店、1人いくら?」大学生3「俺は知らない。

お前が、店探したんだろ?」大学生1「ああ。

まぁまぁ安い店探せたよ」大学生2「さすが!」大学生3「で、いくら?」大学生1「1人2500ルピア」大学生2「どこの通貨!?」大学生3「(笑)」【例3】30代の男性3人が、ファミレスでくっちゃべっている状況男性1「明日、バイトかぁ」男性2「え、お前ってバイトしてたの?」男性1「してるよ。

でも、そんなに入ってない」男性2「どのくらい入ってるの?」男性1「週4」男性2「週4日?」男性1「いいや、週4時間」男性2「すくな!」男性3「(笑)」【例4】ペットショップで、子犬を抱いている男性店員に男性2人が話しかけている状況男性1「可愛いですね~」男性店員「(抱いている子犬を見ながら)そうなんですよね~」男性2「なんていう種類なんですか?」男性店員「チワワです」男性1「本当可愛いよな~」男性店員「(抱いている子犬に向かって)良かったな~可愛いって」男性1「いや、犬じゃなくて店員さん」男性店員「え、僕!?」男性2「(笑)」【例5】会社帰りの先輩1人と後輩2人の3人が、駅に向かって話しながら歩いている状況先輩「和美ちゃんは今日この後、何するの?」女後輩「私は、エステに行きます」先輩「女の子らしいね。

お前は?」男後輩「僕は、飲みに行きます。

先輩は?」先輩「俺は、この後、家に帰って、これだから(パソコンのキーボードを打ち込むようなジェスチャーをする)」男後輩「へ~~偉いな、仕事ですか?」先輩「いや、ピアノ教室」男後輩「習ってんすか!?」女後輩「(笑)」【例6】OL3人が会社に居残り商品開発をしていて、ようやく完成させた時OL1「やっとできたわ」OL2「やりましたね」OL3「お客さんが喜んでいる顔が目に浮かびますね」

OL1「知ってる?世の中には、2種類の人間がいるの」OL2「え?」OL1「商品を作る人間と、商品を買う人間と、商品を運ぶ人間」OL2「3種類いましたけど」OL3「(笑)」

相手の予想・想像を明確にするこの笑いは、笑わせる相手の「予想・想像」を裏切ることが必要です。

ですので、まずしっかり「予想・想像」を立ててもらわないといけません。

それがしっかり立っていればいるほど、裏切り度合いも大きくなります。

例えば、家に来た友達1・2に、家主が「オレンジジュースかウーロン茶、どっちがいい?」と聞いたとします。

【例】家主「オレンジジュースかウーロン茶、どっちがいい?」友達1「じゃあ、俺はオレンジジュースがいい!」家主「ごめん。

うちオレンジジュースは置いてない」友達1「じゃあ、なんで聞いたんだよ!!」友達2「(笑)」友達1はリアクションし、その様子を見て友達2は笑うでしょう。

しかし、家主が「オレンジジュースかウーロン茶、どっちがいい?」ではなく、「飲み物、何がいい?なんでもあるから」と言った場合はどうでしょう?【例】家主「飲み物、何がいい?なんでもあるから」友達1「じゃあ、俺はオレンジジュースがいい!」家主「ごめん。

うちオレンジジュースは置いてない」友達1「え、あ、そうか。

じゃあ、リンゴジュースある?」友達2「………」そもそもオレンジジュースが確実にあるとは予想していないので、裏切りきれていません。

友達1は、「なんでもあると言ったけど、普通の家に全ての飲み物があるとは思えない」と予想していたはずです。

このように、同じ裏切りの言葉(「ごめん。

うちオレンジジュースは置いてない」)でも、相手が確実に予想できていないと笑いにはなりません。

「オレンジジュースとウーロン茶、どっちがいい?」という質問をすることで、相手にオレンジジュースが確実にあると予想を立てさせることが重要です。

ただ、「飲み物、何がいい?なんでもあるから」という質問でも、次のように展開すれば笑いになります。

【例】家主「飲み物、何がいい?なんでもあるから」友達1「じゃあ、俺はオレンジジュースがいい!」家主「ごめん。

うちオレンジジュースは置いてない」友達1「え、あ、そうか。

じゃあ、リンゴジュースある?」家主「置いてない」友達1「じゃあ、ぶどうジュース」家主「置いてない」友達1「じゃあ、お茶」家主「置いてない」友達1「なんもねぇじゃん!」友達2「(笑)」友達1の「これだけ聞いたら、何かはあるだろう」という予想をしっかり裏切っているので、笑いになるでしょう。

このように明確に予想・想像させることが大切なのです。

マンツーマンで「裏切りの笑い」を取る方法これまでの「裏切りの笑い」は、A:裏切る人B:裏切られる人C:AとBを見ている人の三者が必要だと説明してきました。

ただ、マンツーマンでも「裏切りの笑い」を取る方法が2つあります。

一つは、笑わせたい相手と共通の知り合い(または出来事)を利用する方法です。

【例】OL1「こないださ、加奈子をドッキリに引っ掛けたの(笑)」OL2「マジ~?」OL1「チョコレートあげるって言って、ゴキブリのオモチャわたしたの」OL2「え、そしたら?」OL1「加奈子、見た瞬間『ヒョゲー』って、目をひんむいてて(笑)」OL2「加奈子うける~(笑)」「裏切られる人」が共通の知り合いであれば、実際、その場にいなくても、その人(加奈子)のリアクションを想像して、「裏切りの笑い」を取ることができます。

もう一つは「安心の笑い」(後述)を使ったバージョンです。

これについては第4章で説明しましょう。

(4)「裏切りの笑い」で、できるだけ大きな笑いを取るには?「裏切られ度」を上げる「自虐の笑い」同様、相手(第3者)の優越感を高めれば高めるほど、笑いは大きくなっていきます。

相手が少し気持ち良くなる→微笑相手が一気に大きく気持ち良くなる→爆笑相手を気持ち良くさせ優越感を高めるには、裏切られる人の「裏切られ度」を上げることです。

「裏切りの笑い」は、あくまで「裏切られた人を見て笑う」ので、「裏切り度」というより、「裏切られ度」という方が正確でしょう。

では、「裏切られ度」とは何か?裏切られる人の感情の揺れ度合いです。

大きく感情が揺れる裏切りもあれば、そこまで感情が揺れない裏切りもあります。

裏切られる内容によって、感情の揺れに差が出るのです。

その揺れ度合いを上げれば上げるほど、笑いは大きくなっていきます。

あなた(A)が、Bの予想を裏切ったとして、笑わせたい相手Cが「Bはびっくりしてるな」と軽く思った場合と、「Bのヤツ、めちゃくちゃびっくりしてるじゃん!本当バカだな!」と激しく思った場合、後者の方が優越感の度合いが大きく、Cは気持ち良くなりますよね?では、どうすれば裏切られ度を上げられるのでしょうか?それには次のような方法があります。

1前置きを作る(裏切る相手の感情を動かしておく)2違う種類の笑いを足す(「自虐の笑い」など)順番に説明していきましょう。

1前置きを作る裏切られる人の感情を、裏切られる前と後で差を付けるために、裏切られた後の感情と距離のある感情を、裏切られる前に与えておくのです。

◆前置きなし【例】家に来た友達1・2に、家主が飲み物を出す場面家主「オレンジジュースかウーロン茶どっちがいい?」友達1「じゃあ、俺はオレンジジュースがいい!」家主「ごめん。

うちオレンジジュースは置いてない」友達1「じゃあ、なんで聞いたんだよ!!」友達2「(笑)」この例に前置きを入れてみます。

◆前置きあり【例】家に来た友達1・2に、家主が飲み物を出す場面家主「オレンジジュースかウーロン茶、どっちがいい?」友達1「じゃあ、俺はオレンジジュースがいい!」家主「やっぱ、お前は、そう言うと思った」友達1「え?俺の好きな飲み物わかってくれてたんだ」家主「もちろん」友達1「ありがとう」家主「ごめん。

うちオレンジジュースは置いてない」友達1「じゃあ、なんで聞いたんだよ!!」友達2「(笑)」このように、家主「やっぱ、お前は、そう言うと思った」という言葉を、裏切る前に入れることで、「どっちを選ぶかわかってくれていたんだ」という、家主に対する友達1の「喜び」が少し入ります。

そこに念押しで、家主「もちろん」と入れることで、「喜び」から「感謝」にまで気持ちが動きます。

その結果、裏切られた後の友達1の感情、友達1「じゃあ、なんで聞いたんだよ!!」は、「驚き」から「怒り」という流れの感情のリアクションになります。

「怒り」の感情から遠い「喜び」「感謝」という感情を、前段でもたせておくことで、「怒り」への感情の揺れ度合いがより上がり、結果、裏切られ度は上がるというわけです。

このように、前置きを作ることで、裏切られ度が増して笑いやすくなるのです。

2違う種類の笑いを足す次に、違う種類の笑いを混ぜる方法を紹介します。

◆「裏切りの笑い」+「自虐の笑い」先ほど出した例を少し変えて、女子高生1が「太っていた」とします。

また、カバンから出すのは、チロルチョコではなく、「おむすび」だとします。

【例1】女子高生3人がファミレスでくっちゃべっている状況(女子高生1が太っているという「自虐の笑い」を加える)女子高生1「は~だり~」女子高生2「やば、スマホの充電全然ない。

充電器もってる人?」女子高生3「私もってない……」女子高生1「私あったかも(カバンを探す)。

あ、あった!」女子高生2「うわ~良かった~助かる~」女子高生1「(カバンからおむすびを出す)お腹すいちゃってさぁ(食べる)」女子高生2「充電器があったんじゃないの!?」女子高生3「(笑)」充電器を出すと思ったらおむすびを出す「裏切りの笑い」と、太っているのでカバンの中におむすびを常備しているという「自虐の笑い」の2つの笑いが入っています。

【例2】女子3人がファミレスで喋ってる状況(女子1が茨城出身という「自虐の笑い」を加える)女子1「自分の出身県の有名なものを順番に言っていこうよ。

言えなくなったら負け」女子2「いいよ、私、北海道出身なんで」女子3「私、京都出身」女子1「私は、茨城」女子2「じゃあ、私から、夕張メロン」女子3「金閣寺」女子1「ギブアップ」女子2「はや!!」女子3「(笑)」自分からゲームを提案したのに、一つも言えずにギブアップするという「裏切りの笑い」と、茨城にはあまり有名なものがないという「自虐の笑い」の2つの笑いが入っています。

このように、他の笑いの技術を足すと、より大きな笑いへと繋がります。

(5)「裏切りの笑い」を取る時の注意点裏切られ度を上げれば上げるほど相手の優越感が高まり、笑いが大きくなると説明しました。

しかし、「自虐の笑い」同様、あるラインを超えると、優越感を通り越して「かわいそうすぎる」「もう見たくない」といった哀れみや悲しみの感情が生まれてきます。

そうなると、相手は引いてしまい、笑いは起きません。

「裏切りの笑い」にも「許容範囲」があり、それを超えると笑いにならないのです。

また、3人の関係性によっては、優越感よりも、心配や恐怖やかわいそうと思う気持ちが勝り、笑いにならないことがあります。

笑わせる人の許容範囲によって笑いが起こる場合と起こらない場合◆許容範囲内【例】学校の休み時間にトランプに興じている男子高校生3人男子1「よし、勝った!○○は、罰ゲームね」男子2「マジかよ~」男子3「仕方ないよ。

罰ゲーム受けな!」男子1「罰ゲームはデコピン。

目を瞑って」男子2(目を瞑る)「………」男子1(目を瞑っている隙に、男子2の顔に油性ペンで落書きをする)男子2「やめろよ~~」男子3「(笑)」人の顔に油性ペンで落書きをするというイタズラが、男子3にとって許容範囲内なら笑うでしょう。

◆許容範囲外【例】学校の休み時間にトランプに興じている男子高校生3人男子1「よし、勝った!○○は、罰ゲームね」男子2「マジかよ~」男子3「仕方ないよ。

罰ゲーム受けな!」男子1「罰ゲームはデコピン。

目を瞑って」男子2(目を瞑る)「………」男子1(目を瞑っている隙に、男子2の髪の毛を大量に切り落とす)」男子2「やめろよ~~」男子3「………」人の髪の毛を大量に切り落とすイタズラが、男子3にとって許容範囲外だと笑えないでしょう。

優越感よりかわいそうという感情が勝ってしまうからです。

このように、許容範囲を超えると、相手は引いてしまいます。

ですので、「裏切りの笑い」をできるだけ大きく取るには、この許容範囲を超えずに、なるべく裏切られ度を上げる必要があります。

裏切られ度が高くなるにつれ、笑顔→小笑→中笑→爆笑→大爆笑→*(笑いにならない壁)→引く(哀れみ・悲しみ・気まずさ、など)となります。

「自虐の笑い」同様、大爆笑と、相手が引いてしまうギリギリのラインである*が、一番大きな「裏切りの笑い」となるでしょう。

3人の関係性によって笑いが起こる場合と起こらない場合個々人がもつ許容範囲は、その場の相手との関係性によっても変わってきます。

◆男性1と男性2と店主の3人が、10年以上の友人同士という関係性【例】男性1が男性2と、友人の店主がやっているレストランに行った時男性1「どう?繁盛してるの?」店主「まぁまぁかな」男性2「良かったな~」男性1「今日のオススメって何?」店主「今日は新鮮な魚介類が入ったから、シーフードパスタかな!」男性1「美味しそう!……じゃあシーフードパスタ以外で!」店主「以外かよ!」男性2「(笑)」◆男性1と男性2は10年以上の友人同士。

しかし、店主は他人という関係性【例】男性1が男性2と、レストランに行った時男性1「繁盛していますか?」店主「まぁまぁですね」男性2「………」男性1「今日のオススメってなんですか?」店主「今日は新鮮な魚介類が入ったからシーフードパスタとなります」男性1「美味しそう!……じゃあシーフードパスタ以外で!」店主「い……以外ですか?」男性2「(店主さん嫌な気分になってないかなぁ……)」このように、男性2は、店主が裏切られて嫌な気分になっていないか心配してしまい、優越感は生まれません。

信頼感「裏切りの笑い」は、3人の関係性が確立されている場合にのみ行うのが良いでしょう。

リスクが減ります。

裏切った人(第1者)と裏切られた人(第2者)に、信頼関係があれば、その後も人間関係が壊れないだろうし、その2者の信頼関係の強さを笑わせる相手(第3者)が知っていれば、2者の関係性が壊れてしまうという心配もなく、優越感を覚えて笑いになるでしょう。

さらに裏切る人(第1者)と笑わせる相手(第3者)にも信頼関係がないと、第1者に対する嫌悪感が出て、笑いが生まれづらくなってしまいます。

裏切る人と裏切られる人が手を組む「裏切りの笑い」は、これまでの「共感の笑い」や「自虐の笑い」と異なり、笑わせたい相手に直接投げかけるものではありません。

常に「裏切られる人」が必要です。

そのため、「裏切られる側が笑わせようとしていない中で笑いを生む」という難しさがあります。

なかなか初心者には手を出しづらいかもしれません。

ただ、その難しさを回避し、簡単に「裏切りの笑い」を使う方法があります。

それは、裏切る人と裏切られる人が手を組むことです。

要は、裏切られる側が、裏切る内容も踏まえて自分が裏切られることを知っている。

そうすれば、笑わせる人が2人、笑わせる相手が1人になります。

心強くありませんか?そして、あたかも裏切られる側は知らなかった体で裏切られ、リアクションする。

それを見せて優越感を与えれば、「裏切りの笑い」を取ることができます。

上手く騙し切れれば、だいぶリスクは減るでしょう。

【例】合コンに、友人同士の男性1と男性2が参加。

相手の女の子2人を笑わせたい場合(男性1は男性2に、どう裏切るかをあらかじめ伝えておく)男性1「(大きいため息)は~」男性2「じゃあ、お前から自己紹介して」男性1「いや、俺、頭きてるから後にして!」男性2「え?どうした?」女性1「どうしたんですか?」女性2「何かあったんですか?」男性1「頭、きてんだよ」男性2「頭きてる?本当は、頭きてないだろ?!」男性1「ほら(自分のハゲてる頭を指さして)。

アタマキテるじゃん」男性2「いやそっちのこと?!」(裏切られる内容を知っているが、知らない体でリアクション)女性1「(笑)」女性2「(笑)」男性1と男性2が手を組んで女性1・2を笑わせようとした場合、男性2が「裏切られた感」を出しやすく、笑いを取れる可能性は高いです。

裏切られる人が裏切られることを知っていて、「裏切りの笑い」を行う代表的なものは、芸人さんの漫才です。

しかも、漫才を見るお客さんは、裏切られることすら知っています(どのように裏切られるかの内容は知らないですが)。

知られている上で、裏切られる人はリアクションし、お客さんに優越感を与えているのです。

プロの技術はすごいものです。

(6)まとめ「裏切りの笑い」は、基本的に第3者が必要なため、「共感の笑い」や「自虐の笑い」に比べて難易度は少し高くなります。

しかも、人の予想・想像を裏切るのですから、頭の回転の速さも必要になります。

ただ、「裏切りの笑い」を使いこなせるようになると、笑いを取るのが楽しくなってくるはずです。

いきなり、プロの漫才のような「裏切りの笑い」を生むのは難しいのですが、まずは仲の良い友達の前で実践してみるといいでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次