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1章 不思議と部下がついてくる上司とは、どんな人でしょうか

はじめにあなたはできる上司でしょうか。

それともダメ上司でしょうか。

もうひとつ質問です。

「運気」をあげる上司でしょうか。

さげる上司でしょうか。

わたしは30年以上も管理者研修の現場講師をやってきました。

その経験で「運気」について感じたこと、学んだことをこれからお伝えしていこうと思っています。

多くの上司の皆さんは、できる上司でもないがダメでもないと思っていました。

「運気」については、あまり考えていませんでした。

ところで、「俺はできる部長だ。

なぜ研修に行かせるのだ」と不満げな人もいました。

でも社長はそう思っていませんでした。

たしかにいいところを持っているから部長にしたのでしょう。

しかしまだまだ未熟なところがあるから管理者研修に参加して、人間性や能力を磨いてほしいと願って研修に派遣していました。

またこんな課長もいました。

「俺はバカだ。

ダメ上司だ。

社長はいろいろ要求するができるわけがない」ことあるごとに、こう言って周りを煙に巻いている人でした。

その社長は、わたしにわざわざ電話してきました。

「いいやつです。

職人ですが腕はいいのです。

なんとか管理者の基本を教えてください」わたしは、バカでダメ上司だと言っている課長に、管理者の基本は何かを話しました。

部下を持つ身になった上司には大事な役割があって、さらに責任もあります。

リーダーシップを発揮し、部下を動かし、部門の目標や仕事を達成しなければなりません。

部門の成果が上がらなければ会社は成り立ちません。

会社は部門の集合体です。

部門の責任者である上司は、会社に対して責任があります。

それだけではありません。

部下を育てる責任もあります。

バカでダメ上司とみずから言っている人のもとで働く部下は幸せでしょうか。

おそらく困っていることでしょう。

部下は上司を選べません。

心のなかでは、できる上司のもとで働きたいと思っていることでしょう。

「ですから上司は部下に対しても、できる上司になる責任があるのです」こう諭したら、その上司は深く反省していました。

そして、あなたの意識と行動が、あなたも部下も職場もまるごと「運気」をさげていますよと言ったら、少し顔が青ざめ引きつっていました。

何か思い当たることがあったようです。

ダメ上司と開き直っている場合ではないのです。

それがようやく分かったようでした。

あなたはどうでしょうか。

ダメ上司でいいはずはありません。

できる上司であってください。

「運気」を高める上司になりましょう。

ところで、確認しておかなければならないことがあります。

上司になった人は幸運な存在であること、「運気」に恵まれた立場にあることです。

誰でもが、なれるわけではなく、選ばれた人なのです。

決してダメな人ではなく、ダメ上司でもありません。

ほとんどの人ができる上司なのです。

だから上司になったのです。

でもそれで満足してはいけません。

人間的に成長し続けることを、社長は期待しています。

そこで、もっとできる上司になっていただきたいと、「運気」をあげるにはどうしたらよいかと、研修でアドバイスしてきたことをまとめました。

上司とはどんな存在かを知ってください。

運の強い人なのです。

ですから自信を持って部下の心を引きつけてください。

さらに「運気」を引き寄せ、高める上司になってください。

「運」を開く高い意識があります。

その意識とは何でしょうか。

確実に「運気」を高める職場づくりがあります。

数多くの企業で証明済みの事例を紹介します。

以前、20代で研修に参加したKさんが、「運気」を高める良いことを実行して10年後に百人の会社の常務で活躍していました。

リーダーシップにより「運気」を招き寄せた人を何十人も知っています。

実績を出す上司の仕事はどこが違うでしょうか。

仕事の進め方、部下育成、人間的魅力つくりなどのテーマがあります。

成長する上司には心強いアドバイスとなることでしょう。

ベテランの上司には初心に返るきっかけにしてください。

読者が、「運気」を高める上司になって、見事な実績を上げられ、できる上司として認められますますご活躍されることを祈っております。

2016年6月

目次

なぜか不思議と部下がついてくる上司のルール88

目次

はじめに

1章不思議と部下がついてくる

上司とは、どんな人でしょうか1誰かの上司になれたあなたは幸運な存在です2上司には「運」を開く三つの大きな役割があります3模範となれば「運気」があがり部下も育ちます4人が喜んでついてくる上司って、こういう人です5すぐできる、気力を高める技があります6健康と体力は、摂生と不断の努力です7専門バカとなってはいけません

2章部下を引きつける習慣と行動ができていますか

8どんなときに部下の心は離れるでしょうか9明るい上司と暗い上司のもっとも大きな違い、「運気」とは10上司の笑顔に心が引きつけられます11あいさつに表れた品格には説得力があります12お辞儀とアイコンタクトの模範になりましょう13部下の心に残った感謝の言葉14身だしなみに表れる品性と信用15気配りの声かけを部下は待っています

3章自然とうまくいく人の意識と考えかた

16感謝の心から始まります17人間学の高い価値観を学ぼう18「脚下照顧」の帰属意識を持ちましょう19自責の精神を持とう20利他の精神は心の器を大きくします21プラス思考の活用法とマイナス思考の活用法22潜在意識の活用法23高い志は「運」を呼び込みます24顧客満足と感動を呼び起こそうコラム尽きない上司の悩み解決術1新入社員を辞めさせないためには

4章部下が結果を出すチームの作りかたとは

25「運気」を高める職場づくり26チームの心を一つにしよう27業務命令を正しく使いましょう28業務命令の重い意味を誤解されない言いかたがあります29「命令」と「指示」の出しかたとは30あなたの上司はお客様なのです31他部門を味方にする連携方法32会社の目標に大きく貢献すると人生が変わります33トラブル処理は上司力をつけるチャンス

5章部下とのコミュニケーションは難しくない

34情報が入りやすくなる方法35部下のミスを防ぐシンプルな第一原則36部下に正しく情報を理解させるには逆質問が効果的です7つの基本確認(5W2H)で正確な情報が伝わります38メモを取らせると部下の頭脳が鍛えられます39「報、連、相」より「命、報、連」を徹底しよう40メールの落とし穴にはまらないように

6章部下の報告と状況把握はもっと真剣に取り組みましょう

41仕事の完了チェックは、だいたいで安心してはいけません42報告の少ない部下から聞いていますか43報告を受けるときは、客観的事実を見抜いてください44スピード感ある報告を求めましょう45報告を受ける上司に問題があります46良く見せたいという思いが入った報告は逆効果です47失敗の報告に価値がありますコラム尽きない上司の悩み解決術2年上の部下を気持ちよく働かす

7章部下を戦力にすることこそ上司の最大の仕事

48教育の本質を理解すれば効果抜群です49指導をやりやすくする細分化方式50レベルアップした仕事を教えましょう51鈍感な部下には手順をはっきり示しましょう52良い仕事をさせたかったら高い価値観を説いて聞かせよう53修正してこそ、断トツの製品とサービスが誕生します54部下を注意するのは上司のためです55叱ることで危機意識を植えつけましょう56誉めて力を引き出そう

8章チームに「運気」を招き寄せる上司の行動とは

57強い軍団を作ろう58夢を語ろう59一期一会の精神でいこう60大義を掲げて前進しよう61リーダーシップで上司を動かそう62責任をとる姿勢が、部下の信頼を得られます63最後まであきらめずにやり通しましょう64士気を高めるメッセージは「君が必要だ」です

9章些細な違いだが、結果を出す上司はここが違う

65仕事のスピードは早足から生まれます66時間感覚を鋭くするには、時間の見積もりです67囲碁、将棋が強い人の特徴は、先の先まで考えた手を打つことです68パーティに遅れた素敵なケーキより、間に合うケーキがありがたい69工夫改善とは業務の洗い出しです70目ざとく問題発見をしよう71現場の声をよく聞き、フォローを徹底しましょう72アイデアで勝負できる力をつけよう73社長や役員の補佐を意識しようコラム尽きない上司の悩み解決術3部下を公平に評価するためには

10章部下の心をつかむ人間的魅力の磨きかた

74好かれる人の放つエネルギーとは何でしょう75人が慕い寄ってくる豊かな人間性を持とう76恕の精神は、日本の心、誇りです77心の余裕は譲ることから生まれます78陰徳あれば陽報あり79言い訳は無用、「義を見て為ざるは勇無きなり」です80喜怒哀楽は魅力の源泉になります権限を委譲できる器を持とう82一貫性のある行動に信頼が集まります

11章自己啓発が人格を高め「運」を開きます

83ベンジャミンに学び、良い習慣を増やそう84眼に光が宿るほど、偉人伝を読もう85社外の友人から学ぼう86自分の弱点を理解していますか?87長所をどう伸ばしたらよいでしょうか88教養を身につけよう

1誰かの上司になれたあなたは幸運な存在ですあなたには部下がいて、上司として仕事をしています。

そのことをどう思っていますか。

恵まれていると思っていますか。

それとも毎日が大変で、できれば上司の立場から降りたいと思っていますか。

恵まれていると思っていれば、あなたは幸せです。

そして上司という立場を大切にして、目の前の仕事に全力を出し、「運気」を高めてください。

しかし、そうではなく、つらい、やりたくない、なんでこんな目に遭うのだと思っていたら、不幸なことです。

こういう人は日頃会社や仕事の不満を口にしています。

もしこんな思いで仕事をしていたら、「運気」はさがり行き詰まってしまいます。

脅しでも冗談でもなく、本当の話をしているのです。

なぜならそういう事実をたくさん見てきて、行き詰まっている人の心のケアを30年にわたっておこなってきた経験があるからです。

ケアするとき、もっとも強調することがあります。

そもそも上司とは幸運な存在です。

もし、あなたが不満を口にし、つらい思いを持つとしたら、まずそれに目を向けるのではなく、幸運な立場にあることに目を向けてください。

上司、つまり部下を持つ立場になれない人は圧倒的に多いのです。

そういうなかで、あなたが上司という選ばれた存在であることは、間違いのない事実なのです。

選ばれていない人から見れば、うらやましい存在です。

あなたの部下にあなたより経験のある年上の人がいるとすれば、その人は少なからずあなたのことを幸運な人だと思っているに違いありません。

不満で心がいっぱいだと、周りが正しく見えなくなります。

自分だけがひどい目に遭っていると思い込みます。

心理的に追い込まれると持っている力を出し切れなくなります。

あなたは「運気」を高める上司になりたいと思っているはずです。

そのためには、まず正しく自分を肯定することです。

幸運な存在であり、うらやましい存在であること、ですから必ず道は開けると自信を持つことで「運気」が上昇を始めます。

つらい気持ちで仕事をしていたら、「運気」はさがり行き詰まります。

幸運な存在、うらやましい存在だから、必ず道は開けると自分を肯定しよう。

2上司には「運」を開く三つの大きな役割があります部下は上司を選ぶことはできません。

あなたも部下を選ぶことができません。

上司と部下の関係は、ある意味で運命的な出会いといえましょう。

そして、上司であるあなたは部下の人生を少なからず左右しています。

できる上司のもとにいる部下は幸せでしょうし、そうでない場合は不幸とまではいえませんが苦労することでしょう。

上司の役割は、仕事を通じて部下をより良い人生へと導いてあげることではないでしょうか。

できれば「運気」を高める上司になり、部下の「運」を開き幸せにすることです。

具体的な仕事としては物を作ったり、売ったり、サービスしたりと様々な業務の成果を上げていくことです。

それはまさに部下との人間関係の中で進めていきます。

上司は、第一に部門運営の責任を負う役割があります。

部長、課長は部下を統率して、会社の方針に従い、部や課の目標を達成しなければなりません。

目標が達成できず、部門が赤字を出していれば、いずれその部門は存立できなくなります。

その前に、その責任者は交代させられるでしょう。

上司には、部下を含めて部門の仕事と結果に対するすべての責任があります。

第二に、部下育成の役割があります。

部下がダメだったから、結果が良くなかったでは済まされません。

部下のミスも上司のミスであり責任となります。

したがって、仕事ができるように部下を育てなければなりません。

部下に仕事のやりかたを教え、間違いにきづかないときは注意してください。

手抜きするようなら厳しく叱りましょう。

もちろん頑張って良い結果を出したら、心から喜んで誉めてください。

部下のヤル気を引き出し育てるのは上司の重要な役割です。

第三の役割として、あなた自身の上司の補佐をしてください。

いつまでも自分の担当業務だけで満足していると成長できません。

上級上司の仕事を学び、意識して補佐をしていくと、自然にあなたの仕事能力は向上します。

部門運営、部下育成、上司補佐、この三つの役割を常に心に刻んで行動すれば、「運気」を高め、必ずできる上司だと言われる存在になります。

とくに最近は、上司に何かをしてもらおうと考える人が増えています。

そうではなく、上司の補佐ができる人になってください。

上司の役割は、仕事を通じて部下をより良い人生へと導いてあげることです。

部門運営、部下育成、上司補佐、この三つの役割を意識して「運」を開きましょう。

3模範となれば「運気」があがり部下も育ちます部門の業績を上げるためには、上司であるあなた自身が頑張ることが第一です。

しかしそれだけでは充分ではありません。

当然のことですが、部下にも頑張ってもらわなければ部門としての成果は良くなりません。

部下を「仕事ができる人材」に育てなければ、部門は良くなりません。

そこで、上司の皆さんは一生懸命に部下を育てようと努力しています。

しかし、これが難しいと皆さんは言います。

でも、そうではないのです。

部下を育てることを難しく考えないでください。

当たり前のことをやりましょう。

模範となれば良いのです。

人一倍働いている姿を示すことです。

朝一番に出社している上司がいます。

この部門は部下も早く出社しています。

上司が、掃除や整理整頓をやっています。

部下もよく掃除をして物の整理ができています。

朝、上司が大きな声であいさつをしています。

部下もつられて大きな声であいさつを返します。

品質管理がいちばん厳しい上司のもとには、品質に妥協しない部下が育ちます。

部下に、ああしなさい、こうしなさいと言っても、結局は上司を範とします。

上司が言ったことを自らやっていなければ、部下はこんなものでいいのだと思います。

上司はあのように言うけれどやっていない。

だからやらなくていいのだと思います。

上、3年にして下を知り、下、3日にして上を知る。

上司は部下を理解するのに3年もかかるけれど、部下はわずか3日で上司の本質を見抜くという恐ろしい言葉です。

上司の地位に胡坐をかいて油断していると、部下はしっかりと上司の言動を見ています。

部下が上司の働く姿を見て、「上司は立派だ。

あのようになりたい」と思えば、模範といえます。

あなたの「運気」の上昇が伝わり、部下も職場も「運気」があがります。

人間的に尊敬される上司をめざしてください。

仕事の手を抜かず、やるべきことをしっかりとやり切りましょう。

部下は上司の様子見をしています。

まず部下には働く模範を示しましょう。

部下を「仕事ができる人材」に育て部門を良くしましょう。

難しく考えないで、模範となれば「運気」があがり、できる部下に育ちます。

4人が喜んでついてくる上司って、こういう人ですあなたが上司になる前は、どんな上司についていきたいと思ったでしょうか?困難にぶつかると、何かと理由をつけて逃げてしまう上司でしょうか。

気力に欠けて、いつもヤル気が感じられない上司でしょうか。

愚痴が多く、マイナス思考をする上司でしょうか。

そうではなかったはずです。

このような上司を見て、軽蔑していませんでしたか。

今、あなたはどうでしょうか?困難にぶつかっても、「必ずできる」「できる方法を考えよう」と思っていますか。

あきらめずに不可能を可能にするのだと意欲的に取り組んでいるでしょうか。

心身が健康でしょうか。

心も肉体も若々しく健康で、気力、体力、知力があるでしょうか。

「さあ、今日も元気いっぱい仕事をしよう」こう、明るく爽やかに部下に接していますか。

なかなか、こうはいかないと思います。

でも、それに近づく方法があります。

愚痴はやめてください。

愚痴の多い人にはテンションをさげられてしまいます。

ヤル気が落ちてしまいます。

愚痴はつい出てしまうものです。

気がついたら、その2倍多くプラスの言葉を言いましょう。

「愚痴はいけない。

さあ、やるぞ」「工夫すれば、道は開ける」「きっとできる。

心配いらない」明るく元気にこう言うのです。

言葉にして、声に出して、なんども繰り返してください。

すると、部下にとっては、上司であるあなたが頼もしく映ります。

頼りがいのある人に思えます。

困難に挑戦するヒーローに見えます。

そういう人に喜んでついていきたいと思います。

「運気」もやはりこういう人に集まります。

あきらめない上司、不可能を可能にする上司についていきたいと思います。

明るく爽やかな上司は魅力的で、「運気」も集まり喜んでついていきたくなります。

5すぐできる、気力を高める技があります朝、起きて、スッキリしていますか?今日も元気に働くぞ!こう一日の出発をしましょう。

でも、こんな日ばかりではありません。

元気のないときもあります。

ヤル気がしないときもあります。

上司の立場なのに、いけないと分かっていても、気持ちがついていきません。

気力を高める技を身につけましょう。

気力のある人はそれなりの努力をしているのです。

あなたの周りを見回してください。

気力のある人はどんな人でしょうか。

ボソボソ声の人がいます。

気力を感じませんね。

元気ハツラツとした声の人がいます。

グイグイとこちらが引っ張られそうです。

気力があふれているように見えます。

そうです。

まず大きな声を出してください。

心の状態は声に表れます。

心が元気であれば元気な声になります。

そして大きな声は心に影響します。

元気な声を出していると、心が元気になるのです。

野球やサッカーで応援するとき、大きな声を出すのは選手に元気になってもらいたいからです。

気力を出して勝利してほしいからです。

笑顔も気力を高めます。

ファストフードの店員さんから笑顔をもらって元気になったことはありませんか。

自宅の鏡の前で10回笑顔を練習してみましょう。

音楽は気力を高めるサプリメントです。

あなたの好きな元気の出る音楽を聞きましょう。

テンポのいい、イキイキと動きたくなる音楽は最高の気力増強剤です。

必ず何曲かをスマホにダビングしておいて、気力を高めるために通勤途中で聴きましょう。

職場に入るときは、気力にあふれた戦闘モードを作り上げておきましょう。

あなたは気力にあふれた上司になっています。

さあ、部下に気力を吹き込み元気にしましょう。

職場でいちばん大きな声で、「おはようござます」とあいさつしてください。

部下に、「今日も元気に働くぞ!」と、笑顔で声をかけてください。

元気のないときもあります。

気力を高める技を身につけましょう。

大きな声、笑顔、そして音楽サプリを活用しよう。

6健康と体力は、摂生と不断の努力です風邪を引きやすい、身体がだるいなどで困ったことがありませんか。

大事なときに体調を悪くして、仕事に支障をきたしたことがありませんか。

入社以来、体調が原因で会社を休んだことが一度もないという人は、人には見えない努力をしています。

ゲーム業界のトップを走る上場企業で、42歳の若さで社長になり天才的な業績を収め、腫瘍に侵され55歳で惜しまれつつ亡くなった人がいました。

24歳で歌手としてメジャーになり作詞、作曲もおこない、若手歌手を育て実業家としても活躍した人が46歳で喉頭がんとなり声を失いました。

有名人だけではなく、企業で活躍していた中堅幹部の人が、糖尿病やがんなどで入院したり亡くなったりした話を、これまでなんと数多く聞いたことでしょう。

病気や死という不幸は突然襲ってくるように思いますが、そうではなく、前々から原因となる悪い生活習慣があったのです。

ですから成人病が、生活習慣病と言い換えられました。

病気は人生を大きく狂わせます。

病気にならない身体づくりをしましょう。

体調を悪くしないことも大切です。

体調が良くないと上司としての役割も果たせなくなります。

入社以来、30年間一度も風邪を引かなかったし、体調不良で休んだことがないという部長がいました。

この人は必ず階段を歩きエスカレーターには乗りません。

タバコは30代でやめて、酒はほどほどにして早寝早起きを心がけているそうです。

食事と運動と睡眠が健康の秘訣だと、いろいろと工夫して努力をされています。

食事は偏食しないで、野菜や肉、魚などバランスよく摂り、運動はよく歩き、週に一度は筋トレをやり、夏は水泳、春と秋は登山に親しんでいました。

あなたは生身の身体だから、体調を悪くすることもあると考えていませんか。

たしかに体調不良や病気は、仕方のないことかもしれません。

しかしあえて申し上げます。

健康と体力は、あなたの生活習慣で培われます。

方法を知っているだけでなく、日々の習慣の積み重ねが「運気」を左右するのです。

病気や体調不良には、前々から原因となる悪い生活習慣があったのです。

適切な食事と運動と睡眠が健康の秘訣です。

7専門バカとなってはいけません上司は部下を引っ張り統率しなければなりません。

そのため仕事を教えます。

これには高い専門知識と技術が必要です。

そうでないと部下にバカにされないかと心配することになります。

経験のない部署に異動したとき、こういう悩みを抱える上司が多くいます。

部下の仕事を見ていて、少しおかしいなと疑問に思っても、何も言えないのです。

部下にこうしてほしいと要求しても、「それはできません。

なぜならこういう理由からです」と反論されると、やはり何も言えなくなり、要求を引っ込めてしまうのです。

長年担当してきた業務について部下が詳しいのは当たり前です。

専門知識が豊富で技術が高いのも自然なことです。

ここで注意が必要なことがあります。

部下は専門バカになっていることがあります。

自分のところはよく見えるのですが、周りが見えなくなるのです。

つまり会社全体や社会の変化に気づかないことがあります。

上司としては変化に対応した仕事を進め、その対策の手を打っていかなければなりません。

しかし、部下が専門バカになって、新しい対策に反対すると、上司も自分に自信がないので、部下の意見にそうかと納得してしまうのです。

結果として対策が遅れ、大きな損失を生むことになります。

専門性を磨けとよくいわれます。

たしかにこれは大事なことで、部下より上司が専門性を高く持っていたほうが、部下を指導しやすいでしょう。

しかしだからと言って専門バカになってはいけません。

むしろいろんな分野の知識を持っていたほうが、専門知識をより有効に生かすことができるのです。

コンビニの、在庫を持たず売れ残りをゼロにするという発想は、製造業のその日に使う分だけ部品を納入させるという管理方法から学んだシステムです。

工夫改善や新しいシステムなどは、雑学から生まれます。

専門知識は部下に負けても、自信をなくさないでください。

上司にとって重要なことは総合判断力なのです。

部下の専門知識を生かすためにも幅広い視野を持って学び判断していきましょう。

部下の専門バカの判断に流されないように注意しましょう。

雑学は工夫改善や新しいシステムに生かされます。

 

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