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43  コスト削減は社長の脳内で決まる   1掛け作戦

鬼 100則   43コスト削減は社長の脳内で決まる 1掛け作戦   P/ L上のコスト構造は多くの企業で年々ほぼ固定化してくる。なぜなら、経営者、幹部の脳の中には、昨年も精査し、十分コストは削減してきたという思いがあるからだ。  そこで一度、従来の考え方をぶち壊し、コストに関する考え方を白紙に戻して、こんなコスト構造だったら理想的だという金額を決めてしまう。それが「全てのコストを 1掛けにせよ」の 1掛け作戦だ。 5%や 10%のコストダウンを考えると、とりあえずの表面的なコストダウンしかできない。 90%のコストダウンを考えることによって、はじめて革命的な発想が期待できるのだ。  私は、チラシ配布を、詳細なエリア分析により、費用対効果で最大値を精査し、何十%ものコストカットに成功した。  酒事業に進出した折、什器、冷蔵庫、冷凍庫、事務机、フォークリフトに至るまで、ほとんど 1掛けで手に入れた。長期計画の中で、スーパーや酒店の事業閉鎖を調べることで、これを可能にした。  人件費も社員は本体で年収を取っているので、新規事業に派遣されても 1円も増えない。人件費が発生するのはレジや商品補充要員のアルバイトだけだ。それによって総人件費は通常の 10〜 20%となり、最初から儲かる仕組みになっている。  この方法を念頭に各店の文具、備品についても徹底的なコストカットに成功した。  ダイソーの四国 1号店が高松市内にオープンした際、我々も四国初のダイソーに負けじと、オリジナルの 100円ショップをオープンした。商材はアメリカからも直輸入。  シナジー効果があり、家電の客数が 2桁台の大幅アップを達成した上、備品の大半が 100円グッズに置き換えられたのだ。結果、経費を圧縮して利益を最大化させ、社員の待遇改善につなげることができた。  どんな企業も、好調が 2 ~ 3年続くと、ハイコスト体制ができてしまう。不況になったとき、ハイコストをいきなり吸収するのは難しい。危機感を持ち、いいときにこそ明日から氷河期が来ると仮定して、頭の構造を「 1掛け作戦」にしておくことだ。

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