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6  行動計画でよいサイクルを回せ!

 行動計画の具体的な立て方をお話しします。  まずは「社長が実現したい夢を描く」ことです。何のために経営をするのか、会社として何を目指すのかをしっかり考えます。次のページに載せた私の事務所の行動計画で言うと「今期の重点活動」と「私たちの夢」がそれに当たります。

それが決まったならば、その夢を実現するための方法を、具体的に考えていきます。  どんな商品、サービスを提供するのか、どこ(地域)で、どんなお客様を相手に販売するのかといった対外的なことから、会社としてのお金に関することや時間の使い方など、対内的なことも決めます。  行動計画が普通の経営計画と違うのは、この内容を従業員だけでなく、取引業者やお客様など外部の人も見られるようにすることです。  こういう行動計画があると知られているとなると、社長も社員もそれに反する行動はできなくなります。自然と抑止力が働き、悪いことはできなくなるのです。  また、明文化することで、各人の意識に刷り込まれていき、書かれたことが自然と自分の行動になっていきます。  行動計画は、誰が書いても最初はどうしても「自分さえ、自分の会社さえ儲かればいい」という、利己的な内容になっているものです。  それを修正するために、行動計画は毎年見直します。  行動計画を立て、 1年間活動したあとに見直してみると、「前はこんなに自分勝手な計画を立てていたのか……」と、恥ずかしくなります。  恥ずかしく思うのは、行動計画の効果が出てきている証拠です。  毎年見直し、反省し変えていくことで、少しずつ利己的な内容が取れていきます。「目標は利益を上げることを中心に考えていたら成し遂げられない、何よりもお客様のことを考え、行動することで、利益はあとからついてくるものだ」と体で理解できるようになり、それを具現化した行動計画が出来上がるのです。  行動計画がよくなり、実際の行動がよくなる。行動がよくなれば、もっと行動計画をよいものにしたくなる。それの繰り返しでよいサイクルが回り始めます。  とはいえ、行動計画に終わりはありません。私も行動計画を作成し始めて 7、 8年は経っていますが、今でも見直しの時期を迎えると「ここに改善の余地があるな」と反省することの繰り返しです。

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