ほめ言葉BESTパターン13
黒髪黒髪から「品の良さ」をほめる
表面「その黒髪いいね。品があるよね」「ありがとう」
本質「君は上品な人なんだねえ」いまや、「髪は黒くて当たり前」の時代ではありません。
男性は見過ごしがちですが、女性は髪を茶色に染めたり、赤を差したりするのと同じように、意識して黒い髪を選んでいるものです。
相手の女性のそんな黒髪に対するこだわりをきっかけにすれば、彼女の持っている上品さ、凜とした部分、気位の高さ、センスの良さをほめることができます。
「やっぱり黒髪っていいなあ」から展開して、「君の品の良さが出ているなあ」「凜とした感じが気持ちいいね」「和風美人だなあ。京都を歩いたら似合いそう」なども喜ばれます。
因みに、黒髪以外のカラーの場合、その女性の希望どおりの色に染まらなかったなどで気に入っていないケースも多いですから、本人が満足していることがはっきり分かる場合を除いては、下手にほめないほうが無難でしょう。
「きれいな黒髪だね」「黒ってところがセンスいいよね」「君の黒い髪、似合うね」「君には品の良さも備わってるんだなあ」
髪型髪型から「センス」をほめる
表面「その髪型いいね。青山で切ってるの?」「近所の美容室よ」本質「似合ってるなあ。君はなんでもセンスあるよね」
髪型が変わったようなので、美容室にでも行ったのかと思いほめてみたら、「切ったの、もう2週間前ですよ!?(今さら気づくなんて)」と返り討ちにあった経験はないでしょうか。
私も随分ありました。髪型に関心を持ってほしい女性とは裏腹に、男性にとっては微妙な変化に気がつけるほどの関心を持ちにくい部分ですよね。
そこで、明らかに美容室に行ってきたことが分かるとき以外は、ふと気がついたという感じで「その髪型、いいよね」と切り出してください。
これなら「変えたの分かった?」でも「いつもと同じだけど」と返ってきても大丈夫。そのあとで、いつも見ているから分かるというニュアンスを含めて、彼女のセンスをほめてあげましょう。
因みに「センスがいいね」というほめ言葉は人間の本質をほめる場合の万能選手なのです。クチグセにしてみてください。
「その髪型、いいね」「仕事でもそうだけど、いいセンスしてるなあ」「かわいい髪型だね」「君のセンス、やっぱりいいよなあ」
ネイルつめ(ネイル)から「清らかさ」をほめる
表面「あれ!?君のつめって女性的できれいだね」「ありがとう」本質「たぶん、君の心も清らかなんだろうなあ」人は誰でも清らかな部分、ピュアな心を持っています。
しかし、大人になるにつれ、素直なだけでは乗り切れない現実を前に、人間が本来持っている清らかな心までが萎縮してしまっているように私は思います。
女性の健康で美しいつめは、その人の清らかさ、清潔感、汚れのない心、素直な性格などの現われだと思ってください。
「君の素直な部分が出ているなあ」「清潔な美しさっていいなあ」。
そう言われれば、相手にも心の鎧を一枚脱ごうという気持ちが芽生えてくるものです。マニキュアやネイルアートが施されている場合でも、清潔感が保たれているなら同様にほめてあげましょう。
もちろん、〈本質ぼめ〉に関してこれがいい、あれが悪いというものはありませんから、「センスがいいね」「品があるね」でもまったくかまいません。
「健康的できれいなつめだなあ」「品があって、清らかで」「そのマニキュア、センスいいなあ」「君の素直な良さが出てるよね」
耳の形耳の形から「運の良さ」をほめる
表面「そのピアス似合ってるね。それにしても、いい耳だね」「そうなんですか?」本質「好運に恵まれるタイプの耳だなあ」地雷となりやすい顔の正面はあえてスルーして、横顔の主役である耳の形に目を向けてください。
自分で見る機会の少ない耳は、本人もあまり意識しておらず、意外性も高くておすすめです。
人相と同じように耳相というのもありますが、アダム式ではそれを丸暗記する必要なんてまったくありません。
少々乱暴かもしれませんが、私に言わせればどんな形の耳もすべて運の良い耳です。
「金運が上がりそう」「福徳のある耳だね」「相手を幸せにできるタイプでしょ?」などのほめ言葉につられて笑顔が出れば、福はあとからついてきます。
そのくらい気軽に実践してください。また、耳の形で言えばもうひとパターン。
細長い耳の方には、「キレのある耳だね。アートのセンスあるでしょ?」「絵を描いたりしてない?」などと、その人の芸術性をほめることにしています。
「素敵な耳の形してるなあ」「夢が叶うタイプの耳だね」「耳の形、いいね」「アートのセンスあるでしょ?」
横顔横顔から「多面性」をほめる
表面「あのさ、いま気づいたんだけど、横顔も素敵だね」「え?ありがとう」本質「なんか、才女の雰囲気もあるよね」耳の形もさることながら、女性の横顔は美しさの宝庫です。
あごが張って下あごが大きい男性の武骨さとは違うやさしいライン、眉毛の骨の出っ張りも女性のほうが総じてやわらかな印象を受けます。
顔の造作にどれだけ男女差(雌雄差)があるかは、人類学の世界ではいまもって関心の高い分野ですが、女性をほめる技術においてもこの違いに注目しないテはありません。
相手が何気なく見せたその横顔に女性の美しさを認めたら、「横顔もかわいいね」「横顔に女性のやさしさを感じるなあ」「横顔もいいなあ。カメオのブローチに入れたいくらい」とほめましょう。ただし、「横顔はかわいい」とすると「正面は違うのか」と誤解される恐れがあるのでご注意を。
展開としては、意外な一面、人間としての多面性、才能の豊かさなどへと広げていくのがスマートでしょう。
「横顔もかわいいなあ」「君はいろんな面を持ってるね」「横顔も知性的だね」「君にはいろんな才能を感じるよ」
姿勢姿勢から「育ちの良さ」をほめる
表面「姿勢いいね。バレエやってた?」「やってないけど」本質「いいご両親に躾けられたんだね」自分の親をほめられると、自分のこと以上に喜ぶ方は少なくありません。
親を肯定されることは、その子どもにとって自分を肯定されることに等しいとも言えます。立っているときの姿勢、座っている姿勢、どちらでもかまいません。
仕事でコピーを取る女性に「姿勢がいいね。育ちの良さが出てるなあ」とほめてあげてみてください。
単純作業の権化であるコピー取りにも少しは潤いがもたらされることでしょう。こういうさり気ないほめ言葉こそ、後々まで相手の心に残るものなのです。
私の言う育ちの良さとは親の愛情の深さのことです。
ぜいたくな暮らしをせずとも、親の愛情をたっぷりと受けて育った女性は慈愛に満ちており、人生に対して前向きな方が多いのです。
もし家庭の事情で触れられたくない部分のようだったときには、「変なこと言ってごめん」などのフォローも忘れずに。
「姿勢が良くて気持ちいいね」「親に愛されて育ったって感じだね」「座ってる姿勢、いいね」「両親の躾がいいんだろうなあ」
携帯電話携帯電話から「人間関係」をほめる
表面「そのケータイ、かっこいいね。新しい機種?」「ひとつ前のかな」本質「君って人望あるから、アドレスいっぱいでしょう」人望がある、人に好かれる、求心力があるといった素晴らしい長所を持つ女性は世の中にたくさんいらっしゃいますが、そこをほめようにもなかなかタイミングがありません。
そんなときには携帯電話に注目です。
いまや携帯電話は老弱男女を問わず、その人の人間関係がつまった“〝人脈の縮図”〟であると言えませんか。
機種の形や装飾を〈表面ぼめ〉し、そこから彼女の人間関係の豊かさまで広げて〈本質ぼめ〉しましょう。
これは私も最近取り入れ始めたテクニックなのですが、ちょっと強引なようでいて、実はすんなりシュートが決まる、現代ならではのパターンですね。
女性に限らず、男性の部下などをほめる際にも活用してみてください。
「おまえのケータイ、重そうだなあ」→「人に好かれるタイプだから、アドレスもパンパンだろう」などが考えられます。
「使いやすそうなケータイだね」「友だちの多い、君らしいね」「そのケータイ、いいね」「君への厚い人望がそこにつまってるわけだ」
文房具文房具から「頭の良さ」をほめる
表面「そのペン、個性的でいいね」「ありがとう」本質「頭の回転が速い人は、こういうペンなのか」頭が良い、賢い、機知に富んでいる、機転がきく、アイディアが豊富など、知性をほめられてうれしいのは女性も一緒。
相手の文房具にちょっとしたこだわりを見つけたら、それを足がかりにして、知的な面をほめましょう。
「君の高い知性はここから生まれているわけか」とか「アイディアウーマンの秘密はこれかな?」「仕事のできる女性の手帳って感じだね」「機転のきく君らしいこだわりだね」などなど。
2段階ぼめだからといって、ふた言目に本質をほめなくてはいけないなんてルールはありません。
「そのペン、珍しいね」「そう?」「どこで買ったの?」「駅前の文具店」「センスいいなあ」「ありがとう」「使いやすい?」「すごく書きやすいわよ」「頭の回転が速い人は、こういうペンなのか」くらいの展開でもよいのです。
そんな会話を交わしながらほめていくのも楽しいものです。
「かわいい手帳使ってるね」「賢い人の手帳ってそういうのか」「きれいな色のノートだね」「まさに才色兼備って感じだなあ」
腕時計腕時計から「誠実さ」をほめる
表面「その腕時計、かわいいね」「ありがとう」本質「時間を守る誠実な君にぴったりだね」時計→時間→約束を守る→誠実な人。
まるで連想ゲームのようですが、実際、前もって時計の話題を出して伏線を張っておくことで、そのあとに誠実さまでをほめられても、ほとんど違和感なく受け止めてしまう。
人間の持つイメージの力は素晴らしいものですね。
相手が誠実なところを見せてくれるタイミングを待っていたら、季節が変わってしまいます。
このイメージの力を利用すれば、好きなときに好きなだけほめることができるのです。芯が強い、向上心がある、しまいには「目ヂカラがあるね」とまで展開させることも可能です。
もし、時間に多少ルーズなところがある女性だとしても、ここは「ほめて育てる」つもりで言ってあげるのが男の器量。
ただし「皮肉にとられるかもな」なんて心配があるようなら、ここは無理せずパスして、他のほめ言葉を探すのも得策でしょう。
「その腕時計、素敵だね」「君は約束も守れるし、誠実だよね」「その腕時計、似合ってるね」「時計の似合う女性って、誠実なんだってね」
メガネメガネから「思慮深さ」をほめる
表面「君はメガネもよく似合うなあ」「そうですか?」本質「知性的で、思慮深い感じがするね」いつもはコンタクトレンズの女性が、たまにメガネを掛けているのを見つけたとき、私は心の中で小さくガッツポーズします。
顔の造作を直接ほめることは難しくても、メガネ姿なら話は別です。
メガネが似合うのにかこつけて、ここぞとばかりにその人の知性的な面、考えの深さ、洞察力にすぐれていることなどを賛美するのです。
また、瞳との間にワンクッションあるからか、メガネが似合う女性から少々ミステリアスな魅力を感じることはありませんか。
とくに夜の街で会った女性などにそんな場合が多いのですが、そんなときは「どことなくミステリアスで雰囲気あるね」とか「まだまだいろんな才能を秘めている感じだなあ」などとほめるとよいでしょう。
一面的な人間じゃない、いろんな面を持っていると言われることも、女性にとってはジンとくるようです。
「君のメガネ姿、いいなあ」「詩人のようだなあ」「そのメガネおしゃれだね」「才女の雰囲気がするね」
財布財布から「信頼感」をほめる
表面「かわいい財布だね。
使いやすい?」「まあまあかな」本質「君はしっかりしてるからみんなに信頼されるでしょう」ある時期に、会う人会う人から、使っているお財布を見せてもらったことがあります。
紙幅の都合上詳しくは書けませんが、みなさん相当なこだわりを持ってらっしゃる。
素材やデザイン、大きさはもとより、ポケットの位置、ハンドバッグとの相性まで、実にさまざまです。
女性のお財布を目にする機会はそれほどないとは思いますが、もし機会があったらぜひ関心を持ってあげてください。
「カラフルできれいな財布だね」「品のいい財布だね」「いっぱい入って使いやすそうだね」など感じたままの言葉で〈表面ぼめ〉してから、その女性のしっかりしている面、信用できるところ、周りから信頼されていること、誠実さなどへと展開していくのがおすすめです。
「節約上手でしょう?」「将来は良妻賢母になりそうだね」なんて言葉を挟むのも自然でしょう。
「素敵な財布使ってるね」「君はいろいろしっかりしてそうだね」「その財布いいなあ」「お金の使い方にも誠実な面が出てるよね」
香水香水から「センス」をほめる
表面「いい香りがするなあ。
香水、なに使ってるの?」「カルバンクラインのCK―be」本質「よく分からないけど、センスいいねえ」香水の種類や銘柄に詳しくなくてもいいのです。
大切なのは相手に関心を払って、気づいたことを伝えるその気持ちなのですから。
「なに使ってるの?」「どこで買ってるの?」と加えることで関心の裏付けが期待できます。
香水は種類ごとに香りの印象がさまざまですから、すべてに通用するとなると、その香水を選んだセンスの良さということになります。
嗅いだときの印象に合わせれば「清潔な香りが君にぴったり」「やさしい香りで癒されるなあ」「君のミステリアスな魅力を引き立てているなあ」などバリエーションも出せます。
前回会ったときと同じ香水だと思ったら、「また同じ香水?これいいよね」と言えば、目に見えないものでも覚えてくれていたという点で効果大です。
当然、「クラクラしちゃう」「興奮してくるなあ」なんてセクシュアルな表現はNGですよ。
「いい香りするなあ。
なんの香水?」「君にはいつも癒されるなあ」「この香水、いいね」「君らしいなあ。
なんでもセンスいいんだね」
雰囲気雰囲気から「職業イメージ」をほめる
表面「君、エステ関係の仕事してるの?」「どうして?」本質「肌が白くてきれいだから」本質的なほめ方とはやや異なりますが、「肌がきれい」「スタイルがいい」などは見た目と言えどもちょっと言葉にしづらいですよね。
このパターンなら、案外すらっと(しれっと?)言えてしまいます。
なんの職業かをまだ知らない相手ということですから、基本的には初対面の女性に使うテクニックでしょう。
パーティなどで出会った女性の第一印象を、女性に人気の高い職業に当てはめて表現してみてください。
その他の例としては「幼稚園の先生とか?」→「やさしい笑顔をしてるから」、「声優さん?」→「魅力的な声だから」、「ダンス系のお仕事?」→「立ち居振る舞いが洗練されてるから」、「作家さんとか?」→「知性を感じるから」、「ミステリーハンター?」→「テレビで見た気がしたから」などなど、さまざまに使えて楽しいですよ。
「ファッションモデルとかしてるの?」「スタイルいいよね」「お仕事はデザイン関係?」「センスがありそうだなあと思って」
ほめる公式間接ぼめ
「(A)が君のことを(B)だってほめてたよ。僕も君は(C)だと思う」
使用例「(クライアントの佐藤さん)が君のことを(がんばってる)ってほめてたよ。僕も君は(責任感があって、信頼されてる)と思う」「(加藤先輩)が君のことを(明るくて元気がいい)ってほめてたよ。
僕も君といると(癒されるし、かわいいな)って思う」人を介しての評判というものはある意味、本人から直接言われるよりも心に残るもの。
自分の知らないところで悪口を言われていたなんて知ったら、誰だって落ち込みますが、良い評判を人づてに聞かされることも、それと同じくらいのパワーを持っています。
ただし、嘘はつかないこと。私はこのほめ言葉をちゃんと「仕込み」ます。
例えばA子ちゃんをほめるときに、その知人であり、その場にはいないB子ちゃんのことも一緒にほめる。A子ちゃんがそれに同意すれば最低限の「仕込み」は完了です。
あとは後日、B子ちゃんと会ったときに、「A子ちゃんが君をほめてたよ」と切り出すわけです。
「仕込み」というとなんだか計算高く思われるかも知れませんが、そこにいない人のことをほめ合うなんて、素敵なことだと思いませんか。
ここでの「仕込み」とは人間関係を豊かにする技術のこと。私とB子ちゃんの関係だけではなく、A子ちゃんとB子ちゃんの関係まで良くなるのです。
第三者のほめ言葉を伝えた後、「僕もそう思う」でもいいですが、せっかくですから、あなたの言葉でその女性の素敵な面をほめてあげましょう。
ワンポイントアドバイス女性の上司は不安でいっぱい?
人の上に立つ立場の人間こそ、実は孤独であったり、部下に信頼されているかどうか不安なもの。
とくに男性中心の社会で活躍する女性の上司などは、普段気丈に見せている人ほど、ちょっとしたことがきっかけで精神のバランスを崩してしまう危うさを持っています。
上手なほめ言葉で元気づけたりねぎらってあげてください。その上司の能力を賛美するほめ言葉が良いでしょう。
「すごい企画ですね、さすがです」「人脈が広いんですね」「勉強になります」「なんだかんだ言っても追いつけませんよ」などなど。
部下たちとの関係がぎくしゃくしているような上司なら、ほめて育てるくらいの気構えで実践してください。
「みんな不満もありますけど、部長が責任感の強い人間だってことはみんな知ってますから」と言われれば、人は丸くなっていくものですから。
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