今から 20年以上前、当社がまだ会計ソフトの販売店だった頃の話です。ある日、経理伝票を会計ソフトに入力していたときのことです。何か数値がおかしいのでよく調べてみると、試算表が正確に計算されていないことに気づきました。その会計ソフトは当時、当社がメインで販売していた経理ソフトです。これはまずい、お客様に迷惑をかけてしまうと急いでメーカーに連絡をしました。 すると、メーカーの担当者は「すぐ調べます」とのことでした。私は少し嫌味っぽく「御社の試算表もおかしな数値になっていると思いますよ。気づかなかったんですか」と言いました。すると担当者は「すみません。当社の経理は他社の会計ソフトを使っているのでわからなかったんです」。 これは皆さんご存知ない話だと思います。実は世の中に会計ソフトはたくさん存在していますが、ほとんどのメーカーは自社の会計ソフトを使っていないのです。自社で使わないものを他社に売るなんて、いったい、どうなんでしょうね。 たまにアマゾンの口コミを見ると、使いはじめてすぐに壊れたとか、電池が入れにくいなどのコメントがたくさん書かれています。使ってみればすぐにわかるような粗悪なものを大量生産し、交換、返品なんかしていたらすぐに利益は吹き飛んでしまいます。 顧客に自社商品のアンケート調査をする前に、まず自社の製品やサービスを自分で使ったり、利用したりすることは非常に重要だと思います。
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