阪神淡路大震災のとき、食料品が不足しているのに乗じて、 1杯 5000円のラーメンを出したラーメン屋があったそうです。 この店には 200メートルも 300メートルも人が並んでいましたが、 1カ月くらいしたら誰も並ばなくなり、半年後には倒産したらしいです。 時を同じくして、とんかつを無料で近所の人たちに食べさせてあげたとんかつ屋の親父がいます。 ここの親父は、電気もストップしているので材料はじきに腐ってしまう、それなら困っている近所の人たちに食べさせてあげようと考えました。 この店は 20年近くたった今でも行列ができているそうです。 前者は自分の繁栄だけを考えた経営、後者は周りの人の幸せを考えた経営です。どちらが成功するかは明らかですよね。 この話を聞くと、誰もが「このラーメン屋みたいなことはしない」と言います。 でも実態はどうでしょう? 私の知り合いが勤めている病院は、経営者が 2代目になり経営改善という名の下、税理士の指導を受け経費の削減に励んでいるそうです。 その中心は、従業員の給与カット。聞こえてくるのは不満の声ばかり。 こんな状態で、お客様である患者を喜ばせることができるのでしょうか。 5000円のラーメン屋さんに似ていませんか? こんな会社が多いのです。 そうではなく、周りの人を喜ばせる経営を考えていけばうまくいくのに……。
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