中小企業はどんな人を採用するのがよいのでしょうか。「やっぱり業界で実績を上げている人がいいな。でもうちみたいな小さいところにそういう人はなかなか来てくれないから、せめて業界の経験が長い人がいい」 そう考える社長は多いですが、それが成功していない中小企業社長のカン違いです。 カン違い社長は、その業界にどれだけいたことがあるか、すなわち即戦力を採用したがります。 成功している中小企業の採用基準は、その業界にどれだけいたかではありません。 即戦力ではなく、自社の経営方針である「お客様を喜ばせること」にどれだけ親身になって対応してくれるかを基準にしているところが多いです。 ある業績好調な中小企業の社長は言われました。「業界の常識をわかっている人に、世間の常識を教える方が楽なのか、世間の常識をわかっている人に、業界の常識を教える方が楽なのか、どちらが楽だと思う?」 これを聞いて、なるほど成功している方はこういうところから違うんだなと思いました。 弊社のスタッフも成功者のマネをして、異業種からの採用を多くしています。銀行・証券会社・リース会社・コンビニ etc。 もちろん業界経験者もいますが、この業界しか知らないという人はいません。 私たちの目標は「中小企業を幸せにすること」です。 私たちは、お客様にいっぱい喜ばれて、私たち自身が幸せな気持ちになれることを目指しています。 私たちの事務所に入ってもらいたい仲間は、心の温かい人です。スタッフやその家族に喜ばれる事務所になりたいのです。 採用基準は、申告書が書けることではなく、お客様に感謝されることに生きがいを感じられること、お客様の立場になったサービスを提供できること、お客様にサービスで感動していただくために努力できること、お客様に喜ばれることで、いっそう頑張れることです。「人に喜ばれることが自分にとって最大の幸せである」 この私の言葉を心で理解できる人に、入っていただきたいと思います。 専門知識や経験はなくても、入ったあとに身につけてもらうつもりで教えていきます。専門知識なんてものは、長い間やっていれば誰でも身につくものですから、教えればいいだけです。 それ以前の「人として大切にしていること」や「価値観」は教えられませんから、持ち合わせていることが必要です。 価値観を共有できる人が税務をわかってきたとき、経営をわかってきたとき、本当の力になるのです。 中小企業は大企業のように多くの人材を抱えることはできませんから、少数精鋭で戦うしかありません。「少数精鋭」というと、精鋭を少人数集めればいいって思っている人がいますが、少し意味が違います。 少ない人数で働いていると、その人たちが精鋭になってくれるんです。 少数精鋭のチームを作るためには、入口で基本の価値観を共有できる人を採る必要があります。
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