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58  ミッションが浸透すれば社員の力は爆発する

鬼 100則   58ミッションが浸透すれば社員の力は爆発する  社長が何かを決意したら、社員との合意に持ち込み、共通のミッションに仕立てる。  パナソニック時代、ドイツで私を育ててくれたのは、後に副社長になられた佐久間曻二さんだった。佐久間さんに厳しく指導していただいたおかげで、今の私がある。人生の恩師。  そんな佐久間さんが、パナソニックの副社長を退かれ、 WOWOWの社長の座に就いた。  当時 WOWOWは、直近 3年間で約 90億円の赤字。今こそ佐久間さんに恩返しをしたい。その思いを社員に訴えかけた。  「 WOWOWを日本一売ろう」   WOWOWを売ることを社内の一大ミッションとすべく合意事項にまでしてしまった。  大型家電の販売に比べ、販売額も小さく、効率の悪い WOWOWを売るには意識改革が求められる。時間管理、工夫、意識そしてミッションも求められる。  「まさに、社員教育のまたとないチャンスに巡り合った」と社員を鼓舞した。これにより、社内の隅々にまで「 WOWOWを売るべし」の熱気が伝わる。  私が経営していた家電店は当時たかだか 7店舗。そんな中で掲げた WOWOW販売日本一への道は確かに厳しく、当初はとてつもなく無謀なミッションに思われた。  そこで綿密な戦略を練りあげた。まず、 WOWOWとは何ぞや。過去のいきさつや現状、またお客様にとっての価値、販売トーク、特徴などを徹底的に調べあげた。  まず、トップセールスを 4〜 5人育てあげ、実績を作った。  そして彼らにセールストーク集をまとめさせ、皆の前でいかにしたら売れるかのスピーチをさせた。もちろん売れる環境作りも徹底した。ここまでやれば絶対日本一になれる。  マインドコントロールも効果があったかも。というより、社長がのろしを上げたら、全員が頂点目指して猛ダッシュ。誇るべき軍団がミッションをクリアするごとに磨き抜かれて行ったことも大きい。その結果、ついに日本一の売上を手にした。  明確なミッションが社内に浸透したとき、社員の爆発力は半端ではない。  彼らの誇らしげな輝きが、今も忘れられない。誇るべき軍団作りのためには、日頃、身近なところからテーマをあぶり出しサクセスストーリーを作ることだ。

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