「経営に必要なお金は借りておけ」 私がこう言うと、必ずこう言い返す方がいます。「そんなに簡単に貸してもらえないよ!」 そう考える方は、銀行からお金を借りるコツがわかっていません。 銀行も商売です。お金を貸し、利子をつけて返してもらうことで成り立っていますから、本当ならばどんどん借りてほしいのです。 銀行からお金を借りる簡単なコツ、それは「借りなくてもいいけど借りてもいいよ」と言うことです。 銀行の立場で考えてみましょう。「とても返してもらえそうにない」と思うところには貸そうとしません。 社長が「明日入金しないと会社はつぶれてしまう! 今すぐ貸してくれ!」と銀行に駆け込んでくるような会社に、自分が銀行員だったら貸しますか? それよりも「今は特に必要ないけれど、何かあったときのために借りておこうと考えています」と言う会社に貸したがるのです。 銀行からうまくお金を借りられない経営者の多くは、ここでもとんだカン違いをしています。それは「銀行が経営者の苦しみを解決してくれる公共の機関か何か」と考えていることです。 先ほども言いましたとおり、銀行も商売です。利子 =銀行にとっての売上です。「取引先」と思って付き合うのがコツです。 中小企業なら、月に 1000万円もあればお金の悩みは一切なくなります。それに余裕をもって借りれば、金利も安く済むのです。 お金の不安が一切なく、社長が 100%お客様のことを考えている会社と、経費やら資金繰りでお金のことを 30%くらい考え、お客様のことは 70%くらいしか考えられない会社だったら、成功するのは前者です。
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