MENU

1  会計は経営のためにできていない!

 この章では会社の数字を見ることの問題点について、詳しくお話ししていきます。  損益計算書って、こんな風になっています。  売上         1000  経費 ①   △ 200  経費 ②   △ 200  経費 ③   △ 200  経費 ④   △ 200  利益           200  これを分析して何がわかるのでしょうか?  経費がどう使われているかしかわかりませんよね。  たとえば  売上 ①       200  売上 ②       200  売上 ③       200  売上 ④       200  売上 ⑤       200  経費             △ 800  利益               200  こんな感じに分析すれば、どんな商品が買われているかや、買ってくださるお客様の傾向や、今後の方向性などがわかるかもしれません。  しかし、会計はこうはなっていません。  ではなぜ、前者のようになっているのかというと、その会社や特定の業界独自の損益計算書を作ったのでは、他社と比べられなくなるからなんです。  しっかり認識していただきたいのは、もともと会計は、経営をよくするために作られたのではなく、財産を分配したり、お金を貸す先を決めたり、どこに投資するかを判断するためにできたものであることです。  だから、違う業種の会社でも比べやすいように、最初に書いたような書式になっているのです。  この書き方ですと、電気屋もうどん屋も同じ形になりますし、大企業も中小企業も同じ形になります。  それらのお店や会社が、同じわけがありません。  だから、会計なんかで経営がよくなるなんて思わないでください。  会計にできるのは、しょせんその程度のことなのです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次