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7章▼6分間で結果を出す短縮版モーニングメソッド

人は誰でも幸せになりたい。何が自分を幸せにするかを知っている。なのに、そのための行動を起こさない。どうしてか?答えはシンプルだ。僕たちは忙しすぎるのだ。忙しすぎて何ができない?忙しすぎて、幸せになる努力ができないのだ。──マシュー・ケリー

私には、早起きをする時間がない。──匿名

「時間がない」と思っている人は、あなただけではない。実は僕もそうだ。モーニングメソッドの実践にあたり、一番多く受ける質問(や不安)は、もちろん「時間の確保」。

僕自身、人生のあらゆる分野で成功するためには、自分が先に成長しなければと気づいたときの最大の難関が「気づきを実行に移す時間の確保」だった。

多忙を極めている時期でも時間を確保できるように、所要時間の短縮を可能にする必要がある。

目次

モーニングメソッドをカスタマイズする

そこで、モーニングメソッドは基本60分で考えているが、自分の予定や好みに合わせて使ってもらえるように考えた。

平日の朝は20分から30分しか時間がとれないけど、週末に長めに時間をとって実践したい、という人もいるだろうし、毎日決まった時間で行いたいという人もいるだろう。

たとえば、6つのメソッドをすべて取り入れた60分間のモーニングメソッドで、比較的多くの人が活用しているパターンはこんなふうだ。

モーニングメソッド(60分)のサンプルスケジュール

  • サイレンス……5分
  • アファメーション……5分
  • イメージング……5分
  • リーディング……20分
  • ライティング……5分
  • エクササイズ……20分

順番は好みで変えてもいい。

一番にエクササイズを行うことで、血液の巡りをよくして目を覚ましたい、という人もいるし、汗をかいた状態でモーニングメソッドをやりたくないのでエクササイズを最後に行う人もいる。

僕自身は、最初に沈黙の時間をとって心の平安をつくるのが好きだ。

そうすることで、ゆったりと目覚めながらも頭をはっきりさせて、エネルギーと目標に意識を集中できるから。

そして、エクササイズは最後に行い、その後シャワーに直行して出かける準備にとりかかる。あなたも自由にモーニングメソッドの順番を組み立ててみよう。いろんな順序を試してみて、自分が一番やりやすいパターンを見つけてもらいたい。

どうしても忙しい日でも、6分だけ自己投資しよう

しかし、自分流にカスタムするだけでは足りない、どうしても時間がない、という日もあると思う。

そこで僕は、多忙で時間がとれない人や、「用事がひとつ増える」ことが精神的に負担になるという人に活用してもらえる「6分間のモーニングメソッド」も用意した。

時間に追われているときでも、自分を成長させる習慣を手放したくない。そう思うなら、絶対にやるべき。1日わずか6分間なら、確保できない日はないはずだ。忙しい朝には6分間を、たとえばこんなふうに使ってみよう。

1分朝、穏やかに目を覚ます。大きなあくびをして伸びをし、笑みを浮かべて。忙しい朝を、慌ただしく始めるのではなく、最初の1分間、静かに座って「目的のある沈黙」を。静かに穏やかな気持ちで座り、ゆっくりと深い呼吸をする。

祈りの言葉や、この瞬間への感謝をつぶやいたり、物事の順調な運びを求めて祈ってもいいだろう。瞑想を行うなら、黙って座り、今この瞬間に完全に意識を集中する。

心を鎮め、身体をリラックスさせ、すべてのストレスがとけて流れるのを感じる。心の平安が深まり、目的意識と方向性が研ぎ澄まされてゆく……。

2分毎日のアファメーションを行う。

あなたの潜在能力を引き出し、人生における優先順位を思い出させてくれる内容をメモに書いたものを、上から下まで声に出して読む。

人生でもっとも大切にしていることに意識を向けると、1日を有意義にしようという意欲が高まる。自分の有能さや長所を読み上げると自信がわく。

自分の意志・目的・ゴールを見返すと、必要な行動を起こすエネルギーが新たにチャージされ、本当に望む人生が手に入るという確信が持てる。

3分目を閉じるかビジョンボードを見つめながら、イメージングを行う。

目標を達成したときの光景と感情を思い浮かべよう。今日が完璧な1日になることをイメージする。仕事を楽しみ、家族やパートナーと笑い合っている自分。今日の予定をラクラクと終わらせる自分。そのときの光景と感情、自分が生み出す喜びを体感する。

4分1分間で、感謝すること、自分を誇りに思うこと、今日出したい結果の3つを書き出す。

これにより、エネルギーとひらめきが得られ、自信がみなぎる。

5分読みたい本を手にとり、1分間を使って1、2ページを読む。

そこから学んだアイデアを、今日の仕事や人間関係を向上させるために使ってもいいし、美しい文章に心動かされる自分をただ感じてもいい。

集中した1分間で新しい発見に出会い、それを思考や気分の向上に活用しよう。より良く生きるための糧にしよう。

6分最後に、立ち上がって60秒間身体を動かそう。

その場で足踏みをしてもいいし、1分間のジャンピングジャックス、腕立て伏せや腹筋をしても。大切なのは、心拍数を上げて、注意力と集中力を増加させることだ。1日の最初の6分間を、毎日こんなふうに活用できたらどうだろう。

わずか6分間で、1日のクオリティが、ひいては人生がレベルアップするとしたら?モーニングメソッドを日常的に短縮バージョンのみで行うのは推奨しないが、どうしても時間がとれないときは、「6分間のモーニングメソッド」も強力な助っ人として活用してほしい。

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