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02「これでいい」と思わず、一歩踏み込む 常により良い未来をつかむ「行動力」の鍛え方

02「これでいい」と思わず、一歩踏み込む常により良い未来をつかむ「行動力」の鍛え方成功する経営者は、現状に満足することがありません。常に「なれる最高の自分」、「なれる最高の会社」を考えなければならないのです。 「一歩踏み込む」習慣は、どうすれば身につくか?「本当に成功する人は、どんなことでも一歩踏み込む」  これも、私がこれまで多くの成功者を見てきて思うことです。「これでいい」と満足せず、何事も一歩踏み込むから、広い気づきや成果が得られる。  一方、並みの人は、そこそこ順調になると、そこで満足して、停滞してしまいます。「 Goodは Greatの敵」なのです。「一歩踏み込む」習慣を持てないのです。  しかし、一歩踏み込むことは実践するのが意外と難しい。  というのは、みんな、そうしたほうがいいのは、なんとなく分かっているのです。  けれども、「お客さま第一」と同じで、ともすると「思考停止」になってしまう言葉です。何をすればいいのかが、具体的に分からない、思い浮かばないのです。  だから、これを実践するときには、一歩踏み込むことを考える際には、「具体化する」という習慣も同時に持たなければなりません。  例えば、私は、講演会でこの「一歩踏み込む」というお話をするときには、「今日帰ったら、この講演の内容を、数分でいいので振り返ってください。それが一歩踏み込むことです」とお願いします。具体的に示すとやりやすくなりますね。  また、私は、本を読むとき、大事なところに線を引いたり、書き込みしたりします。「大事なことが書いてあったな、どこだったかな?」と探すときに、パッと見つかりやすくなるからです。これも「一歩踏み込む」です。読み返すのも「一歩踏み込む」です。  人の話を聴くときも同じです。  講演をしていると、メモを取りながら聴いている人と、ただ聴いている人がいます。メモなんか取らなくても覚えているから大丈夫、という人もいるかもしれませんが、そのときに自分に気づきをもたらした言葉をメモしていれば、あとで気になったとき、すぐに参考にできます。これも、「一歩踏み込む」ことの具体化です。  このように、その場その場で、「具体化する」ことができれば、一歩踏み込むことが実践しやすくなりますね。「一歩踏み込む」ことを必ず具体化する習慣を持つのです。  こんな話もあります。毎月、全員がそれぞれ月間目標を立てている会社がありました。「今月、私はお客さまに対してこういうことをします」といったことを、それぞれ自分で考えて目標にしているのです。  あるときから、その目標達成率がグッと上昇しました。  なぜ上昇したのか、ある社員が、パソコンの起ち上げ画面に、目標を大きく表示することにした、というのです。毎朝出勤して、パソコンを起ち上げると、真っ先に今月の目標が目に入る。これを他の社員もマネし始めたのです。  さらに、営業の人など、直行でお客さまのところに行く人たちは、付箋に目標を書いて、手帳の予定を書く見開きページに貼るようにしたといいます。  毎朝必ず月の目標を見ることにより、目標を忘れなくなったのです。目標を達成できない大きな要因は、目標を忘れることです。忘れなくなると、達成率が上がるのです。  これも「どうしたらより良くやれるか」と考え、そのためにできることがあるならやってみる。具体的に「一歩」踏み出した、良い例といえるでしょう。 「思ったことはやる」社長になりなさい  信用できる社長とは「言ったことを必ずやる」人です。信用の「信」という字は「人の言葉」と書きます。言ったことを守ることは信頼を獲得する根本です。「経営計画で今期はこれをやります」と決めたら、やり抜く。もっと小さなこと、例えば「社員旅行に連れていく」や「飲みに行く」というようなことでも、言ったことは守る。

こういう社長が率いる会社は間違いなく伸びます。「言ったことはやる」ことのできる人がさらに一歩踏み込んでやっているのは何か。  人に言わなくても、思ったことはやることです。人に言ってしまったからあとには退けないのではなく、人に言わなくても自分で心に決めたことはやる。  このように、「もう少し何かできないか」と工夫する精神が、行動力をどんどん上げていくのです。 Point何事にも一歩踏み込むためには、それを「具体化する」習慣が必要。

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