2025年2月– date –
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2 奇跡
いつものように出勤した若宮は、そのまま社長室には行かずに、社員たちのいるフロアを訪れていた。 二日酔いで出勤することが多かった若宮だが、最近は不安のためか、一人になりたいからと早く自宅に帰ることが増え、必然的に飲み会の頻度も減っていた... -
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【解説】───人気者の社長が、会社を危機に陥らせてしまう単純な理由
組織の運営に苦慮し、誤解や錯覚を多く生じさせている社長には共通点があります。 それは「一人の人間として社員に好かれたい。人気者でいたい」という気持ちに素直すぎることです。 本人はそうと気づいていないことも多いのですが、そういう社長は... -
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3 波乱
三ヶ月かけて、安藤による第三営業課の改革が終わった。 若宮が安藤の、そして識学の力を正式に借りることを決めた日から、早くも一週間が過ぎようとしている。 その日の朝、若宮は部署を限らず社員の全員を、オフィス内の同じフロアに集めていた。... -
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【解説】───部下のモチベーション管理は上司の仕事ではない
会社という組織のなかでは、社長と同じく、上司も必要以上に「いい人」になるのをやめなくてはなりません。 上司が部下の管理をすることから逃げ、上下関係のない友達のような上司になろうとすると、実は上司にとっては心理的な負担が少なくなり、ラク... -
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4 難局
夏真っ盛りの八月。 オールウェイズ・アサイン社のオフィスでは、クールビズへの取り組みのため、いつもはスーツを着込んでいる社員たちもネクタイを外し、シャツの腕をまくるなど、比較的ラフな装いで業務に向かっていた。 女性陣も、長い髪をお団... -
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【解説】───会社の変革には別れがつきもの
誤解や錯覚が溢れて機能不全になってしまった組織を、競争力のある機能的な組織に建て直そうとすると、かならずと言ってよいほど一部の社員が大きく反発します。それは一般社員からの反発であることもあれば、管理職からの反発であることもあります。 ... -
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【解説】───「姿勢のルール」が守れない組織はすべてが緩む
組織を運営していく上でもっともしてはならないこと。それは、それぞれの組織ごとに定められている基本的なルールの逸脱を、特定の人にだけ許すことです。 例えば「来客があったときには、必ずフロアの全員がはっきりとした声で挨拶をする」とか「使用... -
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6 受容
月曜日のオールウェイズ・アサイン社のオフィスでは、出勤時間の朝九時ぴったりにも関わらず、多くの者が第二会議室に集まっていた。 かつてなら遅刻してくる者が一人や二人は必ずいたのだが、今は皆、あくび一つせずに識学の全社研修の開始を待ってい... -
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【解説】───社長は会社では孤独であれ
会社という組織にとって、社長という存在はピラミッドの頂点です。指揮命令系統の一番上にいる存在なのですから、他の社員や管理者よりも一段高い視点に立って、より長期的なビジョンで社員たちに「未来」を示さなければなりません。ただし、その未来に... -
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7 競争
午前十時のオールウェイズ・アサイン社。遅刻してくる社員がほとんどいなくなったオフィスでは、社員たち全員がすでに業務に就いていた。 ズラリと並べられたデスクを、キーボードを打つ音が包み込む。 どこかで電話が鳴れば、一コールでその場の誰...