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高収益型事業構造をつくる

理念・ビジョンをかかげ未来像を実現するためには、高収益型の事業構造をつくらなければなりません。

(1)社長は、未来と決定・利益に対して責任を負い、(2)社員には、方針に基づいて実施することを任せます。

サービス力は人間力・社員力です。社員力は社員教育によって培われます。社員教育は環境整備と現場・人間力で差別化すると、他社は真似できません。

真似するにしても5〜10年はかかります。戦略とは、方向性とか順番です。何が1番で、何が2番か。トップのみが決定できます。

経営者の戦略が誤っていると、人の倍、働いても利益は出ません。会社をつぶすこともあります。

戦略が正しいと、遊んでいても利益は出せます。

したがって、正しい戦略で人の4倍(1日14時間、月360時間の労働時間と人一倍頭を使う)働けば、利益を絶対出せます。

戦術とは、やり方・道具です。全社員が戦術に頭を使わないといけません。トップも新入社員も関係ありません。戦術で全員参加型経営を目指す。

社員の創造性を育てるものなのです。目標とは、手に入れたい結果、つまり「数字や表」です。夢に数字と日付を入れる短期と長期があります。

人は目標を持つと頑張れますよね。戦略・戦術がうまくいっているかどうかは、目標とチェックすることにより検証されます。これを管理するとも言います。

管理とは、成果が上がるように部下にやらせることです。

目標と結果とが違う理由は2つです。

①社長の立案した戦略・戦術が間違っていた②社員が社長の方針をその通りに実施しなかったこのいずれかでしかありません。

したがって、社員は、社長の方針どおりに実施しなければ、社長は自分の間違いに気づきません。戦略はトップダウン、戦術はボトムアップ、両方のバランスをとって経営するのが秘訣なのです。

目次

あとがき

我々中小企業では、経営計画書を作成しても計画倒れに終わってしまうことが多いのです。

その理由として、第1番目にあげられることは、社長自身が本気になってつくっていないことです。

第2番目としては、経営計画書の中に運用とチェックのシステムがないからです。

我々の経営計画書は、経営コンサルタントの一倉定先生の考え方を基本とした、「社長が自らの手でつくるわかりやすい」経営計画です。

ですから、社長が本気になって実行できるものです。

そのために数字も上2桁とか上3桁で表示します。

また方針も全社員に徹底することが目的ですから、やさしく、短く、わかりやすい文章で表現しています。

そして、作成された数字は、毎月計画と実績を累計でチェックしますから、つくりっぱなしということはありません。

私たちの経営計画書には社長への経営に対する想いが文章と数字で魂として入り込んでいます。

1人でも多くの経営者の方に経営計画書を作成してもらって、会社を発展させ、1人でも多くの社員を幸せにしてもらいたいと願っています。

著者紹介古田圡満(こだと・みつる)公認会計士・税理士。

税理士法人古田土会計代表社員。

1952年生まれ。

法政大学卒業。

「中小企業の経営に役立つことこそ、会計事務所としての社会的使命」が持論。

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