①誰もが理解できるマニュアルづくりのアイデア
①人によって払要な学習時間は異なると認識すること。
‐| 臼じ鷲 . ‐|| ‐ _ 田嘔②学習スピードを各自で変えられる独学ができることが大切。
頓鯛5独学壱検う0三ュアルは、用語の意味などを丁寧に説明すること:
マニュアルは教材のひとつの形態ですので、マニュアルの作成にはよい 教材のつくり方(教材の設計法)の基本を知っておくと有効です。
あまり 知られていませんが、実は『教材作りの鉄則』、『インストラクションデザ イン』などの「教え方の理論」という分野があります。
本章では、その理 論の中から重要と思われる内容を紹介します。
人によって能力差や得手不得手があり、同じことをマスターするのにか かる時間が異なるのが普通です。
同じスピードでの学習を前提とすると、 その能力差が達成度(成績)の差になって現れてしまいます。
しかし、そ の人にあった学習時間をかけさえすれば、誰でも学習する内容をマスター できるともいえます。
そのような考え方にもとづくのが、人によって学習 時間を変えようという『学校学習の時間モデル』です。
つまり、できる内 容であれば飛び級し、逆にできない内容であれば留年し、マスターできる まで何度も繰り返すという考え方です。
これを完全習得学習(マスターリ ラーニング)といいます。
この考え方に立脚すると、学習スピードが一律になつてしまうような集 合教育(講義を聴くスタイル)にはどうしても無理があり、学習スピード を自分でコントロールできるセルフラーニング(独学)が大切になります。
マニュアルは、まさにこの独学に有効な教材ですが、いくつか留意すべ きことがあります。
例えば、独学に使うマニュアルは、疑間に思ったとき にすぐに人に聞けないという性質があるため、先生がテキストとして使う 教材に比べて詳しい必要があります。
また、文中に使われている用語が分 からないことがありえるので、用語の意味を巻末などにつけておくような 丁寧さがあったほうがよりよいでしょう。
②学習目標を設定する
マニュアルには、学習目標や前提条件なども書かれている必要がありま す。
学習目標とは、そのマニュアルを使って学習することでどのようなレ ベルに達成することを意図しているのかという水準のことです。
いわば、 教材の「出口」を明確にするということです。
学習目標は、マニュアルで 学んだ結果として身につくもの、できるようになることとして表現される ものです。
「マニュアルを読破する」というのは学習行為を表現している だけであって、学習目標ではありません。
では、学習目標はどのように考 えて、マニュアルの読み手に提示すればよいのでしょうか。
学習目標の設定の仕方に関して、以下の3つのポイントがあります。
①学習者の行動で日標を表す:「○○についての理解を深めてもらう」と いう目標表現は、教える側の表現であり、学習する側の表現ではありま せん。
学習目標を設定する際には、学習する側の行動として表現するこ とが1つめのポイントになります。
たとえば、「ooについて、その内 容を自分の言葉で説明できる」というようなことです。
②目標行動がどのように評価されるのかを示す:評価条件を示すことです。
例えばマニュアルを参照しながら説明できればいいのか、何も見ずに説 明できるのか、そのどちらが学習目標として望まれているのかを示すこ とが、2つめのポイントになります。
③学習目標の達成度をテストできる前提で合格基準として示す:どういう テストに合格すれば、学習目標に到達したことになるのかを示すことが、 3つめのポイントです。
合格基準を示すことで、日標となるレベルが明 確になります。
そして、なぜその基準が合格か否かの分かれめになるの かについての理由もできる限り示したほうがよいでしょう。
③テストを行う
学習を支援するマニュアルを補足するもののひとつにテストがあります。
テストは、学習目標を達成できたかだけに活用するものではなく、そも そもそのマニュアルで学習する水準にその人がいるかどうかの判定にも使 います。
一般に、テストには3種類あります。
前提確認テスト、事前テス ト、事後テスト(効果測定)です。
マニュアルをつくる人には、その有効 性を高めるためにも、以下の3種類のテストも併用することをお勧めします。
①前提確認テスト:マニュアルで学習する前提として必要な内容を身につ けているかどうかを確認するテストです。
前提確認テストに合格しない 人は、該当マニュアルでの学習に適しません。
それより基礎的な下位レ ベルを学習する必要があるということです。
マニュアルを使って学習す るのに必要な前提条件は先習行動(Prerequisites)とも呼ばれます。
前 提確認テストに不合格だった人には、どのような先習行動が必要かを記 述することが大切です。
②事前テスト:マニュアルの学習目標に、その人が既に達成していないか を事前に確認するために行うテストです。
すでにマニュアルで学習すべ きことを身につけている人にとっては、そのマニュアルよる学習は不要 です。
それを判断するのが、事前テストです。
事前テストに不合格の人 が、該当マニュアルでの学習に適しているということです。
③事後テスト(効果測定):マニュアルの学習目標をその人が身につけた かどうかを学習後に確認するテストです。
事後テストに合格しないとい うことは、まだそのマニュアルの学習目標に到達していないということ ですので、引き続きそのマニュアルで学習をし続ける必要があります。
事前テストと事後テストは同じ水準の内容になります。
④マニュアルで何を習得させるのかを意識する。
マニュアルを作成する場合に、そのマニュアルで何を習得してもらうの かという習得課題の種類を意識しておくことが大切です。
習得達成しよう とする課題の種類によって、マニュアルの作成法も当然異なるからです。
一般に習得課題には、3種類あります。
「あたま」に関する課題、「から だ」に関する課題、「こころ」に関する課題の3つです。
課題の種類によ って、右ページのように、その学習目標の達成確認方法(確認テスト)の 方法が異なります。
①「あたま」に関する課題:これは『認知領域』と呼ばれる分野で、計算、 記憶、説明できるようになるなどが学習課題です。
このタイプの学習は さらに2種類に分けられます。
情報を覚えて思い出すことができるかど うかというタイプ(言語情報課題)と、約束事(規則)を学んでそれを 適用・応用できるかというタイプ(知的技能課題)の2つです。
言語情 報課題の場合、その学習到達度のテストでは、教材に出てこなかったこ とを聞いてはいけません。
逆に、知的技能課題の場合、教材に出てこな かった内容で応用ができるかどうかを確認しなければいけません。
②「からだ」に関する課題:これは『運動領域』と呼ばれる分野で、職人 の手の動かし方が再現できるようになるなどが学習課題です。
このタイ プでは、学習目標到達を確認方法として、それが本当にできるようにな っているかを、実技テストを行うことが基本になります。
③「こころ」に関する課題:これは『情意領域』と呼ばれる分野で、どう いう態度をとるかなどが学習課題となるものです。
このタイプの学習目 標到達を確認する方法としては、ある事柄に対して考え方を述べてもらう 方法と、ある状況におけるその人の行動を観察する方法、などがあります。
⑤マニュアルの使い勝手をテストする。
ユーザーが操作する必要のある機械やソフトウェア(家電やIT機器)に は、取り扱い説明書というマニュアルが添付されています。
機器やソフト ウエアを適切に操作できるかどうかは重要な問題ですので、開発元のメー カーなどでは、ユーザビリテイ(Usおility:使用適性、使いやすさといっ たような意味)の研究を進めています。
ユーザビリテイの世界では、「マ ニュアルのテスト」を行っているところもあります。
マニュアルのテストは、初めてその機器などを操作する被験者を数人 (3~ 5人程度)集め、マニュアルにそって実際に操作などをしてもらい ます。
そして、その操作状況を観察したり、操作にかかる時間を測定した り、操作後に被験者にアンケートをしたりして、マニュアルの良し悪しを 評価します。
マニュアルの評価は、見る気になるか、頼りにしたくなるか (安心感があるか)、短時間に得たい情報を探せるか、正しく理解できるか、 正しく遂行(完了)できるか、自信を持って遂行できるか、注意すべき点 に気づけるかなどの観点で行います(右ページ参照)。
また、観察や時間測定では、正確度(正しい手順で操作できたか)、課 題達成時間(適切な時間で操作できたか)を見ます。
時間測定において、 ある操作をするのにどれだけの時間がかかるのかを測定することは大切で す。
機器の作り手側は、「10秒ぐらいでできるだろう」と思っていること が、実際に操作してもらうと20秒以上もかかるようであれば、機器・ソフ トあるいはマニュアルに改善余地があるということでしょう。
また、人に よって操作時間にばらつきがあるということは、マニュアルに改善余地が あるということです。
マニュアルのテストでそのような部分を洗い出して、 マニュアルを発行する前に修正するようにします。
コラム6オンラインマニュアルを追求したものの
‐皆さんの今社でコピニ機が零れると,複〒警ィ =力すのサービスマンが来て修理してCIヽますよね. |‐ .|■ | . .. 最準の甲ビT機|よFA× やプリンター機能などの 複合機にな|ジ:非常に複雑になって|きていますし、 ・ ― ■ .||| . || . . 会社|こよって置いてある機種もさまざまですので、 . |.|| ‐ ‐ |■ ・ ・|| . ‐ || 迅速に修理するのはとても大変です。
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|‐ それでも故障現象|から1情報′1父素をしてもなかな か情報を絞|り込めず|こ時間がかかるなど大変だっ たので、最1近ではPCtこ診断ブログラムが入うで ‐ いて、それとマニュアルが連動して原因追求が簡 ‐ 単になる工夫を取り入れていまする | ■_ :|. |||■ ‐―‐ ~ | 😐 . .し かし、ニンジニアのスキルによってはなかな か原因を突:き止められず、顧客はイライラして待 | .| ||| . . ってしヽる|:そんな時のために今で|よ本部|こ工■ス パート連が待機しても`て、電話で確認出来るよう ‐ ‐ ._ ■ . _ ||| |. . |「なっているそうですも最後|1頼れるのは―機1戒 よりも対応力が高い人間なのです:
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