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花粉症は1日で治る!心得

  1. 【花粉症心得】花粉症でお困りの日本人 4000万人もいる。
  2. 【花粉症心得】私は東大名誉教授で農学博士、さらに東大の微生物学博士の小柳津広志。肩書きを見ると非常に権威的で近寄りがたく思われるかもしれませんが、そんなことはまったくありません。ただ、ほんの少し自己紹介させていただけますと、じつはアレルギー治療では世界一詳しいと自負しております。また、腸内微生物と微生物系統進化の分野で引用度の高い英語論文を多数発表しているため、微生物分類学と微生物生態学の分野では、日本よりも世界で知られる存在である。
  3. 【花粉症心得】花粉症の人には毎日ゴボウを食べることをおすすめする。ゴボウを食べれば間違いなく花粉症は治る。ただし、完璧に治すためには大量に食べる必要がある。
  4. 【花粉症心得】毎日ゴボウを食べることをおすすめする。目安は1日1本。腸活を促し、炎症を抑えることで花粉症はほぼ100%治る。
  5. 【花粉症心得】花粉症は炎症の一種であり、毎日ゴボウを1本食べることで腸活を促し、炎症を抑える。年齢や性別を問わず、花粉症はほぼ100%治る。
  6. 【花粉症心得】花粉症は炎症の一種であり、炎症を抑えるメカニズムを知ることによって、年齢や性別を問わず治すことができる。
  7. 【花粉症心得】その治療法のカギを握るのが「酪酸菌」である。酪酸菌はだれもが大腸に「飼って」おり、その働きを活発にするには「フラクトオリゴ糖」という水溶性食物繊維をエサとして与える必要がある。
  8. 【花粉症心得】ゴボウを食べることで腸内細菌の働きを改善し=「腸活」(大腸の働きを活発にすること)、花粉症による炎症を抑えることで花粉症はほぼ100%治る。
  9. 【花粉症心得】目安としては毎日ゴボウ1本を食べること。もちろん、毎日続けるのは簡単ではない。
  10. 【花粉症心得】花粉症の人には毎日ゴボウを食べることをおすすめする。ゴボウを食べれば間違いなく花粉症は治るが、完璧に治すためには大量に食べる必要がある。
  11. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖が最も多く含まれ、最も手軽に食べられるのが、食物繊維の王様であるゴボウである。
  12. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖はゴボウだけでなく、たまねぎ、にんにく、ネギ、アスパラガスなどの野菜にも含まれている。
  13. 【花粉症心得】新鮮なヤーコンには100グラムあたり13グラムのフラクトオリゴ糖が含まれており、ゴボウの6グラムをはるかに凌駕している。
  14. 【花粉症心得】キクイモ100グラムにはフラクトオリゴ糖が15グラム含まれているが、八百屋では入手が困難である。
  15. 【花粉症心得】花粉症対策の市場規模は、わかっているだけで1000億円を超える。しかし、そのうち9割の対策は意味をなしていない。
  16. 【花粉症心得】極端な話、酪酸菌にフラクトオリゴ糖をエサとして与えるだけで、理論的にはたった6時間で花粉症が治る。花粉症の強度によって個人差はあるが、本当に1日で治ることもある。
  17. 【花粉症心得】最初に思いついたのは腸内の酪酸菌を増やすことだった。腸内フローラの研究で、フラクトオリゴ糖が酪酸菌を増やすと知っていたからである。
  18. 【花粉症心得】私自身の花粉症と蕁麻疹(アトピー性皮膚炎)もすぐに治った。それだけでなく、下痢の症状も無くなり、痔もすぐに治った。
  19. 【花粉症心得】うつ病について調べを進める中で、ケンブリッジ大学精神医科学長のエドワード・ブルモアの著書『「うつ」は炎症で起きる』(エドワード・ブルモア著、藤井良江訳/草思社)を見つけた。
  20. 【花粉症心得】その時、「花粉症」と「うつ病」が「炎症で起こる病気」としてつながった。実は、人の気分も炎症で「落ち込み」、炎症が抑えられると「爽快」になる。炎症の抑制は、腸内フローラの一つである酪酸菌が行う。
  21. 【花粉症心得】私の「気分」も「鼻のむずむず」も、大腸の酪酸菌によって決められていた。
  22. 【花粉症心得】アトピー性皮膚炎やうつ病は、食べたものに含まれるミネラルやビタミンの不足でも悪化することがわかった。栄養状態が悪いと活発に動けず、疲れやすくなる。悪化したアトピー性皮膚炎では、皮膚の再生に大量のタンパク質が必要である。
  23. 【花粉症心得】からだを作るために必要な栄養素は、「必須アミノ酸」「必須脂肪酸」「ビタミン類」「ミネラル類」である。さらに、エネルギー源として「タンパク質」「脂質」「糖質」、そして大腸の腸内フローラを整えるための「食物繊維」を加える必要がある。
  24. 【花粉症心得】糖質過多の食品はビタミン類やミネラル類をほとんど含まないため、糖質制限をすることで栄養バランスが抜群に良くなる。
  25. 【花粉症心得】ほぼ全員の血糖値ヘモグロビンA1cは数か月で正常になり、驚くことに認知機能も向上する。軽度認知症の方も、周囲が驚くほど改善された。
  26. 【花粉症心得】認知症、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病も炎症が原因の病気であることにたどり着いた。アルツハイマー病では脳の免疫細胞が神経細胞を破壊する炎症が起こり、心筋梗塞や脳梗塞は血管や心臓に高血糖などによる炎症が原因となる。糖尿病も肥満などによる全身の炎症反応から発症する。
  27. 【花粉症心得】腸内細菌の生態系は正確には「腸内細菌叢」と表現するが、一般の方には馴染みがないため、あえて「腸内フローラ」としている。
  28. 【花粉症心得】花粉症とアトピー性皮膚炎は、最もよく知られたアレルギー疾患である。
  29. 【花粉症心得】20年ほど前、日本人の3割が花粉症という結果だったが、現在では約4割が花粉症であるという調査報告が出ている。
  30. 【花粉症心得】アトピー性皮膚炎と喘息も合わせると、2人に1人がアレルギーを持っている。日本健康増進支援機構の調査によれば、1970年代以前はアレルギーを持つ人はほとんどいなかった。
  31. 【花粉症心得】『あなたの体は9割が細菌』(アランナ・コリン著/河出書房新社)では、「抗生物質の使用がアレルギーの原因となっている」と主張されている。
  32. 【花粉症心得】現在80代以上の人は抗生物質を投与されていなかった。抗生物質が花粉症の原因かどうかは断定できないが、花粉症の患者は抗生物質が普及した後に急激に増加した。
  33. 【花粉症心得】関節リウマチなどの自己免疫疾患も、花粉症と同様に1970年代から急増している。これは、自分の免疫が自分の体のさまざまな臓器を攻撃する疾患である。
  34. 【花粉症心得】自己免疫疾患も、抗生物質が腸内フローラを攪乱することで引き起こされている疾患である。
  35. 【花粉症心得】関節リウマチは、自分の臓器を攻撃する抗体が関節を攻撃する疾患である。全身性エリテマトーデスは、関節、皮膚、腎臓、肺、中枢神経など、さまざまな臓器を攻撃する。
  36. 【花粉症心得】女性は、関節リウマチで男性の4倍、全身性エリテマトーデスで9倍、シェーグレン症候群では17倍も多く発症する。
  37. 【花粉症心得】リン酸化α‐シヌクレインというタンパク質が中脳黒質のドーパミン神経細胞に蓄積し、ドーパミンが不足することで発症する。
  38. 【花粉症心得】α‐シヌクレインは腸の神経から迷走神経を通じて脳に到達するという仮説が有力視されている。パーキンソン病は女性が男性より1.5倍多く、患者数は推定15~20万人に上り、1970年代から急増している。
  39. 【花粉症心得】精神疾患も急激に増加しており、患者数は毎年約30万人ずつ増え、400万人を超えている。
  40. 【花粉症心得】厚生労働省の統計によると、うつ病・躁うつ病などの気分障害、神経症性障害・ストレス関連障害、精神作用物質使用による精神および行動の障害、アルツハイマー病が増加している。これらの疾患はすべて1970年代以降に増加している。
  41. 【花粉症心得】人の気分や情動は腸内フローラによって支配されていることが明らかになってきている。
  42. 【花粉症心得】脳に炎症を起こすのは、ストレスや病気である。ストレスで落ち込むことは理解できるが、インフルエンザや風邪で熱が出たときも心は落ち込む。熱が出たときに気分が“るんるん”な人はいない。
  43. 【花粉症心得】脳の炎症を抑えるのは良好な腸内フローラである。腸内フローラを破壊する抗生物質が精神疾患の原因になっている。
  44. 【花粉症心得】多くの論文や書籍で、腸内フローラが幼児の脳の発達に大きく影響することが報告されている。さらに、子どもだけでなく、大人においても腸内フローラが「やる気」「気分」「感情」「行動性」「精神の安定性」を支配していることが認められつつある。
  45. 【花粉症心得】人の脳の発達や情動に関係する疾患が増えた理由は簡単である。腸内フローラが悪化したからだ。そして、腸内フローラを最も悪化させる薬物が抗生物質である。
  46. 【花粉症心得】抗生物質が脳の発達などに影響を与えていることを詳しく知りたい方は、『失われてゆく、我々の内なる細菌』(マーティン・J・ブレイザー著、山本太郎訳/みすず書房)をお読みください。
  47. 【花粉症心得】花粉症もうつ病も、免疫細胞が引き起こす炎症が原因である。花粉症では鼻、目、喉、皮膚などに炎症が起こり、うつ病では脳に炎症が生じる。
  48. 【花粉症心得】「花粉症は花粉というアレルゲンが目や鼻に侵入することで起こるが、うつ病にはアレルゲンがないではないか」と考える人もいるだろう。しかし、炎症はアレルゲンだけで起こるものではない。
  49. 【花粉症心得】炎症とは、体内で免疫が活発化することであり、そのタイプはさまざまである。
  50. 【花粉症心得】うつ病の炎症は、ストレスによって脳内にダメージ関連分子パターン(DAMPs)という物質が生成され、それが炎症を引き起こす。
  51. 【花粉症心得】炎症が続くと、脳の免疫細胞が神経細胞のシナプスを破壊し、セロトニンなどの精神を安定化するホルモンが減少する。
  52. 【花粉症心得】神経細胞は脳の機能の主役だが、脳全体では1000~2000億個しかない。その他の細胞はグリア細胞と呼ばれ、神経細胞の10倍も存在する。
  53. 【花粉症心得】神経細胞は脳の機能の主役だが、その数は脳全体で1000~2000億個しかない。一方、その他の細胞であるグリア細胞は、神経細胞の10倍も存在する。
  54. 【花粉症心得】アストロサイトが最も多く、脳全体を埋め尽くすように存在する。アストロサイトは脳全体に栄養を供給し、不要なゴミを除去する働きを担っている。
  55. 【花粉症心得】オリゴデンドロサイトは、神経細胞のシナプスを囲む髄鞘を形成する。
  56. 【花粉症心得】ミクログリアは免疫を担当し、神経細胞を破壊する役割を持つが、胎児から幼児期にかけて脳全体の形と配置を決める役割も担う。つまり、ミクログリアは脳の発達の司令塔である。
  57. 【花粉症心得】脳の重要な機能である「記憶」は、シナプスが伸びて神経細胞間が網の目のようにつながることで形成される。
  58. 【花粉症心得】ミクログリアは夜間にシナプスのつながりを適度に切ることで、記憶を固定させる。つまり、ミクログリアは記憶の形成にも関わっている。
  59. 【花粉症心得】サイトカインは、さまざまな細胞が連携するための情報伝達物質である。炎症性サイトカインは他の細胞に「炎症を起こせ」という指令を出す。いずれにせよ、花粉症とうつ病は炎症によって起こる病気である。
  60. 【花粉症心得】良好な腸内フローラは、さまざまな炎症を強力に抑える働きを持っている。
  61. 【花粉症心得】高齢になるとゴミが蓄積するのは自然なことだが、アミロイドβが溜まることと脳細胞が死滅することはまったく別の現象である。
  62. 【花粉症心得】アミロイドβを減らしたり蓄積を防いでも、認知機能の低下を防げないことが明らかになってきた。
  63. 【花粉症心得】免疫の暴走をコントロールするのは腸内フローラである。腸内フローラが悪化すると免疫は暴走し、その主な原因が抗生物質である。
  64. 【花粉症心得】アルツハイマー病も、抗生物質が増加させている病気なのかもしれない。
  65. 【花粉症心得】「すべての病気は炎症を起こし、炎症が病気を発生させる」とお伝えしてきた。
  66. 【花粉症心得】多くの人は「体には炎症を抑える仕組みがある」と考えるかもしれないが、人にはそのような仕組みは存在しない。実は、すべての哺乳類も同様である。繰り返しになるが、炎症は良好な腸内フローラによって抑えられる。
  67. 【花粉症心得】腸内細菌は体内ではなく体外に生息しているため、人は自力で炎症を抑えることができない。良好な腸内フローラを壊すと、炎症が抑えられなくなる。
  68. 【花粉症心得】人は普通分娩で、母親の肛門周りの腸内細菌と膣に生息する乳酸菌を受け取る。さらに、母乳には数%のオリゴ糖類が含まれており、これがビフィズス菌だけを増殖させる。
  69. 【花粉症心得】ビフィズス菌は大腸に酢酸と乳酸を充満させ、大腸を酸性にすることで、有害な大腸菌などの侵入を防ぐ。
  70. 【花粉症心得】離乳が進むと、大腸では野菜に含まれるオリゴ糖や多糖類をエサにして酪酸菌が優占するようになる。酪酸菌が作る酪酸は大腸細胞のエネルギー源となり、免疫系を発達させて不要な炎症を抑える。実は、すべての哺乳類はこの仕組みで炎症を抑えている。
  71. 【花粉症心得】私は抗生物質を「悪い物質」と言ってきたが、すべてがそうではない。抗生物質は肺炎、敗血症、結核、性感染症などの治療に不可欠であり、幼児の死亡率を大きく低下させ、人の寿命を延ばした良薬である。
  72. 【花粉症心得】抗生物質は間違いなく「良薬」だが、近年、抗生物質に対する耐性を持つ日和見感染菌が生まれている。
  73. 【花粉症心得】日和見感染菌は、健康な人には病気を起こさないが、免疫力が低下した人に感染する細菌である。病院内では、この日和見感染菌が抗生物質の効かない耐性菌となっている。薬剤耐性の日和見感染菌は多くの命を奪い、人類の脅威となっている。
  74. 【花粉症心得】厚生労働省は、薬剤耐性菌の出現を減らすため、抗生物質の使用を減らす努力を行っている(薬剤耐性〈AMR〉対策アクションプラン)。
  75. 【花粉症心得】この問題とは別に、抗生物質の使用はアレルギーと自己免疫疾患の増加を引き起こしている。抗生物質の歴史には、このような「光」と「影」がある。
  76. 【花粉症心得】すべての病気は炎症を引き起こし、炎症が起こると病気になる。
  77. 【花粉症心得】がんも炎症を引き起こし、炎症が起こると炎症性サイトカインの血中濃度が上昇する。
  78. 【花粉症心得】炎症に関与するのはサイトカインだけである。
  79. 【花粉症心得】皮膚の紫外線による炎症は、紫外線が表皮や真皮に照射されて活性酸素が発生することで起こる。活性酸素が発生すると、皮膚の細胞がTNF-αなどの炎症性サイトカインを放出する。
  80. 【花粉症心得】一部の細胞は死滅し、メラノサイトからメラニン(黒色色素)が放出される。やがて、炎症が起こった皮膚にはシミやシワができる。
  81. 【花粉症心得】大腸の酪酸菌を増やして炎症を抑えることで、皮膚にシミやシワができなくなる。
  82. 【花粉症心得】大腸の酪酸菌を増やして全身の炎症を抑えれば、日焼け止めクリームを塗る必要がなくなる。さらに、酪酸菌が増えると肌がつるつるになり、水を撥くようになり、血流が改善されて手足の冷え症も解消される。
  83. 【花粉症心得】大腸の酪酸菌が増えれば、洗顔料、化粧水、美容液、乳液、クリームなどの基礎化粧品を使う必要がなくなる。美しく見せるためのメイクアップ化粧品を買うだけで十分になる。
  84. 【花粉症心得】免疫に関わる細胞は膨大な種類があり、すべての免疫系の細胞は骨髄の造血幹細胞から作られる。
  85. 【花粉症心得】骨髄では単球、顆粒球、リンパ球が作られ、単球は脾臓に蓄積され、マクロファージや樹状細胞に分化する。
  86. 【花粉症心得】リンパ球は胸腺に入るとTリンパ球となり、Bリンパ球とともに脾臓に蓄えられ、リンパ組織に移動する。分化したTリンパ球とBリンパ球は、リンパ管、血流、組織を巡回する。
  87. 【花粉症心得】リンパ球は、さまざまなサイトカインに曝されることで、Th1、Th2、形質細胞、メモリーB細胞などに分化する。Tリンパ球もBリンパ球も、外敵やがんなどの異常細胞が作る抗原に結合するタンパク質を生成する。
  88. 【花粉症心得】抗原に結合するタンパク質は、個々のリンパ球ごとに異なり、無数の種類が作られる。外敵や毒性物質の抗原が多種多様であるため、それに対応するタンパク質も多様でなければ、外敵や毒性物質の抗原を抑え込むことはできない。
  89. 【花粉症心得】抗原に結合するタンパク質は、Tリンパ球では抗原認識受容体と呼ばれ、Bリンパ球では抗体と呼ばれる。Tリンパ球は免疫系全体の司令塔であり、何を攻撃するかを決定する役割を担っている。
  90. 【花粉症心得】Tリンパ球は、自分の細胞を攻撃しないよう、胸腺内で厳しい審査を受ける。自己の細胞を攻撃するTリンパ球は破壊される。
  91. 【花粉症心得】リンパ管、血流、組織を巡回するリンパ球は、さらに分化して外敵や異常細胞を見つけ出し、攻撃する。
  92. 【花粉症心得】血流を流れる顆粒球には、好中球、好酸球、好塩基球の3種類があり、大部分は好中球である。好中球は細菌が侵入した際に貪食し、緑色の膿となる。好中球は肝臓や脾臓に蓄えられ、細菌が侵入すると患部へ移動する。
  93. 【花粉症心得】リンパ球が抗原を攻撃するまでには数日を要する。その間、好中球とマクロファージは、抗原を貪食することで先に攻撃を行う。
  94. 【花粉症心得】新石器時代以前には、米、麦、蕎麦、芋、砂糖などの糖質を大量に含む食品は存在しなかった。その代わりに、根菜類、野草、木の実、小動物、魚介類を大量に食べていた。
  95. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖を大量に摂取していると、蜂や蚊に刺されても腫れない。そのため、旧石器時代の人々は楽に狩りを続けられていた。
  96. 【花粉症心得】人の皮膚や粘膜に存在するマスト細胞は、花粉を認識すると大量のヒスタミンを放出する。ヒスタミンは鼻で鼻水を出させ、目に痒みを生じさせる。
  97. 【花粉症心得】花粉症の人は、花粉に対するIgE抗体を提示するマスト細胞を常に粘膜に持っているため、花粉が付着すると即座にヒスタミンが放出され、くしゃみや鼻水が生じる。
  98. 【花粉症心得】I型アレルギーは即座に反応するため、即時型アレルギーと呼ばれている。
  99. 【花粉症心得】子どもが蕎麦を食べてアナフィラキシーショックを起こしたり、スズメバチに一度刺された人が再び刺されてアナフィラキシーショックを起こすのも、I型アレルギーによるものである。
  100. 【花粉症心得】「すべての病気は炎症を起こす」と言ってきたが、アレルギー反応は獲得免疫が関わっている炎症反応の一つであるため、誤解しないように注意が必要である。
  101. 【花粉症心得】自然免疫の担当者は、マクロファージ、樹状細胞、好中球などの貪食細胞とナチュラルキラー細胞(NK細胞)である。一方、獲得免疫は、生まれたときには侵入者に対する攻撃態勢が整っておらず、侵入者に応じて作られ、記憶される免疫である。
  102. 【花粉症心得】獲得免疫の担当者はBリンパ球とTリンパ球である。マクロファージ、樹状細胞、好中球も獲得免疫に関与している。
  103. 【花粉症心得】I型以外のアレルギーは、さまざまな自己免疫疾患を引き起こす炎症である。
  104. 【花粉症心得】「II型アレルギーは、自分の細胞成分や侵入した物質に対する抗体ができ、これに補体(抗体の攻撃を強めるタンパク質群)がくっついて抗原を攻撃する」と覚えておいてください。
  105. 【花粉症心得】「III型アレルギーは、自分の細胞成分や侵入した物質に対する抗体ができ、抗原、抗体、補体が結合した免疫複合体が組織に沈着して障害を引き起こす」と覚えておいてください。
  106. 【花粉症心得】「IV型アレルギーは、自分の細胞に外来の物質が侵入し、細胞障害性T細胞(Tc細胞)や活性化マクロファージが攻撃する」と覚えておいてください。
  107. 【花粉症心得】II型とIII型アレルギーは、さまざまな自己免疫疾患、特に重篤な疾患を引き起こす。これらの病気の治療法を開発すれば、国内の数百万人の患者を救うことができる。
  108. 【花粉症心得】I型アレルギーは比較的軽症な疾患が多いが、これに苦しむ国民は推定6000万人と言われている。I型はII型やIII型アレルギーよりも桁違いに多く、私たちの生活の質を著しく下げている。I型アレルギーは欧米の先進国でも罹患率が非常に高く、大変な問題となっている。
  109. 【花粉症心得】大腸で酪酸菌が増えると、I型アレルギーをほぼ抑えることができる。酪酸の増加がI型アレルギーを抑えるメカニズムはまだよくわかっていないが、Tレグ細胞の増加が関係している可能性が高いと考えている。
  110. 【花粉症心得】IPEX症候群という遺伝病があり、この病気の人はTレグ細胞を作ることができない。IPEX症候群は非常に稀な遺伝病である。
  111. 【花粉症心得】なぜなら、幼児期に重篤な自己免疫疾患やアレルギーになって亡くなってしまうからである。幼児期に亡くなると、子孫を残すことができなくなる。
  112. 【花粉症心得】そのため、IPEX症候群の欠損遺伝子はどんどん減少していき、非常に稀な遺伝病となっている。
  113. 【花粉症心得】人が分解・吸収できない食物繊維は、大腸でほとんどが分解され、不溶性の食物繊維であるセルロースも大腸でほとんど分解される。ほとんどの食物繊維は大腸で分解され、その結果生成された物質は大腸で吸収される。
  114. 【花粉症心得】大腸で多糖やオリゴ糖(糖が3~10個つながった多糖)が分解されると、酢酸、酪酸、プロピオン酸、乳酸などの脂肪酸が生成される。これらの脂肪酸は短鎖脂肪酸と呼ばれている。
  115. 【花粉症心得】酪酸、プロピオン酸、乳酸は酢酸と比べて大きな分子である。酪酸は酪酸菌が作り、プロピオン酸はプロピオン酸菌が、乳酸は乳酸菌やビフィズス菌が生成する。
  116. 【花粉症心得】酪酸、プロピオン酸、乳酸は放っておくと最終的に小さな分子である酢酸まで分解されるが、その前に大腸細胞によって吸収される。
  117. 【花粉症心得】前に説明したように、吸収された酪酸はTレグ細胞を増やす。さまざまな食物繊維が酪酸を増やす効果について検討されてきた。
  118. 【花粉症心得】フラクトースが10個以上つながったものはイヌリンと呼ばれているが、イヌリンは低分子のフラクトオリゴ糖よりも酪酸菌を増やす効果が弱いことがわかっている。
  119. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖とイヌリンは、タマネギ、ニンニク、ゴボウ、キクイモ、ヤーコン、バナナ、アスパラガスなどのさまざまな野菜に含まれている。これらに含まれるフラクトオリゴ糖類(イヌリンも含む)は、低分子から高分子までさまざまな大きさの混合物である。
  120. 【花粉症心得】日常生活で私たちは1~3グラムのフラクトオリゴ糖を摂取しているが、この量では自己免疫疾患やアレルギーを抑えるには不足している。私たちはフラクトオリゴ糖を含む食品をもっと多く摂る必要がある。
  121. 【花粉症心得】胎児は産道を出る際に母親の肛門に顔を向けて出てくる。これは、母親の便を口に入れるためだと考えられている。
  122. 【花粉症心得】新生児はビフィズス菌などを含む腸内細菌を口に入れる。新生児は胃酸を作らないため、母親の便の細菌がすべて腸に入っていく。そのため、新生児の腸で増殖する細菌は雑菌だらけである。
  123. 【花粉症心得】ところが、母乳を与えると、母乳に数%含まれるオリゴ糖が腸に入り、急速にビフィズス菌が増える。母乳に含まれるオリゴ糖はミルクオリゴ糖類と呼ばれている。
  124. 【花粉症心得】母乳には乳糖が約5%含まれており、乳糖は小腸でガラクトースとブドウ糖に分解される。残りのおよそ2%のミルクオリゴ糖類は、乳糖にその他の糖がたくさんつながった構造をしている。
  125. 【花粉症心得】ミルクオリゴ糖類には非常に多くの種類があるが、すべてが小腸で分解されずに大腸でビフィズス菌のエサとなる。
  126. 【花粉症心得】不思議なことに、ミルクオリゴ糖類はビフィズス菌以外の雑菌をほとんど増やさないため、新生児の大腸はビフィズス菌で充満される。
  127. 【花粉症心得】実は、生まれたばかりの子の大腸をミルクオリゴ糖を使ってビフィズス菌で充満させることで、雑菌の侵入を防ぎ、感染症から子を守るのは、すべての哺乳類に共通していることなのだ。
  128. 【花粉症心得】ところが、離乳するとビフィズス菌は急速に減少し、酪酸菌が優占するようになる。離乳する頃には免疫を発達させなければならないため、酪酸菌が必要になるのだ。
  129. 【花粉症心得】ビフィズス菌は乳児にとっては善玉菌だが、離乳後には不要になる。代わりに、酪酸菌が健康を維持するための善玉菌となる。
  130. 【花粉症心得】そして、アッカーマンシアを増やす食物繊維もフラクトオリゴ糖である。フラクトオリゴ糖は酪酸菌とアッカーマンシアという2つの善玉菌を増やし、離乳後の大腸を保護し、免疫を発達させる。
  131. 【花粉症心得】乳酸菌は、糖類から乳酸を作るラクトバチルスと呼ばれる細菌の仲間である。
  132. 【花粉症心得】ラクトバチルスは細菌の大分類においてファーミキューテス綱に属し、ビフィズス菌はアクチノバクテリア綱に属するため、両者はまったく異なる細菌である。
  133. 【花粉症心得】小腸では微生物はほとんど増殖せず、大腸の1万分の1以下の細菌しか存在しない。ロイテリ菌もわずかしか増えないため、その効果は非常に弱い。
  134. 【花粉症心得】ヨーグルトを食べていたころは、しょっちゅう下痢をし、痔にも悩まされていた。また、蕁麻疹(アトピー性皮膚炎)にも苦しめられていた。
  135. 【花粉症心得】「乳酸菌やヨーグルトを摂る必要はありません。」
  136. 【花粉症心得】私たちは毎日食べ物を口から摂り、消化管で分解・吸収し、残りを肛門から排出する。消化管の粘膜ではすべてのものにアレルギーを起こさないようになっており、この仕組みは免疫寛容と呼ばれている。
  137. 【花粉症心得】Tレグ細胞は私たちの体にとって非常に重要な細胞である。
  138. 【花粉症心得】皆さんの中には、「そばアレルギーの子どもにはそばを食べさせない」と最近まで信じていたり、今でもそのように信じている人がいるかもしれない。
  139. 【花粉症心得】この発表によって、「アレルギーを治すには原因食品を食べさせる」という考え方に変わった。この報告は、食べているものにはアレルギーができないこと、つまり食べているものには免疫寛容が起こることを意味している。
  140. 【花粉症心得】言い換えれば、花粉症だからといってマスクやゴーグルを使って花粉を避けていても、花粉症は良くならない。極端なことを言えば、毎日少しずつ花粉を摂取することが効果的なのだ。
  141. 【花粉症心得】「花粉症はアレルギー体質の人がなる」と言う人が多いが、これは間違いである。なぜなら、すべてのアレルギーは1950年代に抗生物質が使われるようになる前はほとんど存在しなかったからだ。
  142. 【花粉症心得】遺伝的体質であれば、当然1950年以前にも存在していたはずである。アレルギーは抗生物質が腸内フローラを攪乱することで引き起こされるのだ。
  143. 【花粉症心得】1950年以降に生まれたほぼすべての人は抗生物質を処方されている。「アレルギー体質」になった人は、たまたま運が悪かっただけなのだ。
  144. 【花粉症心得】ヘルパーT細胞にはさまざまな種類があるが、花粉症に関係するのはTh1細胞とTh2細胞である。
  145. 【花粉症心得】Th1細胞はウイルスに感染した細胞やがん細胞を攻撃する司令官であり、Th1が行う免疫は細胞性免疫と呼ばれている。
  146. 【花粉症心得】Th2細胞はB細胞にIgG抗体を作らせて侵入した細菌を攻撃する司令官である。Th1細胞が少ないと、Th2細胞はB細胞にIgE抗体を作らせてしまい、これがI型アレルギーを引き起こす。
  147. 【花粉症心得】Th2細胞が多く、Th1細胞が少ない人は「アレルギー体質」と呼ばれる。Th1とTh2がバランスよく存在することで、I型アレルギーは起こらない。
  148. 【花粉症心得】Tレグ細胞はTh1とTh2のバランスを取る役割を果たしており、つまりTレグ細胞が免疫寛容を行うのだ。
  149. 【花粉症心得】Tレグ細胞は大腸で増え、酪酸菌が作る酪酸がTレグ細胞の増加を促進する。
  150. 【花粉症心得】したがって、抗生物質で腸内フローラが攪乱されても、フラクトオリゴ糖などの食物繊維をたくさん摂取してTレグ細胞を増やせば、アレルギーは発症しない。
  151. 【花粉症心得】花粉症はフラクトオリゴ糖などの食物繊維をたくさん摂取してTレグ細胞を増やせば治る。アトピー性皮膚炎も花粉症と同じI型アレルギーであるため、花粉症を治せば同時によくなるだろう。
  152. 【花粉症心得】ただし、皮膚科医が頻繁に処方するステロイドの塗り薬を大量に使用した人は、難治性アトピー性皮膚炎になることがあり、これは簡単には治らない。
  153. 【花粉症心得】難治性アトピー性皮膚炎の人の皮膚は、象の皮膚のように黒く、がさがさと腫れた状態になってしまう。うつの炎症はI型アレルギーの炎症とは異なるが、Tレグ細胞が増えればすべてのタイプの炎症を抑えるため、花粉症を治せば同時によくなる。
  154. 【花粉症心得】また、アトピー性皮膚炎やうつは、菓子パン、ハンバーガー、スナック菓子、スイーツ、カップラーメン、コンビニ弁当などを頻繁に食べている人がなりやすい傾向にある。これは、これらの食品にビタミンやミネラルが不足しているためである。
  155. 【花粉症心得】ビタミン、ミネラル、タンパク質の不足がアトピー性皮膚炎とうつを悪化させるため、注意が必要である。
  156. 【花粉症心得】花粉症の人はTレグ細胞が少なくなっている。
  157. 【花粉症心得】高齢者で既に脳の神経細胞にアミロイドβが蓄積している場合、Tレグ細胞が少ないと脳の免疫細胞であるミクログリアが神経細胞を攻撃するようになる。これがアルツハイマー病の最終段階である。
  158. 【花粉症心得】ミクログリアが神経細胞を破壊すると、知性、記憶、感情などを失うことになる。
  159. 【花粉症心得】免疫学者の熊沢義雄博士は、著書『慢性炎症を抑えなさい』(青春出版社)で「慢性炎症が老化を進める」と述べている。慢性的な炎症のある人は、すべての臓器の老化が進むということである。
  160. 【花粉症心得】私たちの遺伝子は46本の染色体に収められている。染色体は糸状であり環状ではない。それぞれの染色体の末端には、テロメアという特定の遺伝子配列の繰り返しが存在する。
  161. 【花粉症心得】このテロメアの遺伝子の繰り返しが短くなると、寿命が短くなると言われている。テロメアの長さはしばしば命の切符に例えられ、切符を使って短くなると細胞は死を迎える。
  162. 【花粉症心得】マウスを用いた実験では、抗生物質2剤を与えるとおよそ80%の種類の腸内細菌が消失することが報告されている。これは、強烈な腸内フローラの破壊を示している。
  163. 【花粉症心得】実は、抗生物質が人の腸内フローラを攪乱すると成長が促進され、身長が大きくなることがある。人の身長は幼児期の成長速度が速くなると、大人になった時の身長が高くなる。
  164. 【花粉症心得】抗生物質が家畜の成長を速めることは、畜産業者が昔から知っていることである。人に使われるよりも、大量の抗生物質が家畜の成長促進に利用されてきた。
  165. 【花粉症心得】抗生物質を頻繁に摂取する人は腸内細菌の種類が極度に減少しており、花粉症だけでなく、自己免疫疾患を含めたすべてのアレルギーを起こすリスクが高まっている。
  166. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖などの食物繊維で腸内細菌の種類はすぐには増えないが、抗生物質を摂らない生活を10年、20年と続ければ、腸内細菌の種類も増加し、良好な腸内フローラを得ることができる。
  167. 【花粉症心得】抗生物質は細菌感染によって高熱が出た時だけ使用するようにしてください。
  168. 【花粉症心得】糖質は血糖値を上げ、脳からドーパミンやセロトニンが分泌されることで中毒になることがある。そのため、人々は糖質を多く含む食品を好む傾向がある。
  169. 【花粉症心得】塩分が多いと味が濃くなり、人は味の濃い食べ物を好む傾向がある。そのため、塩分中毒になることがある。
  170. 【花粉症心得】糖質を多く含む精米、ふすまを取り除いた小麦粉、不純物を取り除いた砂糖などの糖質過多食品には、ビタミンやミネラルがほとんど含まれておらず、食物繊維もほとんど含まれていない。
  171. 【花粉症心得】そもそも、これらの農業が育種した穀類は、たとえ全粒で食べたとしても、酪酸菌を増やす食物繊維をほとんど含んでいない。なぜなら、これらの穀類はでんぷんを貯蔵物質として保存しているからである。
  172. 【花粉症心得】でんぷんと同様に、酪酸菌を増やすフラクトオリゴ糖も植物の貯蔵物質である。しかし、でんぷんを貯蔵物質とする植物はフラクトオリゴ糖をほとんど作らない。
  173. 【花粉症心得】酪酸菌を増やす食物繊維は、根菜類や葉物野菜に含まれている。私たちの祖先は新石器時代以前、根菜類、野草、海藻、小動物、魚介類、木の実を食べて生活しており、新石器時代以前の食事には酪酸菌を増やす食物繊維が大量に含まれていた。
  174. 【花粉症心得】人類が創り上げてきた農業と食文化が、大腸の酪酸菌を減少させる一因となってきた。また、現代人の食の嗜好性もそれを加速させている。
  175. 【花粉症心得】医学が進んでも、自己免疫疾患とアレルギーは決して治らない。
  176. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖などの食物繊維を摂取して酪酸菌を増やし、Tレグ細胞を増やせば、アレルギー反応が発生しなくなる。これからは抗アレルギー薬が使われなくなり、フラクトオリゴ糖による治療が中心になると考えている。
  177. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖などの食物繊維を摂取して酪酸菌を増やし、Tレグ細胞を増やすことで、アレルギー反応が発生しなくなる。これからは抗アレルギー薬が使われなくなり、フラクトオリゴ糖による治療が中心になると考えている。
  178. 【花粉症心得】何人かの医者が「花粉症の改善にビタミンDが有効である」とする著書を出版している。たとえば、『花粉症は1週間で治る!』(溝口徹/さくら舎)や『サーファーに花粉症はいない』(斎藤糧三/小学館)などがある。これらの著書には、ビタミンDを厚生労働省の摂取基準量の20倍以上摂取すると花粉症の症状が少し改善されると書かれており、効き目が現れるまでには1週間かかるようだ。
  179. 【花粉症心得】ビタミンDで花粉症を改善するという考え方は、そもそも誤っている。ビタミンDはすべての細胞を元気にし、免疫力を高める素晴らしいビタミンである。
  180. 【花粉症心得】また、太陽光をほとんど浴びない現代人は、ほとんどの人がビタミンD不足であるため、私もサプリメントで摂取することをおすすめする。
  181. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖などの食物繊維をたくさん摂取して酪酸菌を増やせば、高額な治療費をかけることなく花粉症はほぼ完全に抑えられる。花粉症の治療において、鼻腔の神経を除去する必要も、レーザー治療の必要もない。
  182. 【花粉症心得】まず、花粉症になる3か月以上前から治療を始めなければ間に合わないということだ。また、毎日スギ花粉の入った成分を舌の下に入れる必要がある。
  183. 【花粉症心得】また、通院期間や服用期間が長く、費用もかかる。さらに、最大の欠点として、舌下免疫療法はスギ花粉ならスギ花粉、ヒノキ花粉ならヒノキ花粉と、特定の一つの症状にしか対応できないことが挙げられる。
  184. 【花粉症心得】舌下免疫療法で花粉症が治った患者はたったの2割であり、症状が改善した人は5割に過ぎない。また、3割の人がまったく効果がないと感じている。
  185. 【花粉症心得】おそらく、人の日常生活においては19世紀まではそれほど大きな変化はなかった。しかし、20世紀から21世紀にかけての変化に対して医療は対応できていない。
  186. 【花粉症心得】人口の高齢化に伴い、がん、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、認知症などの病気が増加しており、医療は対症療法に終始している。これらの病気は老化が原因となる病気である。
  187. 【花粉症心得】医療は、「食と運動を中心とした生活習慣でどのように病気を予防できるか」を研究すべきである。
  188. 【花粉症心得】米国の心臓病医であるロバート・アトキンス博士は、糖質を制限する食事法について『アトキンス博士のローカーボ(低炭水化物)ダイエット』(同朋舎)という本を1972年(英語版)に出版した。
  189. 【花粉症心得】魚、肉、卵と野菜を大量に、またナッツ類とチーズを間食として摂ることで、体調は非常によくなり、老化が原因となる病気や皮膚疾患が改善されることを私自身確認している。糖質制限食は、間違わなければ非常に良い食事法である。
  190. 【花粉症心得】オーソモレキュラー療法では、アミノ酸類、鉄、亜鉛などのミネラル、ビタミンB6、ナイアシンなどのビタミンが脳の神経伝達物質の合成に関与しており、これらの不足が精神疾患の発症に関与していると考えられている。
  191. 【花粉症心得】アレルギーに関して、花粉症は栄養補給、特にビタミンDの大量摂取で治ると報告されている。これは『最強の栄養療法「オーソモレキュラー」入門』(溝口徹/光文社)で述べられている。
  192. 【花粉症心得】オーソモレキュラー療法では、大量のサプリメントを高いお金を出して購入しなければならない。高額な費用を払っても、病気の症状を改善するのに数週間や数か月かかることがある。
  193. 【花粉症心得】オーソモレキュラー療法は、サプリメントを摂る以外は糖質制限が基本である。糖質制限自体がさまざまな病気を治すため、サプリメントが重要なのか、それとも糖質制限による体質と栄養の改善が重要なのかは明確ではない。
  194. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖をたくさん摂取し、大腸の酪酸菌が増えれば、鉄、亜鉛、カルシウムなどのミネラル類の吸収は非常によくなる。
  195. 【花粉症心得】酪酸菌やビフィズス菌はビタミン類も大量に作るため、酪酸菌はサプリメントの代わりになる。
  196. 【花粉症心得】藤川医師は『うつ消しごはん』(方丈社)などの著書を出版しており、彼によればうつは鉄を補うことで改善されるようだ。ただし、改善にはかなりの時間がかかるとのことだ。
  197. 【花粉症心得】大腸の酪酸菌を増やせば、うつは数日で改善されるため、分子栄養学の治療を受ける必要はない。
  198. 【花粉症心得】しかし、長期間続ける場合は腸内フローラを考慮しなければ健康を害する可能性がある。このように、医者は腸内フローラのことをまったく考えないことが多い。
  199. 【花粉症心得】フォドマップ(発酵性炭水化物)制限食事療法は、オーストラリアのモナッシュ大学で開発された過敏性腸症候群を改善するとされる食事法である。
  200. 【花粉症心得】この食事法は「小腸で分解吸収されない糖類、オリゴ糖、多糖類を食べず、大腸で腸内細菌を生育させないようにする」というものである。
  201. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖は発酵性炭水化物であるため、フォドマップ制限食では絶対に食べてはいけないものとなる。この考え方を信じている医者も国内に多く存在するが、これでは永久に酪酸菌やアッカーマンシア菌も増えない。最悪の食事法である。
  202. 【花粉症心得】フォドマップ食事制限療法は、腸内フローラについて詳しくない学者による〝インチキ療法〟である。
  203. 【花粉症心得】腸内フローラを改善すれば便通が良くなるため、腸活は腸内フローラを管理することを意味する。
  204. 【花粉症心得】大腸の〝うんち〟には1グラムあたり1000億個の細菌が増殖していると言われているが、実際にはこの10倍くらいの細菌が存在する。
  205. 【花粉症心得】1グラムあたり1000億個とすると、体内に〝うんち〟は約1kgほど溜まっており、全体では100兆個の細菌がいることになる。
  206. 【花粉症心得】腸内細菌の種類はおよそ1000種類とされ、これらの細菌の種類と構成割合が腸内フローラを形成している。
  207. 【花粉症心得】腸内フローラの中で最も多い種類はファーミキューテスであり、酪酸菌はこのファーミキューテスに属する。
  208. 【花粉症心得】善玉菌として有名なビフィズス菌はアクチノバクテリアに属する。
  209. 【花粉症心得】アクチノバクテリアと同じくらい存在するのがバクテロイデスであり、バクテロイデスは分類上、グラム陰性細菌という一群に属する。
  210. 【花粉症心得】ベルコミクロビウムは数%しか生息しないが、アッカーマンシア菌が含まれている。アッカーマンシア菌は大腸表面のムチンを増加させて腸管を保護する大切な善玉菌である。
  211. 【花粉症心得】古細菌はごくわずかに生息しており、これはメタンガスを生成する。この細菌は水田に水を張って2週間ほどすると増殖し、メタンを放出する。非常に酸素を嫌い、プール1杯の水に1分子の酸素が含まれていても増殖しないため、古細菌はよほど〝うんち〟が長い間大腸に留まっている便秘の人でしか増えない。
  212. 【花粉症心得】赤ちゃんは産道を通る際、顔を肛門の方に向けて出てくることで、お母さんの便と膣の細菌を受け取る。便には大腸菌の仲間も含まれているため、誕生したばかりの腸では大腸菌群が増加する。
  213. 【花粉症心得】赤ちゃんが母乳を飲み始めるとすぐにビフィズス菌が増え始め、数日経つとビフィズス菌は90%以上を占める。ビフィズス菌が増えるのは、母乳にオリゴ糖が約2%含まれているからであり、ビフィズス菌は他の細菌と比べて圧倒的にすばやくオリゴ糖を利用できる。
  214. 【花粉症心得】母乳に含まれるオリゴ糖は、ガラクトースとグルコースという単糖がくっついた乳糖を基本骨格とし、それに他のさまざまな糖類が結合してできている。
  215. 【花粉症心得】母乳に含まれるオリゴ糖はミルクオリゴ糖類と呼ばれ、その種類は100種類以上もある。このミルクオリゴ糖類がビフィズス菌を増やし、誕生したばかりの乳児を守ることはすべての哺乳類に共通している。ビフィズス菌は乳酸と酢酸を作り、赤ちゃんの腸を酸性に保ち、病原菌の侵入を防ぐ。これは、乳酸菌が増えているヨーグルトが腐りにくいのと同じ原理である。
  216. 【花粉症心得】やがて、赤ちゃんは離乳し、野菜、穀類、肉、魚、卵などを食べるようになる。すると、ビフィズス菌はすぐに減少し、その代わりに酪酸菌が増えてくる。
  217. 【花粉症心得】酪酸菌が作る酪酸は赤ちゃんの免疫を発達させ、全身に炎症が起きないようにコントロールする。
  218. 【花粉症心得】これで「本当はビフィズス菌より酪酸菌の方が私たちの体には大事なんだ」とご理解いただけたと思います。正しい腸活とは、酪酸菌を増やすことです。
  219. 【花粉症心得】当然、酪酸菌を増やす腸活を行えば、5~6時間で花粉症は治る。
  220. 【花粉症心得】病気は食べ物が作っている。
  221. 【花粉症心得】甘酒もハチミツも糖質の塊であるため、老化を早め、あらゆる生活習慣病を悪化させる。
  222. 【花粉症心得】スルフォラファンと同じ作用を持つイソチオシアネートは、ダイコンなどほとんどのアブラナ科野菜に含まれている。ブロッコリースプラウトを食べなくても、ダイコンを生で食べれば同じ効果が得られる。
  223. 【花粉症心得】ところが、イソチオシアネートががんを予防するというのは実験室での話であり、実際に人間での予防を示す証拠はない。
  224. 【花粉症心得】高いお金を出してブロッコリースプラウトを購入する必要はない。
  225. 【花粉症心得】セサミンも抗酸化作用を示すため体によいと考える人が多いが、これはテレビのCMで言われているだけの話である。
  226. 【花粉症心得】私たちはカカオ、コーヒー、お茶、緑黄色野菜など抗酸化作用のある食品を大量に摂取しているため、セサミンなどに高いお金を使う必要はない。
  227. 【花粉症心得】「ヨーグルトは体に良いから毎日食べるようにしている」という方も非常に多いが、ヨーグルトと乳酸菌製剤には健康効果はほとんどない。
  228. 【花粉症心得】このように、私たちはマスコミの情報に翻弄されている。
  229. 【花粉症心得】私は自分が糖質制限をしていることを書きましたが、およそ1年6か月の間、ごはん、麺類、パン、砂糖、スナック菓子、スイーツ、シリアル、ハチミツ、サツマイモ、ジャガイモ、トウモロコシをまったく食べていない。
  230. 【花粉症心得】糖質制限をすれば、インスリンを作る能力が残っている2型糖尿病は数か月で治る。糖尿病は糖質を大量に摂ることが原因であるため、これは当然のことだ。
  231. 【花粉症心得】血管の炎症反応は酸化ストレスによって起こるため、カカオ、コーヒー、緑茶、緑黄色野菜などの抗酸化物質を多く含む食品を摂ることが予防には重要だと考えられるようになった。
  232. 【花粉症心得】「ニキビは脂っぽいものをたくさん食べるとできる」とほとんどの皮膚科医は言うが、これは間違いである。実際には、ニキビも頭皮湿疹も糖質を摂ることが原因である。
  233. 【花粉症心得】ニキビはアクネ菌という細菌が増える疾患であり、頭皮湿疹はマラセチア菌というカビが増える疾患である。糖質をたくさん摂取して血糖値が上がると、皮膚の毛細血管からブドウ糖が漏れ、アクネ菌やマラセチア菌がブドウ糖を食べて増加する。
  234. 【花粉症心得】ニキビと頭皮湿疹は血糖値が高いことから発生するということをご理解いただけたと思います。
  235. 【花粉症心得】子どもの発達障害や食物アレルギーは、親が作っている。
  236. 【花粉症心得】子どもは免疫が大人ほど発達していないため、日常の食事以外にさまざまな薬を使用している。もちろん、薬が子どもの成長に影響を与える。特に、抗生物質は子どもの成長にとって脅威である。
  237. 【花粉症心得】おそらく、「抗生物質は子どもの成長の脅威である」と考える人はほとんどいないと思うが、抗生物質を服用した時、腸内フローラは攪乱される。
  238. 【花粉症心得】抗生物質を摂取すると、腸内フローラの攪乱により、花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、関節リウマチ、潰瘍性大腸炎、うつ病、自律神経失調症、睡眠障害、発達障害などが引き起こされる。
  239. 【花粉症心得】もちろん、すべての人に病気が起こるわけではなく、病気になる人は運が悪いのだ。
  240. 【花粉症心得】子どもの脳は3歳くらいまでに基本的な形が完成するが、3歳になるまでに抗生物質を頻繁に服用すると、発達障害を引き起こすことがある。
  241. 【花粉症心得】腸内フローラが悪くなると脳に炎症が起こり、炎症が発生すると脳の発達の司令塔であるミクログリアが神経細胞を攻撃するようになり、脳の発達が妨げられる。
  242. 【花粉症心得】食物アレルギーも増加しており、これは皮膚に傷ができた際に、その傷から食べ物の成分が体内に入ることで引き起こされる。
  243. 【花粉症心得】たとえ傷から食べ物が体内に入ったとしても、頻繁に食べているものであれば大腸の酪酸菌が増えているため、第3章で説明した免疫寛容により食物アレルギーは発生しない。
  244. 【花粉症心得】抗生物質で攪乱された腸内フローラを持つ子どもには食物アレルギーが発生する。子どもを育てている方は、抗生物質は細菌感染によって38度以上の高熱が出た時だけ飲ませるようにしてください。
  245. 【花粉症心得】インフルエンザや風邪で抗生物質を飲ませる必要はなく、扁桃腺炎や中耳炎などの場合でも熱が出なければ抗生物質は不要である。
  246. 【花粉症心得】最も注意していただきたいのは、高熱が出て抗生物質を服用した後に、フラクトオリゴ糖を多く含む食べ物をたくさん食べさせることです。
  247. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖を多く含む食べ物にはゴボウ、ニンニク、タマネギ、ネギ、キクイモなどがある。悲しいことに、お子さんの発達障害や食物アレルギーは、お父さんやお母さんが作っていることが多い。
  248. 【花粉症心得】子どもの成績も食べ物が影響する。
  249. 【花粉症心得】「そんなことはあり得ない」とおっしゃる方がほとんどだと思いますが、実際には「子どもの体は強い」のです。
  250. 【花粉症心得】人類は5000年ほど前に農耕を始める前、根菜類、木の実、野草、小動物、魚介類、海藻、昆虫などを食べていました。原始時代の子どもは糖質制限食を摂取していたのです。
  251. 【糖質制限食心得】子どもに糖質制限食を取り入れることで、血糖値の乱高下が抑えられ、眠気や空腹感によるストレスが軽減される。これにより、一日中集中力が向上し、結果として成績も向上する。
  252. 【健康育成心得】子どもを健康に育てるためには、大腸の酪酸菌を増やすことが重要であり、糖質制限を実施することで、さらに健康的かつ賢く育てることが可能である。
  253. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖を最も多く含むのはキク科植物の根であり、特にキクイモ、ヤーコン、チコリの根を食べることが最も効果的である。ゴボウもキク科植物だが、キクイモなどに比べると含有量は少ない。
  254. 【花粉症心得】キクイモ、ヤーコン、チコリの根は入手が難しいため、現実的にはゴボウを食べることが推奨される。ゴボウは1日1本(100グラム)が目安だが、毎日食べるのはお腹がいっぱいになりやすく、現実的ではないかもしれない。
  255. 【花粉症心得】キク科以外の植物として、ニンニク、タマネギ、ネギにもフラクトオリゴ糖が含まれている。現実的な分量として、毎日ゴボウを50グラム、タマネギを1/2個程度食べるよう心がけることが推奨される。
  256. 【花粉症心得】市販の液体状の「イソマルトオリゴ糖」は、1kg約500円程度で購入できるが、小腸で分解・吸収されるため、大腸の酪酸菌やビフィズス菌を増やす効果はない。また、血糖値を上げる甘味料であるため、注意が必要である。
  257. 【花粉症心得】オリゴ糖とは、糖が3~10個程度つながった構造を持つ糖質である。
  258. 【花粉症心得】ガラクトースを含むオリゴ糖はビフィズス菌を増やす効果があるが、酪酸菌はあまり増やさない。ガラクトオリゴ糖、乳果オリゴ糖、ラフィノース(ビートオリゴ糖)などがその代表であり、市販の少し値段の高い製品はこれら3種のオリゴ糖を主成分としている。
  259. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖は1個のグルコースと複数のフラクトースから構成されているオリゴ糖で、酪酸菌、ビフィズス菌、アッカーマンシア菌を増やす効果がある。
  260. 【花粉症心得】オリゴ糖とは異なるが、難消化性デキストリンは特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品としてよく使用されている。これはでんぷんを加熱分解して作られたもので、酪酸菌を増やす効果に関する報告はない。
  261. 【花粉症心得】レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)は、ごはんや加熱したポテトを冷やすことで生成される分解しにくいでんぷんであり、さまざまなでんぷんを含む食品に存在するため、私たちは日常的に摂取している。しかし、これを日常的に食べてもアレルギーが治ることはなく、酪酸菌も増えない。
  262. 【花粉症心得】植物に含まれる硬い繊維であるセルロースは、大腸でほとんどが分解される。私たちは日常的にセルロースを摂取しているが、アレルギーが治ることはなく、酪酸菌も増えない。
  263. 【花粉症心得】ペクチンはリンゴなどの果物の皮に含まれる繊維で、リンゴを煮て冷やすとゼリー状に固まるのはペクチンによるものである。私たちは日常的にペクチンを摂取しているが、アレルギーは治らず、酪酸菌も増えない。
  264. 【花粉症心得】以上のように、食物繊維として圧倒的に優れているのはフラクトオリゴ糖である。
  265. 【花粉症心得】食物繊維を摂取すると、大腸でビフィズス菌、酪酸菌、プロピオン酸菌などが増加し、〝おなら〟が出ることがある。〝おなら〟が多いということは酪酸菌が豊富であることを示しており、これは非常に良いことである。
  266. 【花粉症心得】ビフィズス菌と酪酸菌が増えると、〝おなら〟は悪臭を放たなくなる。臭くないおならはさらに良い状態を示している。
  267. 【花粉症心得】〝うんち〟について「バナナのような形のものが良い」という意見がありますが、これは間違いである。食べ物は胃で酸性になり分解され、小腸では中和された後にさらに分解・吸収される。
  268. 【花粉症心得】鉄、亜鉛、カルシウムなどのミネラルは主に十二指腸で吸収されるが、実際に吸収される量はわずかで、ほとんどは大腸に送られる。
  269. 【花粉症心得】大腸では食物繊維を利用して酪酸菌やビフィズス菌が増え、酸が生成されて酸性の環境が作られる。酸性が強くなることで、鉄、亜鉛、カルシウムなどのミネラルは溶けやすくなり、これらのミネラルは大腸で簡単に吸収される。
  270. 【花粉症心得】大腸細胞が元気であれば、ミネラルやビタミンを吸収する一方で、水分も吸収されるため、〝うんち〟は硬くなりやすい。
  271. 【花粉症心得】〝うんち〟が柔らかい状態は、吸収が悪いことを示している。理想的なのは、少し硬い〝うんち〟である。
  272. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖などをたくさん摂取して酪酸菌を増やすことで、〝うんち〟は硬めの状態になる。
  273. 【花粉症心得】微生物は原核生物である「細菌」と、真核生物である「菌類」「原生動物」に分けられる。真核生物は染色体を持つ生物で、私たち人間もこのグループに属する。菌類は別名カビやキノコと呼ばれ、人間はこれらの生物に近い存在である。
  274. 【花粉症心得】ゾウリムシなどは原生動物に属し、人間に近い存在であるが、細菌は私たちやゾウリムシとは大きく異なる生き物である。微生物の中で、私たちは細菌とカビ・キノコをよく食べており、毒素を作らないカビやキノコは安全に摂取できる。
  275. 【花粉症心得】グラム陰性細菌が増殖すると「腐った」と表現され、不快なにおいを発する。この嗅覚による「発酵」と「腐った」の判断能力は、本能に根ざしている。
  276. 【花粉症心得】最高の体調を維持するためには、「フラクトオリゴ糖をたくさん摂取して大腸の酪酸菌を増やし、糖質制限を行う」ことが重要である。
  277. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖は、砂糖(ブドウ糖と果糖がつながった2糖)に果糖(フラクトース)が1個から10個程度ついた糖である。果糖が50個や100個と大量についたものは、イヌリンと呼ばれる。
  278. 【花粉症心得】大腸で酪酸菌を増やす力が強いのは、果糖の数が少ないフラクトオリゴ糖である。
  279. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖をたくさん摂取すると大腸で酪酸菌が増えることについて、多くの論文が発表されており、これは間違いのない事実である。
  280. 【花粉症心得】最終的に、私は「酪酸菌が増えるとアレルギー、自己免疫疾患、その他多くの不調が改善する」と結論づけた。
  281. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖を摂取すると、以下のような体の変化が起こり、それによって改善される症状もある。
  282. 酪酸は、体の炎症を抑える
    改善される症状:花粉症、アレルギー性鼻炎、喘息、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、食物アレルギー、ペットアレルギー、光線過敏症、金属アレルギー、寒暖差アレルギー、痔、関節リウマチ、潰瘍性大腸炎、うつ病、パニック障害、自律神経失調症、睡眠障害、過敏性腸症候群、肌のシミ・シワの抑制、虫刺されによる腫れの抑制。
  283. 酪酸は、大腸と回腸からインスリンを放出させるホルモンGLP-1を放出させる
    改善される症状:糖尿病。
  284. 酪酸は、大腸細胞のエネルギー源になって大腸細胞を元気にする
    改善される症状:便秘、下痢、骨粗しょう症。
  285. 作用はわからないが、改善される症状または作用
    肌の水分が上がりつるつるになる、血流をよくして冷え症を改善、記憶力がよくなる、目覚めがよくなる、血管が太くなる、風邪やインフルエンザになる回数が減る。
  286. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖を摂取することは、認知症の予防にもつながる。
  287. 【花粉症心得】最も多い4つの認知症(アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性、前頭側頭型)は、老化によって脳の血管の血流が悪くなることが根本原因である。フラクトオリゴ糖は血流を良くするため、認知症の予防に寄与する。
  288. 【花粉症心得】空腹時には回腸と大腸からGLP-1というホルモンが放出され、膵臓から微量のインスリンが分泌されて血糖値を下げる。血糖値が低い状態では、インスリンが脳の毛細血管から脳内部に入り、海馬の神経幹細胞を分化させて記憶細胞を増やす。これにより、認知機能の向上が期待できる。
  289. 【花粉症心得】反対に、高血糖状態は酸化ストレスを引き起こし、脳の毛細血管にダメージを与える。このダメージが認知機能の低下につながる可能性がある。
  290. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖の摂取と糖質制限に取り組んだ結果、約1か月ほどで認知機能が大幅に改善した。
  291. 【花粉症心得】認知症は老化現象であり予防は難しいが、体が衰える前に脳が衰えることは避けたいものである。フラクトオリゴ糖を摂取して大腸の酪酸菌を増やすことで、認知機能の低下を防ぐことができる。
  292. 【花粉症心得】肌に紫外線があたると炎症が起き、それがシミやシワの原因となる。また、アレルギーがあると肌がかさかさになる。酪酸菌は肌の炎症とアレルギーを抑える効果がある。
  293. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖を摂取するようになってから、肌はいつもつるつるで、水をはじくため肌荒れがまったくなくなった。それ以来、新しいシミもできていない。
  294. 【花粉症心得】毒性のある物質や病原菌が大腸に入った際、大腸は細胞のつながり(タイトジャンクション)を緩め、血液から大量の水を放出して下痢を引き起こし、それによって排出する仕組みがある。
  295. 【花粉症心得】下痢以外ではリーキーガットは起こりませんが、抗生物質などによって腸内フローラが攪乱された時に発生します。リーキーガットを防ぐためには、酪酸菌と大腸の表面で増殖するアッカーマンシア菌が重要である。
  296. 【花粉症心得】そのため、私はフラクトオリゴ糖を摂取していれば、リーキーガットを防ぎ、自己免疫疾患の発症を予防できると考えている。
  297. 【花粉症心得】私は、大腸の酪酸菌を増やすことで免疫力がかなり向上すると考えている。免疫力が高まれば、がんの予防にもつながる。がんは慢性炎症によって引き起こされるという説があり、酪酸菌が増えることであらゆる炎症を抑えるため、がん予防に有効であると期待される。また、糖質制限もがん予防に効果的であるため、おすすめである。
  298. 【花粉症心得】がん細胞はブドウ糖だけをエネルギー源とするため、糖質制限を行うと、体はケトン体をエネルギー源として利用するようになる。ケトン体ではがん細胞は増殖しないため、糖質制限はがん細胞の活性を抑える効果が期待される。
  299. 【花粉症心得】さらに、免疫力を向上させるビタミンDのサプリメントを毎日50マイクログラムほど摂取することで、がん細胞を強力に抑える効果が期待できる。
  300. 【花粉症心得】記憶は脳の海馬という領域で形成され、信号が前頭葉に送られて長期間保存される。しかし、海馬や前頭葉の神経細胞は徐々に死滅し、数が減少していく。一方で、脳の中では海馬の細胞だけは増える特性がある。
  301. 【花粉症心得】海馬を増やすシグナルを出すのはインスリンである。したがって、記憶力を向上させるにはインスリンを脳に入れる必要がある。インスリンは血液中を流れるが、血糖値が高いと脳に入りにくくなる。
  302. 【花粉症心得】実は、血糖値が低い時にはインスリン濃度も低くなってしまう。そのため、低血糖の時に少量のインスリンを放出させる必要がある。このホルモンが、小腸の回腸と大腸から分泌されるGLP-1である。
  303. 【花粉症心得】酪酸菌はGLP-1を放出させるため、記憶力を向上させる効果がある。
  304. 【花粉症心得】ただし、一日中血糖値を下げておくことが望ましいため、同時に糖質制限を行うことをおすすめする。
  305. 【花粉症心得】もちろん、ヨーグルトは体によいと考え、無糖のものを毎日のように食べていた。しかし、ごく普通の生活を送りながら健康によいものを摂取していても、常に軟便の状態が続いていた。軟便が続くと、肛門の周りに炎症が生じることがある。
  306. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖を摂取することで、脳の炎症が軽減され、すぐに眠れるようになり、熟睡できるようになる。睡眠障害は、ストレスなどによる脳の炎症が原因である。
  307. 【花粉症心得】うつ病は、ストレスや感染などによって脳に炎症が起こることが原因であり、さまざまな体内の炎症性サイトカインの量が増加することで引き起こされる。
  308. 【花粉症心得】実は、うつ病はホルモンの一種であるセロトニンが増えることで改善される。セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれ、うつ治療のターゲットとなる重要なホルモンである。
  309. 【花粉症心得】セロトニンが減少することによってうつ症状が現れ、逆にセロトニンの量が増えることでうつが改善されるというメカニズムである。セロトニンは人間の体内で生成できる物質であり、たとえば朝日を浴びるだけで脳内にセロトニンが生成される。
  310. 【花粉症心得】セロトニンの作用を高める薬として、抗うつ薬(向精神薬)の投与が一般的であるが、向精神薬は非常に危険である。長期間の向精神薬の投与によってシナプスが破壊され、自殺時の恐怖心が薄れていく可能性がある。
  311. 【花粉症心得】酪酸菌は継続的にセロトニンを増やすことができるため、フラクトオリゴ糖を摂取することでうつの改善効果が持続する。
  312. 【花粉症心得】骨密度を上げるために「カルシウムを多く摂るのが良い」と考えている人が多いが、これは間違いである。カルシウムを多く摂取しても、血中濃度を一定に保つ機能が働くため、腸ではほとんど吸収されない。
  313. 【花粉症心得】骨に衝撃を与える運動を行うと、新しい骨芽細胞が増え、カルシウムの血中濃度が下がり、腸からの吸収が促進される。したがって、カルシウムをたくさん摂取することよりも、骨に衝撃を与えるジャンプやジョギングなどの運動が重要である。
  314. 【花粉症心得】ビタミンDとビタミンKを多く摂取することは、カルシウムを摂ることよりも重要である。
  315. 【花粉症心得】ビタミンDはカルシウムの吸収や輸送を行い、骨を固くする作用(石灰化)もある。また、ビタミンKも骨を固くする作用がある。ビタミンDは毎日数時間太陽光に当たることで十分な量を生成でき、魚、キノコ、卵などに含まれるが、これらからはせいぜい1日10マイクログラム程度しか摂取できない。
  316. 【花粉症心得】ビタミンDを50マイクログラム程度、サプリメントで補うことをおすすめする。
  317. 【花粉症心得】ビタミンKは緑色の野菜、海藻、納豆に含まれており、特に納豆には大量に含まれている。
  318. 【花粉症心得】納豆には納豆菌が増殖しており、この菌は呼吸(エネルギー生産)を行う過程でビタミンKを大量に生成する。
  319. 【花粉症心得】骨粗しょう症になってしまうと、骨を破壊する反応(骨吸収)を抑えるビスホスホネートという薬、ビタミンD、ビタミンKが処方される。
  320. 【花粉症心得】骨密度が低いと治療を受けている人々がフラクトオリゴ糖を摂取すると、6か月から1年で改善することがある。
  321. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖を摂取して大腸の酪酸菌が増えると、大腸は酸性になります。酸性になることでカルシウムが溶け、溶けたカルシウムは簡単に吸収される。
  322. 【花粉症心得】便秘を引き起こす病気の代表が過敏性腸症候群である。過敏性腸症候群は便秘と下痢を繰り返し、腹痛を伴うのが特徴である。原因はストレスなどさまざまで、詳しくわからないケースも多い。
  323. 【花粉症心得】大腸がんや自己免疫疾患のクローン病により大腸が詰まると、便秘が発生する。また、糖尿病やパーキンソン病でも便秘になることがある。さらに、向精神薬や抗がん剤などの薬でも便秘が起こる。
  324. 【花粉症心得】薬や病気も便秘の原因にはなりますが、私たちの便秘の大部分は、病気や薬によるものではない。
  325. 【花粉症心得】日本では便秘の治療にセンナなどの刺激性下剤が多く使用されてきたが、これを飲むと腹痛を引き起こすことがある。また、長期間使用していると大腸が動かなくなることもある。
  326. 【花粉症心得】2017年の女性のがんによる死因第1位は大腸がんである。女性は便秘が多いため、大腸がんが多いと考えられがちだが、それは間違いである。
  327. 【花粉症心得】便秘と大腸がんはまったく関係がないことが明らかになっており、急増している潰瘍性大腸炎や刺激性下剤の使用が大腸がんの増加の要因と考えられている。
  328. 【花粉症心得】刺激性下剤は絶対に飲まないでください。刺激性下剤はドラッグストアでも販売されているため、十分に注意が必要です。
  329. 【花粉症心得】最近は浸透圧性下剤と呼ばれる酸化マグネシウムがよく使用されている。これは副作用の心配がほとんどないが、血中のマグネシウム濃度が高くなることがある。
  330. 【花粉症心得】刺激性下剤と酸化マグネシウムは市販されており、一般的にはほとんどの人がこれらを使用している。病院に行けば、上皮機能変容薬や胆汁酸トランスポーター阻害薬なども処方されることがあるが、これらの処方薬は強制的に下痢を引き起こすものである。
  331. 【花粉症心得】便秘についていろいろと説明してきましたが、便秘の改善に最も効果があるのは運動である。特別な運動をする必要はなく、日常的な運動が大切です。
  332. 【花粉症心得】運動に加えてフラクトオリゴ糖を摂取し、酪酸菌を増やすことで、さらに便通が良くなる。ただし、大腸の酪酸菌が増えると大腸が元気になり、便が固くなることを忘れないでください。心配はありません。便が固くなっても便秘にはならない。
  333. 【花粉症心得】これは血流が良くなったことが原因ですが、実際には大腸の酪酸菌が増えることで血流が良くなるメカニズムはよくわかっていない。
  334. 【花粉症心得】腸内フローラの研究で有名な辨野義己博士は著書『100歳まで元気な人は何を食べているか?』(三笠書房)で、「100歳まで元気で長生きしている人の便は酪酸菌を大量に含んでいる」と述べている。
  335. 【花粉症心得】辨野博士は、日本全国から非常に多くの健康な百寿者の便を集め、腸内フローラの分析を行った。その結果、百寿者は全員、大腸の酪酸菌が多いことがわかった。
  336. 【花粉症心得】東北大学名誉教授の近藤正二博士は、1935年ごろから35年間にわたり、日本全国の長寿村と短命村で食べているものを徹底的に調査し、著書『日本の長寿村・短命村─緑黄野菜・海藻・大豆の食習慣が決める』(サンロード)にまとめた。
  337. 【花粉症心得】近藤博士は、「長寿村では野菜、海藻、大豆をたくさん食べ、動物性タンパク質は少ない」と述べ、「短命村では米をたくさん食べている」と結論づけた。
  338. 【花粉症心得】ダン・ビュイトナーは、世界の長寿村の食事と生活を調査し、『ブルーゾーン 世界の100歳人に学ぶ健康と長寿のルール』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を執筆した。
  339. 【花粉症心得】ビュイトナーは、「長寿村では野菜、ナッツ、豆類をたくさん食べ、動物性タンパク質は少ない」と結論づけている。
  340. 【花粉症心得】近藤博士とビュイトナーの結論はほぼ同じであり、野菜とナッツ、豆類をたくさん食べることが健康な百寿者を生み出す。これらの食材は大腸の酪酸菌を増やしてくれる。フラクトオリゴ糖を摂取して酪酸菌を増やすことで、「ピンピンコロリ」に近づけるのだ。
  341. 【花粉症心得】明治大学科学コミュニケーション研究所というサイトでは、市販のサプリメントの有効性を評価している。このサイトではそれほど多くのサプリメントを調査しているわけではないが、EPAとDHAには有効な作用があるとされている一方で、ヒアルロン酸、グルコサミン、コラーゲン、コエンザイムQ10には有効性がないと評価している。私も市販のサプリメントにはほとんど有効なものはないと考えている。
  342. 【花粉症心得】これらの有効性のないサプリメントを大手企業が堂々と販売していることは驚きである。
  343. 【花粉症心得】乳酸菌サプリに関して、乳酸菌(ラクトバチルス)を添加しても、ほとんどが胃で死滅してしまう。生き残ったものも小腸や大腸で増殖することはなく、健康に対する効果はまったくない。
  344. 【花粉症心得】ビフィズス菌サプリについて、ビフィズス菌も胃でほとんどが死滅してしまう。生き残ったものは大腸で増殖できるが、もともと大腸には1グラムあたり10億個以上のビフィズス菌が生息しているため、摂取する意味はない。ビフィズス菌は酪酸菌に比べて非常に少ない細菌であり、これを少し増やしても便通を改善する程度の効果しか期待できない。
  345. 【花粉症心得】納豆菌サプリについて、納豆菌を添加しているサプリメントもありますが、まったく意味がありません。「納豆キナーゼが血液をさらさらにする」と宣伝する会社もありますが、納豆キナーゼはタンパク質であり、小腸でアミノ酸に分解されるため、血流に入ることはありません。
  346. 【花粉症心得】乳酸菌生産物サプリについて、乳酸菌生産物質という怪しいサプリメントがあります。これには乳酸などが含まれていると推測されますが、乳酸を摂取しても小腸で吸収されるため、大腸に対する影響はありません。
  347. 【花粉症心得】酪酸菌と短鎖脂肪酸サプリについて、酪酸菌と短鎖脂肪酸を添加しているサプリメントがあります。添加されている酪酸菌は胃では死にませんが、大腸に送られてもエサがなければ増えません。短鎖脂肪酸はおそらく酪酸を主成分としていると思われますが、これらの短鎖脂肪酸も小腸で吸収されてしまうため、摂取する意味はありません。
  348. 【花粉症心得】最後に繰り返しになりますが、ヨーグルトには何の健康効果もありません。
  349. 【花粉症心得】「市販のオリゴ糖は甘味料であり、整腸作用は弱いかほとんどない」というのが、私の答えです。
  350. 【花粉症心得】1kg約500円で売られている「オリゴ糖」は、イソマルトオリゴ糖を固形分の約50%含んでいます。残りはブドウ糖や果糖などの甘味成分であり、これが血糖値を上げて生活習慣病を促進する要因となります。
  351. 【花粉症心得】イソマルトオリゴ糖は胃や小腸で分解され、ほとんどがブドウ糖として吸収されます。これは整腸作用がほぼゼロの甘味料です。
  352. 【花粉症心得】どこのスーパーでも「北海道てんさいオリゴ」という商品が売られていますが、これはオリゴ糖であるラフィノースを固形分の約10%含み、残りの90%はブドウ糖や果糖などの甘味成分です。これもほぼ甘味料であり、整腸作用は期待できず、生活習慣病を促進する要因となります。
  353. 【花粉症心得】「オリゴのおかげ」という商品も、どこのスーパーでも売られています。
  354. 【花粉症心得】「オリゴのおかげ」には、オリゴ糖である乳果オリゴ糖が固形分の約40%含まれており、残りの60%はブドウ糖や果糖などの甘味成分です。乳果オリゴ糖の量が多いため、ビフィズス菌が増加すると考えられますが、糖質が多いため血糖値が上昇し、生活習慣病を促進する要因となります。
  355. 【花粉症心得】スーパーで売っている「○○オリゴ糖」は、すべて甘味料である。
  356. 【花粉症心得】現代の食生活では、フラクトオリゴ糖を十分に摂取するのは難しい。
  357. 【花粉症心得】現代の日本人は米を中心とした食事を摂っており、米、特に精米した白米にはビタミンやミネラルがほとんど含まれていません。もちろん、フラクトオリゴ糖も含まれていません。
  358. 【花粉症心得】炊いたごはんを食べるとカロリーが高く、人によってはごはんだけで1日に1000キロカロリー以上摂取することになります。米は糖質を75%含んでいます。
  359. 【花粉症心得】ごはんなどの糖質過剰な食べ物を中心に食べると、フラクトオリゴ糖を含む根菜類や葉物野菜をたくさん摂取することができなくなる。
  360. 【花粉症心得】さらに、現代の日本人は肉、卵、魚などのタンパク質を多く含む食品を好む傾向があります。肉や卵、魚をたくさん食べることで、ますます根菜類や葉物野菜の摂取が減ってしまいます。
  361. 【花粉症心得】現代の日本人が摂取しているフラクトオリゴ糖は1日1~3グラム程度です。私は1日10グラムは摂ってほしいと思いますが、現代の日本人の食生活ではそれが難しいようです。
  362. 【花粉症心得】学問は新しいことを明らかにすることが王道だという思いに至りました。
  363. 【花粉症心得】「大腸の本当の善玉菌は、酪酸菌である」「酪酸菌がTレグ細胞を増やす」ということです。
  364. 【花粉症心得】焦点は「酪酸菌を増やすやり方」です。
  365. 【花粉症心得】糖尿病は老化によって起こる病気であり、膵臓などの臓器の老化がその原因です。
  366. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖でアレルギーは気持ちよく治りました。花粉症、喘息、蕁麻疹は1日で症状がなくなり、リウマチの痛みもすぐに取れ、潰瘍性大腸炎の症状も緩和されました。
  367. 【花粉症心得】さらに、うつ病、パニック障害、自律神経失調症、睡眠障害も改善されました。
  368. 【花粉症心得】関節リウマチや潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患にかかってしまうと、完治することはほとんどありません。何らかの薬で症状を抑える程度のことしかできず、基本的に一生その病気に苦しめられることになります。
  369. 【花粉症心得】断言はできませんが、フラクトオリゴ糖を摂取して大腸の酪酸菌とアッカーマンシア菌を増やしておけば、自己免疫疾患を予防できる可能性があります。
  370. 【花粉症心得】花粉症、アトピー性皮膚炎、喘息は人生のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を下げますが、これらは確実にフラクトオリゴ糖で改善でき、予防も可能です。
  371. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖を摂取して酪酸菌を増やすことを普及させれば、多くの人々のQOLを高めることができると期待しています。
  372. 【花粉症心得】これが真実かどうかはわかりませんが、糖質を大量に摂取する食生活では、血糖値が下がると空腹感を強く感じます。その結果、アドレナリンとノルアドレナリンが分泌され、興奮状態になり、さらに糖質を食べたくなる傾向があります。一方、糖質制限を行い血中ケトン体濃度を上げておくと、空腹感はほとんど感じず、興奮状態にもなりません。
  373. 【花粉症心得】そこで、私はオリゴ糖の商品名を「長沢オリゴ」と名付けたのです。
  374. 【花粉症心得】フラクトオリゴ糖の効果を発見したことで、花粉症、蕁麻疹(アトピー性皮膚炎)、痔が改善されました。一日中リラックスし、熟睡することができています。
  375. 【花粉症心得】糖質制限を行うことで、肥満、高血圧、頭皮湿疹が改善され、記憶力などの脳の働きが格段に向上しました。
  376. 【花粉症心得】脳の働きが良くなったのは、フラクトオリゴ糖も関係しているかもしれません。最高の体調を作ったことで、フラクトオリゴ糖の効果が確認できたと言えるでしょう。
  377. 【花粉症心得】アレルギー、自己免疫疾患、精神疾患、発達障害などは人間が作り出した病気ですが、それらは食事によって簡単に治し、予防できるものです。
  378. 【花粉症心得】「最高の腸活」と「最高の糖質制限食」を中学や高校で教育する日が一日も早く訪れることを、強く願っています。
  379. 【花粉症心得】私は「あらゆる欲を持たない」ことを信条としています。物欲は経済の発展につながりますが、それが自分たちの生活環境を悪化させることにもつながります。
  380. 【花粉症心得】名誉欲は他人を下に見る態度につながり、それは不快以外の何ものでもありません。
  381. 【花粉症心得】欲するものを食べる食欲は、自分の体を壊す原因になります。食べるものが美味しい必要はないというのが私の考えです。
  382. 【花粉症心得】人は同時代や将来の人たちの役に立つことをすればよいだけです。特に、長期的な展望を持ち、将来の人たちのために努力することが重要だと言えるでしょう。
  383. 【花粉症心得】今、世間を見渡すと、ほとんどの人が自己中心的で、人類の将来をまったく考えずに近視眼的に生きているように感じます。
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