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1 禁煙セラピーにようこそ

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どうして禁煙は難しいのか

タバコは簡単にやめられる はじめに、キツパリといっておきます。 「タバコはやめられます。しかも、簡単に― もちろんあなたもです」 私は、今でこそ禁煙コンサルタントという職業に就いていますが、かつて33 年もの 間は、どうしようもないヘビースモーカーでした。少ない日でも60本、多い日には 100本も吸っていたのです。さすがにそれではマズいと思い、禁煙に何度も挑み ました。あるときは、最長で6ヵ月間禁煙できたことがあります。ただしそのときは、 タバコが吸いたいイライラと必死に戦う毎日でした。タバコを吸っている人のそばに 行って煙を吸ったり、出かけた先ではわざわざ喫煙席を選んだりもしました。しかし、 とうとうガマンの限界に達し、「タバコを吸わずに生きるくらいなら、タバコで健康 を害して死んだほうがマシだ」と開き直ちてヘビースモーカーに逆戻りしました。

そんな私が「禁煙に成功した」と聞けば、おそらく誰もが「相当苦労したに違いない」 と思うことでしょう。ところが、いとも簡単にタバコをやめられました。そう、禁煙 は簡単にできます。あなたはただ本書を読み、私の指示を正しく理解し、従うだけで よいのです。

ガマンは長く続かない

世間ではよく「タバコをやめようとするとひどい禁断症状に悩まされる」というよ うなことを耳にします。そして、多くの人がそれを信じ込んでいます。そのため、心 の片隅では禁煙したいと思っていても不安が先に立って、なかなか行動に移せないの です。何を隠そう、私自身がそうでした。禁煙の禁断症状を乗り越えるには、ガマン が必要で、ガマンし続けるためには強い精神力で挑むのが王道だと思い込んでいたの です。事実、私が失敗したいくつかの禁煙法は、スタート時にはまるでエベレストに でも登るかのような決意を持たねばなりませんでした。「今度こそ必ずやめる」と強 い意志で禁煙を始めたにもかかわらず、2〜3週間もすると無性にタバコが吸いたく なり、失敗に終わるというパターンを繰り返していました。そんな私ですが、今ではタバコを全然恋しいと思いません。全く吸いたくならない のです。かつては自他共に認めるほどのヘビースモーカーだった私ですが、様々な禁 煙法を試みた末に「禁煙がどうして難しいのか」を理解することで、肉体的苦痛を味 わうことなく簡単にタバコと無縁の人生を手に入れることができました。本書でその 具体的な方法を伝授します。私の指示に従えば、あなたも同じように一生タバコとお 別れできるはずです。しかもこの方法(禁煙セラピl①)には、エベレストに登るか のような決断力もガマンを継続する屈強な精神力も必要ありません。

瘍禁煙セラピl③は、ガマンの必要がない

従来の禁煙法は、健康面や金銭面に与える喫煙のマイナス要因をあれこれと並べ立 てておいてから、「一定期間タバコを吸わずにガマンすれば喫煙の欲求は消え去る」 と説くものが一般的でした。この方法は、 一見論理的ではありますが、そうそう容易 に実践できるものではありません。それもそのはずです。人間の心理は、何かを禁じ られれば禁じられるほど、その対象について強く考えてしまうようにできています。 気合と根性でガマンを貫く禁煙法が長続きしないのはそのためです。また、ガマンを強いる禁煙法は、実践中も常にタバコの影におびえて過ごすことに なります。例えばあなたが、禁煙して浮いたタバコ代でどこかに旅行に出かけるとし ます。ところが本来楽しいはずの旅行が、あなたのガマンの上に成り立っているため、 なんとなくもやもやした気持ちがつきまといます。場合によっては、「タバコをガマ ンしながら旅行しなくちゃいけないのか」と考えてしまう人もいるでしょう。また、 「旅先で、ついついタバコに火をつけてしまわないだろうか。果たしてガマンが続く だろうか」「禁煙のイライラで同行者に不快感を与えないだろうか」という不安を抱 くかもしれません。しかも失敗すれば、「自分は意志が弱いから禁煙なんてやっばり 無理だったんだ」という新たな悩みを増やします。 一方、″禁煙セラピIQ″では、本書を読むだけでタバコを吸うことにメリットを感 じなくなるため、「タバコが吸いたい」「タバコなしでは生きられない」という気持ち が心の中から消え去ります。ガマンせずとも、自らタバコと縁を切ることができるの です。しかも、本書を読み終えるまでは、タバコをやめる必要はありません。なんの 準備もせずに禁煙を始めると、かえって喫煙の欲求が強くなってしまうからです。 まずは、あなたが今まで喫煙や禁煙に対して抱いていた余計な思い込みを捨てまし ょう。心を開いて本書を読んでください。

タバコにメリットはない

″禁煙セラピl c″のメソッド

″禁煙セラピIQクは、次のようなステツプで、あなたを簡単に禁煙成功に導きます。 詳しいことはこれから徐々に解説していきますので、ここではあまり難しく考えずに ウォーミングアツプのつもりで読んでください。 ① まずは、あなたがタバコをやめたい理由を全て忘れてください タバコをやめたほうがいい理由は、自分でも嫌というほどわかっているはずです。 けれどもやめられないから困っているのではありませんか?・だったら、そんな理由 を探すのはやめてしまいましょう。それよりも、自分自身にしっかりと向き合い、「ど うしてタバコを吸いたくなるのか?」「本当にタバコを吸う必要があるのか?」につ いて考えることが大切です。② 3つの問いを自分に投げかけよう Ql)タバコはなんのためになるのか? Q2)本当に喫煙を楽しんでいるのか? Q3)大金を払ってまでタバコを口にして、体を痛めつける必要があるのか? 喫煙者の多くは、自分でも気づかないうちにタバコを吸うことになんらかの正当性 を与えようとして、様々ないいわけを述べますが、それらは全て幻想です。本人も勘 づいてはいるのですが、それを認めたくないのです。本書を読み進めていけば次第に その幻想から解放され、「タバコをやめたら人生がつまらなくなる」という思い込み が消えます。それどころか、「禁煙で失うものは何もない」「タバコを吸わないほうが、 もっと楽により人生を楽しめる」ことを実感し、残りの人生をタバコに煩わされるこ となく過ごせます。

・巾吸いながら「やめたい」と思う不思議

よくよく考えると喫煙とは、実に不思議な行為です。喫煙経験者のほとんどが、タバコを吸いながら、「タバコをやめたい」と考えています。つまり、心のどこかで喫 煙を続けることは、自分にとって決してプラスにはならないことをちゃんと自覚して いるのです。でも、やめられない。喫煙を心から楽しんでいるわけではないのに、ま たタバコに火をつけてしまうのですからおかしな話です。 そこで私から質問します。「もしもあなたがタバコを吸い始める前に戻ることがで きるとしたら、またタバコを吸いますか?」これには、迷わず「ノー」と答えるはず です。これから、禁煙しようと思っている人なら当然のことです。では、「あなたは 子供に喫煙を勧めますか?」とたずねたら?・もちろんこれには、「まさかそんなこ とをするわけがない」と答えるでしょう。それなのにあなたは、どうしてそんなもの を吸っているのでしょうか?

ガマンの喫煙法は失敗を招く

あなたがタバコを吸い続けている理由。それは、ニコチン依存(中毒)だからです。 例えば、タバコを吸い終わってそれほど時間がたっていないのに、「どういうわけだ か、やたらとタバコが吸いたくなる」「タバコが吸えない場所にいるときほど、タバコのことばかり考えてしまう」という経験はありませんか? これに対して「ある」と答えた人に、「どうしてだと思いますか?」とさらに質問 すると、かなりの割合で「喫煙が習慣になっているから」と答えます。でも、喫煙が 単なる習慣だったら、その人はとっくに禁煙できているはずです。なぜなら、習慣は 時と場合に応じて、比較的簡単に変えられるからです。「でも、習慣って簡単に変え られないでしょう?」と反論したくなるかもしれませんが、よく考えてみてください。 通い慣れた道がたまたま工事中だったとき、「ここを通るのが習慣だから変えられな い」と思うでしょうか? そうではないはずです。寝る前の読書が習慣になつている 人でも、旅先で歩き回ってクタクタなときには、本を読まずに眠りに就くのでは? タバコを吸っているときは「やめたい」と思い、吸っていないときは「吸いたい」 と思ってしまう。このように自分の意志ではどうにもコントロールできない状態は、 単なる習慣ではありません。吸っているときも吸っていないときもタバコから逃れら れないのは、まぎれもなくニコチン依存(中毒)であることを受け入れましよう。そ れが禁煙成功への第一歩になります。これが理解できれば、禁煙に精神力で立ち向か うことが無謀だと気づくはずです。また、「禁煙できないのは、自分の意志が弱いか らだ」「タバコに依存する自分はダメなヤツだ」などと悩む必要もなくなります。

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