2025年– date –
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賃上げの仕組み
人件費計画の実証作業に入る前に、もうひとつ、読者に整理しておいてもらいたいことが ある。 それは、賃上げの仕組みについてである。 毎年春闘が終わると、たとえば中小企業は四。三%、大企業は三・七%というような賃上 げ率が発表される。あれは一体... -
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定期昇給の意味
定期昇給は、一年たったらいくら昇給すると、会社の制度としてあらかじめ決めておいて、 毎年四月に、会社の業績が良い悪いに関係なく、決められた昇給を実施するものである。 会社がたとえ赤字であっても、定期的に昇給するから定期昇給というわけである... -
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ベースアップの意味
ベースアップとは、物価上昇にあわせて、賃金の実質目減りを防ぐために昇給するもので、 会社の懐具合と相談しながら実施していくものである。 したがって、その金額の決定に当たっては、会社の懐具合と社員の懐具合のかねあいが問 題となるから、労使交渉... -
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定昇とベアを区別して運用していないと、いざというときに手が打てない
このように定期昇給とベースアップは、全く異なる根拠で決まるものであるから、これを ちゃんと区別して運用しておかないと、いろいる不都合が生じてくる。 まず能力主義で個々の給料を決める手続 きが大変だ。 先の例でいえば、営業マンのA君と同年 齢、... -
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社長は一年先、三年先の賃上げを決める人である
ここで社長に確認しておいていただきたいのは、両者の違いだけではない。 それだけなら人事担当の仕事にすぎない(もちろん社長としては、自分の会社の中に定期 昇給のルールをまずつくっておく必要がある。細かな仕組みは、担当や専門家に任せるとし ても... -
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現在の人件費を分析する
第13表は、モデル会社であるD精機の人件費計画である。この計画で、まず直前期の人件 費について、ぎっと分析してみよう。 直前期の人員がどうなっているかというと、正社員九八人、臨時パートが六人、合計 一〇四人の会社である。正社員の平均賃金はお... -
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要員についての実証
もう一度、ここでD精機の運用基本計画の前提条件を、復習してみよう。 ・付加価値の社員への配分比率は、現在の二五%を五年後も維持する 。付加価値は毎年〇・五%下がるものとする 。なおかつ五年後に税引前利益を五億三八〇〇万円あげる 。そのために... -
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パート化を検討する
実際のところ、パートの人件費は正社員の三分の一以下に下がるのではないだろうか。 わたしの会社の例では、かつてピーク時に女子社員が二一二人いたものを、漸次パート化 していって、五年後に九六人にまで減らしていったことがある。その分、もののコス... -
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増員計画を固める
しかしすべての増員をパートというわけにもいかない。 この会社の社長は、こうも考えた。 「ただし増員をすべてパートにしてしまうと、今年九八番目の社員は、五年たっても九八 番目ということになってしまう。いつまでも新入社員が入ってこないと、この社... -
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五年先までの給料を実証する
まず社員にとって一番大事な給料を上げていかなければならない。 以下、第13表をご覧になりながら読んでいただきたい。 ①既存社員の五年先の給料を予測する 定期昇給分の三%は当然として、今後の物価上昇をどうみていくか、これを決めなければ 五年先ま...