鬼 100則 12新しい国作りをスタートせよ かつて欧州ではペストが猛威をふるった。その結果、教会の絶対的権威は地に落ち、封建社会が崩壊してルネッサンス時代が花開く。 当時の日本は、黒船の襲来により幕府は大混乱し、その後、明治維新へと向かった。 今回は、世界中が大混乱に陥った何百年に一度のコロナ禍騒動により、永年積み上げてきた人類の成果が音を立てて崩れ落ちた。国も人々も戸惑い、動揺し、振り回された。 我々中小零細企業とて例外ではない。有効な手も打てないまま、公的資金に必死にすがりつくしかなかった。 こんなとき社長たる者はいかになすべきか。社員は期待と不安がない交ぜになった気持ちで、社長の背中をじっと見つめている。ここで社長の心が折れたら万事休すだ。 社長自身がカッと目を見開いて前を見つめ、自分を磨きながら 1歩 1歩前進しなければならない。その姿に社員は、その家族と共にホッと胸をなで下ろし、将来に希望をつなぐ。だから、「今の姿は単なる途中形」と割り切ろう。明けない夜はないと信じて。 どんなに厳しくとも大切な会社と社員、その家族のためにも、未来を信じて自分を鼓舞し続けるのである。会社と社員、その家族を守るリーダーとして、臆することなく社員に新たなビジョンを語り行動を開始しよう。 この際、古い過去とはスッパリ決別し、これまでの全ての棚卸しを行い浮かび上がる課題と向き合うのだ。そして、これからの 5、 10、 20年のための〝新たな価値創造〟に取り組むのだ。 具体的にはまず、自分の人生、自社、経営に対する志・夢について、今一度総棚卸しを行い、課題に関するあらゆる情報を集めて組み合わせ、分析し、シミュレーションを繰り返す。特に経営については、そうやって何度もビジネスモデルを磨き直すのだ。 どんな課題でも、それが「過去の思い出の 1ページ」になる日が必ずやってくる。コロナが開いてくれた新しい世界で、世界中が一斉に新しい国作りをスタートさせた。 100年に一度のビッグチャンスだ。さあ前に向かって足を踏み出し、覚悟して実行に移していこう。
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