2025年– date –
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十 どのような人を求めるか
さて、名君に選ばれた名宰相は、どのような人材を求めたか。歴史上の名宰相の、人材としてあげた条件を考えてみると、現代のそれと表現が変わるだけで違うところはない。 その第一は、執念である。ある経営者は、現代企業■ ンの条件として「執念」をあげて... -
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十一 九側の功を一生貝に庸く
殷の村王を攻め亡ぼし、武王が周朝を開いたのは紀元前一千百年ごろで、いまから三千余年も前になる。 周の威令は四方に及び各地からいろいろな献上物があった。西方の旅という国からは薬という高さ四フィートにも及ぶ大犬が贈られてきた。葵はよく人の意を... -
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十二 耳に逆らう言を聞けば
さか 前職時代、私が課長のころの話である。トップが参院選挙の再出馬に担がれ、居ながらにして当選確実とまでいわれていた。 そんなある日、私一人が呼ばれ、再出馬の是非をきかれた。「社員代表と思って素直なところを答えてほしい。改選にあたり、たい... -
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十三 雅 量
「黄河は細流を選ばず」という。 中国の大河である黄河は、どんなに細い川の水をも受け入れたからあれだけの大河となっているという意味である。また秀峰泰山は土を選ばず積み上げたから大山になった、ともいっている。 人間にしても、少々気に入らないか... -
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十四 成功と感謝
前職時代、雑誌の依頼でのべ四十人はどの創業経営者や各界の成功者と対談する機会に恵まれた。 成功者の一家言を伺う、ということで、創業のいきさつ、経営哲学、成功の秘訣など多岐にわたっての話し合いであった。それぞれから素晴しい話を伺ったが、共通... -
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十五 心中の賊を破る
権力のある者は、常に権力をより強大にしよう、永続させようと願う。 財力も、これで満足というものはない。さらに増大しようと考える。こうした限りない欲望は前進のエネルギーになるものであるが一歩誤ると、企業を亡ぼし、己をも失なうことになる。 と... -
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一 志は変えるべからず
経営者の姿勢で欠くことのできないものに″初志貫徹〃ということがある。これをやり遂げよう、この士心で貫こうと堅い決意で出発しながら中途で目的を変えてしまう。結局はなにも成らずに終る。信念が弱いか、思いつき、日先の打算で出発するからである。 ... -
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一一 自らを信ずる
ことを成すには、まず自分を信ずることである。 自分の能力では、これはできそうもない、困難だと考えているようでは、成ることもならなくなる。他の人にできて自分にできないことはない、と強く自分にいいきかせることが成功への第一歩といえるだろう。昔... -
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三 執 念
経営は結果である、とはよくいわれることだが、結果が得られないことには経営とはいえない。リーダーであれば、何としても望む結果が得られるようにしなければならない。 私がかつて、 ″根性〃をテーマに講演したとき、質問に対し「根性とは、 一つの目... -
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四 商売のコツは仁
論語に、こんなくだりがある。 孔子が弟子の子貢に、 「おまえは、私のことを多く学んだ物識りだと思うか」 「はい、その通りだと思います。間違っていましょうか」「間違っている。私は一つのもので万事を貫こうとしているだけなのだ」(一以て之を貫く)...