私は「中小企業専門の税理士」と名乗り、従業員 100人以下、とりわけ 30人以下の法人と個人を主な顧客とし、それ以外はお断りしています。 私がこう言うと、こんな反応が返ってきます。「大きな会社からの依頼を逃してしまうのでは?」 確かに大きな会社からの依頼は顧問料も高く、つぶれる可能性も低いですから、定期的な収入を得られて経営も安定するというのが、常識的な考えでしょう。 しかし、それでは選ばれません。税理士なんて 7万人います。その中から選ばれるためには、人と違うことが大事です。 私は大きな会社を切り捨て、中小企業に特化しました。絞り込んだのです。その結果、中小企業からの依頼を多くいただきました。 そして、実務を通じて中小企業のためのノウハウが集まり、中小企業が成功するための考え方がわかりました。 そしてそのノウハウや考えを顧客の中小企業に伝え、顧客が本当に必要とする仕事ができているのです。 もちろん人と違うことをするには勇気が要ります。失敗したらどうしようと思います。 しかし、ビジネスの世界では、みんなが同じだと競争しないといけないんです。戦わないといけないんです。 私の知る成功者は、競争なんかしていません。他人と違うことをやっているだけだから、争う相手がいない。そんな状況で楽しみながら経営しています。 私も成功者の皆さんに教えを受け、すべての机が入口を向き、いつも音楽を流し、オブジェをやたらと置いている事務所にしました。 税理士事務所というと堅苦しい、難しい話をする場所という印象があったので、それを変えようと思ったのです。お客様が「たいした用はないけど寄った」となっていただける事務所を目指しています。
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