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19  目前のテーマを極大化してシミュレーションせよ

鬼 100則   19目前のテーマを極大化してシミュレーションせよ  課題に直面したとき、人は右か左か大いに迷う。だが、何度も繰り返し迷いまくるより、まずはテーマを冷静に分析しよう。  すぐに答えを出さず、なぜこうなったのか?その原因は?さらにその原因の原因までじっくりたどる。すると、考える工程でいろんな可能性があぶり出される。考える過程そのものが社長の実力を磨きあげてくれるのだ。だから、決して妥協せず自分と戦って欲しい。  この課題は事故か?担当者のミスか?担当者と仕事のミスマッチなのか?はたまた上司の無関心や指導不足なのか?というように課題と真剣に向き合い深く考え抜く。  これは神様のくれたテストであり、社長の実力磨きのビッグチャンスだ。神様はこの人物を一生涯のうちにどこまで上り詰めさせるかを見定めるテストを連発してくる。ならば逃げるわけにはいかない。逃げることは人生の成功から遠ざかることになるからだ。  考えるうちにさまざまな原因に思いあたる。そして、その一つ一つについて対抗策を考えてみる。まずは、解決したときのありたい姿をイメージする。そしてその姿に結びつくさまざまな策をシミュレーションする。そのときに大切なのは、目前に見えるテーマを数倍から 10倍の姿に極大化してシミュレートしてみることだ。  今 2店舗を展開する社長がさらに 1 ~ 2年内に出店したいと考えたとする。そのとき、まずは足元を冷静に分析する。過去 10年の 1店当たりの利益を算出してみる。もしこの数字が 100万円や 200万円なら収益力は最悪。人件費や家賃が高すぎるのか、社員 1人当たりの貢献利益が限りなく低いのか、そもそもビジネスモデルに問題があるのではないかと考える。  このままでは、 3店舗目でリベンジの可能性はまずあり得ない。技術力・商品力・社員力・立地・オペレーションそして社長力も含め、全てにわたってまだ未熟だと数字は物語っている。この状態で出店するとトラブルが続出。社長や社員も耐え切れず順次閉店ということになりかねない。出店とは全ての面で現状よりさらに薄まることなのだ。安易な出店の結果、惨憺たる状況に陥ることが容易にわかるだろう。  課題に直面した場合、情報を集め、現状を分析し、深く考え抜き、さまざまな場面を想定し、極大化してシミュレーションしてみる。すると必ず何かが見えてくる。

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