鬼 100則 09成功の物語を学べ 世の中の流れやビジネスに新たな変化の「兆し」を捉えた際に大切なのは、捉えた「兆し」を分解したり、そこに何か他のものをつけ足したり、ひねくり回したりなどして、少しずつ「新たな種や芽」にしていくパワーだ。これをシミュレーションパワーと言う。 想像力どころか妄想力までを総動員して、「新たな種や芽」をさまざまなパターンでまとめ、それらについての可能性を探りまくるのだ。 この妄想をかきたてるのに大いに役に立つのが、数々の筋書きのあるドラマや現実のビジネスでの成功物語だ。ハリウッドのアカデミー賞にノミネートされた世界中の力作映画、歴史物語、偉人伝などでもいい。さまざまな時代のさまざまな人が、悩み、苦しみ、苦難を乗り越えて大成功にたどり着くストーリーを学ぶのだ。 現在進行形のビジネス世界でのうねりも大いに役立つ。アップルのそっくりさんを狙い、大模倣してきた中国の小米科技(シャオミ)は、今や 3兆円企業。起業の原点がアップルのパクリだから徹底している。 他方で、パクられた側のアップルのジョブズ本人の言葉が振るっている。 『「ピカソは、優れた芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む」と言った。だから僕たちは偉大なアイデアを盗むことに関して恥じることはなかった』と。 成功者のアイデアを盗み、そこに自らのアイデアを加え、さらにシミュレーションパワーを発揮させることで、将来の成功に向けた自身の壮大なストーリーができあがる。 場数を踏んで数多くの経験値を積み重ねた人や、世界中のストーリーを繰り返し学んできた人は、自身の能力の何十倍もの広くて深い、恐るべきシミュレーションパワーを発揮してきた。 自身のポジショニングを冷静に見つめ、あるべき姿を手に入れたいと心から願う人は、「兆し」に気づきやすく、シミュレーションパワーを発揮できる。即ち、自分自身の抱いている夢が大きく、志が壮大であればあるほど、シミュレーションパワーを全開にできる。 あなたも、今一度自身の志を構築し直してみてはどうか?
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