MENU

2 自分を好きになる浄化法―STEP2 傷ついた自分を癒すプログラム

どんな出会いも、引き寄せるのは自分。感謝することで変わっていくさて、生きていると、いろいろな人と出会いますよね。いわゆる“〝いい人”〟もいれば、人とトラブルを起こしがちな“〝要注意人物”〟もいます。「何てすばらしい人なのだろう!」と感激するような人もいれば、「こんなことをするなんて信じられない」と思わされることもありますよね。そもそも、人との出会いって何なのでしょうか?価値観や個性は人それぞれですから、苦手な人がいても、それはそれでいいのです。ただ、価値観や個性の違いを拒絶するのではなく、この人はそうなのだなあと受け容れ、ときにはおもしろがったり、ゆるし合ったりすることができるなら、どんな人たちとも、この世界で共存することができます。確かに、人間関係でつまずくと、苦しいし、毎日が辛くなります。これは子どもでも大人でも同じです。私自身も、振り返ってみると、特に小中学校での学校生活や、初めて就職した職場での人間関係で苦しい思いをしました。クラス内で浮いていたり、上司と打ち解けられなかったり……。ストレスで胃腸を痛め、救急病院のお世話になったこともありました。でも、今では「あの出来事のおかげで今の自分があるなあ」と思えます。それは、辛い人間関係ほど、精神的な成長のきっかけとなってくれたからです。私たちは、自分と異なる境遇の人や、異なる価値観を持つ人との出会いの中で、成長の機会をもらっています。自分と違う人を受け容れよう、イヤだと思う自分の心を成長させようと努力するたびに、人としての懐が深くなり、愛情深くなれるからです。そして、それは結果的に、豊かさとなって返ってきます。たとえば、実の家族と反りが合わなかった人の多くは、人の心の機微が分かる、気遣いのできる人に成長しています。また、仕事でさまざまな人と接する人や、国籍の違う人との交流が多い人は、寛容さや柔軟性などがほかの人よりもずっと磨かれていることでしょう。異なる価値観や個性を持つ人のおかげで視野が広がることがあったり、痛い思いや恥ずかしい思いをしたことで、自分自身が大切にしている思いや事柄に改めて気がつけたりすることもありますよね。つまり、人との出会いとは、すべて自分を成長させる学びの機会なのです。苦手な人との出会いこそ、幸せになれるチャンスつき合いにくい人、厄介事を持ってくる人、涙を流すほど辛い気持ちにさせてくれる人──。ホンネを言えばすべて避けたい出会いですが、そうは問屋が卸してくれません。まるで、「人間としてより成長したい」と願っている自分が、無意識に引き寄せているかのように、難易度の高い出会いは必ず訪れます。私たちは、自分が思っているよりも、ずっと成長することに貪欲なのかもしれません。ですから、相手と気が合わなかったり、意地悪をされて辛いと思ったりしたとき、つまり「難易度の高い出会い」に直面したときは、自分に乗り越えられるからこそやってきた、学びの機会なのだと考えてみましょう。「こんなハードでチャレンジングな出会いに取り組むなんて、私ってすごいな!」と自画自賛してもOKです。そう考えれば、相手を「大きな成長の機会を授けてくれた人」と思うことができます。出会いは学びの機会。しかも、苦手な人や嫌いな人が出現するのは、実は「感謝」を学ぶ機会であることが多いのです。つまり、その相手に感謝するように心がけると、学びが早く終わり、よい形で離れることもできるというカラクリがあります。実際に、出会いの当初は「受け容れがたい」「口をきくのも辛い」と感じた人に対して、最初は無理矢理でも感謝できるところを探しているうちに、だんだんとその人の背景を思いやる余裕が生まれてくるはずです。そして、「こんなことを学ばせてくれてありがたい」といった感謝の気持ちが持てるようになると、その出会いによる学びが終わります。すると不思議なことですが、相手が自分を応援してくれる味方に変わったり、職場の異動で自然に離れることになったりすることも多いのです。また、「難易度の高い出会い」を「感謝」に変えていくほど、あなたはどんどんうれしい出会いに恵まれ、ステージアップしていくことができます。ステージアップとは、精神的にグンと成長したとき、まるで生きる次元が変わるように、入ってくる情報や出会う人の質が、よりグレードの高いものへと変わること。より豊かさが実感できる幸せなステージに移行するので、つき合う人はもちろん、仕事までがガラリと変わる人もいます。変わるというのは、悲しい変化ではありません。「こんな人と出会いたかった!」と思うような人との巡り合わせや、感謝とともにいただくお金や情報がやってくるうれしい変化ですから安心してください。こうして難易度が高い階段を「愛と感謝」というエネルギーを力にして、エイッと乗り越えるうちに、ますます豊かになれるのです。ですから、今まさに「難易度の高い出会い」に直面しているとしたら、その人は(きっとそうは見えないと思いますが)、将来、あなたの大恩人になるかもしれませんよ♪学びを得たら、サラリと受け流せる自分になるとはいえ、「難易度の高い出会い」が続くと、いくら普段は前向きな人でも、人間関係そのものがイヤになってしまうことだってありますよね。人生はこれからも続くのですから、出会いを楽しめないと、生きることそのものがストレスになります。そのためにも、人との出会いやおつき合いは、なるべく深刻になりすぎず、気楽に楽しもうとすることが大切です。突然自分の価値観や常識とかけ離れた人と出会うと、「どうしたらいいのだろう」と苦しくなったり、あたふたしがちなものですが、そんなときほど胸に手を当てて深呼吸をし、気持ちを落ち着かせましょう。すると、感謝できることが見つかってくるはずです。そして、「ホントにいろんな人がいるものだなあ」と苦笑いして受け流すくらいの気持ちでいることがベターです。出会いの一つひとつに一喜一憂するのではなく、必要な学びを得たらサラリと受け流せる自分になる──。そのためにぜひ覚えておいていただきたいのは、人間関係の中で傷つくことがあるのは、ある意味仕方のないことだということです。どんなに人間ができた人でも、傷つくことは必ずあります。傷つく人が打たれ弱くて悪いというわけではないし、実のところ(これはまだ受け容れがたいかもしれませんが)傷つけた相手も、何らかの事情を抱えていて、そのような態度や行動になっていることが多いのです。だから、全面的かつ絶対的にその人が悪いというわけでもありません。私たちはどんなときも、自分に

できる精いっぱいのことをしていますよね。後から考えると、あのときもっとこういう言い方ができたのにとか、どうしてあんな態度をとってしまったのだろうと悔やむようなこともあるかもしれませんが、そのときは自分なりに精いっぱいやっていたはず。それは、どんな人でも同じです。ただ、誰もが完璧でなく成長途中の人なので、精いっぱいやっていても、誤解を生んだり、人を傷つけてしまったり、大ゲンカになったりすることもあります。長く生きているお年寄りも、先生と呼ばれる職業の人も、やはり成長途中の人なのです。そう考えて、人のことも自分のこともあたたかく見守る癖をつけていくと、人との関係でそれほどショックを受けずに済むようになりますよ!

人づき合いが苦手なのは、知らないうちにできた「心の傷」のせい?人と関わって生きていく以上、その言葉や態度に傷ついてしまうことは本当によくあること。知人やお客様からの苦言がグサッときて、数日落ち込むほどショックを受けたり、好きな人からつれない態度を取られたり、通りすがりの人に悪態をつかれて「カッ」となったり。決してうれしくはありませんが、生きていれば、ままあることです。もうしばらく誰にも会いたくないとか、どこかに閉じこもってしまいたいとか、知っている人がいない場所へ行きたいというような気持ちになったことが、過去に誰でも一度や二度はあることでしょう。特に深く傷ついてしまったときは、自分を守ろうとする気持ちから、一時的に他人との接触を断つ場合もありますよね。逃げるようにして仕事を辞めた直後の傷心旅行は、私にも経験があります。人間関係が苦手だという人の多くは、人の気持ちに敏感で、「傷つけられるのがこわい」、あるいは「傷つけるのがこわい」という思いを抱いているもの。過去に人間関係で傷ついた経験が多いほど、その傾向は顕著です。そんなとき、親や友達に辛い気持ちを聞いてもらったり、信頼できる人に相談したりして、心をラクにできればいいのですが、誰かに話すこともできず、ネガティブな感情や思いの行き場を見つけることもできずに、ひたすらガマンしてしまうケースもあります。そうすると、心の引っかかりが癒されないまま、深い部分にしこりとして残り、それが見えない“〝心の傷”〟となってしまうのです。これは、幼いころの体験でも同じことで、時間の経過とともに、表層意識では何に傷ついたのかは忘れてしまっても、潜在意識では“〝心の傷”〟を負ったままになっていることがよくあります。そして、やっかいなことに、こうした“〝心の傷”〟が癒されないまま放置されていると、人と関わることを無意識に恐れてしまい、人間全般に苦手意識を持ったり、異性が極端にこわいと感じたり、好意を向けてくれる人にも心を開いてつき合えなくなったりと、今の自分に大きな影響を及ぼすこともあるのです。でも、大丈夫。傷つくということの本質、そしてそのメカニズムが分かれば、もうどんな人もこわくありませんよ!心の傷は相手に愛を否定されたときにできやすいでは、私たちは、どんなときに深く傷つくのでしょうか?それは、自分の“〝愛”〟が否定された、あるいは受け取ってもらえなかったと感じるときです。この場合の愛とは、優しさや思いやり、相手への気遣いなどのこと。たとえば、・上司の“〝役に立ちたくて”〟残業をしたのに、仕事を認められなかった・好きな人に“〝勇気を出して”〟告白をしたのに、相手にされずにフラれた・親に“〝喜んでもらいたくて”〟手伝いをしたのに、逆に文句を言われた・子どもに“〝愛情を注いで”〟いるのに、反抗的だったり病気がちだったりする・お客様に“〝誠意を持って”〟対応したのに、クレーム(お叱り)がきた・店員に“〝丁寧に”〟話しかけたのに、ぶっきらぼうな態度をとられたそんなふうに、自分なりの“〝愛”〟を発揮しようとしたとき、それが相手に十分伝わらずに受け取られなかった、認められなかった、否定されたと感じるとき、私たちは深く傷ついてしまう傾向があるのです。あなたにも覚えがありませんか?分かり合えなかったときの残念さ、悲しみ、あきらめ、後悔、相手への怒り……。場合によっては、「私が悪いの?私がダメだから?」と自分を責めてしまうこともあるでしょう。もう気にするのはやめよう、そういくら頭で納得しようとしても、心が痛いと感じるうちはやはり辛いものですよね。そんなときは、自分を癒すことが先決です。まず、自分を肯定することです。あなたは何も悪くありません。あなたは、そのときできる精いっぱいのことをしていたのです。ただ、相手からは望む形の反応が返ってこなかっただけ。相手は相手でそのときは精いっぱいのことをしていたのですが、それがあなたの望んでいる言葉や対応ではなかったというだけ。ですから、あなたは、何も悪くないのです。あなたは愛にあふれるすばらしい人。いつも精いっぱいのことをしている、この世にひとりだけの尊い存在です。まずは、そんな自分自身をまるごと肯定し、愛して認めてあげましょう!大したことではない出来事に傷つくのはなぜ?もう少し、日常の“〝傷つく瞬間”〟について掘り下げてみましょう。傷つく瞬間は、突然やってきます。なぜなら自分ではなく、相手によってもたらされる感情だからです。それがとてもやっかいなところです。先ほどまでいい気分だったのに、急にイライラしたり、すべて投げ出したいほど悲しくなったり、どうしようもなく腹が立ったり、無性に言い訳したくなったり、何か反撃がしたくなったり、サッと冷たい気持ちになったりしがちです。しかも、傷つくことを回避するのは難しく、感情や行動の制御も利きにくくなります。普段は穏やかで優しい人であっても、ひとたび傷つくと声を荒げたり、涙を流したり、黙り込んだり、暴力的になったり、意固地になったり、自暴自棄になったりしてしまいます。そうして、後から我に返って自己嫌悪に陥り、さらに傷つき、落ち込む……。つまり、傷つくとは「突然」で「制御不可能」なもの。ですから、自分らしくいられなくなってしまうのも無理のないことなのです。食事をしたお店の対応にカチンときて、不快な気持ちになりながら、同時に「それほど大したことではないのに、どうしてこんなにイヤな気持ちになってしまうのだろう」などと思ったことはありませんか?あるいは、バスの中で足を踏まれたとき、その相手が女性だとゆるせるのに、相手が年配の男性だと無性に腹立たしいなどという場合もあります。自分のことなのによく分からない……。傷つくという出来事には、こんなハテナがいっぱい。だからこそ困ってしまうのですよね。

傷つけた相手を責める前に自分が「傷つく場所」を知ろう傷ついたり腹が立ったりすると、そのときは相手に問題があるように思い、相手のことに気を取られてしまいがち。でも、実はどうにかしたいのは、相手ではなく、苦しい自分の心ではないでしょうか。人から同じことを言われたりされたりしても、数日落ち込むほど傷つく人もいれば、まったく平気で、意に介さない人もいますよね。つまり、傷つくというのは、傷つく側の内部で起こっていること。だからこそ、ちょっとしたコツで、傷つかない自分になることができるのです。まず、人と接する中で心の痛みやショックを受けたとき、私たちは通常「あの人に傷つけられた」と思いますよね。確かにその人がしたことが、私にイヤな思いを抱かせたのは事実。けれども、今ズキンズキン(あるいはモヤモヤ、ムカムカ)と痛んでいる“〝心の傷”〟は、実は、その人が傷つける前から“〝あった”〟可能性があるのです。あるいは、傷つけられたところは、元から繊細で傷つきやすい場所、つまりあなたの中でもとりわけナイーブで、他人に踏み込んでほしくない領域だったのではありませんか?人は、心にあらかじめ傷のあるところや、ナイーブなポイントに刺激を受けると、特に強い痛みを感じます。それは、皮膚を爪でひっかいたとき、健康で強い皮膚であれば大した傷にならなくても、薄い皮膚の場合には、血がにじんでしまうのと同じことです。そんなふうに傷つきやすく、特別ないたわりや応援が必要な部分を、私は、心の「癒しポイント」と呼んでいます。たとえば、イヤなことや落ち込むような出来事があった日、普段なら笑って済ますことができる家族のひと言や子どものいたずらが、どうしようもなく気に障り、きつい態度を取ってしまう……。こんなふうに、いつものあなたなら受け流せるのに、それができないときは、何らかの「癒しポイント」が、刺激され、痛い痛いと反応している可能性があります。心に傷のない人なんて、ほぼいないと言ってもいいでしょう。私たちはみんな何らかの「癒しポイント」を心の内側に持っているものなのです。イヤな気持ちは、自分を癒す場所を教えてくれるサインつまり、傷つくというのは、一つの「反応」です。これは、痛いところをグッと押されたとき、反射的に「イタッ」と叫ぶのに似ています。まるで、地面に埋められた地雷が、人に踏まれて突然爆発するように、“〝”〟「」、。“〝心の傷”〟の多くは、あなたが過去に傷ついたとき、そのまま十分なケアをされずに残ってしまった古い傷です。古傷に触れられ反応してしまうのは、まさに不可抗力で、「反応せざるを得ない状況が起こった」ということなのです。「傷つく=反応しているだけ」だということが分かると、傷ついたときの対処の仕方が変わってきます。一番大きな変化は、今、自分に起こっていることが何なのか、客観的にとらえられるようになるということでしょう。傷ついているさなかに、「ああ、今、自分はあの人のあの言葉に反応しているな、胸がザワザワするな、息苦しいな……。ここが自分の『癒しポイント』なのだな」と気づくことができるのです。これは、とても大きな進歩。これまでは、心の中の地雷を踏まれるたびに、ただ爆発を繰り返すしかなかったかもしれませんが、これからは、「この出来事は自分の地雷を撤去するタイミング、つまり『癒しポイント』を癒す最善のタイミングなのだ」ととらえることができるようになります。そう考えると、地雷を踏む人は、「癒しポイント」のありかを教えてくれている役目を果たしてくれているのであって、その人が悪いわけでも、反応している自分が悪いわけでもないことが分かってきます。つまり、カッとくることや取り乱してしまうこと、これを言われると必ず怒ってしまうことなど、即座に反応してしまう出来事は、すべてあなたに、「ここに癒しポイントがあるよ!」と教えるサインなのです。ほかにも、たとえばずっとやりたいことなのにトライできていないことや、懸案事項なのに考えるのがイヤなこと、逃げ出したくなる話題、経済・結婚・健康問題など、正面から向き合うのを避け続けている事柄がありませんか?そうしたことの裏側にも、実は「癒しポイント」が隠れています。もちろんうれしくはないかもしれませんが、「癒しポイント」が明確になるような出来事は、人生をよりよい方向に向かわせる気づきをくれるラッキーチャンスととらえてみると、ラクになりますよ。隠された心の傷を癒すことが浄化のプロセス総合的に考えてみると、人と人が関わることは、ある意味、「癒しポイント」を刺激し合い、気づきを与え合うこととも言えるでしょう。人からの鋭い指摘で、突然、自分の「癒しポイント」に気づかされることもあれば、意図せず誰かの心の傷を刺激してしまい、猛烈に怒られたり、泣かれたり、なじられたりすることもあります。なぜなら私たちはみんな、「癒しポイント」をたくさん隠し持っているから。でも、大丈夫。ご安心ください!人との関わりの中でそれに気づき、癒すことを繰り返していくと、心の地雷が撤去され、傷つくことそのものが減っていきます。反応する“〝爆発物”〟がなくなるからです。胸の痛みやイライラ感など、カラダからのサインに気づいたときには、胸に手を当て、呼吸することでヒーリングを行いましょう(基本のハートヒーリングを参照)。そうすると、今までイライラ反応し続けたり、ゆるせなかったりしたことの多くが、不思議なほどまあいいかと思えるようになり、だんだんと心穏やかに生きられるようになってきます。人間関係で困ることも激減することでしょう。“〝心の地雷を撤去することは、自分の人生を癒すこと”〟自分を癒すとは、過去の辛い経験からできた心の傷をヒーリングして、しこりとして残っているネガティブな感情や観念を一つひとつ浄化していくプロセスなのです。これは、人生に対してとても前向きな姿勢であり、パワフルでポジティブなアクションでもあります。怒りや悲しみ、思い込みは手放していく自分で自分を癒すというのは、言葉にするなら、こんなシンプルなことです。自分を責める代わりに、よくやっているねとほめ、

もっとがんばれとお尻を叩く代わりに、ゆっくり休む時間を与え、人の意見や気持ちを優先させる代わりに、自分の気持ちに寄り添い、やるべき・やらねばと自分を制限する代わりに、したいことをさせてやり、怒りや悲しみの代わりに、愛と感謝で心を満たすこと。書くのは簡単ですが、実際に実行するのは意外と難しいもの。こうした「頭で分かっているけれどやろうとすると難しいこと」こそ、これからご紹介する浄化法が有効です。ヒーリングによって自分を肯定し、怒りや悲しみ、思い込みを手放していくと、スムーズに自分自身を癒すことができるようになります。今がどのような苦しい状況であっても、他人の行動や過去の出来事も受け容れられるようになっていきます。心の傷(癒しポイント)をそのままにしないで、しっかり癒しておくことは、新しくステキな人間関係を築く上でとても大切なことなのです。〝心に引っかかっていること、のどにつかえていること、肩にのしかかっていること、胃を重くさせているもの、頭を痛くさせているもの、夜更かしに向かわせているもの、朝起きにくくさせているもの、眠れなくさせているもの、過食に向かわせているもの……〟こうしたこともすべて「癒しポイント」につながっています。一つ減るごとに、心やカラダが軽くなり、やる気や喜びが湧いて、穏やかで優しい気持ちになれることでしょう。

心の傷を防ぐ・癒すヒーリングで自分をもっと好きになる心の傷に気づく出来事は、大抵の場合、痛みを伴います。けれどもその後、感情や思いを整理整頓し、本来の穏やかさを取り戻すためのヒーリングを行ってみると、怒りや悲しみ、焦りなどの裏にも、必ず自分なりの“〝愛”〟があることに気づくことができます。実は、一見すると“〝愛”〟からほど遠いように思える“〝怒り”〟すら、本当はあなたの深い“〝愛”〟からきているのです。例を挙げると、「あの人ともっと分かり合いたい」という思いがあるからこそ、分かり合えない現実に“〝怒り”〟を感じているのです。「癒しポイント」があるところや、大切にしたい聖域に踏み込まれたように感じるとき、突如“〝怒り”〟が生まれるのは、仕方がありません。ただ、強すぎる“〝怒り”〟は、人の心やカラダをむしばむやっかいなエネルギーなので、なるべく普段から怒りを抱かないような生活を心がけるのがベスト。けれども、怒りを内側にため込むくらいなら、外に向かって吐き出したほうがいいでしょう。自分で自分をヒーリングして怒りのエネルギーを抜いてやったり、運動したり趣味に没頭したりして、なるべく平和的な方法で発散するのがおすすめです。新たなトラブルを作らないためにも、人にはぶつけないようにしたいですね。一番大事なのは、“〝怒り”〟を内側にため込んで、そのままにしないことです。内心では怒っているのに、怒っていない振りをしたのでは、その怒りの行き場がなくなってしまい、いずれあなたの心の深いところに沈んで「癒しポイント」になってしまいます。怒りを後生大事に抱えていると、人は不幸になりやすいとも言われていますから、なるべく速やかに出ていってもらうのが得策です。そのために、まずは怒りをきちんと見つめ、それがあることを認め、ヒーリングや浄化法を使って抜いていきましょう。では、次ページからは、人間関係で傷ついた自分の心を癒し、自分を好きになれる具体的な浄化法をご紹介します。

自分を好きになる浄化法①すぐに気持ちを落ち着かせたいとき基本のハートヒーリングまずは、傷ついた心を癒すヒーリングの基本である「ハートヒーリング」から始めます。胸に手を当てて呼吸をするだけで、気持ちが落ち着いてきます。いつでもどこでもできるので、やり方を知っておくととても心強い味方に。突然やってくる“〝傷つく瞬間”〟にも使えて心を癒してくれます。

自分を好きになる浄化法②自信を取り戻したいとき自分をほめるヒーリング基本のハートヒーリングを使いながら、人間関係で傷ついた自分をほめて癒していきましょう。深い胸の痛みを癒すときほど、自分をほめてあげることが大切。胸の真ん中に手を当てながら、優しい言葉で、自分に語りかけていきます。

〝あなたは、本当によくやっています。もっと自分をほめてもいいのです。あなたは、よく辛抱しました。厳しい環境の中で、よくがんばりました。自分にも、他の人にもよかれと思って、言いたいことを言わず、やりたいことをやらず、泣きたいときに泣かず、怒りたいときに怒らず、あなたなりの“〝愛”〟を発揮してきました。できるだけまわりに迷惑をかけないように、もの分かりのいい人であろうとして、あなたは、本当によくがんばりました。あなたは、よくやっています”〟

自分を好きになる浄化法③自分を責める気持ちを手放したいとき傷ついた感情のヒーリング人づき合いの中で辛いと感じたときに生まれた、さまざまな感情を浄化する方法です。いつもあなたは精いっぱいのことをしています。ただその陰で、本当は泣いたり怒ったりしたかった自分の感情を、隅に追いやったままになってしまっているかもしれません。どんな自分もそれでよいと認めてあげましょう!

自分を好きになる浄化法④傷ついた過去の自分を癒したいとき過去の自分と対話するヒーリング過去の出来事で傷ついた自分を癒していくために、瞑想をしながら、あなたが癒してあげたい過去の自分がそこに存在しているとイメージし、ヒーリングをしてあげましょう。過去の自分と現在の自分が出会います。

自分を好きになる浄化法⑤心の古傷を見つけたいとき癒しポイントを知る浄化法あなたは、自分にどんな「癒しポイント」があるか、気づいていますか?今からご紹介するのは、自分の癒しポイントを知る方法の一つです。正直、苦しくなるかもしれませんが、意外な発見もあるかもしれませんよ!

・イヤ(苦手)なこと・イヤ(苦手)な人・イヤ(苦手)な場所・イヤ(苦手)な言葉・人に言われたくない言葉・人に言われるとカチンとくる言葉・人に言われて傷ついた言葉・辛いシチュエーション・できれば避けたいシチュエーション・心配し、恐れているシチュエーション

自分を好きになる浄化法⑥心が傷ついてモヤモヤするときバラのイメージヒーリング愛の象徴とも言われる「バラ」を使ったイメージヒーリングです。日常の出来事で傷ついたり腹が立ったりして、モヤモヤした気持ちを浄化したいとき、気軽に使ってみてくださいね!ただ想像するだけですから、いつでもどこでも一瞬でできます。

自分を好きになる浄化法⑦自分の本当の気持ちと向き合いたいとき心の声を聴くセルフカウンセリング心を癒し、本来の自分の力を取り戻すには、誰かにしっかりと話を聴いてもらうことが役立ちます。カウンセリングの世界でいう「傾聴」にも似た、心に寄り添い“〝同伴する”〟聴き方です。これからご紹介する7つのステップは、“〝自分の心に同伴する”〟セルフカウンセリングの方法。静かな場所で、紙とペンを用意して、自分自身に質問し、答えを書いていくやり方です。しっかり自分に向き合い、答えを急がず、ひたすら胸にある思いを言葉にして、紙に書いていきましょう。書きにくいこともあると思いますが、反応の裏には、必ず「癒しポイント」が隠れています。それを無理に引っぱり出したり、つついたりするのではなく、自然に言葉として出てくるのを待つのです。すると必ず、心の根底には、前向きな気持ちや人への愛が流れていることに気づきます。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次