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8「肩書」よりも「人望」

 あなたは、上司の言うことだからと、ほんとうはやりたくないことでも渋々やったということはないですか?  あるいは、逆に、部下に対して、肩書があるのをよいことに、部下を無理やり動かしているということはありませんか?  肩書のことを、心理学では「権威」と言いますが、権威でも人は動きます。ただし、いつまでも肩書で人を動かしていたら、心から精いっぱい動いてくれるということはありません。本心ではいやなら、動いているふりをするだけです。給与をもらっているし、上司には人事権もありますから、逆らえない。だから、動いているふりをするだけです。そんなチームで最高のパフォーマンスが得られるなどということがあるわけありません!  ところが、上司は勘違いします。部下が動くと、肩書を持った人は、ついつい「自分は偉い」と思ってしまうのです。でも、別に人望があって人を動かせているわけではありません。それが証拠に、たいていは、肩書を失ったとたん、だれも動いてくれなくなります。肩書だけではダメなのです。心の底から動いてもらうためには、やはり「人望」が必要なのです。  それではどうすれば人望が身につくのでしょうか?  実はわたしにも分かりません。分かっていたらもっと人望があるはずです。ただ、ひとつだけ言えるのは、先に述べた「ダム経営」の松下さんではありませんが、「人望のある人になろう」と「思う」ことではないでしょうか。  そうすれば、わずかずつでもその方向に進むような気がしています。  中国の古典や松下幸之助さんの本など、人間の本質に迫る本を繰り返し読むことも、その手助けとなるでしょう。

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