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6.蓄膿症と腹式呼吸

6.蓄膿症と腹式呼吸危険■長年研究し根拠を積み上げて参りました。本物の声楽やベルカント唱法に意見するものではありません。1】純粋なポップスのボイストレーニングや現代アニメのボイストレーニングが誕生していなかったことが問題なのです。※みなさんも一緒に考えて頂けませんか?☆声優志望の方へこれから腹式呼吸の説明を行いますが、一点お願いがあります。1】ベルカント唱法を「舞台演劇のボイストレーニング」、ポップスを「現代アニメ」と読み換えて頂けると、「声優・ビジネス会話・スピーチ」に関する内容に変わります。2】声優志望の方は舞台のお仕事もされるかもしれません。その場合は「舞台演劇の腹式発声と現代アニメの頭式発声」の二つを使い分ける必要があります。6.1.ベルカント唱法※ポップスのボイストレーニングとして指導されているベルカント唱法は、コーネリウス・リードの著書「ベルカント唱法」の解釈を踏襲したものだそうです。オリジナルのベルカント唱法とは別けて考えて下さい。今までポップスのボイストレーニングと信じていたものはリードのベルカント唱法だったのです。ちなみにポップスのプロはレッドツェッペリンのローバートプラントの名前はを知っていても、コーネリウス・リードと言う名前は誰もしらないと思います。なぜならポップスの世界の人ではなく、畑違いのオペラの方だからです。オリジナルのベルカント唱法が生まれた400年前は、自動車も走っていないアレルギーのない時代だったので、腹式呼吸は害になりませんでした。ですが現代はアレルギーの時代に変化してしまい、健康に良いと思われていた腹式呼吸は、実は副鼻腔炎を悪化させる一つの原因へ変貌していたのです。何故ならポップスで蓄膿症の方にオペラのボイストレーニングを行うと肺活量を減らしてしまうことや、本当に必要な呼吸機能の感覚を奪ってしまうからです。ですからKISSMUSICは注意を呼びかけて参りました。「オペラのボイストレーニングをポップスに応用するのは危険です」と。何故ならオペラとポップスの発声は正反対なので、応用がきかないからです。6.2.舞台演劇、オペラとヨガの腹式呼吸は安全オペラとヨガの腹式呼吸は歴史が長いので弊害を避ける為のケアーとセットで行われています。オペラは「軟口蓋を上げたり咽頭を下げたり」して、意図的に喉の閉まりを打ち消すこと。ヨガは「鼻うがい、スートラネティ」などの予防医学etc.など。入り口から呼吸器の末端までトータルにケアーされて行われています。※但し近年プロの声楽家も腹式呼吸を否定する傾向に成ってきているようです。詳細は後に「フレデリックフースラー」の項で説明致します。

※ヨガの腹式呼吸に害は無いと思います。蓄膿症にならない為の予防と共に行われているからです。先に呼吸器系の正常な状態を作り上げておいてから腹式呼吸も行われています。頭式呼吸の手入れ法のスートラネティは、ヨガの手入れ法です。6.3.ポップスやアニメ声優の腹式呼吸は危険これから蓄膿症の予備軍1億人の方に限定して、腹式呼吸の説明をさせて頂きます。腹式呼吸で沢山空気が吸えると言っていますがそれは間違いです。間違いどころか肺活量を減らしています。人間の最大肺活量は鎖骨から肩にかけての高さです。それを基準にすると4分の1、良くて半分ぐらいしか吸えない人ばかりです。腹式呼吸を行うと筋力の習慣が変わってしまい肺活量が減ってしまうのです。たとえばボイストレーニング経験の無い方は、「空気をいっぱい吸って」と言うと、だいたい胸の中心ぐらいまで入ります。逆に腹式呼吸経験者ほど「胸の下の低い位置」を指すことが多いのです。肺活量が減ると蓄膿症が悪化します。何故なら副鼻腔内は「空気が循環することで殺菌している」と医学で言われているからです。肺活量が減らされたら殺菌する空気の量も減ってしまいますよね。歌を練習すればするほど危険な状態に陥っていたのです。それでは腹式呼吸の効果を複雑にして来た理由を2通りのタイプに分けて説明致します。1】副鼻腔炎の菌を持っている人が腹式呼吸を行うと有害なのです。蓄膿症の予備軍1億人以上の方はこちらのタイプです。歌を習いたい生徒さん側に限定すると、もっと確率は増えることでしょう。2】副鼻腔炎でない健康な人に腹式呼吸を行っても無害なのです。生まれつき歌が得意でデビューできたアーティストなど。この方々が腹式呼吸の危険性に気づかないのは仕方がありません。研究の結果たどり着いた腹式呼吸の答えは単純でした。腹式呼吸は健康な人間なら誰もが自然に働いている基礎呼吸の一部分です。元々オペラの太い声で歌う目的で開発された呼吸法なので、お腹だけが強調されたのでしょう。だけど蓄膿症の方が腹式呼吸を行うとお腹だけに意識がフォーカスされてしまい、他の呼吸機能の感覚が奪われて停止してしまいます。その代表が呼吸の入り口である頭部の呼吸機能です。人間の呼吸は「鼻や口が入り口」では無く、「頭部のいろいろな入り口」がそれぞれ対応する肺の各部に繋がっているのです。ですから頭部がつまっている状態は、肺のある部分まで空気が届いていないことになります。6.4.腹式呼吸と逆腹式呼吸「腹式呼吸のルーツって何だろう?」と考えたことはありましたか?腹式呼吸には大きく分けて「腹式呼吸と逆腹式呼吸」の2つがあるようです。それでは一般的に行われている腹式呼吸から説明致します。日本で行われている腹式呼吸はイタリアのベルカント唱法という「オペラのボイストレーニングの呼吸法」です。皆さんは「声楽や歌唱法」と呼んでも、「オペラのボイストレーニング」とは呼んだことがないので、ピンと来ないでしょう?その為ポップスのボイストレーニングの内容がオペラだったとは、誰も気づきもしなかったのです。ベルカント唱法は400年前に開発されたそうです。日本は江戸時代前ですね。まだポップスやロックは生まれていませんよ。では皆さん!「歌ならオペラもポップスも同じだから基礎の腹式呼吸から始めましょう!」って言われたらどうしますか?きっと素人の皆さんは「そんなものかな?」と習ってしまいますよね。では、「400年前の江戸時代前に作られたイタリアオペラのベルカント唱法の腹式呼吸で、最新のポップスを歌いましょう」と指導されたらどうしますか?常識的な人間なら「オペラを習いに来た訳じゃないよ」と疑問を持ちませんか?ベルカント唱法はイタリアオペラ専用に開発されたボイストレーニングです。その「ベルカント唱法の呼吸法がポップスに指導されている腹式呼吸のルーツ」だったのです。それに対し「逆腹式呼吸」があります。これはドイツ唱法のオペラを歌う為の呼吸法です。但し日本はイタリアオペラが主流の国なので、ドイツ唱法の腹式呼吸を「逆腹式呼吸」と呼んでいるらしいのです。ドイツの方が聞いたらちょっと気を悪くされるかもしれませんね。腹式呼吸と逆腹式呼吸はお腹の筋力の使い方が正反対です。吸う時にお腹を膨らませるイタリアに対しドイツはへこませる。吐く時にへこませるイタリアに対しドイツは膨らませる。それでは皆さん、どちらが本当の腹式呼吸なのでしょうか?いったいどちらが健康に良いのでしょうか?答えはどちらも本当の腹式呼吸だと思います。イタリアオペラにはベルカントの腹式呼吸を。ドイツオペラには逆腹式呼吸を使いなさいという意味ですね。ではさらに質問します。同じクラシックの世界でもベルカント唱法とドイツ唱法を分けて指導しているのに、ポップスとオペラは同じボイストレーニングで良いのでしょうか?腹式呼吸はポップスやロックを歌う為に開発されていません。常識的に考えれば、江戸時代前のボイストレーニングが最新のヒット曲に効果があるとは思えませんよね!それではインターネットで「腹式呼吸」と検索してみて下さい。Wikipediaには、フレデリックフースラーは「腹式呼吸や胸式呼吸は全ての声楽にとって有害である」と言っている記述や、腹式呼吸の「支え」に関しては「必ずしも呼吸法のみに関連する問題ではない」と、わざわざ書いて下さっています。私もこの記事を

見つけた時、「同じことを言っている人がいるんだ」と驚きました。ちまたでは「Wikipediaの内容を信じるな」という風潮もあるようですが、声楽に精通したプロの意見だと思いますよ。※腹式呼吸Wikipediaよりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%B9%E5%BC%8F%E5%91%BC%E5%90%B8(2015年現在のリンクです。Webは更新されるのでリンクが変更される可能性もございます。お手数ですがその場合はご自分で検索をお願い致します。)6.5.ミックスボイス次に「ミックスボイス」ですね。それでは検索して下さい。Wikipediaに元はフランスオペラだと書いてありました。※以下ミックスボイスWikipediaより引用https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%82%B9(2015年現在のリンクです。Webは更新されるのでリンクが変更される可能性もございます。お手数ですがその場合はご自分で検索をお願い致します。)????????、ミックスボイスは「電子掲示板」から普及した歌唱法です。このようにポップスで行われているボイストレーニングの正体はオペラだったのです。もしかするとミックスボイスのルーツも知らずに「ミックスボイスは地声と裏声の間を使って高い声で歌う方法」とか、「高い声で歌っている男性シンガーはミックスボイスで歌っている」などと宣伝しているかも?後に信頼をなくすことにならなければ良いのですが。6.6.声楽の専門用語ボイストレーナーさんは専門用語を駆使して、ポップスのボイストレーニングを説明しています。チェストボイス・ミドルボイス・ヘッドボイス・ミックスボイス・声区・喚声点・軟口蓋を上げる・咽頭を下げるetc.。このような専門用語を並べられると、素人のみなさんは信じてしまいますよね?!今回の本の出版で昔の知人(メジャーのプロフェッショナル)と数名連絡をとりました。その時に「ミドルボイスとかミックスボイスって知ってる?」と訪ねたところ、返ってきた言葉は、「何すかそれ?」。私も共鳴ボイトレ法の研究が手いっぱいで、ボイストレーナーさんの使う言葉がオペラの専門用語だとは気づいていませんでした。「何となくチェストボイスとか言ってるけど何のことかな?」。意味不明のままに耳を通り過ぎて行きます。ですが研究が済んだ今、「それって声楽の専門用語じゃない?!ポップスの世界じゃ使わないし誰も知らないよ!」と気づいてしまったのです。コロンブスの卵状態でした。声楽のトップのプロも、メジャーのトップのプロも、互いに尊重しているので知ったかぶりで相手の分野に口を出したりはしません。そんなことをしたら失礼になってしまいますから。たぶん声楽の世界も勝手に専門用語を使われていることを、快く思っていないのでは?ボイストレーナーさん、早く気づいた方がいいですよ…。6.7.歌なら同じですか?ボイストレーナーさんは、「ポップスもクラシックも同じ歌だから基礎の腹式呼吸からはじめましょう」と指導される方も多いようです。矛盾を感じていても自分を正当化するしかなく、実は心の中で葛藤していたことでしょう。以下にクラシックとポップスの志向の違いを説明致します。【クラシックの指向】※私はクラシックのプロでは無いので断言はできません。ですから一般論として書かせて頂きます。1】クラシックの世界は過去の譜面をどう理解し表現するか?2】譜面のKeyを変更することはない。ですから人間が譜面の高音部や低音部に合わせる目的で発達してきた発声法なのかも。3】いわゆるオペラの「太い声」を美徳とする価値観がある?4】合唱ではバス・テノール・アルト・メゾ・ソプラノなど声区?という概念があるようだ。これは人間5人分の音域を分けている。その為にチェストボイス?ミドルボイス?ヘッドボイス?などの概念で分ける必要があったのかもしれません。5】太っていることも価値があるようだ。6】礼儀正しく育ちの良い方が多い。(私は個人的に仲良しになりやすいタイプです。)7】最後に一番大きな理由を説明します。オペラの世界では楽器の練習法を用いて人間を歌えるようにする目的があるようです。腹で支えるなど「筋力」トレーニングなどは単一の個性を生みやすくなります。分かりやすく言うと、私達クラシック素人には「いわゆるオペラ歌手」という、大きく一つの個性に見えてしまうという意味です。ポップスで利用すると昔のゴスペル調の発声になります。【ポップスの指向】1】新しいカッコ良さを追求して進化して行く。2】シンガーの音域に合わせてKeyを変更してしまう。3】近年「ハイトーンの細い声」をカッコイイとする風潮に進化している。4】楽曲の音域は1オクターブ全音2〜3度ぐらいが基準でせまい。人間一人でカバーできる音域なので、声区の概念は当てはまらない。Keyを変更してしまうことも関係する。5】メーカーは太っているアーティストにはダイエットさせる。もしくはデビューさせない。6】行儀が悪く素行も悪い。(親しみ安い?クリエイティブ?)7】ポップスは「そのアーティストにしか歌えない個性」を尊重する世界です。ですから腹式呼吸に代表されるオペラの指導法は、アーティストの個性を単一化してしまい、ポップスの志向に反する。無論、「ポップスとクラシックの発声方法は正反対です」。故にコーネリウス・リードの「ベルカント唱法」をポップスに応用することは不可能です。

6.8.私も反省しています私はホームページでボイストレーニング業界に反対意見を述べて参りました。ですが共鳴ボイトレ法を発表した今となっては全く逆の心境なのです。それはもし私が若くしてボイストレーナーになっていたら、同じことをしたかもしれないからです。最後に共鳴ボイトレ法を開発して来た裏の理由も話しましょう。1】メジャー志望の若者達を誤情報から守るため。2】ボイストレーニングによる健康被害を食い止める為。新しく3】を追加します。3】ベルカントの指導に悩んでるボイストレーナーさんも救う為です。ポップスにオペラのボイストレーニングはやっぱり無理なんですよ。でもボイストレーナーさんは、リードを崇拝する方々が作った指導法しか選択できなかったのです。何故ならまだ、「世界的に純粋なポップスのボイストレーニングが誕生していなかった」から?です。一生懸命信じて指導されてきたのですよね?!そして矛盾に耐えられなくなった方から順番にボイストレーナーを辞めていく…。ボイストレーナーさんがKISSMUSICへ習いにいらしてます。皆さんオペラの指導に悩まれた方ばかりです。年齢は関係ありません。あなたもいらっしゃいませんか?大丈夫です、勇気を持って勉強し直しましょうよ!私だってボイストレーニング業界へ人生のレールを乗り換えて、10年も研究してきたのですから。6.9.それぞれに一言メジャーアーティストに忠告させて下さい。将来も歌い続けたいのなら、オペラを学ぶのは止めた方が良いですよ。それよりも皆さんの武器の呼吸機能をさらに改善して行くことです。そうしないと「歌が下手だったけど努力した人」に負けてしまう日が来るかもしれません。今売れてるアーティストよりももっと音楽の才能のある若者に一言。日本でデビューすることを目指しちゃダメ!世界はYouTube標準で音楽発信されています。日本人だから無理?なんて弱音はもう通じないのです。僕がまだ若かった2000年までは洋楽レベルで音楽をやってると理解されなかったけど、これからは直接世界を目指してしまえば良いんだよ。期待しています!51歳の私も世界レベルで歌う夢を諦めていません。すいません、カッコつけちゃいました。☆声優志望の方へ舞台のお仕事をされる方には「舞台演劇の腹式発声」は有効です。それは「マイクを使わずに最後列のお客様まではっきり言葉を伝える」と言う目的の為に発達してきた発声法であり、同時にその発声がカッコイイと言う価値観のある世界だからです。その価値観と発声の筋力の使い方に矛盾はありません。反対にアニメの価値観とは正反対になります。マイクを使い個性を求められる世界だからです。その価値観と腹式呼吸の筋力の使い方は正反対になり健康に悪影響を及ぼします。それはオペラとポップスが正反対なことと同じです。

 

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