鬼 100則 70大きなトゲを取り除け 入塾時、塾生たちには、経営の現状の問題点などを洗い出すための「見える化シート」を 25枚手渡す。その中には、ゾンビのように社内各所にはびこる大きなトゲをあぶり出すシートがある。・職場の悩みワースト 10・こんなものいらないリストワースト 10・業務を妨げている(社内)ワースト 10/(社外)ワースト 10・発生したトラブル(社内)ワースト 10/(社外)ワースト 10 これらはいずれも、社員からアンケートを取ると続々と出てくる、大中小のさまざまなトゲだ。こんなトゲと日々戦ううちに、社員たちはだんだんと疲れ、諦めの心が芽生えてくる。そして生産性は低下し、離職者がではじめる。 こういうトゲが社員たちに刺さったままでは、会社の躍進などはとうていおぼつかない。現場を動かす大切な彼らから、いかにうまく、かつ早くトゲを抜き去るか。社長の度量とスピードが試される場面だ。 社長の勇気ある判断、行動により、社員たちは長く悩んできたテーマから解放され、職場が一気に息を吹き返すことも多い。 社長たる者、常に社員たちの思いに心を寄せ、彼らがストレスを感じることなく、職場で思う存分活躍して欲しいと願っているはず。 なのに、なぜ解決への一歩を踏み出せないのか! それは、大きな志、夢がどこかへすっとんでしまったからか。過去幾度となく試みた改善に対して思わぬ抵抗を受け、いつの日か諦めてしまったからか。それとも日々の雑務に忙殺されてしまったからか。あるいは社内テーマの遅れについて社内の誰からも指摘を受けないことをいいことに、社外活動を優先してきたからか。 社長としての責任感、使命感の置き場を間違えてはいけない。この際原点に戻り、社長にしか与えられていない役割をまず果たすべきだ。 やってみると意外とうまくいき、社員のやる気の沸き起こった顔に笑みがこぼれる。社長の「実行力」のすごさを味わって欲しい。
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