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14  平成の時代にモノを売るためには?

 テレビやラジオで流れる「コマーシャル」が昭和と平成で違っているのに気づきました?  昭和の時代は「こんなときこの商品!」といった「商品の説明」の CMが多かったのですが、平成の時代は商品そのものではなく、「商品を使ったメリット」の CMが多くなっています。あるアンケートによると、消費者の 85%は「欲しいものはない」と答えているそうです。  モノがあふれているので、欲しい商品はないと思っている平成のお客様に、商品のよさをいくら言っても買ってくださいません。当然ですよね。  商品が売れないのではありません。  お客様は買う理由がわからないのです。  お客様に買う理由を、わかりやすくちゃんと教えてあげなければいけないのです。  昔は、お客様の買いたい商品が決まっていた。  だから商品のスペックを説明すればよかった。  今は、お客様が買いたい商品が決まっていない。というよりわかっていない。  だから、お客様に買いたいと気づかせてあげないと売れないんです。  実は売れる商品とは、お客様が買いたいと気づいた商品なのです。  みんな欲しいものに気づいていないんです。欲しいものがないと言っているお客様に教えてあげる必要があります。  商品を買う前に、商品を買ったらこんなによいことがあるよと気づかせてあげる必要があります。  平成の時代になって、世の中と消費者は変わりました。「モノに囲まれても幸せじゃない」と、平成の消費者はバブル崩壊で学んだんです。  消費者がモノやサービスを買わなくなったのではなく、本当にそれは必要なのか、自分の人生にどんな喜びをもたらしてくれるものなのかを考えて買うようになったのです。  昭和の時代は、モノがなかった時代は、利用者のニーズを無視していても売れたんです。  でもモノが余っている平成の時代は、モノだけを売っている会社はダメです。  商品に頼っている会社が、不景気でモノが売れないと言っている会社です。  平成は、昭和の「モノ」の売り方をしていると売れません。  モノが売れなくなると、値段を安くして余計にモノを売ろうとする人が多いです。  でも、モノを売ろうとすればするほどモノは売れない。そこに気づいた人だけが売れるようになる。  これに気づいていない人にはピンチですが、気づいている人にはチャンスです。  気づいていないライバルは寝ているのと同じです。  常に「なぜそれが欲しいんだろう?」と考える習慣が必要です。夢を売ってください。  たとえば、私は電気製品は壊れない限り買いません。  壊れる以外の買う理由を誰かが教えてくれない限り買わないです。  そんな私に嫁が電気炊飯器を買ってよいか?  と聞いてきました。「家に電気炊飯器あるやん?」と私は言いました。  嫁は「家にあるやつとは違うねん!  めちゃくちゃおいしく炊けるねん!」と譲りません。その気迫におされ、渋々 OKしました。「ほんまかいな?」と思っていましたが、その炊飯器で炊いたお米を食べてみると、めちゃくちゃおいしいじゃないですか!「普段食べているお米がこんなにおいしくなる!」  お客様に気づかせてあげましょう。平成のお客様は忙しいんです。お客様はあなたの商品のよさを知っているほど暇ではないのですから。

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