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PART4自分に合わせて使いこなす——個性や用途に合わせたカスタマイズ術

目次

あなたの要望に合わせて使い方は進化する

先日、カポエイラのクラスを受講し、みじめな思いを味わった。

ご存じない方のために説明すると、カポエイラとは、ブラジルの奴隷が編みだした武術で、ダンスのような動きをするけれど、一種の格闘技でもある。

軽業師や曲芸師のような動きもするし、人々が集まって歌を楽しむような雰囲気もあるうえ、タンゴのように手足をからめる激しさもある。

「演技」中、ふたりのカプエリスタは互いの周囲を流れるようにくるくると回転し、逆立ちをしたりトンボ返りをしたりする。

みなさんもユーチューブで、現代のブレイクダンサーのダンスや都会のランナーが走る様子を観ることがあるだろう。

そんな動きもカポエイラにあてはまる。

カポエイラの動きを見ているとうっとりするし、幻想的ではあるけれど、恐ろしくむずかしそうにも思える。

その日、熱帯地方で激しく降る雨に打たれながら、僕はレッスンがおこなわれている場所に向かった。

ジャングルのなかに立つ雨漏りのする小屋にいたのは、4人だけだった——僕、もうひとりの生徒、それから酒が残っているカポエイラのインストラクターがふたり。

ふたりはもごもごとなにやら指示をして、経験はあるかと尋ねた。

もうひとりの生徒である女性は、今朝までカポエイラなんて聞いたこともありませんでした、と認めた。

あまり精力的とはいえないふたりのインストラクターは覇気のない顔で互いを見やると、一見、行き当たりばったりにしか見えない動作をのろのろと始めた。

僕ともうひとりの女性は、なにをすればいいのかわからず、ただぼんやりと立っていた。

やがて、ふたりのインストラクターたちは——当然のことながら——指導しなくちゃならないことを思いだしたらしく、動きを真似てくれと、僕たちに言った。

なんの説明もしてくれなかったので、その動作は、まあ遠回しに表現しても、馬鹿みたいに思えた。

素人目には、そうした基本のフォームは、酔っ払いが落とした鍵を懸命に探しているようにしか見えなかったのだ。

というより、少なくとも僕の動きは、そう見えたはずだ。

レッスンが終わる頃になってようやく、インストラクターたちが一緒に演技を始めた。

すると、すべての動きが連動し、流れるように美しい動きに変貌した。

その2時間で多くのことを教えてもらったけれど、ようやくその全体像を理解できたのは、ひとつひとつの動作が一連の流れとなったときだった。

●世界にひとつだけの自分だけのノートこれまで本書では、バレットジャーナルの基礎を説明してきたが、まだほかにも説明できていない部分はある。

おそらく読者のみなさんは、カポエイラのレッスンを受けていたときの僕のような気分になっていることだろう。

なんだかよくわからないものを眺めているだけで、全体像を把握できていないのだ。

だから僕としては、あのとき受けたカポエイラのレッスンとは異なり、システム全体を把握したうえで、それぞれのテクニックを実践してもらいたいと考えた。

みなさんは「魚を1匹やれば1日食いつなげるが、魚の釣り方を教えてやれば一生食っていける」という警句を耳にしたことがおありかもしれない。

バレットジャーナルのシステムは、いわば釣りざおだ。

練習すれば、釣り糸と疑似餌を使いこなせるようになる。

釣り糸と疑似餌は別個のツールだけれど、一緒に使いこなすからこそ、釣りが成立する。

バレットジャーナルのツールを使いこなし、システム全体への理解を深めるには、まず独自のコレクションをデザインし、カスタマイズするやり方を覚えていこう。

自分で考えたコレクションをデザインすれば、独自のBuJoをつくることができる。

その過程で、これまで本書で説明してきたすべてのテクニックを実際に試してみよう。

頭のなかを整理し、自分の根源的な願いはなにかと自問し、夢を言葉にして綴るのだ。

こうした要素を慎重に組み合わせれば、あなたはバレットジャーナルを常に進化させ、混乱したものを整理するツール以上のものとして活用できる。

バレットジャーナルの柔軟性をよく理解し、存分に活用すれば、目的意識をもち、光を放つ道へと進んでいけるのだ。

僕をバレットジャーナルへと引き戻す魅力のひとつ——そのおかげで僕はバレットジャーナルを長年継続してきた——は、変化を続ける自分の欲求にいつだって対応してくれることだ。

あなたのバレットジャーナルは、あなたの要求に応じて変化する。

いまのあなたにはなにが必要だろうと案じ、どうすればあなたの力になれるだろうと考えるからだ。

そうして模索を続けるからこそ、バレットジャーナルの内容は時間の経過とともに変わっていく。

パート4では、異なる背景を考慮しつつ、それぞれのプロジェクトに取り組んでいく手法について考えていく。

課題に取り組み、脱構築し、自分なりのレイアウト——またはテンプレート——をデザインする手法が理解できるはずだ。

パート4では、全体像を見るというよりは、あなた独自のバレットジャーナルをつくるうえで役に立つテクニックを見ていく。

複雑なコレクションをつくる前に知っておくべきことカスタマイズを始めるのは胸躍ることではあるけれど、バレットジャーナル初心者のみなさんは、パート2とパート3で学んだことを活用できるようになるまでは、複雑なコレクションをつくるのは控えておこう。

少なくとも2、3か月は、バレットジャーナルの基本的な使い方だけに留め、それから自分なりのコレクションをつくることをお薦めする。

まだ始めたばかりの人は、バレットジャーナルに十分に慣れてから、次に紹介するテクニックを活用してもらいたい。

これまで紹介してきたツールとテクニックはすべて、それ自体独立したものとしても、全体の一部としても機能する。

バレットジャーナル・メソッドは、多様なテクニックと哲学が合体した生産性の生態系だ。

それぞれが、ほかの部分がうまくいくように助けあっている。

だから新たなテクニックを導入する前に、まず足元を確かめてもらいたい。

しっかりと基本を理解すれば、バレットジャーナルをうまくカスタマイズできるようになり、大きな成果をあげられるはずだ。

カスタムコレクションのつくり方——あなたの課題を解決する記録法

コンテンツはデザインより重要だ。

コンテンツのないデザインは、デザインではなく、ただの装飾にすぎない。

——ジェフリー・ゼルドマン(ウェブデザイナー)バレットジャーナルの四大コレクション(インデックス、フューチャーログ、マンスリーログ、デイリーログ)があれば、たいていは十分に機能する。

とはいえ、バレットジャーナルは多様性を重視していて、ひとつのケースがすべてにあてはまるとは考えていない。

本書で例を挙げて説明していないものを記録に残し、その推移を追跡したい場合はどうすればいいのだろう?そんなときは、カスタムコレクションを利用するといい。

カスタムコレクションとは、特別な要望に応じるためにデザインされている。

それは買い物リストのように単純なものかもしれないし、長期にわたるプロジェクトのように複雑なものかもしれない。

カスタムコレクションをつくるのは、創造的で、楽しくて、見返りを得られる作業だ。

だってあなたは自分の課題に取り組み、乗り越えることで力を得るのだから!デイリーログはなんでも書き込める、いわば「がらくた入れ」としてデザインされている。

一方カスタムコレクションは、特定の目的のためだけに機能すべきだ。

ただし、情報を溜め込むだけにはしないように!僕はこれまでずっと、観たテレビ番組、よく通っているレストランなど、こまごまとしたことを書き連ねるコレクションをつくるたびに、後ろめたさを覚えていた。

僕はこうしたコレクションを「がらくた用の抽斗」と呼ぶことにした。

どんなコレクションをつくろうとべつに悪くはないけれど、その情報から建設的な行動を起こせるものだけにしよう。

たとえば若手映画監督は、これまでに見た映画のタイトルをコレクションにして、今後の方向性を決めたいと思うかもしれない。

コメディ映画を勉強するんじゃなく、スリラー映画に的を絞るほうがいいだろうかと、検討するためだ。

また、運動を始めても三日坊主で終わってしまう人は、ワークアウトのデータをコレクションにして、自分が運動を継続していること、前進を続けていることを確認しようとするかもしれない——あるいはどんなときに中断してしまうのか、その理由をさぐろうとするかもしれない。

これとは反対に、どうでもいいことを集めたコレクションは賞味期限が短い。

なんの内省もうながさないからだ。

コレクションの情報から学ぶべきことがないのなら、そのコレクションにはなんの価値もない。

すると自然に、そのコレクションを継続しようとする気持ちも失せる。

あなたの人生になんの価値も加えないコレクションに、無駄な時間を費やしてはならない。

カスタムコレクションの三大要素●1目標目標は重要だ。

意味があり、方向性を示し、成果をあげられる。

カスタムコレクションがあれば、目標を細かい要素へと分解し、その推移を一度に追うことができる。

●2課題人生には、怒りを覚えるもの、不安をかきたてるもの、ストレスを感じるもの、思わず自己批判をしてしまうものが付き物だ。

自分にとっての難題や課題はなにかがわかったら、カスタムコレクションをつくり、その「難題」に思えるものが、じつは役立つことを証明しよう。

あなたの思考をまとめ、明確にするための専用ページができれば、集中して解決策を練り、進行状況を追えるようになる。

●3タスク多くのコレクションが、シンプルなタスクの提示から始まっている。

たとえば「休暇の計画を練る!」というコレクションをつくろう。

毎日の振り返りの時間に、ほかのタスクの山のなかに埋もれていた大切なタスクを見つけるかもしれない。

たとえば「休暇の計画を練る」というタスクを完了するには、細かい複数のタスクを完了しなければならない。

だからそれをひとつのタスクとして放っておくと、だんだん億劫になってきて、ついまた先延ばしにしてしまう。

しまいには、そのタスクを目にするだけで気が滅入るようになる。

休暇の計画を練るのは、胸が高鳴ることであるべきで、不安の原因となってはならない。

だから、このタスクをカスタムコレクションのプロジェクトにしよう。

ちなみに、休暇の計画について補足すると、旅行など、楽しいことの計画を立てていると、気分もあがり、心身の健康にいい。

旅行を楽しみにすることで、モチベーションがあがり、気持ちが高揚するのだ。

これはとりわけ、僕たちがつらい時期をすごしているときに有効だ。

計画を立てることで前向きな気持ちになり、光を放つ道を前進できるし、前進する過程で、その輝きを浴びることができるのだから。

最初のコレクションのつくり方まず、最初のコレクションをつくってみよう。

まだなにも記入されていない次の見開きページを開き、プロジェクトのトピックとして「ハワイ旅行」と書こう。

僕が暮らすブルックリンの街はいま、雪にすっぽりと覆われ、北東の強い風が吹いているから、余計に魅惑的に思える……もうすでに暦のうえでは春だというのに。

●最初の見開きでブレーンストーミング僕はどんなプロジェクトでも、コレクションの最初のページではブレーンストーミングをおこなうのが好きだ。

見開きのページはどちらも、最初に頭に浮かんだ考えを書き込むためにある。

それはどんな形でもいい。

ただ単語を並べるだけでもいいし、イラストを描くだけでもいいし、マインドマップをつくってもいい。

この見開きページに、あなたのアイディアをすべて頭からだして書き込み、胸を高鳴らせ、自由に連想し、どんな行動がとれるか考えてみよう。

もちろん、ときには日々の雑事(用事や悩み事)に追われ、こうした能天気な計画を立てる気になれず、どこから手をつければいいのかわからないこともあるだろう。

そんなときには、この先を読んでもらいたい。

●真の動機を見直すあるプロジェクトの——小説を書く、地下室の模様替えをする、休暇の計画を練る——ためのコレクションをつくるときには、まず、動機を見直そう。

なぜ、このプロジェクトに取り組むのだろう?もっと上質な家族の時間をもつため?サーフィンや森林浴を楽しみ、リフレッシュするため?その答えはなんでもかまわない。

ただ、本当にプロジェクトを実施するのであれば、その下に隠れている動機をはっきりさせておく必要がある。

なぜ、動機を明確にすることが、それほど重要なのだろう?動機は、なにもないところから生じるわけじゃない。

苦悩、フラストレーション、欲望から生じる。

それがなんであれ、これから努力する方向性が間違っていないかどうか、まず確かめなければならない。

真の動機がはっきりすれば、そのために行動を起こし、大きな成果をあげられるようになる。

ある行動を起こしたい。

そう強く思い、やむにやまれぬ気持ちになる理由を把握できれば、それを実行に移す方法もおのずと見えてくる。

前述したように、自分の本来の目的を明確にする最初のチャンスは、しばし時間をとり、プロジェクトの本質をとらえるトピック名を考えているときに訪れる。

だが、もっと詳しい分析が必要な場合もある。

そんなときは、なぜそれを実行するのか(Why)、なにを達成したいのか(What)、どのように実行するのか(How)を、短いミッション宣言にまとめるといい。

次のフォーマットを利用してみよう。

私は____(What)をしたい。

そうすれば___をすることで(How)____ができるから(Why)。

この場合、ミッション宣言は次のようになる。

休暇には旅行に行きたい。

そうすれば、オフィスから遠く離れた場所ですごすことで、リラックスできるから。

前記のミッション宣言でも、べつに悪くはないけれど、もう少し深く掘り下げて考えれば、この旅が自分にとって有意義なものとつながっている可能性がわかってくる。

だって、オフィスから離れたいだけなら、なにも旅行に行く必要はない。

では、この旅行に関してあなたが胸を高鳴らせている、本当の理由はなんだろう?それを「5回のなぜ」を利用して、解き明かしていこう。

1なぜ、休暇に旅行に行きたいのだろう?リラックスするため。

2なぜ?なぜなら、仕事のストレスで、気が滅入るから。

3なぜ?なぜなら、毎日、同じことの繰り返しで、孤独感を覚えるから。

4なぜ?なぜなら、僕の生活はオフィスのデスクと自宅のソファーに限定されていて、大切に思っている人たちと会うこともできないから。

5なぜ?なぜなら、そうしたことをする時間の余裕がまったくないから。

こうして「なぜ」を繰り返すと、水面下に沈んでいた真の悩みのタネが浮かびあがってくる。

そこから、いくつかの要因をすくいとろう。

職場と家の往復の日々、倦怠、うつ状態、孤独感、罪悪感。

どうやら、こうしたものがあなたの動機の源であるらしい。

こう考えれば、今回の休暇旅行の目標は、そうした悩みのタネとは正反対の経験をすることだとわかってくる。

解放感、興奮、楽しさ、人とのつながり、誇り。

では、こうした願望をミッション宣言に織り込み、言い直してみよう。

休暇には旅行に行きたい。

そうすれば、なんのために働いているのか(誇り)を思いだせるし、大切な人と上質な時間をすごし(人とのつながり)、一緒に熱帯地方を探検し(解放感と興奮)、楽しむことができるから(楽しさ)。

こうしてミッション宣言をおこなえば、旅における優先順位を明確にするだけではなく、帰宅後、すっかり日に焼けて気持ちを落ち着けてから、もっと深い思索にふける際の糧にすることができる。

このテクニックは、どんなプロジェクトでも応用できる。

例を挙げよう。

僕は本を執筆したい。

目的をもった人生を送るうえで有効だとわかった知識を伝えられれば、読者の人たちも人生を変えられるから。

あるいは。

私は看護学校に通いたい。

看病や看護の勉強をすれば、人の役に立てるから。

自分なりのミッション宣言を、どうか、のびのびと書いてもらいたい。

ただし、動機を深くさぐり、この冒険においてもっとも重要なことはなにかを明確にすること。

あとで実際にプロジェクトに取り組み始めたら、ミッション宣言は優先順位が高いものを思いだすきっかけになるし、いざとなればコンパスの役目も果たすだろう。

このミッション宣言を書きだすのは、「ページを起こす」うえで、すばらしい方法だ。

「ページを起こす」とは、初めてそのページに文字を記入することを指す、僕の造語だ。

このとき、僕たちの内面世界と外界のあいだの溝を思考が超越し、アイディアに息を吹き込むことができる。

いちばん苦労するのは、始めることだ。

ページを起こすなら、あなたの望みを高らかに宣言して始めるのがいちばんいい。

あまり考えすぎずに、ただ感じていることを書きだそう。

なにも契約書を書くわけじゃない。

ただスタートラインを越えられるよう、背中を軽く押し、はずみをつけるのだ。

デザインで大切な3つのこと——線さえ引ければ大丈夫

デザイナーに作品が完璧にできたとわかるのは、加えるものがなくなったときではなく、取り去るものがなくなったときだ。

——アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(フランスの作家)「バレットジャーナル」や「BuJo」についてネットで検索すると、すごく凝ったデザインやイラストが満載の画像を目にするかもしれない。

たしかに、そうしたものは素敵で、眺めているとモチベーションがあがる人もいるだろうけれど、圧倒されて気をそがれてしまう人もいるはずだ。

自分は絵が苦手だし、字も汚いから、バレットジャーナルは無理だと思い込んでしまう人もいる。

でも、こうした心配は無用だ。

BuJoでただひとつ重要なことは、その内容であって、見せ方じゃない。

内容も見せ方も自信ありという人には、「お見事」と賛辞を送ろう。

でも、バレットジャーナルに唯一必要な絵を描く能力は「まっすぐに線を引けること」だ。

線さえ引ければ、大丈夫。

バレットジャーナル・ユーザーのティモシー・コリンソンはこう語っている。

「僕はきっと、これ以上ないってほどシンプルなバレットジャーナルの使い方をしている。

絵が得意じゃないし、アルファベットに装飾をほどこしたお洒落な見出しも書けない。

でも正直なところ、バレットジャーナルのおかげで人生が変わったんだ」コレクションをデザインする目標は、その機能を最大限に活用すること、読みやすいこと、そして持続可能なことだ。

本章では、この3つの目標について詳しく説明していく。

実際にコレクションをデザインするときに、参考にしてもらいたい。

フォームより機能を優先させるドイツ出身のディーター・ラムスは著名なインダストリアル・デザイナーで、ラジオやシェーバーなどさまざまな家電製品のデザインを担当してきた(iPod第1号のデザインに影響を及ぼしているという噂もある)。

彼はweniger,aberbesser(ヴィニガー・アバー・ベッサー)、つまり「より少なく、でもよりよく」をモットーにしていた。

この考え方はバレットジャーナルの基盤をなす原則のひとつで、そのデザインにも反映されている。

デザインが機能性の邪魔をしてはならない。

必要不可欠なところまでデザインをそぎ落とせば、使い手は有意義なことだけに集中できるようになる。

とはいえ、ノートを美しくデザインするからこそ、やる気もでるし、効率もあがるのなら、そうしよう。

ただし、これだけは覚えておいてもらいたい。

コレクションはあなたが目標に向かって前進するのを手助けするためのツールであり、邪魔するためのものではないことを。

コレクションは、常にフォームより機能を優先すべきだ。

そうすれば、本当に重要な目標を達成するうえで役に立つ。

これがあてはまるのは、テンプレートのデザインだけではなく、体重、時間、距離、名前、イベントなど、そこに含まれる情報にもあてはまる。

たとえば新たな習慣を身につけるために習慣トラッカーをつくれば、「読書」「瞑想」「運動」「1日に使用した水の量」などの日々の推移を追うことができる。

「よりよく」できることはたくさんあるから、つい、最初は熱心になりがちだけれど、一度にあまり多くのことに手をださないように。

6つの習慣を同時にトラックするなどという真似はしないこと。

すぐに重荷に感じるようになり、やる気が失せてしまう。

いま、身につける必要性をいちばん強く感じている習慣だけをトラックしよう。

頭を冷やして、よく考えて選ぼう。

かのラムス氏が言っているように「より少なく始め、でもよりよく」が肝心なのだから。

あとで、いくらでも増やすことができる。

あなたのコレクションの内容を、優先順位の高いものだけに集中させよう。

もうひとつ、コレクションの機能性を評価する方法は、「将来も利用できるかどうか」だ。

よくデザインされたコレクションは、その目標を達成したあとも、長いあいだ情報の宝庫であり続ける。

僕はこれまでたくさんコレクションをつくってきた。

当時の僕には意味があったけれど、いま読み返すと、自分がなにを考えていたのか、よくわからないものもある。

レイアウトを長生きさせたければ、赤の他人が見ても、その内容をすぐに把握できるようにデザインしよう。

だからといって、あなたのバレットジャーナルをほかの人に見せなさいと言っているわけじゃない!未来の自分が、そのコレクションを有効活用したいと思ったときに、どのように、なぜ機能していたのかがわかるようにしてほしいのだ。

あなたのコレクションは、それを書いた時点で役に立っていたように、あとで読み返したときにも役に立つべきだ。

古いテンプレートを再び使う場合は、この観点から厳しく見直そう。

なにがうまくいっていた?うまくいかなかったところは?同じテンプレートを再利用する場合は、常にじっくりと見直そう。

テンプレートをすっきりさせておけば、機能を改善する箇所を見つけやすい。

できるだけシンプルにしよう。

できるだけ要点を押さえよう。

的外れなものは除外しよう。

自分の字を読みやすくする魔法——重要なものには余白をもたせる手書きの文字は、あなたの自己表現の一種であり、ときには精神状態がよく表れる。

喜怒哀楽が文字に反映されるのだ。

ストレスでまいっていれば文字は汚くなるし、ときには判読さえむずかしくなる。

自分が書いた文字が読みにくくて困っている人は、書体を変えたり、筆記用具を変えたりしてみよう。

ほんのわずかな変化で、書いた文字が大きく変わることに驚くはずだ。

たとえば、僕はすべての文字を大文字に変え、細書きサインペンのファインライナーを使うようにした結果、文字を格段に読みやすくすることができた。

さらにもっと慎重に字を書くようになり、必要不可欠な内容だけを書くようになった。

最初はぎこちなかったけれど、草書体で書いていた頃は判別できなかった文字が読めるようになったのだ。

ここで、ペンとインクの世界をちょっと垣間見てみよう。

ペンとインクには優雅な伝統と歴史があり、インクを紙に残すという行為には数百年もの知恵が詰まっている。

万年筆からサインペンに至るまで、いくらでも試すべき筆記具があるから、ぜひ試してもらいたい。

きっと、このペンを使えば文字が読みやすくなるという出会いがあるはずだし、手書きの文字のよさを実感するはずだ。

ただし、完璧なペンや紙を追求しないこと。

あなたのペンは魔法の杖ではなく、ただのツールにすぎない。

ページに魔法をかけるのは、あなた自身だ。

読みやすさは、あなたがページに書くものだけで生じるわけじゃない。

それはまた、消去するものからも生じる。

フランスの作曲家、クロード・ドビュッシーは、「音楽は音符と音符のあいだのスペースに存在する」と述べた。

グラフィックデザインの世界では、そうしたスペースが「ホワイトスペース」という想像上の存在として表現される。

焦点を絞り、構造を堅牢にし、明快さを高めるために、そうした空間は非常に重要な要素となる。

だから、あなたのデザインルームに呼吸をする余白を与えよう。

テンプレートを読みやすくするために、ぎっちり書き込まないようにしよう。

定規を使って、テキストや表やセルに、もっと空白を増やしたり、加えたりしよう。

すると1ページではおさまらなくなる場合もあるだろうが、それでもかまわない。

情報の枠組みの決め方が、長い目で見れば読みやすさ、理解の度合い、方向性を左右するのだから。

重要なものには、余白をもたせよう。

装飾より「継続」にこそ意味があるコレクションを継続するには、時間もエネルギーも必要となる。

だから、本当にコレクションをつくる価値があるのかどうか、必ず確認しよう。

これまであなたが学んできたコレクションは、どれも特定の課題に対する解決策だった。

インデックスは、ノートのなかで関係のある内容を見つけられないという苛立ちを解消するために生まれた。

マンスリーログは、責務と時間を見直したいという願いから生まれた。

これらのログはときおり見返すと効果があり、すぐに注意を向けられるので持続しやすい。

ただし、コレクションの持続を退屈な用事のように感じてはならない。

バレットジャーナルを続けられなくなってしまう人は、たいてい、ページを装飾する作業に時間をかけすぎている。

べつに装飾自体に悪いところはない——それにこだわりすぎないかぎり。

つまり、バランスを崩してはならないのだ。

いくら装飾したところで、その見返りが努力に見合わないと感じたら、装飾にこだわるのはやめ、シンプルを心がけよう。

幸い、月末に、あるいは年末にタスクの移動をしていれば、持続できないコレクションを削除することができる。

既存のコレクションをしばらく更新していなければ、あなたの人生において、それはもうあまり価値がないことがわかる。

そう判断したら、手放そう。

それは失敗ではない。

未来のテンプレートのデザインに応用できる貴重なレッスンだ。

うまくいかなかった手法がわかれば、うまくいくようにデザインできる。

バレットジャーナルでは、あなたが好奇心をもっていること、あなたが自然に引き寄せられることはなにかを学んでいく。

「移動」をしながらコレクションを見直せば、いま自分がなにに注意を向けているかがわかるし、なにに手を焼いているかもわかる。

コレクションを更新している頻度もわかる。

それはあなたの行動だけではなく、あなたの思考を整理する方法にもあてはまる。

時間をかければ、もっと明晰に思考し、もっと集中し、有意義な前進ができるようなレイアウトを考えることができるだろう。

いましていること(What)だけではなく、その手法(How)をもっと意識するようになる。

こうしてバレットジャーナルは、改善を継続するツールをデザインする手法を学んでいく場となるのだ。

実行できる計画の立て方

計画を立てないのは、失敗する計画を立てていることだ!——ベンジャミン・フランクリン(アメリカの政治家・科学者)絶対に失敗しない計画を立てることなどできないけれど、プロジェクトに着手する前に、少し下調べしておけば、成功する確率を大きく高められる。

ハワイ旅行の計画を立てているにせよ、ウェブサイトをリニューアルするにせよ、プレゼンの準備をしているにせよ、行動計画を立てる前に、しっかりと時間をかけて不確定要素や変数を確かめておくほうがいい。

プロのコックは材料をすべて揃え、並べてから料理にとりかかる。

野菜をよく洗ってから薄切りにしたり、みじん切りにしたりしておくのだ。

こうした下ごしらえは、フランス語でミーザン・プラス(miseenplace)といい、mise(ミーズ)は「置くこと、配置」を意味する。

下準備をしておけば、コックは重要なこと、すなわち調理に集中できる。

バレットジャーナルの世界では、シェフはあなただ。

コレクションは料理と同様、さまざまな素材が集まったものだ。

有意義なコレクションをデザインしたければ、まずどんな「材料」を揃えるか、決めなければならない。

取り組む内容によって、たとえばジョギングした回数、体重、距離といったものになるだろう。

あなたのコレクションはそうした価値あるものを保管し、整理するためにデザインされることになるだろう。

ためしに「ハワイ旅行」というコレクションで、詳細な計画を立ててみよう。

ブレーンストーミングをすれば、さまざまな情報——材料——が集まるはずだ。

それを分類し、下準備にとりかかろう。

そのためには、ささやかな質問を重ねていけばいい。

「どこに行きたい?」「なにをしたい?」「いつ行きたい?」「予算はどのくらい?」、こうした質問は「目的地」「活動」「スケジュール」「予算」といったカテゴリーを決める際にも利用できる。

見開きページでブレーンストーミングをおこなったら、考慮しなければならないカテゴリーをリストにしよう。

さあ、これで検討すべき項目のリストができた。

バレットジャーナルでは、こうしたリストからまたサブコレクションをつくれる。

では、もっともリサーチが必要な「目的地」を例に挙げよう。

時間と回数を決めてリサーチするどんな計画を立てるにせよ、いちばん面倒なのは「始める」ことだ。

この段階を乗り越えるには、リサーチという宿題を片づけていくしかない。

そうすれば、見知らぬ土地の景色に慣れていくように、新たなプロジェクトに自然と馴染めるし、未知の土地の様子を把握しておけば、実際にそこに行ってから慌てずにすむ。

わかりきったことのように思えるだろうが、自分がどんな難題に直面しているのかという自覚がないまま、大々的な宣伝をして大きなプロジェクトに着手する人は多い。

そのチャレンジ精神は賞賛に値するけれど、その努力は長続きしないし、事前にリサーチしておけば避けられた問題に屈服することだってあるだろう。

たとえば、「野菜中心の食生活を送ろう」と決意したとしよう。

少しばかりリサーチをした結果、手始めに1週間、どんな野菜を買って冷蔵庫に入れ、どんな料理をつくればいいかがわかった。

こうして計画を立てておけば、冷蔵庫も胃袋もお皿もからっぽのまま初日を迎えずにすむ——やけになってステーキをたらふく食べずにすむのだ。

これまで説明してきたように、計画がうまくいかなくなると、ワクワク感は見る間に消えてしまうし、やる気もなくなる。

事前にリサーチをしておけば、計画が頓挫するリスクを減らせる。

その反対に「リサーチのしすぎ」という穴に落ちないように。

知識が増えれば生産性があがるように感じるけれど、そればかりにかかずらっていると、前進できなくなる。

リサーチの時間が長くなればなるほど、さまざまなオプションがあることがわかり、選択肢が多すぎて決断できなくなる。

この悪名高い「アナリシス・パラリシス」(分析麻痺)におちいらないように。

事前のリサーチは必要だけれど、肝心なのは前進することだ。

どうすれば、適度なリサーチができるのだろう?ここで「タイム・ボクシング」を活用するといい。

「タイム・ボクシング」を実施すれば、リサーチを始める時刻と終える時刻を決められる。

延々と検索を続けてインターネットというブラックホールに吸い込まれることがないよう、リサーチを開始する前に、あらかじめタイマーをセットしておくのもいい。

リサーチに割く時間を決めたら、リサーチする回数にも限度を設けよう。

たとえばハワイ旅行を計画する際には、最初に「ハワイのどの島に行くか」を決めなければならない。

ハワイにはいくつか島がある。

どの島にも違う魅力があって、行ってみたい観光名所がある。

とはいえ、それぞれの島のリサーチに膨大な時間をかけるわけにはいかないから、ひとつの島につき「30分のリサーチを2回」などと、かける時間と回数をあらかじめ決め、それをカレンダーに書き込もう。

もっと時間が必要なら、それでもかまわない。

とにかく時間に制限を設けておけば、リサーチに集中できるようになり、生産性があがる。

●サブコレクションを活用する最初のリサーチでは、まず「目的地」というサブコレクションをつくろう。

最初のページに、旅先の候補に考えている島の名前をすべて書きだそう。

その次のページに、それぞれの島の特徴やその島で楽しめるアクティビティーを書きだす。

火口付近へのハイキング?サーフィン?村をのんびり散歩する?いまのところ、How(方法)については考えない。

「どうすれば旅行費用を捻出できる?」「島へのアクセスは?」「どこに泊まる?」といったことについては、あとで考えよう。

まずは「ミッション宣言」を実行に移すための計画を練ることが肝心だ。

カポエイラを教えてくれたインストラクターの動きと同様、物事には全体の流れがあり、計画せずに行動を起こしてはならない。

事前に計画を立てておかなければ、行動を起こしても時間とエネルギーの無駄となり、挫折感しか残らない。

「ハワイ旅行」というプロジェクトは、たしかにただの休暇旅行にすぎないけれど、その旅行に汗水たらして稼いだおカネと、貴重な時間とエネルギーを投資する。

だからこそ、存分に楽しまなくては、もったいないというものだ。

管理しやすいリストのつくり方——効率的な書き方から整理まで

休暇旅行のプロジェクトでは、さまざまなデータ(日数、時間、予算など)を扱うため、データごとにレイアウトを変えることもできる。

たとえば「予算」と「旅程」では、それぞれ目的が異なるのだから、レイアウトも変えるほうがいい。

もっとも基本的なテンプレートは「リスト」だ。

リストを箇条書きにするのは、効率がいいうえ便利だし、すぐに書きだせる。

それぞれの項目を短くまとめれば、要点を押さえられるし、全体の情報も把握しやすくなる。

これほど簡単で便利なレイアウトはほかにない。

だからバレットジャーナルの核をなすデザインは、箇条書きにしたリストなのだ。

では、旅先の候補地のひとつであるハワイ島を例にして、現地で楽しめるアクティビティーをリストに書きだしてみよう。

理想としては、このリストのなかの活動をすべて楽しみたいところだけれど、現実にはそうはいかない。

そのため本章では、要点を押さえた管理しやすいリストをすばやく作成する方法を見ていこう。

優先順位をつける——広げすぎたリストは結局使えないリストを作成しているときには、データを集めているにすぎない。

これは楽しい作業だし、重要に思えるかもしれない。

データ収集に夢中になるのも、目的から外れていなければかまわない。

でも、いったんリストをつくったら、一歩引いて、客観的に考えてみよう。

どの項目を眺めていると、胸が高鳴る?その反対に、あまりピンとこないものは?頭のなかで順番をつけ、いちばん惹かれた項目にアスタリスク「*」をつけよう。

そして「どうでもいい」と思ったものには取り消し線を引いて消そう。

なまぬるい人生を送るために、このリストをつくったわけじゃないからね。

ただし、優先順位をつけるときには、自分以外の人のことも考慮しよう。

ハワイ旅行の例のように、ほかの人と一緒に旅をする場合は、その人のアレルギーや好みなどを考慮に入れよう。

あなたが希望する活動を必ずしも犠牲にする必要はないけれど、思案すれば代替案が浮かぶはずだ。

黒い砂と緑の砂の海岸があるけど、どちらにしようか?ほかのみんなはブラック・サンド・ビーチを見たことがあるのなら、グリーン・サンド・ビーチで決まりだ!

分割して全体像を見るこの架空のハワイ旅行では、ハワイ島でさまざまな胸躍る体験ができることがわかったはずだ。

幸先のいいスタートを切りはしたけれど、このリストからは全体像が見えてこない。

このままでは、レストランのメニューに載っている料理がすべて美味しそうに見えるだけで終わってしまう。

実際には、料理の値段、食材、摂取カロリーなどを考慮するから、選択肢はすぐに狭まる。

このように全体像を把握すれば、優先順位をつけやすくなる。

そのためには、リストに変数——島のなかの位置、時間、費用など——を加えるといい。

僕はこのリストに、時間を意味する「T」の列をつくる。

こうすれば、せっかく目当ての店にでかけたのに、その日が定休日だったというリスクを避けられる。

それに店の営業時間も調べておけば、1日のスケジュールを立てやすくなる。

それから、ロケーションを意味する「L」の列も加える。

島の北部にあれば「N」、南部にあれば「S」、東部にあれば「E」、西部にあれば「W」、中心部にあれば「C」と記入する。

こうすれば、行きたいと考えている場所の位置関係を把握できるから、効率よく移動したり、宿泊先を決めたりする際に役に立つ(もちろん、移動時間より滞在時間が長いほうがいい)。

ロケーションを頭に入れておけば、現地で予定どおり行動できなかった場合に、近隣で代替案を見つけやすくもなる。

「$」は、費用を指す。

データに費用を含めておけば、全体の予算を決めたあと、リストに優先順位をつける根拠となる。

べつに高い費用がかかるからといって、その項目がリストから消去されるとはかぎらない。

ただ、あとで決断をくだす際に利用できるというだけだ。

リストの項目の多くは、しばらくそのまま残るだろう。

だって、どれも楽しそうに思えるから。

もちろん、それでかまわない。

計画を立てる段階で、またこのリストを見直し、あとで作成したほかのコレクションによって浮上した条件などから、選択肢を狭めていくことができる。

カスタムコレクションは互いに影響を及ぼすのだから。

次に「旅程」と「予算」のコレクションをつくるので、参考にしてもらいたい。

時間を有効活用するスケジュール術——満足度を最大化するコツ

どんなプロジェクトであろうと、時間を考慮しなければならない——とりわけ旅行では。

だから、アクティビティーのリストをつくったら、次は時間の観点から検討しよう。

そのためには旅程表のように、時間を軸にしたコレクションが必要になる。

おそらくあなたには、これまでに旅程表をつくった経験があるはずだ。

その旅程表を見直し、思い出に浸ろう。

それから、この旅程表をどんなデザインにすれば見やすくなるだろうと考え、旅先での楽しかった体験を思いだそう。

昔の旅程表から、なにがわかっただろう?計画を立てるときに楽観しすぎて、1日の予定を詰め込みすぎた?慌ただしくてストレスを感じたり、疲れたりした?それとも、急いで計画を立てたせいで、現地に着いてみたら博物館で楽しそうなショーがあったけれど観られなかった、目当てのレストランにでかけたら数週間前に予約が必要だと断られた、少し足を延ばせば風景のきれいな観光スポットがあったなど、いろいろと不備があっただろうか?なにも、過去についてくよくよと後悔してほしいわけじゃない。

ただ、過去の旅行で学んだことを活かせば、今後、旅行の計画をもっとうまく立てられるようになる。

今度の旅行をもっと楽しいものにするために、なにかできることはないだろうか?まず、出発時期を検討しよう。

物事には「完璧なタイミング」などないけれど、それを言い訳に先延ばしにしてはならない。

実行あるのみだ。

もちろん、旅先ではできるだけ長くすごしたい。

あなたが9時5時の勤務に就いているのなら、祝日を利用しよう。

そうすれば有給休暇をあまり犠牲にせずに、旅の日数を長くできる。

出発日と日数を決めたら、次に旅程表のテンプレートをデザインしよう。

今回はめずらしいことに、ペンと鉛筆の両方を使用してコレクションをデザインする。

決めなければならないことがたくさんあるので、途中で書き換えることが予想されるからだ。

イベントやアクティビティーを順番に記入するのであれば、柔軟性を維持できるツールを活用しよう。

1テンプレートを簡単につくるには、まず変数を考慮する。

「どこで」「いつ」「なにを」だ。

最初の列は「どこ」。

今回は島を巡ることにしたので、どの日にどの島にいるかを決める。

次の例では、最初の列に空港名を記入する。

その横に、サブコレクションを示すページ番号を書く。

サブコレクションには目的地の「スレッド処理」をしたので、現地で予定どおりにいかないことがあれば、すぐにリストから代替案を選べる。

空港名とスレッド処理の数字はわざと縦方向に記入して、目立つようにする。

また、空港名を記入するロケーションの列は、日にちの行をまたいでいる。

こうしておけば、そのあいだに移動することが強調できる。

加えて、ロケーションの列は翌日、飛行機で移動する時間帯によって、斜線を引く位置を変えればいい。

2次の列は「いつ」を示し、日付と曜日を記入する。

読みやすくするために、日にちと曜日をそれぞれ独立した行で書けば、一目で確認できる。

3ロケーションと日付を記入したら、最後にアクティビティーを書き込む。

セルの上には、午前中に予定していることを記入し、セルの下には午後に予定していることを書く。

事前に予約が必要なアクティビティーに関しては、その旨を明記する。

そうすれば、ほかのアクティビティーは「目的地」のサブコレクションに組み込める。

ずいぶん手間がかかるなあと、思う人がいるかもしれない。

もしかすると、あなたは「地図にダーツを投げて」、行き当たりばったりに目的地を決めるようなタイプかもしれない。

それでも、コレクションをつくり、ほかのコレクションと関連づける際には、この方法が便利だ。

旅をするのはあなただから、好きなようにすればいいけれど、簡単な旅程表の作成法を見ておけば参考になるはずだ。

トラッカーで進捗を管理する——記録の力は習慣の武器になる

測定できないものは管理できない。

——ピーター・ドラッカー(オーストリア出身の経営学者)バレットジャーナルでよく見られるカスタムコレクションは「トラッカー」だ。

バレットジャーナル・ユーザーのトラッカーは、想像を超えるほどの多様性に富んでいる。

自分が読んだ本の背表紙を並べた本棚をイラストで描いたコレクションや、観た映画のタイトルをポップコーン1粒のなかに描いたコレクションもある。

こうした素敵なトラッカーをつくれば個性とユーモアを加味できるけれど、もっともうまくいくトラッカーは、目標としたゴールに向けた進行状況の記録をつけることだ。

トラッカーは、大きな目標を、行動を起こせる小さな段階へと脱構築(分解)できることを示す好例だ。

小さいステップに分割すれば、壮大すぎて達成できそうにない目標にも取り組みやすくなるうえ、管理しやすくなる。

僕たちの記憶と現実は、大親友とはいえない。

進行状況を記録し、客観的に追跡できる場所があれば、軌道から外れずに目標に向かって前進を続けやすくなる。

次に例を挙げて説明するシンプルな「予算トラッカー」をつくると、ふたつの効果がある。

第一に、同じページのなかで優先順位の高いものをまとめられるので、費用の「概算」がわかる。

第二に、そうした費用をまかなうために「貯蓄する」という目標に向けた進行状況を確認できる。

「予算トラッカー」として、ここでは基本的な例を挙げている。

列は大きく3つに分ける。

最初のリストは、アクティビティーだ。

第二の列には、そのアクティビティーにかかる費用と、そのために毎月、生活費を節約して貯蓄する必要のある金額を記入する。

第三の列が「トラッカー」の列だ。

旅行を予定している月までに、毎月、実際に貯金できた金額を記入する。

こうしたトラッカーをつくれば、毎月、いくら節約すればいいかが一目でわかるし、その目標に向けた進行状況もわかる。

貯蓄できない月があれば、その金額を記入する。

こうすれば、必要なときに、トータルの収支を計算できる。

トラッカーのいちばん下には、合計金額を記入する。

その横に、また月の欄があるのがわかるはずだ。

こうすれば、縦の列を追いやすくなる。

必要な予算より多く貯蓄できた場合には「+」に金額を記入し、足りない場合には「-」に金額を記入する。

このレイアウトは、旅行の費用に関して見落とした項目があることも考慮に入れている。

そのために、余白をとってあるのだ。

想定外のことは起こるものだし、生活費が足りなくなることもある。

その状況を把握することが重要だ。

ノートに書きださず、すべてを頭のなかだけで処理していると、忘れてしまったり、進行状況を確認できなくなったりする。

トラッカーを作成すれば、目標に向けた道のりにおいて、自分がいまどこにいるのかを明確に把握できるようになる。

デイリーログと連結させて全体像を把握する専用トラッカーをつくり、デイリーログと連結させれば、全体像を把握しやすくなる。

たとえばトラッカーで測定結果を記録し、デイリーログでその結果について深く考えられるからだ。

そうすれば、必要な内省をおこなうと同時に、測定もできる。

ジムに行くのをサボったのは、つい怠けてしまったから?それとも体調が悪かったから?気分が落ち込んでいたから?どんな状況であれば、もっとジムに行きやすくなるだろう?あるいは、ジムをサボりがちになるだろう?前進することはたしかに望ましいけれど、それだけに集中してはならない。

ただ結果だけに集中していると、プロセスの途中で浮かびあがってくる貴重な情報に気づきにくくなる。

僕自身は、トラッキングのいいところは「自己認識を高められる」ところにあると思っている。

真の意味で前進するには、努力の効果のほどを認識しなくてはならない。

うまくいったもの、うまくいかなかったものというWhatだけじゃなく、Whyも認識する必要があるのだ。

5キロ減量できればスゴイけれど、それがジムのおかげではなく、食生活の改善のおかげであることがわかれば、もっといい。

相関関係はそれほどわかりやすいものではないけれど、トラッキングを続けていれば、パターンを見つけやすくなる。

肝心なのは「原因と結果を意識する」こと。

原因と結果を把握できれば、効率よく動けるようになり、もっと前進できるのだから。

コレクションは増やすよりカスタマイズする——より少なく、より効果的に

カスタムコレクションは、ありとあらゆることについて、じっくりと考える機会となる。

ただし、興味を覚えたことができるたびに次から次へと新たなコレクションをつくろうものなら、時間の無駄になる。

そうではなく、本当に重要な意味をもつコレクションは、あなたの現在の状況に応じてカスタマイズできる。

たとえば自宅にいるとき、あなたのデイリーログは作業モードとなり、どんなタスクがあるかを把握し、ToDoリストを整理しようとするだろう。

ところが旅先では休暇モードになるから、デイリーログもタスク優先にはならないはずだ——というより、タスク優先にしてはならない。

だって、休暇中なんだから!旅行中はいつものルーティンが崩れて、新たな体験をする機会ができる。

すると、さまざまな思考が頭に浮かんできて、うまく把握できなくなるかもしれない。

そんなときは、頭に浮かんだ思考を外にだしてすべて書きだし、そうしたアイディアを客観的に眺めよう。

頭に浮かんだことを長文で書きだす長文のいいところは、きちんと記録が残ることだ。

とりわけ、ストレスや不安を軽減したいと努力しているときには、役に立つ。

本書を読んでいる読者のなかには、昔ながらの日記をつけるのが好きな人もいるだろう。

表現豊かな文章で日記を書いたり、毎朝、頭に浮かんだことを書きだしていく「モーニングページ」という手法を試したりした人もいるだろう。

僕自身、そうした日記とバレットジャーナル・メソッドを両立させてもいいですかと尋ねられることがよくある。

だから、長文を書くと同時にすばやく自分の思考を把握できるように、デイリーログをカスタマイズする方法を紹介しよう。

旅先のホテルやビーチで、毎日の「振り返り」をおこなう際、頭に浮かんだことをなんでも書きだそう。

深刻な内容でも、興味をもったことでも、なんでもかまわない。

でも、そうした内容はメモではないはずだ。

メモをとるといつまでも気になる。

いったんメモをとれば、読み返したときになんらかの行動を起こさなくてはならないように思えるし、それについて調べなければならないようにも思える。

そんなときは、メモを表すダッシュ「-」ではなく、プラス「+」を利用しよう。

そして振り返りの時間に読み直したとき、時間をかけて文章を書いてみよう。

書きたい内容が長ければ、好きなだけスペースを使ってかまわない。

バレットジャーナルにはこうした柔軟性がある。

ただし、常に長文を書く必要があるとプレッシャーを感じる必要はない。

ただ、長文を書きたいとき、書く必要があるときには、デイリーログをカスタマイズすると便利なことを覚えておこう。

マンスリーログに「習慣トラッカー」を組み込むいまあるコレクションをカスタマイズするもうひとつの手法は、マンスリーログに習慣トラッカーを組み込むやり方だ。

とてもシンプルな手法だけれど、あなたが身につけたいと思っている、あるいはやめたいと思っている習慣を監視しやすくなる。

たとえば、1か月のあいだに何回、料理、読書、ジム通いをしたかを追跡したい場合、日付の下にキーを加えよう。

C=料理(Cookの頭文字)、R=読書(Readの頭文字)、G=ジム(Gymの頭文字)など。

こうしておけば、将来、バレットジャーナルを読み返したときに、自分がなんのトラッキングをしていたかが一目でわかる。

次の例では、ページの右側にCとRとGの3つの列をつくった。

この列は日付と対応しているので、いま使っているテンプレートの端に書き加えるだけでいい。

それから、それぞれの列にタスクのバレット「・」を記入し、そのタスクを実施できた日には完了したことを示す「×」をつける。

時間の経過とともに、このトラッカーがあれば、自分がどれほど真面目に取り組んだかがすぐにわかる。

マンスリーログの横に少し列を加えるだけの作業だけれど、それだけで、じつに重要な役割を担うのだ。

なかには、デイリーログにその日の天候を記入する人もいるし、自分を励ましたり戒めたりする言葉を書く人もいる。

本書の例を参考にして、自由にカスタマイズしてもらいたい。

うまくいく方法があれば、なにを試してもかまわない。

ただし、したいことをなんでもしていいと言っているわけじゃない!カスタマイズする場合は、何度も繰り返して試してみて、本当に役に立っているかどうかを確認しよう。

「より少なく、でもよりよく」なのだから。

ユーザーの実践事例——自分を見つめる旅に役立つ活用集

バレットジャーナルの活用法を知るには、なんといってもコミュニティーの人たちの実例を見るのがいちばんいい。

バレットジャーナルのユーザーは、人種、信仰、大陸、産業の枠を超えて広がっている。

こうした多様性があるからこそ、本書の限られた紙幅では説明できないさまざまな難題——多くの人に共通するものであれ、特殊なものであれ——を解決するうえで役に立つ。

パート2のいくつかの章のタイトルの下に#(ハッシュタグ)の表記があったことに、お気づきになった人もいるだろう。

こうしたハッシュタグは、インスタグラムやピンタレストなどのSNSで、バレットジャーナルのコミュニティーを検索して、参考にするときに便利だ。

ほかにも#bulletjournalkey(キー)、#bulletjournalgratitudelog(感謝ログ)、#bulletjournalfoodlog(食べ物ログ)、#bulletjournalmoodlog(気分ログ)、#bulletjournalgymlog(ジム通いログ)などのハッシュタグがあるので、参考にしてもらいたい。

なんだか大変そうだなあと少しひるんでいる人は、まずbulletjournal.comを参考にしてほしい。

初心者向けの動画を視聴できるし、バレットジャーナルの記入例や、コミュニティーの人たちの実例も見られる。

本書では、次にいくつか、コミュニティーの人たちのすばらしい例を紹介するので、参考にしてもらいたい。

ただし、どうか覚えておいてほしい。

例として挙げられているものは、バレットジャーナル・ユーザーの長年の試行錯誤の結実であることを。

バレットジャーナルは、自分自身を見つめる旅そのものだ。

どのユーザーもバレットジャーナルが自分の人生に大きな影響を与えたことを自覚していて、自分の例をシェアすることで、みなさんにも独自の方法で旅を始めてほしいと願っている。

「感謝ログ」で人生が変わった——キム・アルバレス(@tinyrayofsunshine)2013年、私は日々のあれこれをどうにかして整理したいと思い、ネットで整理術に関するテクニックやアイディアを検索していました。

そのとき、たまたまライフハッカーに関する記事のなかで、バレットジャーナルのことを知ったのです。

そしてライダーさんの入門ビデオを観ていたら、夢中になってしまいました。

「なんて天才的なシステム!」。

私はそう声をあげると、新たな生活を始めようと意気込んで、使いかけのノートを取りだしました。

20分ほどたったところで、恋人が訪ねてきました。

私は興奮したまま、彼に熱心に動画を観せました。

そしてふたりとも、そのシンプルさに心を奪われ、一緒にバレットジャーナルを始めることにしたのです。

私はもともとノート好きで、日記をつけたり、イラストを描いたり、スケジュール帳をつくったり、思い出を書き留めたりしていました。

ですからバレットジャーナルは、私のさまざまな関心事を一か所に集めるうえで、最高の解決策だったのです。

なかでも感動したアイディアのひとつは、バレットジャーナルに感謝ログを加えることでした。

私はいつも「感謝していること」について考えたり、書き留めたりするのが好きでしたが、バレットジャーナルで感謝ログをつけるようになってから、すごく気持ちよくすごせるようになりました。

それというのも、日常生活のささやかな喜び、いわば陽光が射す瞬間をとらえられるようになったからです。

その気になれば、そうした意味のある瞬間を意識できるようになったことも、ありがたく思っています。

このシステムには柔軟性があるので便利ですし、気持ちを新たにできて、やる気も湧いてきます。

毎日、「いま、ここ」からスタートできるので、必要なものがあれば、それをつくればいいのです。

私はライダーさんに心から感謝しています。

私の人生を変えたこのシステムを、寛大にもシェアしてくれたのですから。

彼は独自のアナログなメソッドで、シンプルさを追求し、日々の生活にマインドフルネスと意志力をもたらしてくれたのです!

どんなに忙しくても日々のタスクが整理できる——カーラ・ベンツ(@boho.berry)私のバレットジャーナルの旅は、2015年8月に始まりました。

レストラン業界で15年をすごしたあと、私は手づくりのジュエリーショップをEtsyに出店し始めたところでした。

それまでさまざまなスケジュール帳を購入しては、あらかじめ印刷されている固定のレイアウトを試していました。

でも、しっくりくるものはありませんでした。

デジタルのアプリもいくつか試しましたが、私の多忙な毎日にぴったりのものはなく、ちょうどその頃、成長を遂げていたビジネスに柔軟性をもって対応するものもありませんでした。

それならいっそ、自分でスケジュール帳をつくろうと思い立ちはしたものの、どこから手をつければいいのかわからず、ネットで検索することにしました。

「スケジュール帳手づくり」と入力し、ピンタレストで検索していたら、たまたまバレットジャーナルの例が目に留まったのです。

当時は、触発されるようなBuJoの例がそれほど多くはなかったので、バレットジャーナルのウェブサイトで内容を把握してから、ほかのサイトで目にしたアイディアも取り入れて、初めてBuJoに挑戦することにしました。

それから2年半。

このシンプルなシステムが自分の生活をこれほど変えることになろうとは、当時の私は想像もしていませんでした。

いまでは、「スゴイ!」と思ったバレットジャーナルの実例をアップしていた人たちのコミュニティーの一員となりましたし、自分に関しても多くのことを発見しました。

私は日々のあれこれを整理して暮らせるようになりました。

そのうえ、とても成長しました。

そして、その過程でほかの人をインスパイアする機会にも恵まれました。

私は、ウィークリーログとデイリーログをミックスしたレイアウトが気にいっています。

日曜日、私は腰を下ろし、次の1週間のページを広げ、重要なイベントや予定を書き込みます。

それから日々のタスクを書き込み、メモを加え、残りのスペースに日記を書きます。

月曜日に1週間の予定の全体を把握できますし、日々の細かい予定を立てることもできるのです。

心穏やかにすごせる時間をもてるようになった——ディー・マルティネス(@decadethirty)2012年8月末、付箋が山ほどついた神経解剖学の教科書、臨床のメモ、授業のスライドなどが散乱した部屋のなかで、僕はこう考えていた。

やっぱりスケジュール帳を変えなくちゃ、と。

昔ながらのスケジュール帳を、どうにかして使いこなそうと10年ほど苦労してきた僕は、その頃、ライダーさんの使いやすいノートのことをたまたま知り、タスクをこなすうえでも、計画を練るうえでも、すごくうまくいくことを実感した。

以来、バレットジャーナルは僕の人生における画期的な出来事を目撃してきた——大学院での研究を終えたこと、新たなキャリアに挑戦したこと、結婚したこと、ネットでささやかな副業を始めたこと、新居を購入して引越したこと、妻が妊娠し、新たに家族が加わる計画を立てたこと、共働きの親としての生活が始まったこと……。

こうした事態に直面したとき、バレットジャーナルは新たな計画を立てるうえですごく役に立ったし、時間を効率よく使えるようにしてくれたし、人生の目標をいくつか達成させてくれたし、日々のタスクに自信をもって取り組めるようにしてくれた。

そしてまた僕は、オンラインのバレットジャーナルのコミュニティーの誕生に貢献できた。

僕はミニマリストのスタイルで計画を立てている——日付に凝った装飾などしないし、色とりどりの鮮やかなシールや付箋も使わない。

それでも驚いたことに、手書きで文字を書くと、記憶に残りやすくなることを実感した。

書き方は歳月とともに変化したが、その目的は変わらない——創造的な文章で1日の記憶を記入することだ。

このプロセスのおかげで、自分がこだわってきた「手書き」を記憶と合体させることができるようになったし、1日のなかで心穏やかにすごす時間をもてるようになった。

自分に合わせてスケジュール表をカスタマイズできる——エディ・ホープ(@itseddyhope)やあ、僕はエディ。

自営業で、家族がいて、ソーシャルメディア業界で働いている。

複数のクライアントのアカウントを管理し、戦略を練る仕事には苦労が付き物なので、スケジュールの管理法を探していたんだ。

ネットで検索すると、生産性があがると保証するデジタルツールがいくつも見つかったけれど、どれも当てにならなかった。

そうしたら、2013年、たまたまバレットジャーナルのことを知った。

1冊のノートと1本のペンさえあれば、タスクやプロジェクトをトラッキングできるっていうじゃないか。

ラピッドロギングっていうやり方に、僕は興味をもった。

そしてしだいに、重要なことはなんでもバレットジャーナルに書くようになった……どこに行くにもノートを1冊もってるって、なんかクールだしね。

何か月か試したところ、すごくうまくいくようになったけど、今後のイベントを予定に入れる方法を開発したいと考えるようになった。

僕は既存のメソッドや、この問題を解決する「ハック」を探そうとした。

でも、役に立つものが見つからなかったので、自分でシステムをつくることにした。

こうしてCalendex(カレンデックス)が誕生した。

これはカレンダーとインデックスを合体させたシステムで、インデックスの機能をもちながらも、体裁はカレンダーだ。

すっきりとした表のレイアウトを見れば、今後のイベント、ミーティング、締切りなど、その日の予定として入っているものが、すぐにわかる。

いまでは世界各地の熱心なバレットジャーナル・ユーザーが「カレンデックス」を利用している。

この「カレンデックス」はイベントの計画を立てたり、予定を組んだりする際に利用する独立したアナログのスケジュール法として人気を博している。

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