2025年– date –
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十三亡国の音
「歌は世につれ、世は歌につれ」といわれ、景気の良し悪し、時代の盛衰、国の政策、人間感情などによって歌の詩、曲まで変わってくる。 大正から昭和にかけての不景気時代よく歌われたのが「カチューシャ可愛いや別れのつらさ」とか「おれは河原の枯れすす... -
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一 トップの財務認識
トップの財務認識 企業の最高責任者が財務を重要視しているかどうかによって企業体質の強弱はわかれる。 企業の三目的といえば、公共、堅実、営利であるが、財務が貧弱では一つの目的さえ達することはできない。 また、資金を人体にたとえれば血液、財務管... -
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一一 かねは時なり
「時は金なり」は、寸暇を惜しんで稼ぎ、ためよ、という勤倹貯蓄の教えである。 また「かねは時なり」は私のいい出したことで、利息の高いのを選ぶのもよいが長い期間預け複利で増やせ、また、儲けるには時を選ばなければ効は少ない、という意味である。同... -
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三 財力充実への道
関係会社の幹部と雑談していたときである。 誰かが「貧乏よりつらいものはなし。この会社もなんとかならないものか」とボヤいている。もう一人は「働けど働けど楽にならぎる、じっと手を見るか。啄木の気もわかるよ」と同調している。 ... -
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四 かねはピンチに備えるもの
私は借金返済のために、これまでに三度も苦労を重ねた。 十八才から三十二才の十四年間祖父、父と三代ゆずりの借金返済で苦心し、六十才から七十才までの十年間、会社の借金返済で四苦八苦を体験した。苦しくもあったが、いい体験もしたし、変わった楽しい... -
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五 代価の高いのを嘆くな
「代価の高いのを嘆かず、時代の変化に対応せよ」とは創造的経営の条件といえる。変化の激しい時代に、代価の高いのを嘆いているようでは他に先んずることはできない。時代の進歩を先取りするために代価の高いのを嘆かず果敢に対応した企業と、嘆いて応じ... -
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六 見える損より見えない損
会社経営にあたって恐ろしいものは、見える損より見えない損、大きい損より小さな損、気づく損より気づかない損といえる。 「易きは易きにして易きにあらず」。たやすいようにみえても、そう簡単なものではないということだが、これを「少なきは少なくして... -
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七 覆水を盆に返せ
行き詰まった会社を再建する妙手は、沈没しかかった船を救う要領でよい。 ムダをはぶき、重荷となっているものは人間以外すべて捨てることに尽きる。「入るを計って出ずるを制す」などと呑気に構えてはいられない。「出ずるを制す」に徹することである。 ... -
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八 節約とは大志を果たす準備である
第二の会社を再建するために、私は憎まれ役をつづけながらケチ経営に徹した。欠けたら補充する。減ったら満たす。常に充足しておくことは準備である。悪いことに悪いことが重なったので失敗した、倒産したという言い訳が経営者に許されるわけがない。悪い... -
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九 余裕資金の運用と準備
関係した会社が若干の余裕資金をもつに至ったころである。 財務担当者を中心に打合せ会を開いたときであった。私は部外者として参加していたに過ぎなかったが、余裕資金の運用を巡って楽しそうに話し合っている。その日暮らしから借金を完済し、創立以来初...