Prologue社長は「仕事」をやめなさい!!──世界で支持されるガーバー流「仕組み」経営──
経営者の悩みは尽きない。「まともな人材が集まらない」「思うように売上が上がらない」「№2が客を連れて逃げた」「従業員が言うことを聞かない」「仕事に追われて休みが取れない」「価格競争にさらされている」「資金繰りが苦しい」「時代の変化についてけない」「社長の想いが理解されない」こんな思いをしているのに、どうして会社が伸びないのか?それは社長が「仕事をしている」からだ。経営者が忙しく働いている企業ほど、成長できない。世界中のスモールビジネスを飛躍的に成長させてきたガーバーはそう考えている。
なぜガーバーの「仕組み経営」は世界中で支持されているのか?マイケル・E・ガーバーをご存じだろうか?彼は、スモールビジネス向けコンサルティングを行うE‐MythWorldwide社の創業者、世界№1のスモールビジネスアドバイザーとして知られている。彼が執筆した「E‐Myth」シリーズはすでに20カ国語に翻訳され、累計700万部のベストセラーとなっている。なかでも、代表作『はじめの一歩を踏み出そう』は「500社CEOの推薦図書ランキング」で、あの『7つの習慣』『ビジョナリー・カンパニー』などの名著をおさえて第1位を獲得した超ロングセラーだ。本書は、145カ国、7万社のビジネスを成長させた驚異の実績を誇り、世界中の経営者たちから圧倒的な評価を得ているガーバーの「仕組み」経営をコンパクトに解説した本邦初の書籍である。私自身は、ガーバーの事業「仕組み化」理論をベースにした「社長が3カ月いなくても成長する会社を創る方法」や、起業家育成プログラム「ドリーミングルーム」を定期運営している「マイケル・E・ガーバー認定ファシリテーター」である。まさに「ガーバーの仕組み」に組み込まれて活動してきたからこそ、私はこの教えの圧倒的な優位性を体感しているし、それを1人でも多くの経営者にお伝えしたいと感じている。「経営者」になれない社長が多すぎる……「多くの社長は、社長本来の仕事をサボっている」これがガーバーの根本的なメッセージである。社長の唯一の仕事は、「仕事を手放すこと」だ。社長が会社にいなくても、しっかりと仕事が回るような仕組みをつくることこそが、経営者の真の仕事なのである。多くの場合、パン職人がパン屋を、税理士が税理士事務所を、弁護士が法律事務所を、大工が工務店を経営している。しかし、彼らはいつまで経っても「職人」のままであり、「経営者」になろうとしていない。パンをつくるのに傾けたのと同じだけの努力を、経営の勉強にも振り向けようとしない。急成長できたビジネスには「たった1つの仕組み」がある
そこで多くの経営者に欠けているのが「仕組み」の発想である。「仕組み」に関する書籍のほとんどは、経営者の個人的な体験がベースになっており、万人が活用できるように体系化されてはいない。本書は、事業の「仕組み化」においては世界的な権威とされているガーバーの「理論」を重点的に紹介したものなので、そうしたご不満にもお応えできるものになっているはずだ。事実、かつてのアップルや東芝、ドミノピザやセンチュリー21など、多くの企業がガーバーの理論を学び、大企業へと成長を遂げてきた。あなたにもぜひガーバー流の「仕組み」経営を学んでいただき、企業の成長へのヒントにしていただければ幸いである。なお本書は、読者の実践を促すために、別途ワークシートをWEB上にご用意している。本文中に記載がある箇所については、次のURLにアクセスいただき、読者特典PDFをぜひダウンロードしていただきたい。▼ガーバー流「仕組み」経営ワークシート→http://tokurin.info/download/gerber_sheet.pdfそれでは、ガーバーの「仕組み」経営の本質からさっそく見ていくことにしよう。
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