2023年– date –
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第13章編集──余剰を削り、本質を取り出す
私は大理石のなかに天使を見た。石を削ってそれを解き放った。──ミケランジェロ(彫刻家) 毎年アカデミー賞の季節になると、人びとは作品賞の予想で盛り上がる。マスコミが特集を組み、みんな興奮して夜中まで見守っている。 一方、作品賞の陰に隠れて、... -
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第14章線引き──境界を決めると自由になれる
「NO」は完成された文章である。──アン・ラモット(作家)韓国のIT企業に勤めるジン・ユンは、結婚を間近に控えていた(1)。 だが結婚式の3週間前におこなわれる取締役会の資料づくりを任されていたので、ゆっくり式の計画を立てる余裕もない。 な... -
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第15章バッファ──最悪の事態を想定する
6時間で木を切れと言われたら、最初の1時間は斧を研ぐのに使うだろう。──エイブラハム・リンカーン 旧約聖書に、エジプトを7年の飢饉から救ったヨセフの話がある。あるとき、エジプトのファラオ(王)が不可解な夢を見た。 どういう意味だろうといぶか... -
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第16章削減──仕事を減らし、成果を増やす
学を為せば日に益し、道を為せば日に損す。──老子 ビジネス書のベストセラー『ザ・ゴール』で、機械メーカーの工場長である主人公のアレックス・ロゴは、経営が悪化している工場をたった3カ月で立て直すという難題に直面する(1)。 アレックスは途方に... -
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第17章前進──小さな一歩を積み重ねる
毎日1センチずつでいいから、より良い未来に近づくことをやろう。──ダグ・ファイアボー 車を運転していて、警察に止められた場面を想像してほしい。 とっさに「これはいい用件か、それとも悪い用件か?」と考えるだろうか。まあ、普通はそんなふうに考え... -
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第18章習慣──本質的な行動を無意識化する
決まりきった行動は、賢い人の場合、高い志のあらわれである。──W・H・オーデン 2008年の北京オリンピックで8個の金メダルを獲得した水泳選手、マイケル・フェルプス。彼は試合の前に、いつも決まった行動を繰り返す。 試合の2時間前に会場に入り... -
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第19章集中──「今、何が重要か」を考える
生は今この瞬間にある。今この瞬間をないがしろにする人は、日々を十分に生きることができない。──ティク・ナット・ハン(禅僧) ラリー・ゲルウィクスは、ハイランド高校のラグビー部コーチ。 就任してからの勝敗は418勝10敗で、同部を36年間で20回の... -
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第20章未来──エッセンシャル思考を生きる
多忙な生活の不毛さに気をつけよ。──ソクラテス すべてのはじまりは、彼がイギリスで弁護士になる勉強をしていたときのことだった。暮らしは裕福で、学業も順調。未来は明るく開けていた。毎朝目を覚ますと、彼はたしかな自信を感じた。自分のやるべきこと... -
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最終章エッセンシャル思考のリーダーシップ
少数の思慮深く献身的な市民たちが世の中を変えられることに疑いの余地はない。実際に世の中を変えてきたのは、そういう人びとにほかならないのだから。──マーガレット・ミード(文化人類学者) リンクトインのジェフ・ワイナーCEOは、「より少なく、し... -
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第4の習慣Win-Winを考える
人間関係におけるリーダーシップの原則 黄金律は暗記した。さあ、実行しよう。──エドウィン・マーカム 以前、ある会社の社長から、社員同士が協力せず困っているので相談に乗ってほしいと頼まれたことがある。 「先生、一番の問題はですね、社員が自分のこ...