第2章今すぐ輸入ビジネスを始めるべき8つの理由
【理由その1】「カンタン!」
【理由その2】価格決定権はあなたにあるため超高利益率!
【理由その3】低リスク
【理由その4】あなたの知名度が全国区になる
【理由その5】世界を相手にビジネスができる
【理由その6】円高基調
【理由その7】輸入ビジネスはとにかく楽しい
【理由その8】需要は増えるがライバルは増えない
●ビジネスコラムそもそもコミュニケーションは、なんのためにするのか?を知る
第2章今すぐ輸入ビジネスを始めるべき8つの理由
【理由その1】「カンタン!」
輸入ビジネスとは何か?いったい、どうしてそんなにお勧めなのか?この章では、あなたが今すぐにでも輸入ビジネスを始めるべき理由を8つほど端的にご説明したい。
まず1つめは「カンタン」ということである。
第1章でも述べたが、輸入ビジネスといっても突き詰めれば「物販」に行きつく。
どうしても、輸入という響きが、物を買うことにだけシフトして感じられるために、一般的には誤解して捉えられているだけなのである。
需要がある商品を仕入れて、欲しい人に売る。ただそれだけのことだ。つまり、重要なのは、買うことよりも売ることなのである。
あなたは具体的なイメージがまだ湧かないかもしれない。ここで、私が考える究極のビジネスモデルの例を挙げてみよう。
例えば、あなたの家の隣にお金持ちの老夫婦が住んでいるとしよう。あなたが、百貨店に買い物に行こうと表へ出ると、偶然バッタリとお隣のおじいさんと顔を合わせたとする。
珍しく、おじいさんの方から話しかけてきた。「こんにちは、どちらまで?」「百貨店に買い物に行くところです」とあなた。
「おぉ、そうですか。それは丁度よかった。お手数じゃが、ついでに貴腐ワインを買ってきてくださらんか」あなたは急なお願いに気乗りがしない。
その様子を見たおじいさんはこう言う。
「確か、値段は1万円だったと思うのじゃが、1万5000円をお渡ししよう。これで買ってきてくださらんか。もちろん1万円だったとしてもおつりはとっておいていただいてけっこうなのじゃが」こうなると、あなたは喜び勇んで百貨店に行くだろう。
こんなに美味しいことはない、と。さてこの現象を分析してみよう。
あなたは1万円の貴腐ワインを買って帰って、おじいさんに渡し、5000円の報酬を手に入れた。
どうしても飲みたかった貴腐ワインを手にしたおじいさんと、ついでに買ってきてあげただけで5000円を手にしたあなた、高級ワインを売ることができた百貨店。
3者とも幸せではないか。これが私の考える最強ビジネスモデルなのである。
何が最強なのか、あなたにはおわかりいただけたであろうか?検証してみよう!
①あなたが、買い物に行こうと表へ出た時は、すでに百貨店に行くことを決めていた。この段階ではおじいさんから貴腐ワインを頼まれてはいないので、自分の用件だけである。つまり5000円が手に入る可能性はなかった。この段階ではあなたにとって、自分の時間を使うことや百貨店に行くことによって発生する労力、費用しか生じていない。
②「おぉ、そうですか。それは丁度よかった。お手数じゃが、ついでに貴腐ワインを買ってきてくださらんか」ここで重要なのは、おじいさんの方から頼んでいる点だ。あなたは貴腐ワインを百貨店で買って帰りさえすれば、おじいさんは必ずそれを買ってくれる。少しばかり面倒かもしれないが、絶対に損することはない。輸入ビジネスにおいては、この段階であなたの成功は90%約束されたことになるのである。
③「確か、値段は1万円だったと思うのじゃが、1万5000円をお渡ししよう。これで買ってきてくださらんか。もちろん1万円だったとしてもおつりはとっておいていただいてけっこうなのじゃが」しかも、渋るあなたに、報酬分も含めて先にお金を渡してくれている。しかも、である。今回は頼んでいるおじいさんの要求が非常に具体的でわかりやすい。「百貨店」に行って「貴腐ワイン」を「1万円」で買う。場所、物、価格がおじいさんとあなたとの間で、お互いにハッキリしているではないか。
実際の輸入ビジネスにおいては、日本市場で前注文をもらうことがこれに該当するのである。確実な注文もしくは代金をもらっておく。これで、ビジネスは99%成功したようなものではないか。
④1万円の貴腐ワインを買って帰って、おじいさんに渡し5000円の報酬を手に入れた。当然の結果であろう。あなたは、任務を果たし、正当なお金を得たのである。しかしここでちょっと、考えてみてほしい。
もし、あなたが百貨店へ行った時に普段1万円の貴腐ワインが特価で8000円で売られていたら!もしくは同じ種類の貴腐ワインが、途中のワインショップで6000円で売られているのをあなたが発見したならば、さらに利益が増えるのである。
魅力的だとは思わないだろうか?⑤どうしても飲みたかった貴腐ワインを手にしたおじいさんと、ついでに買ってきてあげただけで5000円を手にしたあなた、高級ワインを売ることができた百貨店。
3者とも幸せである。いかがであろう!関わった人すべてが幸せになる完璧なビジネスモデルではないか。輸入ビジネスの場合は、この例にあたる百貨店が外国にあるだけなのである。実際のビジネスシーンにおいて、あなたがこの型にはめることができれば、失敗することはない。
本当か?と感じるかもしれない。しかし本当である。もう一度言おう。輸入ビジネスといえど結局は「物販」である。お客様が求めるものを安く仕入れて高く売ることに集中する。このことを肝に銘じて行えば、あなたの成功は約束されるのである。
ポイント
- 輸入ビジネスのビジネスモデルは、非常にシンプル。
- 輸入ビジネスといっても突き詰めれば「物販」。
- お客様が求めるものを安く仕入れて高く売る。
【理由その2】価格決定権はあなたにあるため超高利益率!
一般的には輸入ビジネスと聞くと、粗利が低い、あんまり儲からないのでは?というイメージがあるようだ。しかし私から言わせると、これはまったくの誤解である。
そもそも儲かっていないのならば、輸入ビジネスという生業は存在しえない。それどころか輸入ビジネスにおける成功のチャンスは年々増えてきている。
なぜならば、輸入ビジネスは、やり方によっては粗利率50%以上は当たり前であり、リアルビジネスの世界では超高利益率だからである。
なぜそんなことが堂々と言えるのか、と不思議に思われたのではないだろうか。実は、不思議でもなんでもない。あなたはあなたの売りたい商品にあなたの好きな値段を付けることができるのが輸入ビジネスという世界だからだ。
視点を変えてみよう。
取引先は、あなたの言い値で、あなたの商品を喜んで買ってくれるのである。
痛快ではないか!今のあなたのビジネスは、あなたの言い値で取引相手があなたの商品を買ってくれるようなことがあるだろうか?具体的に見てみよう。
粗利50%ということは、1000円のものを1個売ると、500円があなたの利益である。1000円のものを1万個売ると、500万円が利益となる。そろそろ、あなたは粗利50%の根拠は?とお考えであろう。
本当にそうなのかと。すべての輸入にかかわるものがそうなのか、断言できるのか?と。お答えしよう。断言はできない。無理である。
えーっ、ふざけるなと怒号が聞こえてきそうである。しかしあえてもう一度言おう。無理である。ここで言い換えるとわかりやすいかもしれない。
どんな世界でも〝すべて〟などということはありえない。例外は必ず存在するからである。全部とかすべてなどということを言われたらその時は、大体において噓があると思ってほしい。無理なのである。
それでもなぜ私が、粗利は50%以上だと断言するのか不思議に思われたことであろう。私のアドバイスを受けた方は、実際みんな粗利50%以上を取っている。50%以上儲けているのである。
しつこいようであるがそれは、なぜなのか?ずばり言おう。
50%以上粗利が出るようあなたが値段を設定するからで、さらに言えば、50%以上儲けられないモノは、最初から輸入しないからである。
重要なので、もう一度言う。
粗利50%以上儲けられないモノは、最初から輸入してはいけない。なぜなら、日本の輸入業の経費率が平均35%ほどかかるからだ。
ということは、最低50%の利益率がないとこの経費を吸収できない。それが根拠である。多くの人が、周りで売れているとか、顧客にどうしてもと頼まれてとかの理由で、利益の取れない商品に手を出し、それで失敗していく。
良い商品とは、自分で売れる商品、そして儲けを生み出す商品のことを言うのである。肝に銘じてほしい。
前述のたとえ話にあったように、あなたは、おじいさんに言われた通り「貴腐ワイン」を買って帰ったからこそ、利益を得たのである。
大事なのはビジネスにおいて、あなたが貴腐ワインについてどう思っているか、ではないのである。
多くの人が輸入ビジネスについて誤解している間に、あなたは爆発的に儲けてみたくないだろうか?第1章で挙げた例のように、10円で仕入れたものを1980円で販売している人もいるのである。
計算してみよう。実に粗利益率99・5%。とてつもない利益率ではないか。こういうとんでもないことが現実に目の前で起こるのが、輸入ビジネスの大きな魅力なのである。
ポイント
- 輸入ビジネスにおいては、粗利50%は当たり前。
- なぜならば50%以上儲けられないモノは、最初から扱わない。
- 儲けさせてくれる商品に当たれば、とてつもない利益率を確保できる。
【理由その3】低リスク
輸入ビジネスと聞くと、事前に資金を投入して、商品を大量に仕入れなければならない、というようなイメージがあるのではないだろうか。ある意味これは、事実である。
だが、すべての場合に当てはまるわけではないし、あなたが想像しているよりもはるかに低いコストやリスクで始められるのもまた事実なのである。
ではなぜ輸入ビジネスがハイリスクのイメージがあるのか、検証してみよう。輸入ビジネスにやみくもに参入して失敗する例で一番多いパターンは、次のようなものである。
「海外に行って、見るもの聞くもの全て欲しくなり、とりあえず、買いました。そして、輸入しました。でも売れません。在庫の山です。どうしましょう」失敗例は、大体がこのパターンなのに気づく。
これでは、いくら資金をつぎ込んでも、最後には売れない在庫の山に囲まれることになる。そもそも順番が違うのだ。
あなたが最初にすべきは、売ることなのだ。繰り返そう。最初にしなければならないことは、売ることである。
これはどういうことかというと、輸入する前に、買ってくれる人を探すことである。そのためには、商談用のサンプルだけは事前に手に入れなければならない。
つまり、「これは当たるだろう」などという思いつきだけで、大量に商品を買ってはいけないのである。どうすればいいのか?簡単である。まず海外のメーカーからサンプルを仕入れ、日本のマーケットで前注文をもらうのだ。
次章で詳しいやり方を説明するから心配いらない。誰でもできる。これが最終的にはリスクを最小限に抑えることができる輸入ビジネスのツボなのである。しかも、しかもである。
特殊な例にはなるが、輸入ビジネスには、実は少額からでも始められる方法もあるのである。驚かれたであろうか。売れることがわかり、儲かることが決まった後で、仕入れ代金を支払う魔法のような方法があるのだ。
これは、輸入関係者でも一部の人にしか知られていない高等テクニックの「シッパーズ・ユーザンス」という方法を駆使するのである。
この「シッパーズ・ユーザンス」については専門的なので後述しよう。
他に低リスクの理由として、あなたがすでに起業家の場合はもちろん、既存の事業の中で、新規事業として新たに輸入ビジネスに参入する場合においても、新しい資材や人材は不要ということが特筆できる。
なぜならば、あなたが想像している運送、通関等、輸入ビジネスにかかわる面倒な事務ややり取りは、すべて専門家に委任すればいいからである。
なんでもかんでもすべてをあなた自身がやる必要はない。そういったことが大好きだというなら別であるが。プロがいる仕事はプロに任せる。その姿勢が結果的には、低リスク・低コストを生むのである。
今日にでもあなた自身か、現有戦力のみで、少しの経費から始めることができるのである。これが輸入ビジネスの大きなメリットなのである。いかがであろうか。
ポイント
- 輸入ビジネスにおいては、サンプルで最初に前注文をもらってしまうことが大事。
- 新しい資材や人材は不要。あなた自身か現有戦力のみで行うことができる。
- プロに任せることで結果的には低リスク・低コストを実現できる。
【理由その4】あなたの知名度が全国区になる
あなたは、「独占販売権」という言葉を聞いたことがあるだろうか?何やら、儲けの匂いがプンプンとしている魅惑的な言葉に聞こえないだろうか?あなたの直感通り、ライバルを圧倒して爆発的に儲けるには、絶対に必要なものである。
意味としては、あなたが見出した商品を日本国内において独占的に販売する権利を有するというもの。
輸入ビジネスで「独占販売権」という場合は、文字通り日本ではあなたしか、もしくは、あなたを通してしかその商品を売れなくなるということなのだ。
魅力的ではないか?もしあなたがチャンスを摑むことができれば、あなたの住んでいる地域だけでなく、全国からあなたの商品を欲しいという声が殺到し、あなたの知名度は一気に全国区になるということを意味しているのだから。
そしてさらに日本であなたしか売れない商品を持つわけであるから、その際にあなたが得られる利益は計り知れないものになるということはおわかりであろう。
でもそれって特殊な例なんじゃないの?などと思われるかもしれない。安心してほしい。海のない、四方山に囲まれた小さな町、会津若松に拠点を置く私ですらできたことなのである。あなたにできないわけがない。
実際私のクライアントの中には、何人もの人が、「独占販売権」を取得して稼いでいる。あなた、もしくはあなたの商品が「全国区」になるのは、夢ではない。
そんな現実に遭遇したくはないだろうか?
ポイント
- 輸入ビジネスにおいては、「独占販売権」取得が儲けるコツ。
- あなたしか売れないオリジナルな商品を持つことにより、知名度は全国区になる。
- 熱意を持ってあたれば、「独占販売権」は意外と簡単に取ることができる。
【理由その5】世界を相手にビジネスができる
もしあなたが、すでにビジネスをされているのなら、ご自分の名刺交換の場を思い浮かべてみてほしい。日本のビジネスシーンでは、まず名乗る場合に、「××商事の、○○です」とか「△△工業の、□□です」などと、挨拶をするだろう。
大企業や中小企業を問わずに、皆一様に自分のことを、「会社名」、「自分の名前」という順番で名乗っていることに気づかれただろうか?あなたという存在ではなく、会社の看板があなたを評価する第一の物差しに自ずとなっているのだ。
日本においては、実に99・7%の企業が中小企業である。
あなたも大企業の人と名刺交換の際に、何か引け目を感じたことはないであろうか?いわゆる企業の「看板」の大きさが物を言うのが、日本のビジネス社会。
お互いの個人能力ではなくて、所属の規模により優劣が決まってしまう。そして会社の規模によって、提示される値段まで違うのが日本での実情なのだ。
それを誰も不思議とも思わない不思議な国がわが日本なのである。それに比べて、輸入ビジネスの世界は極めて「フェア」である。なぜか?それは国際社会では、会社の規模はそれほど重要視されないからである。
反面、あなたの人間力、個人スキルがどのくらいのものなのかを問われる、ある意味では厳しい世界でもある。海外のメーカーが評価するあなたの「人間力」とは何か?大きく分けて2つある。
- あなたがどれだけ(ズバリ数量・ボリューム)注文することができるのか?
- あなたにどれだけ熱意があるのか?この2つである。
特に1番、「人間力」と言いながら、資金力じゃないか!とお思いであろうが、これはビジネスの話なのだ。もし、あなたがどこよりも──それが大企業のメーカーであっても──たくさんの量を買うことができるのならば、「独占販売権」取得は当然のように簡単なのだ。
あなたが「独占販売権」をほしい!と言いさえすればいいのである。実際のところ、会社か個人かは関係なくどれだけ売り買いができるのかが判断基準なのだ。合理的に考えれば、これしかありえないであろう。
資金がないから自分には無理だ、と思うかもしれない。当然、話はここで終わらない。お金がなければ輸入ビジネスで独占販売権が取れないというのなら、個人で始める輸入ビジネスの勧めである本書を書いている意味がない。
では2番目に移ろう。
読者の大多数の方はこちらであろう。私自身がそうであったように。もしあなたが、そんなにたくさんの数量の提示ができない場合は「熱意」、これしかない。ここにおいて、総合的な「人間力」を問われることになるのである。
あなたには、にっこり笑顔で、アイコンタクトをしっかり取り、堂々と、誠意と熱意と情熱を持って、相手とコミュニケーションしてほしいのだ。
「私に日本の市場を任せてほしい」と。「えーっ、そんなので、本当に大丈夫なの」とお思いであろう。しかしこれがこの28年間、私が実行し、実際に成果を上げてきた方法なのである。
相手も熟練のプロなのだ。もしも彼らが日本に輸出先を持っていないとしたら、こんな魅力的なオファーはない。外国人が自社製品を輸入したいと言えば喜ぶことは、誰でも想像に難くないだろう。
また、仮にあなたに任せて売れようと売れまいと、そもそも日本のマーケットにパイプを持っていないのだとしたら、彼らにはなんのリスクもない。あなたが、テストマーケティングのために少量発注したい旨を相手に伝えれば、断る方が少ない。
断る相手とは最初から取引はできないし、しないものなのだ。あなたの「人間力」に理解を示す相手とだけ取引すればいい。お互いメリットを感じなければどちらにしても長くは続かないであろう。
輸入ビジネスであれば、大手企業でなくても世界を相手に戦うことができるのだ!ロマンチックだとは思わないか?人生は一度きり。
どうせビジネスをやるのなら、世界を相手にビジネスを仕掛けてみないか?世界中に友達を作り、世界の文化に触れ、世界でビジネスを学びながら、ともに成長していきたいとは思わないか?儲かるネタは、日本国内だけでなく、世界中に散らばっているのだ。
自分は個人だからとか、自分の会社は小さいからと、はじめから世界展開を諦めることはない。そんなケチなことを言う相手がいたらあなたから堂々とNOと言ってほしいものだ。
ポイント
- 輸入ビジネスの世界は、事業規模ではなくてあなたの「人間力」の勝負となる。
- 「人間力」とはこの場合、①どれだけ買えるか?②どれだけ熱意を伝えることができるか?
- 「人間力」により、あなたは世界を相手にビジネスができる。
【理由その6】円高基調
35年前、私が輸入ビジネスの仕事で最初に海外に行ったのは香港だった。さて、1ドルというものをお金だと思わないでモノだと考えてみてほしい。
35年前、この1ドルという商品を私は230円(当時の円相場は1ドル=230円ほどであった)で買ったのだ。みなさんは今、1ドルをいくらで買えるだろうか?約100円である。
35年前に私が買った値段から考えると、2分の1だ。考えてみてほしい。35年前からあった商品で、今、2倍、3倍になっているものはあるだろう。
しかし、2分の1になった商品があるだろうか?ほぼないのである。
技術の進歩により量産が可能となった電化製品やパソコンくらいのものであろう。あなたはついている。私は1ドルという商品に230円払った。しかしあなたは100円なのだから。これはなんの努力もなしに、かなりの値引き交渉をクリアしているのと同じなのだ。もちろん、円相場は時代によって変化する。
しかし、1ドル230円の時代からすると、はるかに個人で輸入ビジネスに参入しやすい環境にあるのだ。
ちなみにこれを書いている今日現在(2016年9月28日)で1米ドル=100・5円、1ユーロ=112・77円、1ポンド=130・79円、1豪ドル=77・16円、1香港ドル=12・97円、韓国ウォンにいたっては、100ウォン=9・18円である。
日本は、基本的には輸出立国である。そのため円高には非常に敏感だ。みんなで大騒ぎするのである。でもちょっと待ってほしい。
円が高いということは、相対的であったとしても日本の国力の増加と判断するのが国際的にも正しいのである。現実として、食料自給率39%のわが国では、61%を輸入に頼っているということなのだ。
30%円高に振れれば、30%の値引きをしてもらったと同じなのである。これってすごいことだと思わないだろうか?あなたはなんの努力もなしで、円高によって30%の利益を享受できるのである。
さらに船賃などの輸入にかかるコストは、ドルベースのものが多いので、こちらも安くなるのである。もっと具体的に見てみよう。
例えば輸入額が1万5000ドル、船賃が500ドルだとしよう。合計で1万5500ドルになる。円が120円の時点では、1万5500ドル×120円=186万円。今だと、1万5500ドル×100円=155万円。なんと31万円も得をすることになるではないか。
いかがであろう。こんなビジネスは他にあるであろうか?しかも、ドル建てのため船賃も航空運賃も下がっているので、さらに利益は増していくことになる。円高は時代に左右される相対的なものである。
しかし、円高基調という追い風の中、個人で輸入ビジネスを始めるなら、今こそ最大のチャンスなのだと断言していい。
ポイント
- 日本は、輸入なしでは機能しないという事実。
- 円高基調という追い風が吹いている。
- 物流コストがさらに下がる可能性がある。
【理由その7】輸入ビジネスはとにかく楽しい
あなたは、海外旅行がお好きであろうか?私は大好きである。そもそも仕事で海外に行けるという単純な、そして不純な動機でこの世界に入ったくらいであるから。輸入ビジネスはとにかく楽しいのである。
もう一度言う。好きな国にビジネスで行けて、しかもビジネスとして好きな商品を取り扱うことができる。ロマンがあるとは、思わないだろうか?海外旅行にタダで行けちゃうような感覚である。
私の知人のOLさんは、自分も欲しいブランドバッグをちょっとだけ余計に買うことで、自分の旅費やお小遣いまで稼いでいる。また、取引先の国で知り合った人と恋に落ちて、幸せな国際結婚をされた方も多いのだ。その方たちに共通するのは、男女を問わず皆笑顔が素敵なことである。人生を最高に楽しんでいる。
すべての企業家・起業家にとって、本来ビジネスは楽しいもののはずである。また、そうあるべきだと考えている。どんな職業であれ、あなたは人生における多くの時間をビジネスに費やすことになる。
にもかかわらず、その多くの時間を苦痛で埋めるのは悲しいことではないか。当然、生産性など上がるべくもないだろう。日本を代表するプロレスラーの桜庭和志氏はこう言った。
質問者「毎日のつらい練習の成果が試されるのですね?」桜庭「いえ、練習はつらくないです。好きですから。楽しいです」彼にとって、練習自体も好きなことなのである。
やらされているわけではない。だからあんなにも強く、そして独創的になれたのである。私は成功するには楽しまなくてはいけないと考えている。
そして、楽しいからこそ、時間を忘れてまで打ち込むことができるのだ。貴重な時間は1秒たりとも無駄にしてはならないはずである。
楽しくて夢中になれることに費やした方が良いに決まっている。また、ある人はこう言う。「唯一、お金で買えないものは時間だけだ」と。
また、あの中国の偉大な思想家の孔子曰く「好きなことを仕事にすれば、一生働かなくてすむ」と。なんと素晴らしきことだろう。
あなたは、仕事で海外を自由自在に飛び回り、好きなことを仕事にし、もう一生働かなくていい人生を送ることができる。楽しいことならば、努力も惜しまないであろう。いや、努力とさえ感じないだろう。その行為自体が喜びであるのだから。人生は時間で出来ている。
この本との出会いをきっかけに、あなたには楽しいビジネスをして、素敵なビジネスライフを送ってほしいのである。
ポイント
- 輸入ビジネスでは、海外の好きな国で好きな商品を扱うことができる。
- 成功するには何よりも、好きなことに打ち込むことである。
- 唯一、お金で買えないあなたの時間を有効に使おう。
【理由その8】需要は増えるがライバルは増えない
日本という国はありとあらゆるモノを輸入に依存しているのは、周知の事実であろう。食料自給率は40%を切って39%である。今やあなたの身の回りのもので、輸入品ではないものを探す方が難しいのが現実だ。事実、日本の輸入量は、年々着実に増え続けている。
ところが、である。多くの人が勝手に思い込んでいる見せかけの参入障壁のおかげで、輸入ビジネスを始める人は、ほとんどいないのである。不思議なことに輸入ビジネスの需要は高まっているのに、一向に供給は増えないのである。
あなたの商品を欲しがる人は増えるのにもかかわらず、あなたのライバルは増えないのだ。すごいとは思わないだろうか?これは、実際にはありもしない参入障壁のおかげなのである。
では多くの人が思い込んでいる参入障壁とは一体何か?それは次の3点に要約される。
- 英語もしくは外国語がペラペラじゃないと難しいのでは?
- 資金を相当持っていないと、始められないのでは?
- なんか、難しい手続きや、書類をいっぱい処理しないとできないのでは?
この3つの障壁は、事実であろうか。
真実をお答えしよう。
1.英語もしくは外国語がペラペラじゃないと難しいのでは?結論から言おう。
こと輸入に関しては、英語力はあまり必要ではないのである。それはなぜか?あなたがものを買う側のお客様だからである。先方(外国人)はあなたに買ってもらおうとして、必死にわかろうとしてくれる。
もしあなたが、全然英語が話せないとしても、次の3つの英語を覚えれば、とりあえずは問題ない。
- Hi!(こんにちは!)
- Howmuch?(いくらですか?)
- Emailyoulater.(あとでメールします)
交渉の場においては、この3つの言葉を自信を持って使ってみるといい。
驚きの結果が得られるはずだ。
2.資金を相当持っていないと、始められないのでは?これについては、資金がまったくなくても始められる方法があるのだ。
輸入は前払いだと信じきっている人には、衝撃の事実かもしれない。そんな衝撃の方法が「シッパーズ・ユーザンス」という方法なのである。
これは、ちょっと専門的ではあるが、輸出者(この場合外国メーカー)が、輸入者(この場合あなた)に対して、輸入代金の支払いを一定期間猶予する短期クレジットのことである。
ちょっとわかりにくいかもしれない。もう少し説明を加えよう。一般的に輸入は先払いである。ところが、この「シッパーズ・ユーザンス」という方法を使えば、簡単に言うと後払いになるために資金0円でも始められるのだ。
イメージで言うと、商品を先に借り受けて売れてから支払いをすると言えばわかりやすいであろう。実際にこの条件を受ける外国メーカーは、意外かもしれないが存在するのである。これは、特にヨーロッパのメーカーに多い。
あなたがこの条件を出してもし先方が受けてくれたとするならば、とりあえずの資金がなくても輸入はできるのだ。あなたは、相手が待ってくれている間に商品を売ってしまえば、問題なく支払えるではないか。魔法のビジネスモデルである。
3.なんか、難しい手続きや、書類をいっぱい処理しないとできないのでは?確かに、専門的な手続きや書類は多い。
しかし実は、あなたが実際に扱う必要のある書類はたいした量ではない。ええ、これだけ?とびっくりするほどだ。なぜかと言えば、それを専門としている人に任せてしまえばなんの問題もないからである。
輸入ビジネスの業界では、輸送から保険、税関まで、それぞれのプロがいるし、一括してやってくれる業者はいくらでもある。
あなたが外国から商品を仕入れる際の事務仕事のほとんどは、その道のプロがやってくれるのである。あなたは、良い商品を発掘することにだけ力を注げばいいのだ。最初は細かいことを気にする必要はない。
慣れないことを自分でやろうとするとなかなか上手くいかない。OPE(other people’s experience:他人の経験)を上手く使えばいいのである。
いかがであろうか?これなら、私にもできそうと思われたのではないだろうか?物事は、その気になって始めてみれば自然と道は開けるものである。
あとは、あなたがやるかやらないかのどちらかだけである。
これがチャンスでなく、何がチャンスだと言うのであろうか?誤解を恐れずにあえて言うが、私には、既存企業の新規事業、起業を問わず、新しいビジネスを模索している人が、輸入ビジネスをやらない意味がわからないのである。
ポイント
- 輸入ビジネスの需要は増える一方なのに、新規参入が少ない。
- その理由は実に数多くの人が思い込んでいる次の3つの参入障壁があるからだ。①堪能な外国語能力が必要②豊富な資金力が必要③事務が専門的かつ煩雑この3つは誤解である。
- すべてを自分でやろうとせず、できることに特化すれば道は開ける。
ここまでで、今すぐ輸入ビジネスを始めるべき8つの理由とそれぞれのポイントについて説明したが、いかがであろうか。
始めたいと思った時に、行動することが成功への第一歩なのだ。この業界に長年いる私でさえも、今が一番のチャンスだと感じている。断言しよう。今、輸入ビジネスは間違いなく追い風が吹いているのである。だからこそ今、スタートするべきなのだ。
これだけのメリットがあって、しかも誰でもカンタンに始められるというのなら、躊躇している暇はない。あなたが個人でビジネスを始めることを考えているのなら、ぜひこの輸入ビジネスの世界にチャレンジしていただきたい。
えっ?まだ不安?具体的にどうやって始めたらよいのかわからない?大丈夫。ここまではほんのプロローグだ。
ちょっと長かったかもしれないが、「輸入ビジネスは難しい、ハイリスクだ」というあなたの固定観念を打ち砕くために、2章分を費やしたわけである。
第3章以降は、輸入ビジネスの最初の一歩から最後まで、あなたが迷うことなく歩く方法を手取り足取り、具体的に、惜しむことなくすべて書いている。
私はあなたにぜひ、この輸入ビジネスの魅力を知ってほしい。そして、その醍醐味を味わっていただきたいと誰よりも願っているのだ。
●ビジネスコラムそもそもコミュニケーションは、なんのためにするのか?を知るコミュニケーション。
よく聞く言葉である。いろいろな人が、様々な立場からこれについて論じている。自分を知ってもらうため、相手をよく知るためなど相互理解のための手段。意思の疎通、情報の伝達など、定義は様々である。
では、ビジネスにおけるコミュニケーションは、なんのためにするのかを考えてみよう。そもそもコミュニケーションの本質とは、一体なんであろうか。私は、誤解を恐れずにあえて言う。
コミュニケーションの本質とは「相手に自分の思う通りに動いてもらうこと」だと。
非常に傲慢に聞こえたとしたらご容赦いただきたい。あえて刺激的にお伝えしている。
説明しよう。こういうことなのだ。
基本的に人が人とコミュニケーションをする際には、なんらかの意図を持っていることは、ご理解いただけるであろうか。そもそも何も望まない相手と対話を持つことはないはずだ。少なくとも何かをしてもらいたい、聞いてもらいたい、などの要望を持って接しているはずだ。
そしてビジネスの場においては、その傾向がより顕著である。ビジネスミーティングでは、いかに相手に自分の要望通りに動いてもらうかの戦いと言ってもいいのだ。その観点からすると、お互い相互理解はできた。
しかしお互いの要望は何も叶えられなかったとしたなら、それはコミュニケーションの失敗なのだ。あなたは、「お客とダンスを踊る」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
お客さんに気に入られることばかりに集中して何度会ってもこちらの要望を言わないで、結論を先延ばしにすることのたとえである。断られるのが怖いのだ。
駄目なセールスマンの典型としてよく使われる言葉だ。結論を先延ばしにしても意味はない。
自分の思いを伝え、自分の思い通りに動いてもらえるようにするためには、相手にどんなメリットを与えられるのかを突き詰めて、相手自らの意志で動いてもらうことが肝心なのである。
ポイントは、相手に自分の意志で動いてもらうこと。人は動かされたという認識があるだけで不快感を持つからだ。
突き詰めるとビジネスの場におけるコミュニケーションとは、相手に「自分の利益のために動いている」と理解させ、結果としてあなたの思う通りに動いてもらうための手段と言える。
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