2025年1月– date –
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六 大志は人を集める
大志を抱いても協力する者がなければ、「力は山を抜き気は世を蓋う」の気概だけになり、馬さえ協力しないことになる。 ところが大志を遂げようとする者には不思議なことに協力しようとする人物が集まってくる。大志にはそれなりの魅力があるといえるだろう... -
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七 大器は人を求め小器は物を求む
昔、斉の威王が魏の恵王と郊外で会合した。 恵王が「斉の国には何か珍しい宝物がありますか」ときくと「何もありません」と威王が答えた。恵王は、いかにも自慢げに「私の国は小国ですが、それでも直径一寸ばかりの珠で、これを車の上に置きますと前後十二... -
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八 大器は己を補う人を用う
ある小会社を創立した人から相談をうけた。 「会社を大きくしたいと考えているが、私は文字どおりの浅学非才の身、いま二十数人の会社を十倍、百倍にしたくても力が及ばない。自ら省みて、ここらが当社発展の限界かとも思うが、どうか」ということであった... -
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九 三年蛮ばず、鳴かず
楚の荘王は、位についたが政令一つ出さず、日夜遊び楽しんでいた。そして国中に布告し、「あえて意見をのべようとする者は死刑に処す」と。これでは諌めるものがない。ところが伍挙という臣が、婉曲に、王を鳥にたとえて風刺した。 「丘の上に鳥がいますが... -
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十 どのような人を求めるか
さて、名君に選ばれた名宰相は、どのような人材を求めたか。歴史上の名宰相の、人材としてあげた条件を考えてみると、現代のそれと表現が変わるだけで違うところはない。 その第一は、執念である。ある経営者は、現代企業■ ンの条件として「執念」をあげて... -
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十一 九側の功を一生貝に庸く
殷の村王を攻め亡ぼし、武王が周朝を開いたのは紀元前一千百年ごろで、いまから三千余年も前になる。 周の威令は四方に及び各地からいろいろな献上物があった。西方の旅という国からは薬という高さ四フィートにも及ぶ大犬が贈られてきた。葵はよく人の意を... -
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十二 耳に逆らう言を聞けば
さか 前職時代、私が課長のころの話である。トップが参院選挙の再出馬に担がれ、居ながらにして当選確実とまでいわれていた。 そんなある日、私一人が呼ばれ、再出馬の是非をきかれた。「社員代表と思って素直なところを答えてほしい。改選にあたり、たい... -
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十三 雅 量
「黄河は細流を選ばず」という。 中国の大河である黄河は、どんなに細い川の水をも受け入れたからあれだけの大河となっているという意味である。また秀峰泰山は土を選ばず積み上げたから大山になった、ともいっている。 人間にしても、少々気に入らないか... -
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十四 成功と感謝
前職時代、雑誌の依頼でのべ四十人はどの創業経営者や各界の成功者と対談する機会に恵まれた。 成功者の一家言を伺う、ということで、創業のいきさつ、経営哲学、成功の秘訣など多岐にわたっての話し合いであった。それぞれから素晴しい話を伺ったが、共通... -
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十五 心中の賊を破る
権力のある者は、常に権力をより強大にしよう、永続させようと願う。 財力も、これで満足というものはない。さらに増大しようと考える。こうした限りない欲望は前進のエネルギーになるものであるが一歩誤ると、企業を亡ぼし、己をも失なうことになる。 と...