2025年1月– date –
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十一 五ケンの自戒
ここでのべる五ケンとは「堅実、謙虚、倹約、憲法(法律、定款、社是社則、人間常識など)、研鑽」でいずれもケンに始まるからであって自作自戒の文句である。前職時代の私は、課長代理が八年、課長が七年で昇進の遅いほうでは人後に落ちなかった。 ″万年... -
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十二 無為にして化す
「傍にいて教え導くは常道。邪道に入るのを戒めるのは時を得た教え。自ら率先するは教えの根本。言わずに教えるは極致。一度抑えて褒め励ますは一時の方便、臨機の教えである」(言志四録)。 十八史略によると、史上最初の人君は天皇氏といい、兄弟十二人... -
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十三 静 と 動
「動を好む者は雲電風燈、寂を嗜む者は死灰稿木なり。すべからく定雲止水の中に、鳶飛び魚躍るの気象あるべくして、わずかにこれ有道の心体なり」 (あまりに、活動的に動きすぎる者は雲間の稲妻や風にゆらぐ灯のように落ちつきがない。静寂を好むものは、... -
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十四 悟り
経営者のうちには、朝から晩まで仕事に追われて走り回っている人がいる。毎日のスケジュールをぎっしりと書きこんだ手帖を見せて、手帖に追いとばされているようなものだと忙しいのを自慢している人がある。 そうかと思うと、少々の失敗を気に病んで浮かぬ... -
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一 戦略家たれ
「戦略」とは何か。ものの本によれば「相手の力と自分の力が同等、あるいは相手が勝っている場合であっても、相手に勝つために経営資源を見いだし、これを巧みに利用すること」とある。 とすれば、戦略者とは、「相手に勝つための経営資源の見いだせる者、... -
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一一 物心の基盤強化
昔から事業は三代で成るというが、会社の社風・社是社則など、どのような変化があっても揺らぐことなく、また、どんな事変にも動じないだけの経済力を築くことは一朝一夕にできるものではない。 「災いを未萌の内に除き、勝を百年の先に決する」とは、企業... -
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三 衆を養うを先とする
昔から名君といわれる人は、富国、つまり人民を富ますことを先にし、次いで強兵に心がけた。 言志四録に「五穀自ら生ずれども、未相を仮りて以て之を助く、人君の財成輔相も、ま すき た此れと似たり」(五穀は自然に生ずるが、人が鋤で助けないと立派に実... -
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四 人は用い方
「群小人を役して以て大業を興す者は英主なり。衆君子を舎てて而して一身を亡ぼす者は闇君なり」(多くの平凡な人を使って大事を成した人は英邁な君主である。多くの優れた人を捨て用いずわが身を亡ぼした者は愚かな君主である)。 言志四録にある言葉だが... -
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二卵を以て干城の将を棄つ
昔の人は、戦いに勝つためには飼いならされた馬に乗るより野生馬に乗れ、と教えている。なれた馬は乗る人の思いのまま動くが、野生馬は荒々しく何をしでかすかわからない。しかしそのぐらいの荒々しさがなければ、矢玉の飛び交う戦場に突入していくことは... -
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六 厳しく育てる
「可愛い子には旅をさせよ」とは昔からよくいわれていることである。山河を渡渉し、時には食わず、眠るもかなわず、寒さ暑さに耐えるなど苦難を乗りきる体験は、教科書や人の日からは得られないことである。 「体験こそ学問」の教えも同じで、 一頁の経営...