2025年1月– date –
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三 果断を求めるなら自ら示せ
いまでもよく使われる言葉に「虎穴に入らずんば虎子を得ず」がある。 後漢のはじめ「漢書」を著した班彪の子として生まれた班超は二人の兄妹とともに清貧の家に育った。家計を助けるため役所勤めをしていたが、なんとか手柄をたてて世に出たいと考えていた... -
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四 己を捨てよ
「己を捨てきれない者は、会社を捨てるか、己が会社に捨てられる」これは、第二の会社に入ったとき、自分にいいきかせたことである。己を捨てる、の意味は、会社の利を先にし、私の利を後にせよということで、いわば「私事を以て公事を害せず」の精神とい... -
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五 知、行一体
明の王陽明は、知行合一を説いている。 「知は行の始め、行は知の成るなり。知行は分かちて両事と作すべからず」(知は行を予定し、行は知を前提として成り立つ。知の実現が行である。それ故、知と行は一体のものとして理解されなければならない)。 それ... -
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六 ためらいと勇気
「已むべからざるの勢に動けば、則ち動いて括られず。狂ぐべからざるの途を履めば、則ち履んで危からず」(熟慮した上、これが最善と信じ、やむにやまれぬ勢いで行動すれば行き詰まることはない。曲げることのできない正しい道を進めば危険もない)言志四... -
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七 勇気は準備に比例する
その昔、日経連の専務理事であった前田一氏と対談したことがある。 「創造性とは」と私がきいたとき、すぐハネ返ってきた言葉は「それは準備である」ということであった。 一つの目的を達成するため、真剣に準備をしているとき、新しい考えがでてくる、と... -
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八 勇を妨げるもの
将の条件として、仁、知、勇があげられているように「勇」は、有力な条件の一つといえる)。 兵法に次の五つをあげているものがある。 管理 多数の部下をまとめ集団としての力を発揮させること準備 いたるところに敵がいるものとして行動すること決意 ... -
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九 実力と修飾
「鷹の立つや睡るが如く、虎の行くや病むに似たり。正に是れ他の人をみ人を強む手段翌壁:= の処なり。故に君子は、聡明は露われず、才華は邊しからざるを要して 、縄に肩鴻任鍾的の力量あり」(鷹の立っているようすは眠っているようだし、虎の歩く姿は病... -
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十 企業経営に玉砕はない
ぎよくさい 昔、日本軍が美徳としたものに玉砕がある。負ける戦いでも全員戦死してもよいから戦えというのが玉砕戦法。勝たなくともよい、華と散れ、これを男児の本懐と考えた。 いかにも勇ましいようだが、真の勇気とは受けとめかねる。玉砕してしまった... -
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十一 身を退くの勇
勇で最も実行困難な勇は、引退の勇である。中国の史上で西漢の劉邦に仕えた張良と、越王勾践に仕えた施姦を、引退名人といった人がいる。 知将張良は、仙人の修業をするといって雲隠れしている。劉邦の死後、呂后の専横を見抜いてのことであった。事実、大... -
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一 経営とは何か
ある経営者は「経営とは変化に挑戦することである」といっている。これからの企業環境がどう変わるか先見して、これに対応することが経営の要諦だということである。とすれば、変化に対応するには早く変化を先見しなければならない道理で、先見の遅速が勝...