2024年– date –
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一、顧客のために
ま え が き 会社というところは、人間というやっかいな動物の集団である。このやっかいな人間の集団を管理し、自分の思うように働かせようとする社長の悩みは深刻である。その悩みを解決してくれるはずの伝統的な人間関係論は、働く人々の立場を尊重し... -
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十、社長とは決定を下す人である
使命感から出発する未来像をもて 会社は絶対につぶしてはならない。いつ、いかなる場合にも利益をあげて存続させなければならない。これが経営者の最低限度の社会的責任である。そこに働く人々の生活を保障するという社会的責任である。 次に、社会に貢献... -
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九、わが社の将来の青図をえがけ
一〇年後のバランス・シートが決まっている D精密は創立以来二〇年、高収益、高成長を誇る超優良企業である。近く株式が第二部上場されるであろう。 同社は、一〇年間の長期経営計画をもっている。その計画には、 一〇年後のバランス・シートが決まって... -
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八、盲目の資金運用
あけてびっくり玉手箱 『資金繰りが苦しいので、家屋敷を売りたいと思うのですが、女房は子供の学校が変わるから売りたくないと言うのです。どうしたらいいでしょうか』K社から、経営が苦しいから診てもらいたいというので、お伺いしたときの社長の第一声... -
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七、直間比率改善論
社長の疑問 Z社は優秀な業績を誇る中小企業である。社長の悩みの一つに、間接部門の肥大があった。社長は私に次のような質問をしてきた。 『これからの企業は、経験や勘だけではダメだ。どうしても科学的な管理が必要であると思い、積極的に合理化を進め... -
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六、近代化への夢想から覚めよ
扶養家族 赤字に悩むT製作所は、約一五〇名の陣容でありながら、営業部門は部長と称する担当者ただ一人という、極端な営業軽視企業である。 社長は、自分では営業軽視とは思わず、わが社の技術力で経営ができると思っていたのである。しかし、営業部長一... -
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五、放漫な固定資産投資
社員大食堂 あまり業績のよくない、というよりは、実質的には赤字会社(つまり営業利益は赤字で、土地の売却益で利益をだしている)という、ある中堅企業の新設工場を見学した時のことである。 従来は、工場が幾つにも分散していてムダが多いので、この工... -
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四、製品こそわが社のいのち
成果は製品にある F社のもう一つの教訓は、「捨て去る」決断とは別の意味において、企業にとってきわめて重要な教訓をわれわれに与えてくれるのである。 つまりそれは、企業の成果は製品によって得られるのであって、合理的な生産方式から得られるのでは... -
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三、「捨て去る」ことの大切さ
無気味な業績低下 四年ほど前のことであった。従業員二〇〇名ほどの雑貨メーカーから、私のところへ経営相談が持ち込まれた。会社へお伺いして、社長から会社の状況について、話をきかせてもらった。 仮にF社としよう。F社は、現社長が昭和初期に創業し... -
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二、お客の方を向け―そこに成果がある
営業力強化こそ緊急事である S社の教訓の第二は、営業活動の重要さである。企業の成果は、企業の内部にあるのではなくて、外部にある。売れてはじめて成果が生まれる。 商品は、それがどのような高性能・高品質であろうとも、売れなければスクラップ同然...