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4褒め方の技術

人を褒めたら、同時にものを頼んではいけない。褒め言葉は無料でなければ価値がない。──マーク・トウェイン(『トム・ソーヤの冒険』の作者)

目次

褒め言葉を集める

「はじめに」でもお話いたしましたが、現代ではインターネットなども普及し、日本中はもちろん、世界とも繋がっている時代となりました。

楽しく、円滑にコミュニケーションをしていくには「褒める」という技術も必要です。しかし、私たち日本人は褒めることが苦手な方が多いですよね。

そこで、ここでは具体的な褒め方の実例をたくさんご紹介いたします。さて、そもそも褒め言葉はどのようなものがあるでしょうか。

褒めて相手を幸せにするのに、褒め言葉のレパートリーはそれほど必要ではありませんが、まずはたくさん見ておくと、自分が使いやすい言葉があるかもしれません。

褒め言葉は語学の勉強のようなもので、まずは少しでも覚えて、すぐ使ってみる。すると、徐々に自分の身になっていき、単語も増えていき、タイミングのいいシチュエーションで言葉が自然に出てくるようになります。

私は今まで、成功者の方々が使っている褒め言葉を集めていました。まず、私が普段使っているたくさんの褒め言葉を羅列いたしますので、ぜひ参考になさってください。

「褒め言葉」実例集

【容姿】

〈女性へ〉

  • お美しいですね、
  • お若いですね、
  • 麗しいですね、
  • かわいいですね、
  • 髪がサラサラですね、
  • うっとりしますね、
  • 目が女優ですね、
  • 黒目が大きいですね、
  • メガネが似合いますね、
  • 指が綺麗ですね

〈男性へ〉

  • イケメンですね
  • ハンサムですね、
  • 足が長いですね、
  • 肩幅ありますね、
  • かっこいいですね、
  • 頼もしいですね、
  • 貫禄がありますね
  • 〈オールマイティー〉
  • 魅力的ですね、
  • おしゃれですね、
  • 目が綺麗ですね、
  • スラッとしていますね、
  • まつげが長いですね

【雰囲気を褒める】

  • 華やかな方ですね、
  • 高貴な雰囲気がありますね、
  • きらびやかな雰囲気ですね、
  • オーラがある方ですね、
  • とても魅力的です、
  • 輝いていますね、
  • ナチュラルな感じですね、
  • 神秘的な雰囲気ですね、
  • スピリチュアルな感じの方ですね、
  • 北欧系の雰囲気がありますね、
  • 爽やかな方ですね、
  • 麗しいですね、
  • ハッピーな雰囲気ですね、
  • 運が良さそうですね、
  • フワッとした方ですね、
  • 渋い雰囲気ですね、
  • エネルギー高いですね、
  • 「氣」がいいですね、
  • 癒し系ですね、
  • 風情がある人ですね、
  • チャーミングですね、
  • モテそうですね、
  • 優雅ですね

【行動を褒める】

  • 行動力がありますね
  • 気配り上手ですね
  • がんばってますね
  • 楽しみ上手ですね
  • 本番に強いですね
  • 日本人離れしたセンスがありますね
  • 冒険心があります
  • 積極的ですね
  • 強気ですね
  • ステキなご活動されているのですね
  • 未来はバラ色ですね
  • 愛嬌がありますね
  • やることが早いですね
  • アドリブ力がありますね
  • 本番に強いですね
  • 読書家ですね
  • 働き者ですね

【性格を褒める】

  • 温かいですね
  • ハートフルな方ですね
  • やさしい方ですね
  • 思いやりがありますね
  • 親切ですね
  • 愛がありますね
  • クールでかっこいいですね
  • 謙虚な方ですね
  • 前向きな方ですね
  • 自分流の生き方ができる人ですね
  • 意志が強いですね
  • ピュアな方ですね
  • 心が綺麗な方ですね
  • 裏表がないですね
  • 義理固いですね
  • 面白い方ですね
  • 元気ですね
  • 楽しい方ですね
  • 明るい方ですね
  • ストイックですね
  • 根性ありますね
  • 努力家ですね
  • 思いやりがありますね
  • 地道にがんばったのですね
  • 人から好かれてそうですね
  • オープンな性格ですね
  • 人柄が良いですね
  • 愛されてますね
  • 器が大きいですね
  • 律儀ですね
  • ロマンチストですね

【能力を褒める】

  • リーダータイプですよね
  • 頭がいい方ですね
  • 器用な方ですね
  • 美的センスがありますね
  • パーフェクトな方ですね
  • 教え方がうまいですね
  • 声がいいですね
  • 多才ですね
  • 天才ですね
  • 発音がいいですね
  • 美味しい店を知ってますね
  • 発想がいいですね
  • 話が分かりやすいですね
  • 達筆ですね
  • プロですね
  • 気が利きますね
  • 詳しいですね
  • 博学ですね
  • ユーモアのセンスがありますね

【オールマイティーな褒め方】

  • 素晴らしいですね
  • ステキですね
  • さすがですね
  • 最高ですね
  • イケてますね
  • ナイスですね
  • ベリーナイスですね
  • 完璧ですね
  • バッチリですね
  • 個性的ですね
  • そういうところが好きです

【効く人には効く、変化球な褒め言葉】

  • 悩みが無さそうですね
  • 変わってますね
  • アホですね
  • よく食べますね
  • 負けず嫌いですね
  • 独自の世界観がありますね
  • 見た目と違いますね
  • 小悪魔ですね
  • ツンデレですね
  • マイペースですね
  • 宇宙人ですね
  • 妄想族ですね

以上の褒め言葉レパートリーを3つ以上使って、人のことを褒めてみましょうこの本を読んでくださるあなたは、とても愛と思いやりがあり、やさしい方で素晴らしいですね。

きっとたくさんの方から好かれていることでしょう。これからの未来はさらにバラ色ですね。

POINT

相手を幸せな気持ちにするのが一番の目的ですから、あまり言葉の言い回しの技術にこだわらなくて大丈夫です。自然と出てくる気持ちを大切にしましょう。

マイナスを褒め言葉に置き換える

この世界はすべてのものに対極の2面性、『陰陽』があるように、言葉も同じような意味に2つの言葉を内包しています。短所も長所も実は同じ意味です。

前述しましたように、ダメ出しより、褒め言葉に置き換えると能力はどんどん伸びていきます。

私は手相家でもあるのですが、一般的には「神経質線」と言われている線も、「細かいことが得意な線」として変換して見ています。

そのほうが、同じようなことでも相手の心を勇気付けるのです。マイナスなイメージの言葉を、すべてプラスに置き換えて伝えてみましょう。

相手はもともとその要素を持っていますのでプラスの方にその性格が働いてくることでしょう。

次に置き換えの実践をたくさん出しますので、ぜひ参考に、そして自分のイヤだと思うところも前向きな言葉で捉えてみてください。

〈マイナスをプラスにする〉

  • 神経質細かいことが得意
  • わがまま信念がある
  • ケチ節約家
  • 気が短い、せっかち
  • 瞬発力がある大雑把、いい加減、ルーズおおらか
  • 飽きっぽい好奇心旺盛
  • 頑固こだわりがある
  • 奥手一途臆病
  • よく考えて行動できる能天気、
  • 天然おおらかで人柄も良く、愛嬌があるおとなしい
  • 人を立てる人まかせきり人を信頼しているしつこい粘り強い
  • そそっかしい始めるのが早い理屈っぽい論理的遅い
  • 丁寧引きこもり学者肌
  • 遠慮がない積極的
  • 八方美人分け隔てなく、人にやさしく接する
  • 強引リーダーシップがある
  • 器用貧乏マルチタスキング型(一度に何種類ものことができる、の意)
  • 未経験フレッシュ
  • 常識知らず自分流の生き方
  • 無愛想クール
  • 音痴ラップが得意そう

「たとえ」で褒める

今はみんながブログやSNSなどで自分の想いを発信していく時代になってきました。

そんな中、人の心に想いを届けるのが上手な人が、世の中から支持され、好かれているのではないでしょうか。

口下手な大統領は今まで一人もいません。人気の講演家や、起業家で大成功をしている人はみんな人の心を動かす言葉を持っています。世界的なアーティストもかなりプレゼン能力を重要視し、饒舌な人です。アイドルで成功する方は司会もでき、MCがとても面白かったりで大人気です。

想いを伝えるのが上手な人に一様に言えるのが、「たとえ話のうまさ」です。

講演家の人や話が面白いと感じる人は、饒舌ではなくてもたとえ話が本当に上手です。たとえ話がうまい人は、物事を伝える能力にとても長けています。

今までさまざまな成功者の人の話を聞き、たとえ話を多用した楽しいお話に感動してきましたが、私も「たとえ話が上手になりたい!」と思い、「これは面白い!」、「うまいな!」というフレーズは今でもメモして、ストックしています。

他人の講演に行くと、話の内容よりも、たとえ話だけを集めていることがあるぐらいです。

たくさん集めていると、やがてマーライオンのように(?)口からたとえ話が溢れ(笑)、想いを面白いほど伝えられる人になれることでしょう。

そのおかげで、私の講座はかなりの数のたとえ話で構成されており、ほとんどの時間を笑って過ごしていただいています。

そうすると記憶に残りやすく、講座内容なども笑っているうちに覚えていただけるものなのです。

また、見た目が派手な私は、「スカイツリーのように〝1回見たらもういい〟って思われてしまうんですよ」と、たとえ話で自虐的に言うと、面白がってまた何度も会いに来てくださったりするのです。

人に想いを伝えるなら、たとえ話は本当に効果的です。褒め言葉も、「たとえ」で褒めると、より良く相手に伝わり、幸せを与えることができます。

〈例〉

  • 優しそうな人「セラピストのようにやさしく包み込む雰囲気ですね」
  • 笑顔がいい人には「花のような笑顔ですね!」
  • 明るく朗らかな人には「太陽のような方ですね!」
  • 服装がシンプル&ハイセンスだったら「北欧系の雰囲気がありますね」
  • 服装が奇抜な方には「デザイナーのようですね」
  • 人を元気づけている人には「銀座の母のようですね(笑)」
  • ゆったりした雰囲気の男性には「お父さんのようです!」
  • 自分と服装や雰囲気、キャラクターが似ていると思ったら「ボクとあなたは同じ星から来たような気がします(笑)」

など、相手の心に火を灯す「たとえ褒め」を、一生をかけて意識してやってみましょう。身近な人を「たとえ褒め」してみよう「たとえ褒め」の言葉を集めましたので、ご紹介いたします。

身近な方で当てはまるものがありましたらぜひ、「〜〜のようにステキですね!」と褒めてみてください。

〈たとえ褒めの例〉

  • 女神のような方ですね
  • 妖精のような方ですね
  • 天使のような方ですね
  • そよ風のように爽やかな方ですね
  • ネコのような方ですね
  • 芸人さんのように面白い方ですね
  • 芸能人のようなオーラありますね
  • 女優のようですね
  • 俳優さんのようですね
  • モデルさんのようですね
  • ハーフのようですね
  • 子どものようにピュアな方ですね
  • 後ろが透けてるぐらい透明感のある方ですね
  • 〜の母のようですね
  • お釈迦様のようですね
  • マリアさまのようですね
  • 漫画のキャラのようですね
  • お人形のようですね
  • 陶器のような肌ですね

このように、「たとえ褒め」の言葉はほぼ無限にありますが、相手の立ち振る舞いを見て、「〜〜のよう」というのを意識して見てみよう。

POINT

いいイメージのある「たとえ」で褒めるのが大切です。たとえ話は笑っているうちに通りすぎてしまうものですが、面白いたとえ話にアンテナを立てましょう。

キーワードは、人が「~のような」、「~みたいな」と言って、みんなが笑ったり、自分が嬉しくなったりした時です。

名前を褒める

相手の名前を聞いた時、いい名前だなと思ったらすかさず褒めましょう。その人が自分の名前を好きかどうかは別として、一番親しみのある響きなのです。

それを褒められると、より自分の名前が好きになることでしょう。名前には褒めるポイントがたくさんあります。

例えば──、

  • 〈珍しいお名前〉能登屋さん「能登屋さんとお読みするのですね!珍しいお名前ですね!ステキです」
  • 〈響きが綺麗なお名前〉朝倉小百合さん「響きが美しいお名前ですね」
  • 〈宝塚のようなお名前〉一色楓「宝塚のように美しいお名前ですね」
  • 〈字面のバランスがいいと感じるお名前〉一ノ瀬ゆかさん「なんだかバランスのいい、ステキなお名前ですね」
  • 〈神や仏が付く名前〉神津晃さん「神主さんのご家系ですか?かっこいいですね」

もちろん、褒め方に正解はありませんが、名前は初対面で褒めることができる、とてもいい褒めポイントです。

漢字の意味などを褒めようあなた「はじめまして、私は◯○と申します」相手「嵯峨と申します」あなた「嵯峨さんですか?ステキなお名前ですね」相手「ありがとうございます」あなた「由緒正しき雰囲気がありますね」

基本的には少し珍しいお名前の方が褒めやすいですが、同姓同名が多いお名前も漢字の意味などを褒めるといいでしょう。

あなた「はじめまして、○□と申します。」

相手「私は田中幸子です」

あなた「いいお名前ですね」

相手「ありきたりな名前ですよ(苦笑)」

あなた「いやぁ、幸せな子ってやっぱりいいですよ♪ご両親が愛されて名付けられたのですね」

相手「そうですかねぇ……ありがとうございます」

POINT

どんな親でも、名前を付ける時は「この子が幸せになりますように」と愛情こめて付けるのです。悪い名前などありません。

悩んでる人の褒め方

悩んでいる人、落ち込んでいる人と話して、同情したり、同調したりすると自分も気が滅入ってしまいがちです。悩んでいる人は、エネルギーが落ちているだけかもしれません。

悩みがあるままでも元気で明るくなれば、問題が問題に見えなくなったり、解決に向けてやる気が出てくることでしょう。

私は、個人セッションや鑑定に来ていただく方の中で、悩んでいらっしゃる方がいれば同情や同調も少しはするのですが、一番大切にしているのは、「尊敬する」ということです。

「そんなに大変な状況を乗り越えようとがんばられて、本当にすごいですね」「すごい経験していらっしゃるのに笑顔でお話しされて、すごいですね。ある意味で感動します」

「なかなかそんなハードな人生歩んでいらっしゃる方いませんよ。尊敬します」などと言うと、皆さん、「まぁがんばるしかないですからね」、「笑顔でいないとやってられませんよ」、「こんな経験しているのも意味があるんだろうと思います」と、徐々に明るい顔になっていただけるのです。

普通は悩みがあって、人に相談すると、「かわいそうだね」、「大変だね」、「もうやめたら?」、「別れたら?」といった同情やアドバイスになると思います。

でも今まで、悩んでいることを尊敬してくれた人は一人もいなかったのではないでしょうか?自己重要感、ある種大変な経験を乗り越えているという使命感を与えられる「尊敬のエネルギー」で、人はもう一度前を向いて歩いていけるのです。

ぜひ、悩んでいる人には同情だけで終わらず、尊敬の褒め言葉で心に火を灯しましょう。

悩んでる人を尊敬する

相手「今、家族が大変な状況で……」

あなた「わぁ、それは大変ですね」

相手「みんな幸せになってほしいのに……どうしたらいいか分からないんです」

あなた「そうですか。でもそんなすごく大変な経験をされているのに、みんなのために前向きに解決しようとされていて本当に愛のある人ですよね」

相手「そうですかねぇ……前向きになるしかないかなって」

あなた「その状況の中で笑顔でいられるなんて、感動しているんですよ。こちらが元気をいただきました」

相手「そうですか?私、がんばりますね」

POINT

解決するためのアドバイスは必要ありません。ひたすら心を元気にしてあげることが、解決に向けて一番大切なことです。

質問自体を褒める

日本には、「質問するのは恥ずかしいこと」、「知らないのは恥」という文化がありますが、本当は知らないことを聞くことが一番の成長です。

人に質問する気にならないのは、先生が一方的に話し、質問をほとんど受け付けない「画一一斉授業」という、日本の学校教育の影響もあるでしょう。

「道が分からなくても絶対に人に聞かない」と決め込んでいる方もいらっしゃいますが、それではなかなか目的地に着かないですよね?ルービックキューブは、ランダムに1秒間回転させて、偶然に色が全て揃うのには何億年もかかるそうです。

得意な人に教えてもらうと、ものの10分でできます。

分からないことがあれば、どんどん聞いた方がいいですね。

そして、「質問は恥」という風潮の中では、まずは「質問しやすい環境を作る」のがとても大切です。

私は講座でよく「質問はありますか?」と聞くのですが、なかなか質問は恥ずかしくてしにくいものですね。

勇気を出して質問してくださった方には、「いい質問ですね、ありがとうございます!」と質問自体を褒めることで質問しやすい雰囲気になりますし、その人も「聞いて良かった」と安心してくださいます。

のジャケットなんですか?」とか、「金髪はいつからですか?」といった質問も出てきます。

そんな時は、「いい質問をありがとうございます。

服装を派手にすると、運が上がるって聞いたので」とか、「この服も最初は黒だったんですが、私の愛がありすぎてピンクになったんですよ」などと言って笑って(?)いただいております。

もし、あなたが上司や講師の立場で、目下の方から質問をされた時には、質問自体を褒めることを習慣にしてみましょう。

質問しやすい人間関係と環境を作る部下「営業成績を良くしたいのですが、どうしたらいいでしょうか?」あなた「よく聞いてくれたね!向上心があってえらいじゃないか。

~~のようにすればいいと思うよ」部下「分かりました!やってみます」

POINT

質問しやすい人間関係と環境を作るのが大切なので、同じ質問を何度もされてもムッとせず、相手が理解できるまで答えてあげることに努めましょう。

質問して褒める

技術的な褒め方には、「質問して褒める」というものがあります。質問をして、その答えが何であれ、「すごいですね」と褒める方法です。

「質問される」ということ自体が自己重要感を与えることになりますし、その答えに対して褒めるのはとても自然なことです。

質問の内容も、前向きな答えが期待できるものに。

例えば──、「最近あった、嬉しいことは何ですか?」「最近、感動したことは何ですか?」などがいいでしょう。すると、「最近、こんな嬉しいことがあってね……」となり、「それはすごいですね」と楽しい会話になりやすいのです。

いいリアクションで褒めようあなた「最近、嬉しいことありました?」相手「孫が生まれたんですよ」あなた「ワァ、おめでとうございます」相手「2人目なんだけどね」あなた「ええ?若すぎです!」

POINT

答えてくれたことへの感謝の気持ちもこめて、いいリアクションで褒めましょう。

質問に褒め言葉が入っている

質問の中でも素晴らしく相手を幸せにできるのは、「質問に褒め言葉を入れる」ということです。質問自体に、その人を幸せにする言葉が入っていると、答えも最高に幸せなものになってきます。

「あなたのように魅力的になるには、どうしたらいいですか?」、「あなたのように幸せになるには?」、「そんなに若々しくいられるには?」など、質問自体で相手の気分を良くする褒め方は、特に目上の方を褒める時が有効です。

私は成功している方とお話しするのがとても好きなのですが、「○□さんのように成功するには、どうしたらいいですか?」「○□さんはどのようにして、そんなに成功されたのですか?」と聞くようにしています。

成功している方ほど惜しみなく教えてくださるものです。相手の方も気分がいい上に、こちらもとても勉強になります。WIN&WINの聞き方ですね。ぜひ、尊敬する人には質問に褒め言葉を入れて、お話しを伺ってみましょう。

あなたの人生も大きく飛躍していくはずですよ。

質問は興味シンシンの目であなた「○□さんのように成功するには、どうしたらいいですか?」相手「運が良かったんだと思うよ」あなた「すごいですね!○□さんのように運が良くなる秘訣はなんでしょうか?」相手「ハハハ……それはねぇ……」

POINT

憧れ、興味シンシンの目と姿勢で聞くことが大切です。

意見が違う人への褒め方──「そうですね、分かります」

人は千差万別です。まったく同じ意見、価値観の人はいません。自分と意見の違う人がいたからといって、すべてを正しに行っていては大変です。

争いごとのほとんどは、意見が違う者同士の価値観の押し付け合いで起こります。

宗教戦争も家庭の争いも、元は「自分の方が正しい!」という思い込みから来ています。意見が違う人がいたら、「それは素晴らしい意見ですね!」と意見、考え方自体を褒めましょう。

「そうですね、分かります」、「そうなのですね、素晴らしいですね」と、言葉の上で同調する。それだけでほとんどの争いは無くなります。

同調して褒められ、分かってくれたら、それ以上戦いようがありませんからね。

相手の言うことが、「本当は違うな……」と思っても、そこはセリフを言うように、「なるほど……そう思われるのは素晴らしいですね」と褒める。

思ってもいないのにそう褒めることにはちょっと抵抗があるかもしれませんが、この「そうですね、分かります。素晴らしいですね」は、「そうですね、(あなたの日本語は)分かりますよ。(私は全く同意できませんが)素晴らしいお考えですね」という気持ちでいいのです。

そうすることで、相手には「受け入れられた」、「褒められた」、「認められた」、「仲間だ」という気持ちが生まれ、次はこちら側の意見も聞いてみようかという気持ちが相手の方に生まれます。

戦うことほど無意味なことはありません。

たとえ、自分の意見の正しさを相手に分からせて論破できたとしても、仲が悪くなるだけです。ぜひ、争わないで受容し、褒めることです。

修行だと思って(笑)、やってみてください!そうすると、敵のいない人生、すなわち無敵の人生になることでしょう。違う意見を認めて、褒める──夫婦の会話。

相手「私は、お金って使うほど入ってくると思うの」

あなた「(ウググ……家計が大変なのになぁ)そ、そうだよね、そんな風に考えられるってすごいね」

相手「そうでしょ?あなたはどう思うの?」

あなた「ボクも似たような考えだけど……モノを買う時は上質で長く使えて気に入ったものだけを買う、というのはどうだろう?」

相手「そうね、私もそう思うわ」

POINT

一度同意すれば、「似たような意見だけど」と言いながら全然違う意見を言っても、なぜか通るのが不思議です。ぜひ、お試しください。

本人がいないところでも褒める

もし、「○□さんがあなたのこと、ステキって言っていましたよ」と言われると、本人から直接、言われるよりも感動が大きくないですか?自分のいないところで自分の「いい話題」が出ていることは純粋に嬉しいことですし、自分のいないところでわざわざ褒めるということは、お世辞ではないということが分かるからです。

本人のいないところで褒めると、それを聞いた相手は次にその人に会うと、「この間、○□さんが褒めてたよ」と伝えてくれるかもしれません。

褒め言葉がそのまま本人に伝わることは稀かもしれませんが、一番の効果は話している相手に、「この人は人を褒める人だ」と信頼していただけることなのです。

自分たち以外の人が話題に出たら、褒めることを意識しましょう。

「よろしく伝えて」もセットで相手「今度、○□さんと会うのよ」あなた「そうなんだ、○□さん、本当におしゃれでキラキラしててステキだよね」相手「そうよね、話も面白いしね」あなた「よろしく伝えておいてね」相手「うん!」

POINT

「よろしく伝えて」と言うと、褒め言葉もセットで伝えてくれることがあります。ぜひやってみましょう。

ブログで褒める

また、ブログなどで褒めることでも同じような効果が得られます。

「この人がこんなに素晴らしかった」、「ステキな活動をされている人です」と第三者に向けて書くと、それを見つけた本人はとても嬉しいものです。

お世辞をブログにまで書くことはあまりないからですね。

ぜひ、「いいな」、「素晴らしいな」と思う人がいたら、本人のいないところでも褒めたり、ブログなどで褒め言葉を発信していきましょう。

一見、人を無償で褒めてばかりいるようですが、「類は友を呼ぶ」の法則により、人を褒める愛情豊かな人が周りに集まってきますよ♪ステキだなと思う人を、ブログやSNSでも褒める「今日はステキな○□さんにお会いしました」「お話ししていると悩んでいたのがウソのように消えて、晴れやかな気持ちに♪」「会うたびに元気をいただく○□さん、本当にありがとうございました」

POINT

人を褒めるコメントは、その話題だけで完結しましょう。

「その後、他の方とお茶して買い物して、帰って犬の散歩をしました」と日記調に書いてしまうと、シェアもしにくくなり、褒め言葉が薄れてしまいます。

褒めることの反対は「悪口」

褒めることの反対は、「悪口」です。悪口がどれほど非生産的で、一文の得にもならないかをご説明しましょう。

悪口を言うとスッキリしたように思いますが、その悪口を聞いていた相手の人は、「この人は、私のいないところでは私の悪口を言ってるのかもしれない……」と思うものです。

一度、悪口を言ってしまうと、またその人の悪口を言いたくなってしまうような出来事が起きます。

それはなぜでしょう?本人のいないところで悪口を言いながらも、本人の前では感じ良くいようとしても、なぜかその雰囲気は細かい仕草、視線の危うさに現れてしまい、またその人の癇に障って、あなたにも同じようなイヤな行動をされることになります。

人間の「空気を読むセンサー」を侮ってはいけません。イヤな相手ほどその感覚に敏感なのです。

悪口を言うとまたそれを言いたくなるようなことが起きてしまうなら、悪口は言わない方が得ですし、他の幸せなことを考えることをおすすめします。

批判的な感情も同じです。「類は友を呼ぶの法則」で批判的な人間を引き寄せてしまいます。

SNSのつぶやきでも、政治批判や日常で気に入らなかったことの怒りを載せている人のコメント欄は怒りに満ちています。

人の悪口を言わないのでいると、自分自身も人からも言われていないと思うようになります。会話の中で悪口が始まったら、話題を変えることに徹しましょう。

悪口の話題は、変えるか無視

友人A「このあいだ○□さんとカフェでお茶してたら、~なこと言われたのよ」

友人B「ええ!?それって最悪」

友人A「でしょう!信じられないよね」

あなた「それは大変だったね……ねえ、そういえばそのカフェって移転するんじゃなかった?」

友人A「移転じゃなくて今月末で閉店みたいよ」

あなた「便利だったのになぁ」

友人B「そのあとは肉料理の店になるらしいよ」

あなた「それもいいね」

POINT

あくまで自然に!なかなか切り替わらない時は無理をしない。あまり続くようでしたら、その場を離れるのもいいかもしれませんね。

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