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労働分配率ではなく、労働生産性の発想で経営を考える。
労働に関する指標には、「労働生産性」と「労働分配率」の2つがあります。
労働生産性は、どれだけの人件費を使って何倍の粗利益を稼いだかを表し、数字が大きいほど1人あたりの稼ぎが大きいことを示します。
一方、労働分配率は粗利益に占める人件費の割合を示し、数字が小さいほど少ない人件費で粗利益を稼いでいることになります。
私は、「経営者は労働分配率ではなく、労働生産性の発想で経営を考えてください」と伝えています。
なぜなら、労働生産性は、社員にとっては頑張って生産性を高めれば利益が増えて給与が上がるというイメージがしやすくなり、会社としても積み上げ的な発想がしやすくなるからです。
一方、労働分配率で考えてしまうと、得られた利益をどう分配するかという「利益をよこせ!」という発想が主になって、利益を最大化するための発想がしにくくなります。
「儲かる組織に作り変える」より
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