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75  社員を守れ!会社を守れ!

鬼 100則   75社員を守れ!会社を守れ!  メーカー主催の新商品勉強会。社員にはもっと成長して欲しい。そのための勉強のチャンスを与えたい。多くの社長はそう願い現場対応に多忙な中、有能な社員をチョイスし、彼らに時間を割かせて勉強会に派遣する。  そこには新商品が並び、コスチュームに身を包んだ素敵なお嬢さんたちの、笑顔で親切な説明がある。多くの社員が、普段とは違うゴージャスな場所での非日常的なシーンの中で、夢のような数時間を過ごす。気分も次第に高揚してくる。  いろいろな人との名刺交換。当然、そこではライバル社の人たちとの交流もあり、お互いに相手の現状を探り合いながら、ときには会社の待遇についての会話も交わされる。  「えっ、有休も取れず、夜 8時まで仕事してるの?大変だね」  「それで、給料はいくらくらいもらってるの?」  後日そんな情報が、ライバル社の上司に伝わり、食事に誘われ、転職の可能性を探られる。  運が悪ければ数カ月後、勤続 10年のベテラン社員が他社の名刺を持つことになる。  こんなことを考えると、メーカーから新商品勉強会の誘いがきても、他社の有能な人との交流で何かが起きなければいいのだがなどとして、心が悪い方にざわめいてしまう。  かくしてメーカーからのせっかくの招待も、巧みな口実を作って断ってしまう。  だが、こんな場合にも、対策は3つある。 ①社長がしっかりと経営の舵取りを行い、多くの社員を満足させておく ②社長と社員との間の信頼関係を確立し、絆を深めておく ③メーカー主催の新商品勉強会には参加させない  だが、 ③は、新知識の吸収に遅れをとるばかりか、社員にはネガティブに映る。  この場合、社員 1 ~ 2人の派遣ではなく、数カ月間の仕入れ約束の見返りに自社社員のみの勉強会をメーカーに開催してもらう。条件により素敵なお嬢さんにも来てもらう。  こうすれば引抜きのリスクを低減させた上で、より多くの社員のレベルを一気にアップできる。有能な社員を守り、ひいては会社を守るためにも、このように社長には日々必死の経営の舵取りが必須であることを忘れてはならない。

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