高い収益を上げる大企業の多くでは、必ずしも挨拶や環境整備が一人ひとりの社員に徹底しているわけではありません。朝礼をやっていない優良企業もあります。それでもなぜ高収益を上げているのでしょうか? それは、お客さまが望む商品やサービスを提供する「基礎力」がある人を多く採用しているからです。中小企業では残念ながら働く人の基礎力が一流企業ほど高くない会社が少なくなく、まず基礎力を高めることが求められます。そのために、挨拶、お客さま対応サービス、環境整備などの「小さな行動」を徹底するのがいちばんなのです。業種によっては、それらが収益に直結する会社もありますが、間違えてはいけないのは、基本的にはそれらはすべて、社員の基礎力を鍛え、お客さまが求める商品・サービスを提供できるようにするためのものだということです。ほとんどの会社では、挨拶や対応サービス、社内の環境整備そのものがお客さまが求めるものなのではなく、お客さまが求める商品・サービスを生み出していける社員を育てるために徹底すべきことなのです。
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